平成27年度福岡大学市民カレッジ映像にみるヨーロッパ文化－フランス語圏－ ■講座内容 ■日程フランスは、首都パリの｢芸術の都｣｢花の都｣というイメージに代表される、長い歴史と伝統、文化に育まれた豊かな国です。本講座では、フランス語圏の映画鑑賞を通して、フランスの言葉や文化に触れ、映像からヨーロッパ文化（フランス文化）を理解していきます。毎回、福岡大学人文学部フランス語学科の教員が歴史的・文化的背景を解説しますので、個人的な鑑賞では得難い知の向上が期待できます。 ■講師福岡大学人文学部フランス語学科 5 月 12 日教授藤本恭比古 6 月 9日教授ヴァンサン・テクセラ 7 月 14 日教授南直樹 ■講座内容いずれも18：00～21：00 5月 12日(火) 6月 9日(火) 7月 14日(火) ※ご希望の日程を選んで、日程ごとにお申し込みください。 ■対象一般市民・学生 ■会場：福岡大学 ■定員： 100人福岡市城南区七隈8-19-1 ■受講料：無料共催：福岡大学人文学部フランス語学科進め方は各回とも以下のとおりです。 ①本学教員による鑑賞作品の解説 ②映像作品の鑑賞 ③感想レポート作成（映画についての感想、意見など） ■ 鑑賞映像作品（フランス語音声、日本語字幕付き） ◇5月12日：『夏物語』 1996年監督：エリック・ロメール巨匠エリック・ロメール監督が、夏をテーマに、大西洋に面した有名な保養地ディナールを舞台に繰り広げる “四季の物語シリーズ”第３弾。ブルターニュ地方のディナールでヴァカンスを過ごす為にやってきたガスパールは恋人レナと落ち合い、ウェッサン島に渡る予定だった。恋人を待つ間に出合ったマルゴ、ソレーヌにも恋心を抱く。愛の自由とモラルが問われ、その答えが明かされる恋愛劇。 ◇6月9日：『恋するシャンソン』 1997年監督：アラン・レネ物語の舞台はパリ。家探しをきっかけに知り合った7人の男女が繰り広げる恋の勘違いを、エディット・ピアフからジェーン・バーキンまで永遠のシャンソン、フレンチ・ポップスで綴った軽妙な恋愛映画。セリフと人気のあるシャンソンを混ぜ合わせた独創性に着目したい。 ◇7月14日：『さよなら子供たち』 1987年監督：ルイ・マルナチ占領下のフランスでホロコースト（ユダヤ人絶滅作戦）が横行する中、私立学校でのユダヤ人狩りを少年の眼を通して描き、戦争の不条理に抗議したルイ・マル監督の自伝的作品。戦争の惨禍を避けパリ郊外の寄宿学校にいた少年ジュリアンはそこでアンリ・ボネというユダヤ人生徒と会う。不安の中で子供らしい友情で結ばれ、学園生活を送るが、密告によってユダヤ人の少年たちとそれを匿った校長は捕らえられ収容所送りとなってしまう。最後にもう二度と会うことがないのに、再会を約す《Au revoir les enfants. A bientôt.》と言って別れる場面が切ない。お申込み・お問合せ福岡大学エクステンションセンター 4月2日（木）より先着順で受付けます。申込専用電話でお申し込みください。申込専用 TEL：092-871-6728 受付時間9:00～17:00 土曜日は12：00まで日祝日は休み〒814-0180 福岡市城南区七隈八丁目19番1号 TEL：092-871-6631（内線4622） FAX：092-871-6726 ご提供いただきました個人情報は､本学個人情報保護規程により適切かつ厳重に管理いたします。また､これらは講座の企画､管理､運営ならびに講座開講等本学からのご案内に利用することがあります。