Barracuda Backup Service Quick Start Guide

Barracuda Backup Server -クイックスタートガイド
Barracuda Backupは、統合ソフトウェア、オンサイトストレージアプライアンス、およびBarracuda
Cloud Storageまたは別のBarracuda Backupへのオフサイトレプリケーション(オプション)を組み合わ
せた低価格のソリューションです。Barracuda Backupは、ローカルに保存されたバックアップによる迅速
なリストア、およびセキュアなオフサイトストレージによる障害復旧とコンプライアンスを実現 します。
本書ではBarracuda Backupのセットアップ手順を説明します。セットアップを開始する前に、この手順を
よく読むことを推奨します。
Barracuda Backupのリンク
アカウントの料金を支払ったら、Barracuda Backupをリンクして、バックアップを開始する必
要があります。Barracuda Backupをリンクするには、下記の手順に従います。
1. http://login.barracuda.comに移動およびログインします。アカウントがない場合は、「ユー
ザの作成」をクリックし、アカウントの作成手順に従って、ログインします。
2. ログインしたら、ページ左側の「Backup」をクリックします。Barracuda Backupを最初に
リンクする場合はページ左側の「Backupのセットアップを開始」、それ以外の場合はペー
ジ左側の「Barracuda Backupのリンク」をクリックします。
3. 「新しいBarracuda Backupのリンク」ページで、下で説明するステッカーの「シリアル番
号」と「リンクコード」を入力し、「種別」を指定し、「続行」をクリックします。
4. 下記のいずれかの導入モードを選択します。
 クラウド導入 - Barracuda Cloud Storageにデータをレプリケーションする場合は、フォ
ームに入力し、Barracuda Cloud Storageサービスプランを選択します。サイト間レプリ
ケーションには、 Barracuda Cloud Storageサービスプランが不要です。
 ローカル管理(コネクションレス)導入 - アプライアンスをBCC(Barracuda Cloud
Control)と別に管理するには、「アプライアンスのローカル管理」チェックボックスを
オンにします。
重要: レプリケーションはサイト間に制限されています。
5. 「Barracuda Backupのリンク」をクリックします。
機器、部品などの確認
下記の機器、部品などがあることを確認します。
 Barracuda BackupとAC電源ケーブル(付属)
 Barracuda Backupのシリアル番号とリンクコード(本書の右側)
 サーバがバックアップする接続およびアクセス情報
 VGAモニタとUSBまたはPS/2キーボード(推奨/お客様がご準備)
 イーサネットコネクション(イーサネットモデルの場合)*
 LC SFPまたはSFP+コネクション(LCファイバモデルの場合)*
*ケーブルはアプライアンスモデルによって異なります。詳細については、
https://techlib.barracuda.com/BBS/HardwareSpecをご参照ください。
設置
Barracuda Backupを設置するには、下記の手順に従います。
1. Barracuda Backup(アプライアンス)を19インチラックに固定するか、安定した場所に設置
します。
2. アプライアンスのバックパネルのイーサネットポートにネットワークスイッチのイーサネッ
トケーブルと追加のケーブル(必要に応じて)を接続します。
3. アプライアンスに電源ケーブル、モニタ、およびキーボードを接続します。
4. アプライアンスのフロントパネルの「POWER」ボタンを押して、電源をオンにします。
導入オプション
 クラウド導入 - Barracuda Backupを企業ファイアウォールの内側に設置している場合は、
Barracuda Backupとバラクーダネットワークスの間の通信を許可するために下記のポートを
開く必要があります。
 80/443、1194、および5120~5129: TCPとUDPの両方のアウトバウンドの通信に必要で
す。5120~5129: Barracuda Cloud Storageにデータをレプリケーションするために使用
します。Barracuda Backupは、上記のポートを使用して、オフサイトストレージにイン
ターネット上でデータをセキュアに転送します。上記のポート上のアウトバウンドネット
ワークトラフィックをバラクーダネットワークスのみに到達するように制限するには、バ
ラクーダネットワークスのテクニカルサポート(http://www.barracuda.co.jp/support)に
お問い合わせください。
デフォルトでは、Barracuda BackupはDHCPを使用してネットワーク上のIPアドレスを取得
するように設定されています。スタティックIPを指定するには、コンソール管理インターフ
ェースを使用します。詳細については、https://techlib.barracuda.com/BBSConsoleをご参照
ください。
 ローカル管理(コネクションレス)導入 - Barracuda Backupを初期設定するには、ポート
80/443のTCPおよびポート1194のTCP/UDPを使用してインターネットに接続し、Barracuda
Backupを登録する必要があります。リンクプロセスで登録したBarracuda Backupはオフラ
インになるため、インターネットに接続する必要はなくなります。詳細については、
https://techlib.barracuda.com/BBS/LocalControlをご参照ください。
STICKER WITH SERIAL NUMBER
AND LINKING CODE
Barracuda Backup Server
Barracuda Backup Server -クイックスタートガイド
