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ん?
突然ですが、皆さんお箸の持ち方、使い方って意識されていますか。子供の
頃、遠足で卵焼きを落として砂まみれ、またご飯に差して縁起でもないと叱ら
れたという経験もお有りだと思います。
また、思い通りに使えないと食事に時間が掛かるので、食べ残したり時間に
遅れたり。特に子供の頃は給食などで、他人と一緒に食事する事が多いため、
周囲に迷惑を掛けてしまう事もあります。
今はそのような事はないでしょうが、正しく持てるか、使えているかとした
らどうでしょう。自宅で一人で食べるならどんな持ち方、使い方でもご飯は食
べられますし文句も言われません。それが友人宅、職場、外食だったら。箸を
鷲づかみにしてグサッと差し箸、挙げ句の果てに箸で食器を引き寄せ・・・。
本人は気にならなくても、周囲の人達の不快感を誘うでしょう。知識や能力が
あっても、実行しなければ意味がありません。
これが車の運転ではどうでしょう。幾ら運転に関する知識、技量があっても、
それらを正しく使えない、または使わないとしたら。他人を不快にさせるだけ
でなく、最悪の場合失われるその代償は人の命になります。無論正しく運転し
ているからといって、その確率が 0 になる訳ではありませんが、0 に近づける事
は可能です。限りなく 0 に近づけるためにはそこに意識が必要です。
中央研修所では、様々な体験を通して普段は当たり前のようにこなしている
運転というものについて振り返る為のお手伝いをさせて頂いています。きっと
何か発見が有るはずです。一緒に見つけてみませんか?皆さんのお越しをお待
ちしております。
実技教官
宮
澤
輝
憲