第 27 回 JA 全国大会議案の検討体制と今後のすすめ方について平成２７年４月全国農業協同組合中央会１．大会議案審議会等の設置（１）大会議案審議会 ○ 第 27 回 JA 全国大会の議案を策定・審議するため、「第 27 回 JA 全国大会議案審議会」（以下「大会議案審議会」）を設置した。 ○ 昨年８月以降、総合審議会では「農業生産の拡大、農業者の所得増大、地域の活性化に向けた JA の事業・組織のあり方」など、第 27 回 JA 全国大会議案への反映が予定される課題について、先行して検討をすすめてきた。 ○ このため、大会議案審議会は、委員長を本会会長、副委員長を本会副会長、委員を「総合審議会」委員（JA 組合長、県中・県連・県本部代表者、全国連会長・理事長、青年部・女性部の代表者等で構成）を基本として構成した。（２）大会議案審議専門委員会 ○ 大会議案審議会のもと、議案内容の専門的な検討を目的として、「第 27 回 JA 全国大会議案審議専門委員会」（以下「専門委員会」）を設置した。 ○ 専門委員会は、委員長を「総合審議会 JA 改革専門委員会」座長、委員を「総合審議会 JA 改革専門委員会」委員（JA・県中・県連・全国連の常勤役員、青年部・女性部の代表者で構成）を基本として構成した。２．検討のすすめ方 ○ 本年３月に大会議案審議会を開催し、大会議案の検討を開始した。 ○ 大会議案の検討にあたっては、専門委員会を適宜開催し、その検討経過を大会議案審議会に報告し、審議・検討する。 ○ 新中央会については、あり方の検討とあわせ、多くの論点もあることから、総合審議会中央会改革専門委員会で検討を行い、大会議案の審議に反映していくこととする。 ○ また、「JA グループ自己改革に関する有識者会議」を本年４月以降開催するほか、研究者等へのヒアリングを行い、有識者の意見を大会議案の検討に反映していく。 1 ○ なお、審議会等の検討状況については、本会理事会に適宜報告する。 ○ これらの検討を踏まえ、本年７月に組織協議案をとりまとめ、７月から９月にかけて組織協議を行い、10 月に JA 全国大会議案として決定する。 ※ 検討スケジュールは次頁参照以上 2 第 27 回ＪＡ全国大会開催までのスケジュール（予定）時期内容全中理事会 ≪「大会議案審議会」「専門委員会」の設置等≫ ３月第１回大会議案審議会（環境、前回総括等）第１回専門委員会（環境、前回総括等）第２回専門委員会（主要論点等）４月第２回大会議案審議会（主要論点等）５月第３回専門委員会第３回大会議案審議会（有識者会議）６月第４回専門委員会（組織協議案）第４回大会議案審議会（組織協議案）７月～８月全中理事会 ≪組織協議案の決定≫ 東日本、西日本代表者会議組織協議第５回専門委員会（組織協議のとりまとめ）９月第５回大会議案審議会（大会議案） 10 月全中理事会（10/１） ≪大会議案の決定≫ 第 27 回ＪＡ全国大会（10/15、ＮＨＫホール） 3 参考資料 JA 全国大会決議の概要（直近３回）主題第 24 回（H18) 第 25 回（H21) 第 26 回（Ｈ24）食と農を結ぶ活力ある JA づくり大転換期における新たな協同の創造次代へつなぐ協同－「農」と「共生」の世紀を実現するために－・品目横断的政策導入に応じた担い手づく農業り・・生産管理と生産履歴農村記帳の徹底・販売事業改革地域・生活事業・経営－農業の復権、地域の再－協同組合の力で農業と地域を豊かに－生、JA 経営の変革－・農業生産額と農業所得の増大をめざした地域農業戦略・組合員意向調査に基づく農地利用長期ビジョン・食農教育・高齢者の生活支援・地域の実態に応じた【JA 地域くらし戦略】 JA くらしの活動の総・ライフラインの一翼を合推進担う JA の総合機能・支店を拠点に地域コミュニティの活性化・組合員加入促進・女性・担い手等の JA 運営への参画・広報体制の確立・内部統制の確立【JA 経営基盤戦略】・意識改革と人材育成・組織基盤強化、組織活動支援・JA 経営の健全性向上・目標明確化による組合員加入促進・組合員組織の活性化による利用・参加促進・多様な意思反映の仕・JA 毎のビジョンと組み戦略の策定（ No.1 ・JA 経営管理の高度宣言）化と県域戦略の策定【国民理解の情勢】・JA 広報活動・農を軸とした「いのち・くらし・地域」を守る運動広報・その他実践【JA 地域農業戦略（地域営農ビジョン運動）】・新たな担い手づくりと農地フル活用・生産販売戦略・食の安全対策・重点取組事項（12）・重点実施事項（5）・実践事項（15）の進捗管理の進捗管理の進捗管理 4