平成27年3月27日 お 件 名 知 ら せ 第18回網走開発建設部総合評価審査委員会の審議概要について お知らせ内容 網走開発建設部では、 「公共工事の品質確保の促進に関する法律(平成17年法律 第18号)」等の趣旨を踏まえ、当部が発注する工事・業務のうち、総合評価方式に よって発注する工事・業務の技術提案及びプロポーザル方式によって発注する業務 の技術提案に対し、学識経験を有する者から意見を聴取することにより、中立かつ 公正な審査・評価を確保することを目的として、網走開発建設部総合評価審査委員 会を設置しています。 このたび、平成27年2月26日(木)に第18回委員会を開催しましたので、 別紙のとおり審議の概要をお知らせします。 所 属 役 職 名 氏 名 代 表 電 話 問合せ先 網 走 開 発 建 設 部 技 術 管 理 課 課 長 福山 正弘 0152-44-6163 網 走 開 発 建 設 部 技 術 管 理 課 課長補佐 四戸 孝司 0152-44-6204 第18回 網走開発建設部 総合評価審査委員会 開催日及び場所 平成27年2月26日(木) 委 髙橋 渡邊 員 網走開発建設部 審議概要 第1会議室 清(北見工業大学教授)、三上 修一(北見工業大学教授) 康玄(北見工業大学教授) (五十音順) 議事 1.平成26年下期総合評価落札方式(工事・業務)の実施状況について 2.個別審査 工事の審査について ①旭川紋別自動車道 遠軽町 瀬戸瀬川橋上部工事(施工能力評価型Ⅰ型) ②ウトロ漁港取水施設基礎工事(施工能力評価型Ⅰ型) 業務の審査について ③網走川下流部特殊堤補修詳細設計外業務(簡易公募・総合評価簡易型) ④北見地区 施設長寿命化計画策定等業務(簡易公募型プロポーザル) 委員からの意見・質問、それに対する回答等 意 見 ・ 質 問 説 平成26年下期総合評価落札方式(工事・ 業務)の実施状況 対象工事の内、評価点順位が下位でも価格点 が1位の会社が落札している工事が4割程度あ るが、その要因は何か。 明 ・ 回 答 1 2 個別審査 ①旭川紋別自動車道 遠軽町 瀬戸瀬川橋上部工 事(施工能力評価型Ⅰ型) 本工事は、企業の新規参入を促すための試行 として、評価項目を施工計画のみ(企業・技術 者の施工実績・経験、成績、表彰等は対象外) としているが、同種工事の実績が多い会社が優 位になることはないのか。 施工計画の評価方法について、提案項目毎に 評価出来る提案が複数ある場合はどうしている のか。 ②ウトロ漁港取水施設基礎工事(施工能力評価 型Ⅰ型) 本工事は、若手技術者育成型の試行工事とな っているが、それは評価方法のどこに反映され ているのか。 評価点上位者との点差が小さい場合、価格点 が1位であることにより、両方合わせた評価値 が1位になるケースが生じることなどが考えら れる。 例えば、F社は受注実績が多くはない会社で あるが、評価点は入札参加者の中で一番高い点 数の3社の内の1社となっており、入札無効が なければ結果に影響がでたかもしれない。 試行工事であることを勘案し、最も優位な提 案を評価している。 技術者の評価項目を資格、CPD及び施工監 理能力のみとし、実績、成績及び表彰で差を付 けていない。 なお、技術者の工事実績を求めない代わりに、 「留意事項」の様式に配置予定技術者に対する 企業のバックアップ体制を記載してもらってお り、それを特別契約書として、契約後の履行確 - 1 - 委員からの意見・質問、それに対する回答等 意 見 ・ 質 問 説 明 ・ 回 答 認対象としている。 バックアップ体制を積極的に進める会社を支 援することは、若手技術者を育成する1つの方 法として、よい取り組みであると思う。 さらに、もう少し別の観点からも、新規採用 者が現場に入って経験を積んでいけるようにす る手法が必要になってくると思われる。 ③網走川下流部特殊堤補修詳細設計外業務(簡 易公募・総合評価簡易型) 技術提案書の実施方針等に係る「その他」の 評価について、E社は「有益な提案及び重要事 項の指摘」及び「評価に該当しない」の両方に 該当しないため、B評価としているのか。 ④北見地区 施設長寿命化計画策定等業務(簡 易公募型プロポーザル) 施設長寿命化計画策定は、これまでと考え方 を変えて、国営施設の予防保全的な管理をしよ うとしてスタートしたと考えてよいのか。 また、その対象はすべての国営施設なのか。 建設業協会などと意見交換を行い、若手育成 に役立つ方法等を話し合い、評価方法の改善を 図りながら、試行を続けていきたい。 有益な提案「護岸背面の空洞調査」は、業務 目的と関連性はあるが合致しておらず、重要事 項の指摘「保護工試験体位置での外力測定」は 仕様書に記載(実施する場合は設計変更対象と する旨)されており、A評価には至らずB評価 としている。 10年程前から、それまでの施設が壊れてか ら直す全増全廃的な対応から、トータルコスト を勘案したシナリオ(いつの時点で、どういう 工法で、どこまで直すとどの程度機能回復する か)を策定して予防保全的な対応を行うことと している。 対象は、一定規模以上のすべての施設であり、 本業務では北見地区で造成した施設を対象とし ている。 以上 - 2 -
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