バラクーダネットワークスへのコネクションの確認(クラウド導入の場合のみ)
設置、電源のオン、およびリンクを行ったBarracuda Backupは、緑のステータスライトが名前
の右側に付いて、ページ左側に表示されます。Barracuda Backupのステータスが緑である場合
は、次の手順に進みます。それ以外の場合は、手順3に戻ってBarracuda Backupのネットワーク
設定および接続を修正するか、バラクーダネットワークスのテクニカルサポート(
http://www.barracuda.co.jp/support)に追加の手順をお問い合わせください。
バックアップ元デバイスの設定
Barracuda Backupと同じネットワーク上のサーバをバックアップ元デバイスとしてセットアッ
プするには、下記の手順に従います。
1. Barracuda Backupにログインします。
2. LinuxおよびWindowsデータソースの場合は、システム > ソフトウェアダウンロードから
Barracuda Backup Agentをインストールします。
3. バックアップ > ソースに移動し、「コンピュータの追加」をクリックします。
4. 下記のバックアップ元情報を入力します。
a. 「バックアップの有効化」 - 設定したバックアップスケジュールに基づくバックアップを
有効にするには、オンにします。
b. 「コンピュータの説明」 - サーバの識別名を入力します。
c. 「コンピュータ名」 - FQDNまたはIPアドレスを入力します。値はローカルネットワーク
上で解決可能である必要があります。
d. 「コンピュータタイプ」 - データソースデバイスのタイプを選択します。
e. 要求されるコネクション情報は、選択した「コンピュータタイプ」によって異なります。
ネットワークファイル共有をバックアップするには、「ファイル共有バックアップの有効
化」をオンにし、認証情報を入力します。
5. 「保存」をクリックします。
6. 「データソースの追加」ページでデータソースの詳細を指定します。
7. コンピュータ全体をバックアップするには「すべてのアイテムを選択」を選択し、個別のア
イテムをバックアップするには「特定のアイテムを選択」を選択します。
8. 「保存」をクリックします。
バックアップするサーバごとに上記の手順を繰り返します。
バックアップスケジュールの追加
バックアップスケジュールを設定するには、Barracuda BackupのWebインターフェースで下記
の手順に従います。
1. ページ左側から、セットアップするBarracuda Backupを選択します。
2. バックアップ > スケジュールに移動し、「スケジュールの追加」をクリックします。
3. 「スケジュール名」にスケジュールを実行するタイミングの簡単な説明を入力します。
4. 「スケジュールタイムライン」で、バックアップスケジュールを実行する曜日のチェックボ
ックスをオンにします。「日次バックアップタイムライン」で、「開始時間」に、選択した
曜日でバックアップを実行する時間を入力します。(オプション)バックアッププロセスを
終日定期的に繰り返してデータを絶えず保護するには、「繰り返し」チェックボックスをオ
ンにします。
スケジュールの設定の詳細については、https://techlib.barracuda.com/BBS/Schedulesをご参照
ください。
データ保存ポリシーの作成
データ保存ポリシーを作成して、バックアップを保存する期間を指定します。
1. バックアップ > 保存ポリシーに移動し、「保存ポリシーの追加」をクリックし、「ポリシ
ー名」にポリシーの識別名を入力します。
2. 「保存するアイテム」セクションで保存ポリシーを適用するデータソースを指定します。「
保存タイムライン」セクションが表示されます。保存ポリシーが基づく「タイムラインテン
プレート」を選択するか、独自の「リビジョンタイムライン」を指定します。
3. 「削除済みファイルルール」の必要な設定を選択し、「保存」をクリックします。
保存ポリシーの設定の詳細については、
https://techlib.barracuda.com/BBS/UnderstandRetentionPoliciesをご参照ください。
注: 最初のバックアップは、完了するまで、しばらく時間がかかります。バックアップステータ
スはレポート > バックアップに表示されます。
詳細については、Barracuda TechLibraryの「Barracuda Backup Overview」(
http://techlib.barracuda.com/x/BBSOverview)をご参照ください。
特定のデータソースをセットアップする手順の詳細については、
http://techlib.barracuda.com/x/BBSDataSourcesをご参照ください。
お問い合わせ先と著作権情報
Barracuda Networks, Inc. 3175 S. Winchester Blvd, Campbell, CA 95008 USA  phone: 408.342.5400  fax: 408.342.1061  www.barracuda.com
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subject to change without notice. Barracuda Backup Service and Barracuda are trademarks of Barracuda Networks, Inc. All other brand and product names
mentioned in this document are registered trademarks or trademarks of their respective holders. The Software supplied with this Product is provided under
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