2015年3月期 決算説明会 2015年5月20日 代表取締役会長 實吉 繁幸 0 目次 ページ 2015年3月期決算 ・・・・・ 2ー18 当社の経営戦略 ・・・・・19ー26 1 2015年3月期決算 2 2015年3月期決算ー1 経営環境(中期的なトレンド) 医療費抑制策は継続、予防医療・医療過誤抑制及び業務 効率化への動き拡大 ⇒ RFIDの利用による検体情報の統括管理ニーズの喚起 (外来/病棟の採血~検体検査、採尿の検体検査など) 新製品の投入で医療現場における活用領域拡大を目指す <BC・ROBO-8000RFID、UA・ROBO-2000RFID、u-TRIPS> ROBOの国内市場開拓率:大病院 73%、中病院 16% ⇒ 健診施設・クリニック等向け新製品 <BC・ROBO6> の展開 前期の経営環境 ROBOの更新需要捕捉・・・新製品(ROBO-8000RFID)が貢献 各国で経済情勢不安定・・・案件を選別。アジアではROBO増加 3 2015年3月期決算ー2 主な取組み ROBO 大病院 ⇒更新需要の捕捉 粗利率を維持しつつ 中病院 ⇒新規開拓の加速 ⇒ 新たな市場を開拓 健診センター ⇒販路拡大 検体検査装置 検査室、緊急検査、手術室、産科及び動物病院、小病院 へも販路拡大 輸出 円i各国の経済情勢不安定継続。引き続きキメ細かく案件捕捉 新製品 ・検体情報統括管理システムを搭載したBC・ROBO-8000RFID ・RFID尿検体管理システム(u-TRIPS)の上市 ・静脈可視化装置の利用拡大(麻酔科・小児科、救急救命等) ・生活習慣病の予防ニーズを捉えたヘルスケア関連製品提案 4 2015年3月期決算ー3 決算サマリー 2014年 3月期 金額 (百万円) 売 上 高 (期初見通し) 営 業 利 益 (期初見通し) 経 常 利 益 (期初見通し) 純 利 益 (期初見通し) 9,000 (9,400) 2,156 (2,000) 2,159 (2,005) 1,355 百分比 (%) 100.0 2015年 3月期 金額 (百万円) 百分比 (%) 9,519 100.0 (100.0) (10,019) (100.0) 24.0 2,320 24.4 (2,302) (23.0) 2,323 24.4 (2,306) (23.0) 1,486 15.6 (21.3) 24.0 (21.3) 15.1 前年同期比 (%) + 5.8 + 7.6 + 7.6 + 9.7 (1,282) (13.6) (1,447) (14.4) 1株当り純利益(円) 154.7 ---- 169.7 ---- + 9.7 1株当り純資産(円) 1,272.5 ---- 1,409.3 ---- + 10.7 (注) 2013年10月1日を効力発生日として、1:300の株式分割を実施。上記の1株当り指標は、2014年3月期の期初から株式分割をしたものと仮定して計算。 ※粗利率低下だが販管費削減で営業利益率は前期比横這い。 5 2015年3月期決算ー4 品目別売上高 (単位:百万円) 採血管準備装置 構成比(%) 検体検査装置 構成比(%) 消 耗 品 等 構成比(%) そ の 他 構成比(%) 合 計 2012年 2013年 2014年 2015年 3月期 3月期 3月期 3月期 前期比(%) 3,675 3,516 4,204 4,535 46.1 43.1 46.7 47.6 + 7.9 ---△ 10.7 ---+ 5.1 ---+ 30.8 ---+ 5.8 657 770 681 608 8.2 9.4 7.6 6.4 3,450 3,663 3,905 4,103 43.2 44.9 43.4 43.1 197 201 207 271 2.5 2.5 2.3 2.9 7,980 8,151 9,000 9,519 採血管準備装置は大病院を中心に更新需要を捕捉。