1.一次審査会 2.入賞作品 3.審査員講評

記 者 資 料 提 供 (平 成 27 年 5 月 28 日 )
市民参画推進局
文 化 交 流 部 古 泉 ・幸 福 ・前 田
TEL:078-322-6598 内 線 3975
E-mail:[email protected]
神戸ビエンナーレ 2015 出展作品決定!!(第5弾)
「グリーンアートコンペティション」の一次審査結果
神戸ビエンナーレ 2015 に向けたコンペティションの審査会を進めており、今回は「グリーンアートコンペティション」
の一次審査会が行われ、応募総数 46 作品から入賞 6 作品を選考しました。
1.一次審査会
審査日
平成 27 年 5 月 13 日(水曜)
場所
神戸市役所内会議室
審査員
涌井 史郎
造園家、東京都市大学環境学部教授
石原 憲一郎
兵庫県園芸・公園協会花と緑のまちづくりセンター長
たほ りつこ
東京藝術大学美術学部教授
大森 正夫
京都嵯峨芸術大学大学院教授
吉田 泰巳
神戸ビエンナーレ 2015 総合プロデューサー
2.入賞作品
6 作品
※詳細は別添の一覧表の通り
3.審査員講評
・グリーンアートコンペティションは4回目を迎え、応募作品の内容も充実してきており、純粋なアートの世界からアプロー
チする作品、植物を違った目線で見せる作品、建築的な要素を含む作品、科学的な表現を取り込んだ作品といったジ
ャンルに分けられ、それぞれを代表するような作品をバランス良く選定することができた。
・今回の入賞作品は、まちづくりのテーマにも結びつく壁面緑化や、生物多様性、まちなかの隙間空間の緑化、日本の
美・伝統文化、地球環境問題、室内・暮らしといった都市のいろいろな局面を現す作品を選ぶことができ、完成が非常
に楽しみである。
・他の展示会等で完成例がなく、神戸ビエンナーレで初めて実現させるような挑戦的な作品を期待している。
4.賞・賞金
・神戸ビエンナーレ大賞
…賞状、トロフィー、賞金 100万円
・入賞
…賞状、賞金
20万円
※入 賞 作 品 の中 から、二 次 審 査 (実 物 )で大 賞 を決 定 。
5.今後のスケジュール等
二次審査:9月15日(火曜)午前
入 賞 作 品 の中 から、大 賞 を決 定 。
展示期間:2015年9月19日(土曜)~11月23日(月曜・祝):66日間
展示場所:ハーバーランド等
6.応募状況
46 作品
7.問合せ先
神戸ビエンナーレ組織委員会事務局
〒650-8570 神戸市中央区加納町 6-5-1 神戸市役所1号館 17 階
TEL:078-322-6598、FAX:078-322-6136、E-mail: [email protected]
○神戸ビエンナーレホームページ URL:http://www.kobe-biennale.jp/
※他コンペティション追加入賞者情報
「しつらいアート国際コンペティション」において、一次審査会で、作品の実現性の確認のため、入賞保留となっていた
作品について確認がとれたため、入賞作品として別添の通り発表いたします。
神戸ビエンナーレ 2015「グリーンアートコンペティション」入賞者一覧
1. 作家名/福井工業大学 近藤研究室、笠井研究室
作品名/「Green Emotion」
居住地/福井県
作品コンセプト/
緑のカーテンをスクリーンに用い、映像をインタラク
ティブに投影する植物と光のメディアアートである。
日々の栽培管理はインターネットを通じて遠隔で行
われ、投影される映像もプログラムにより自動的に生
成される。
2.作家名/makotwo
作品名/「嗚滝」
居住地/京都府
作品コンセプト/
先人が残してくれた沢山の自然に囲まれ、四季の中にある紅葉や水のせせらぎを感じられる風景。
いつも質の高い自然が身近にあり、人と自然が共存する空間を提唱します。
3.作家名/東
巧
作品名/「Organic-Circle
~豊かな自然の恵みとの対話~」
居住地/東京都
作品コンセプト/
『市中の山居』の象徴である露地を現代風に再構築。
数寄屋建築のイメージを持ち、美しい隙が特長である柾割竹に包まれた 3 重構成のサークル。(外露地・
内露地・草庵)
サークル中の風情ある緑、水の音、土の香りを感じながら奥へと歩むにつれ、俗塵を離れた非日常的空
間に陶酔。
その中で自然は問いかけてきます・・・自然(オジギソウ)との対話をお楽しみ下さい。
4. 作家名/LAB. Lab. (Landscape Architecture for Biodiversity - laboratory/ラブラブ)
品名/「水を紡ぐ」
居住地/東京都
作品コンセプト/
六甲山の自然が育む一滴の水。各時代の六甲山の植生を象徴する植物によって私たちの暮らしと六甲山
の歴史を表現しつつ、プラスチックカップでこれら植物を育て、その間に水を流すことで自然の恵みを
表現した。
5.作家名/錦織
真也
作品名/「スキ間に棲む植物と私」
居住地/宮城県
作品コンセプト/
植物と人間の居場所を等価にあつらえたベンチ。
植物と同じ視点で座ることで、人間対植物という関係ではなく、都市の自然の一部としての人間と植物
との関係を構築する。
6.作家名/禿鷹墳上
作品名/「春望」
居住地/茨城県
作品コンセプト/
人間中心的近代文明がもたらした温暖化で死にかける 1 本の枯木とその技術、理性至上の近代文明を暗
示する金属製の松葉杖に辛うじて支えられる表現を通して、21 世紀の現代文明における自然との調和の
大切さを改めて喚起する。
以上、6 作品(応募受付順)
※作品イメージは応募時のものです。実際の展示とは異なる場合があります。
神戸ビエンナーレ 2015「しつらいアート国際コンペティション」追加入賞者
「しつらいアート国際コンペティション」において、一次審査会で、作品の実現性の確認のため、
入賞保留となっていた作品について確認がとれたため、入賞作品として別添の通り発表いたします。
○作家名/二口谷
俊介
作品名/「無実な事実。」
居住地/石川県
作品コンセプト/
聴く人によって音の意味は変わってくる。海はあなたにどのような音を届けてくれるのでしょうか。
※作品イメージは応募時のものです。実際の展示とは異なる場合があります。