No.982 2015 年 6 月 15 日 創立 20 周年記念誌「20 年のあゆみ」を刊行しました 一般社団法人電波産業会は、本年 5 月 15 日をもちまして創立 20 周年を迎えることができま した。これもひとえに会員の皆様方並びに総務省をはじめ関係各機関・団体のご支援、ご協力 の賜物であり、厚く御礼申し上げます。 この 20 年間における社会の ICT 化の進展は目覚ましいものがありましたが、当会でも移動 通信システムやデジタル放送などの研究開発や標準化、 さらには 「電波有効利用促進センター」 としての照会相談業務、地上デジタルテレビジョン放送を行うためのアナログ周波数変更対策 業務などの諸事業を推進して参りました。 創立 20 周年という節目に、これまでの当会の活動の歴史を振り返り、これを記録として残 していくこととし、このたび創立 20 周年記念誌「20 年のあゆみ」を刊行いたしました。 さまざまな記録を取りまとめた DVD-ROM も付いていますので、ご活用いただければ幸い です。 20 周年記念誌「20 年のあゆみ」と DVD-ROM ― 1 ― 「20 年のあゆみ」より、刊行にあたって(山西会長)と歴代会長 平成 27 年度 ITS 情報通信システム推進会議総会を開催 6 月 8 日(月)に、ARIB が事務局を務める ITS 情報通信システム推進会議の平成 27 年度総会 が明治記念館で開催されました。 総会では、渡邉浩之会長が議長に就き、「平成 26 年度の事業報告及び収支決算」、「平成 27 年度の事業計画及び収支予算」、「役員の選任」、「運営委員の選任」の 4 議案について審議が行 われ、いずれも議案どおり議決されました。 渡邉会長からは、今年度、推進会議の活動が実を結ぶ 3 つの大きな話題として、 ①自動走行システムなどへの安全運転支援技術として欠かせない 79GHz 帯高分解能レー ダーの使用できる周波数帯域が、11 月の ITU 世界無線通信会議(WRC-15)で 4GHz 幅に 拡大される見込みであり、世界中どこでも同規格の高分解能レーダーが利用できるよう になること ②ARIB 標準規格(ARIB STD-T109)として 2012 年に策定した 700 MHz 帯路車間・車車間 通信規格が、7 月の ITU-R 会合(SG5-10)を経て、年内には ITU-R 勧告となる見通しで あり、日本方式が国際方式の 1 つとして認められること ③2020 年東京オリンピック・パラリンピックに向けて開発が進む自動走行システムの無線 通信仕様に関して、自動車工業会など関係機関と連携し、世界に先駆けて本格的検討を 開始しており、今年度末までに「第 1 次通信仕様案」を整える計画であること が紹介されました。 ― 2 ― また、10 月にフランスボルドーで開催される第 22 回 ITS 世界会議に当推進会議のパネル出 展を行うこと、10 月末に東京で開催される第 2 回 SIP-adus※ Workshop 等で無線通信を用い た ITS 先進国として引き続き世界をリードしていくなど、日本の ITS の取組み・成果をこれま で以上に様々な場面で海外関係者へ発信し、仲間作りにも力を入れていく旨の表明がありまし た。 総会終了後の懇親会では、ITS 情報通信システム推進会議会長として、 「電波の日」総務大臣 表彰を受賞された渡邉会長を中心に ITS 関係省庁も参加し(約 70 名)、和やかに交流を深めまし た。 ※SIP-adus:戦略的イノベーション創造プログラム 自動走行システム ITS 情報通信システム推進会議総会の様子 総務大臣表彰を受賞された 渡邉 浩之 会長 ― 3 ― 第 28 回調査統計小委員会を開催 第 28 回調査統計小委員会を開催しましたので、その概要をお知らせいたします。 1 日時 平成 27 年 6 月 11 日(木) 午後 4 時 00 分から 5 時 20 分まで 2 場所 当会第 4 会議室 3 議事概要 (1) 「電波産業年鑑 2015」の発行について (2) 査読分担について (3) その他 今週の ARIB 内会合(6 月 15 日~6 月 19 日) 6 月 16 日(火) :第 5 回定時総会、第 14 回理事会 電波産業会創立 20 周年記念式典・第 26 回電波功績賞表彰式 6 月 16 日(火) :スタジオ設備開発部会 6 月 17 日(水) :無線 LAN システム開発部会(第 20 回) 6 月 18 日(木) :防災行政無線システム作業班(第 9 回) 今週の国際会合(6 月 15 日~6 月 19 日) 6 月 15 日(月)~19 日(金) :3GPP TSG 会合 基幹放送用周波数使用計画の一部を変更する告示案に係る意見募集 V-Low マルチメディア放送の周波数の有効利用 【平成 27 年 6 月 2 日発表】 総務省は、V-Low マルチメディア放送に使用される周波数の柔軟な使用を可能とすることで、 より効率的な放送区域を確保する観点から、基幹放送用周波数使用計画(昭和 63 年郵政省告示第 661 号)の一部を変更する告示案を作成しました。 つきましては、同告示案について、平成 27 年 6 月 3 日(水)から同年 7 月 3 日(金)までの 間、意見を募集します。 詳細については、 【平成 27 年 6 月 2 日の総務省報道資料】をご覧下さい。 ― 4 ― 技術戦略委員会中間報告書(案)に対する意見の募集 -新たな情報通信技術戦略の在り方- 【平成 27 年 6 月 5 日発表】 情報通信審議会 情報通信技術分科会 技術戦略委員会(主査:相田 仁 東京大学大学院 工 学系研究科 教授)は、平成 27 年 1 月から新たな情報通信技術戦略の在り方について検討を行っ てまいりました。 今般、本委員会中間報告書(案)を作成しましたので、本中間報告書(案)について、平成 27 年 6 月 6 日(土)から平成 27 年 7 月 6 日(月)までの間、意見を募集することとします。 詳細については、 【平成 27 年 6 月 5 日の総務省報道資料】をご覧下さい。 400MHz 帯災害対策用可搬型無線システムの高度化等に係る 技術的条件に関する提案募集 -「業務用陸上無線通信の高度化等に関する技術的条件」のうち 「6.5/7.5GHz 帯等可搬型システムの導入」のうち 「400MHz 帯災害対策用可搬型無線システムの高度化等に係る技術的条件」- 【平成 27 年 6 月 12 日発表】 情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(主査:安藤 真 東京工業大学 理 事・副学長(研究担当) 産学連携推進本部長)は、このたび、 「業務用陸上無線通信の高度化等 に関する技術的条件」のうち「6.5/7.5GHz 帯等可搬型システムの導入」のうち「400MHz 帯災害 対策用可搬型無線システムの高度化等に係る技術的条件」に関する検討を開始しましたので、平 成 27 年 6 月 12 日(金)から同年 7 月 13 日(月)までの間、技術的条件の提案募集を行います。 詳細については、 【平成 27 年 6 月 12 日の総務省報道資料】をご覧下さい。 今年はなぜか、自宅周辺にムクドリ、スズメの飛来が多いです。あちらこちらで、フンの被 害が出ています。 なにかいい対策方法があれば、教えていただきたいです。 (編集子:Oz) 〠100-0013 東京都千代田区霞が関一丁目4 番1 号 日土地ビル11 階 ― 5 ― TEL 03-5510-8590 FAX 03-3592-1103 http://www.arib.or.jp E-mail [email protected]
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