TRIPS機能付多く 国内1案件当たりの単価上昇 6 2015年3月期決算ー5 RFIDラベルへ情報の 書き込み 一患者1トレイで準備 採血室 患者の検査情報 HIS 検査室 4秒で確認 ●トレイを置くだけで約1秒で番号表⽰ ●トレイの中の採⾎管も同時に⼀括照合 4秒で確認 1本紛失 の場合 4秒で確認 7 2015年3月期決算ー6 病棟検体回収の優位性 4秒で照合完了 検査室へ ●不⾜が分かればすぐ病棟へ連絡 ●まだ当直の看護師がいるため確認が可能 病棟検体 バーコード 検査室へ ●時間が掛かり既に当直の 看護師が帰宅して分からない ことも・・・ 病棟検体 8 2015年3月期決算ー7 品目別売上高(国内・海外別) 採血管準備装置 (百万円) 国内 (百万円) 海外 4,500 3,500 国内 (百万円) 海外 3,819 700 海外 4,000 677 3,826 3,651 627 3,203 国内 4,500 800 4,121 4,000 消耗品等 検体検査装置 3,500 600 3,389 545 3,000 3,000 500 2,500 2,500 400 2,000 2,000 300 1,500 200 1,000 500 1,500 313 387 414 0 100 1,000 92 55 63 14/3 15/3 273 255 277 0 0 13/3 500 13/3 14/3 15/3 13/3 14/3 15/3 9 2015年3月期決算ー8 品目別売上高(四半期別) 採血管準備装置 (百万円) 12/3 13/3 14/3 検体検査装置 15/3 12/3 (百万円) 13/3 消耗品等 14/3 15/3 300 2,500 285 (百万円) 12/3 13/3 2,000 250 1 ,9 0 6 200 892 855 207 199 197 1 ,4 9 2 1,500 951 225 1,762 1 ,6 8 8 1000 239 15/3 1,100 1,044 2,048 14/3 1200 800 963 907 870 1 ,0 9 0 1,007 959 914 877 987 896 805 176 161 153 1 ,2 3 0 150 149 1411 4 0 1 4 4 600 1 ,1 1 5 997 1,000 116 100 500 93 88 400 613 5 5 15 8 6 469 481 3 7 63 5 8 50 200 0 0 255 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 10 2015年3月期決算ー9 消耗品等の売上高推移(過去10年度) (百万円) 4,500 4,103 3,905 4,000 3,663 3,500 3,282 3,450 3,091 3,000 2,721 2,282 1,530 2,065 2,000 1,454 1,175 1,673 1 ,7 7 5 1,901 2,050 10-3月期実績 1 ,8 5 5 1 ,9 9 5 4-9月期実績 1 ,4 5 7 1,306 1 ,0 3 5 1,000 500 2,108 2,847 2,474 2,500 1,500 10年間の 年率平均 7.1%成長 1 ,0 3 0 1 ,1 0 7 1 ,1 6 8 1 ,7 6 2 1 ,5 6 1 1 ,6 0 9 1 ,6 7 5 1 ,3 9 0 1 ,2 6 7 0 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 11 2015年3月期決算ー10 採血管準備装置-ROBO納入施設数 2013年3月期2014年3月期2015年3月期 納入施設数 261 258 274 国 内 208 208 220 (261) (228) 内、新規 67 54 51 (中間決算時見通し) (98) (70) (52) (中間決算時見通し) 内、更新 (中間決算時見通し) 輸 出 141 154 (163) (158) 53 50 (223) 169 (171) 54 ・国内の納入推移(含む更新) 12/3 13/3 14/3 15/3 72% 78% 76% 76% 中病院 26% 21% 23% 23% その他 1% 1% 1% 1% 大病院 ・平均納入単価(国内+輸出) ‘15/3:17.0百万(前期:16.3) ・国内:更新では高付加価値化 製品の導入を促進 ・輸出:計画比、低調。アジアと中 南米で増加だが、欧州で減少 12 2015年3月期決算ー11 採血管準備装置-納入施設の推移 (累計施設数) 2,200 他社納入数 (227施設) 1,700 1,200 当社納入数 (1844施設) 700 シェアー 89.0% 200 (出所:当社データ) 00/3 01/3 02/3 03/3 04/3 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 (年月期) -300 13 2015年3月期決算ー12 海外売上高 アジア(左) 欧州(左) 海外売上比率(右) (百万円) 1,400 1,200 1,000 800 600 891 22 159 14 12 87 10 8.3 679 25 99 92 7.7 696 24 229 7.9 755 30 112 101 463 200 12/3期 13/3期 513 356 14/3期 8 15/3期 (3.0) 欧州 15.0% (33.0) 中南米 13.0% (13.0) 15/3期 (14/3期) アジア 68.0% (51.0 ) 6 4 87 621 その他 4.0% (%) 11.2 400 0 地域別の売上構成比 中南米(左) その他(左) 2 0 2014/3月期: 欧州を除き、全地域で前期比 減少 2015/3月期: 欧州で減少だが、他の全地域 でで前期比増加 14 2015年3月期決算ー13 要約損益計算書 (単位:百万円、%) 2014年3月期 金額 売上高 売上原価 売上総利益 販売管理費 (内 研究開発費) 営業利益 営業外損益 経常利益 特別損益 法人税、調整額等 当期純利益 9,000 4,467 4,532 2,376 472 2,156 3 2,159 0 804 1,355 2015年3月期 百分比 100.0 49.6 50.4 26.4 5.2 24.0 0.0 24.0 0.0 8.9 15.1 金額 9,519 4,990 4,528 2,208 351 2,320 3 2,323 0 836 1,486 百分比 前期比 100.0 + 5.8 52.4 + 11.7 47.6 △ 0.1 23.2 △ 7.1 3.7 △ 25.6 24.4 + 7.6 0.0 --- 24.4 + 7.6 0.0 --- 8.8 + 4.0 15.6 + 9.7 15 2015年3月期決算ー14 要約貸借対照表【資産の部】 2014年3月末 金額 (百万円) 流動資産 現預金 売上債権 棚卸資産 その他流動資産 固定資産 有形固定 無形固定 投資等 資産合計 12,108 6,119 4,218 1,701 70 1,737 1,420 35 281 13,845 構成比 (%) 87.5 12.5 100.0 2015年3月末 金額 (百万円) 14,038 7,539 4,834 1,596 67 1,655 1,356 31 268 15,693 構成比 (%) 89.5 増減額 (百万円) + 1,930 + 1,420 + 616 △ 105 △3 10.5 △ 82 △ 64 △4 △ 13 100.0 + 1,848 16 2015年3月期決算ー15 要約貸借対照表【負債・純資産の部】 2014年3月末 金額 (百万円) 流動負債 買入債務 短期有利子負債 その他流動負債 固定負債 長期借入金 その他固定負債 負債合計 純資産合計 負債・純資産合計 2,412 1,492 919 286 286 2,698 11,147 13,845 構成比 (%) 17.4 2.1 19.5 80.5 100.0 2015年3月末 金額 (百万円) 3,048 2,121 926 300 300 3,348 12,344 15,693 構成比 (%) 19.4 増減額 (百万円) + 636 + 629 +7 1.9 + 14 + 14 21.3 + 650 78.7 + 1,197 100.0 + 1,848 17 2015年3月期決算ー16 要約キャッシュフロー計算書 2014年3月期 金額 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金・現金同等物の増加額 現金・現金同等物の期首残高 現金・現金同等物の期末残高 研究開発費 設備投資実施額 減価償却実施額 (単位:百万円) 2015年3月期 金額 増減額 1,052 △ 313 △ 266 472 3,919 4,392 1,729 △ 140 △ 289 1,300 4,392 5,692 + 677 + 173 △ 23 + 828 + 473 + 1,300 472 162 54 351 17 90 △ 121 △ 145 + 36 18 当社の経営戦略 19 当社の経営戦略ー1 2016年3月期業績見通し 2015年3月期 2016年3月期(予) 金額(百万円) 百分比(%) 金額(百万円) 百分比(%) 前期比(%) 売上高 9,519 100.0 10,803 100.0 + 13.5 営業利益 2,320 24.4 2,511 23.2 + 8.2 経常利益 2,323 24.4 2,514 23.3 + 8.2 当期純利益 1,486 15.6 1,596 14.8 + 7.4 研究開発費 351 3.7 725 6.7 + 106.6 設備投資額 17 0.2 18 0.2 + 5.9 減価償却費 90 0.9 83 0.8 △ 7.8 20 当社の経営戦略ー2 今期の課題① ROBO ◆ 引続き更新需要(大病院向け)の着実な捕捉 ◆ 高機能新製品・ニューコンセプト新製品の上市 ROBO納入施設数(国内) 更新 75 176 16/3期 (計画) 51 169 15/3期 54 154 14/3期 67 141 13/3期 67 137 12/3期 11/3期 108 10/3期 110 66 70 92 91 09/3期 113 76 08/3期 110 49 07/3期 0 新規 40 80 120 160 200 240 280 21 当社の経営戦略ー3 ROBO:稼動台数及び更新需要の推移 (施設数) 2,500 2,000 1,500 海外 国内(10年以上稼動) 国内(6-9年稼動) 国内(5年以内稼動) 更新実績(累計) 推定更新需要 (※)稼働台数=国内・海外それぞれの新規販売の累計台数 (※)推定更新需要=30%×(6-9年稼動)+80%×(10年以上稼動) 1328 更新需要の拡大余地は充分 1,000 1168 500 0 22 当社の経営戦略ー4 今期の課題② 新市場を作る新製品販売強化 RFID ◆ BC・ROBO8000 RFID ◆ UA・ROBO2000 RFID ◆ uTRIPS(RFID尿検体管理システム) ◆ ◆TRIPS-Bt(RFID輸血患者情報管理・照合システム) BC・ROBO 8000 RFID 全自動尿分析・分取装置 「UA・ROBO 2000」 新規販路開拓、販売機会の拡大 ◆ BC・ROBO-6 ・・・ 健診施設、クリニック等 ◆ 新型静脈可視化装置「StatVein」 ・・・ 小児科・麻酔科等 ◆ 酸化ストレスマーカー ・・・ 大学の研究室等 非接触型静脈可視化装置 ◆ ヘルスケア新製品 「StatVein」 アミノサイン ・・・必須アミノ酸リジン測定 現代型低栄養の発見 23 当社の経営戦略ー5 今期の課題②-続き 検体検査装置 ◆ 後継新製品 血液ガス分析装置 「G-1800シリーズ」 の販売強化 血液ガス分析装置 「G-1800シリーズ」 ◆ 新型電解質測定装置(STAX-5 inspire、STAX-6)の販売強化 ◆ 電解質Na、K専用測定装置の量産製造継続(製造受託) 輸出 ◆ 新市場の開拓、既存市場での販売体制の強化 ・新興国+先進国で新市場の開拓 ・資金回収の確実性確保を継続 24 当社の経営戦略ー6 新製品を武器として新市場・新規顧客を開拓 これまでにないヘルスケア新製品を上市 予防医学 産 科 当社製品の利用シーンの広がり 麻酔科 透析室 小児科 手術室 血液ガス分析装置 血液ガス分析装置 血液ガス分析装置 New Stax5、Stax6 New Stax5、Stax6 New Stax5、Stax6 StatVein StatVein StatVein ER・ICU RFID利用による検体情報の統括管理 尿検査および輸血に関連する解析装置 検体管理 臨床検査室 処置室 採血室 UA・ROBOシリーズ 採血管準備装置 システム 大 病 院 UA・ROBOシリーズ 採血管準備装置 システム UA・ROBOシリーズ 採血管準備装置 システム 中病院・検診センター等 小病院・診療所・研究室等 顧 客 医 療 機 関 の 広 が り 25 当社の経営戦略ー7 中期事業計画(2014/3期~2016/3期) 最重要テーマ スケールアップ ● 売上高伸び率目標 前年比+15.0% 高収益率 ● 売上高経常利益率 毎期20%を確保 課題と施策 ① ② ③ ④ ⑤ 継続的な市場創出型新製品の上市←R&Dの選択と集中 医療現場におけるRFID活用領域の拡大 ヘルスケア事業の飛躍的拡大 国内ROBO更新需要の確実な捕捉 輸出売上の拡大 26 <注意事項> 当資料に記載された内容は、現時点において一般的に認識されている経済・社会 等の情勢及び当社が合理的に判断した一定の前提に基づいて作成されております が、経営環境の変化等の事由により、予告なしに変更される可能性があります。 投資に際しての最終的なご判断は、ご自身がなされるよう、お願い致します。 27
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