「DIME」家特集に「遮熱住宅」としてタイベックシルバーが掲載されました。

いち早く導入している。また、遮
どを用いて自社で実験を行ない、
05
提案していたヤマサハウスは﹃タ
﹁鹿児島での伝統的な 熱 対 策 は 、
熱は室内の快適性向上のほか、壁
工事関係者が驚い た !
軒やひさしを深く出し て 、 と に か
内部の温度を下げるため、飽和水
シルバー﹄が 年に発
く風を通すというもの で し た 。 そ
蒸気量を減らし夏型結露を抑制す
イベック
のため、高気密・高断 熱 の 家 と い
97
売されると、サーモグラフィーな
うのは、当初地元では 非 常 に 抵 抗
る効果まで得られるという。
℃も
60
﹁採用してすぐに反応したのは、
∼
50
が強かったですね。し か し 、 京 都
屋根面に『タイベック シルバー』と断熱
施行を組み合わせることで吹き抜けでも
快適なヤマサハウスの家。天井が高くな
ることで、開放的な居住空間に変身する。
般的に夏の屋根裏は
の 高 温 に な る ん で す。
﹃タイベッ
『タイベック シルバー』なら
屋根裏も有効利用できる
議定書が議決されエコ の 関 心 が 高
シルバー
大工さんや電気屋さんですね。一
デュポン
タイベック
まった 年くらいから 徐 々 に 注 目
快適な家で長く暮らすために必要
な要素として、デュポンでは3つ
のポイントを提唱している。ひと
つは、快適さのために必要な遮熱
という熱対策。そして、家を丈夫
に長持ちさせるために必要な湿気
対策と防水対策。この3つをシー
ト1枚で実現させたのが『タイベッ
ク シルバー』
なのだ。
されるようになりまし た ﹂
高気密・高断熱の家 を 早 く か ら
快適&長持ちに必要な
3要素を1枚のシートで
遮 熱 住 宅
新たな家づくりのキーワードです。
2010年夏、記録的な猛暑で実感した家の熱さ対策。夜になっても全く涼しくならない室温の原因には、
〝輻射熱〟
が関係していた。断熱材だけでは熱を溜め込んでしまうこの〝輻射熱〟
を遮るには、
〝遮熱効果〟が加わったデュポンの透湿・防水・遮熱シート デュポン タイベック シルバー』が必要だ。
ふくしゃ
※現在、ロゴカラーは赤に変更されています。
シルバー﹄にしてからは、み
2010年夏は統計開始以来、最高の猛暑だった。
遮熱を含む、高い省エネ性能とエコ設備により「ハウス・オブ・
ザ・イヤー・イン・エレクトリック2009」で優秀賞と地域賞のW
受賞を果たしたヤマサハウスの「e.エコシリーズ」
(鹿児島にある
KTS住宅フェアにて展示中)。
出典:気象庁
今年夏(6 ∼ 8月)の日本の平均気温差は、+1.64℃。
夏の気温としては気象庁が統計を開始した1898年以降
で、第1位となる高い記録となった。
〝遮熱〟
って一体、
何だ?
防ぐもので、湿度の高い日本では
非常に重要なものである。高品質
割のシェアを誇っている。業界で
で耐久性の高いデュポン社のシー
は、防水・透湿シートを総称して
ト、
タイベック ハウスラップは、
た!
その記憶は今もなお残って
いることだろう。エアコンをフル
年以上の実績があり国内で約4
稼働させたことで、7月、8月、
な定番品に、革新的技術でアルミ
﹁タイベック﹂と呼ぶほどだ。そん
20
今年の夏は暑く、そして長かっ
多かったのではないだろうか?
9月の電気代が跳ね上がった人も
コーティングを施し〝遮熱効果〟
をプラスしたのが、﹃タイベック
取材・文/富山英三郎 撮影/藤木一彰 デザイン/小柳英隆
しかし、家を建てる際、一般的
に壁や構造について考えること
www.tyvek.co.jp/owner/
シルバー﹄である。
協力/旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ 問い合わせ先/ � 0120・300355
は、結露対策や、寒さ対策につい
発揮するといえます」
てが多い。だが、これからは暑い
低限健康が保たれる家づくり。つま
森 勇清さん
展示場では、屋根や壁に『タ
イベック シルバー』を使った
遮 熱、透 湿、防 水 効 果 の 構
造模型があり、わかりやすく
解説してくれる。
外壁には分厚い断熱材が入って
いるから〝遮熱〟などいらないの
にくく、冬は室内を暖かく保つ効果を
夏の対策も同時に考えておきたい
においては室内の熱を外部に放射し
も重要ですが、その前段階として最
ヤマサハウス(山佐産業)
住宅本部部長
ところ。風が通り抜けない都市部
「省エネや快適な暮らしを考えること
夏場の室内では温度調整のため、手、足、
頭部の温 度が上昇。血管の弱い高齢 者
は熱中症になる確率が高くなる。
では?
と思うかもしれないが、
断熱材だけでは赤外線によって伝
感じにくい材料です。つまり、住宅
わってくる輻射熱を大量に溜め込
手を離せば熱の放射は少なく熱さを
宅の問題点を探っている。
が予想される。そこで注目したい
もったアルミは触ると熱いのですが、
室内における体温上昇を計測し、住
では、今後特に重要性を増すこと
効果があるのもアルミの特徴。熱を
研究室では、夏の屋根裏の温度や、
んでしまう。すると、日が暮れて
ことは重要です。また、冬には保温
えも大事です」
キーワードが〝遮熱〟
なるものだ。
すが、これからの住宅は暑さへの備
もずっと室内は暑いままという事
持ちさせるためにも、湿気を逃がす
態が起きてしまうのだ。しかし、
ど繊維が強くなります。構造体を長
寒さ対策ばかりに注目が集まっていま
現在、木造建築における約8割
が、断熱材の外側に、透湿・防水
べきです。また、木材は乾燥するほ
ので、熱中症になりやすいんです。
駐車したクルマの窓にサンシェー
てくるので、その前に遮断をしておく
備わっている温度センサーも鈍くなる
ドを置いて熱を遮るように、外壁
「天井に断熱をしても輻射熱が入っ
「高齢者は血管が弱く、また人間に
鍋つかみは断熱材と似て、一時的には熱くないがずっと持っていると
熱は徐々に伝わってくる。つまり、熱を溜め込んでいるということ。
しかし、夏の駐車場でよく見る銀色のサンシェードは、赤外線の熱線
を反射(遮熱)
するので溜め込む熱は微小で済む。
の下地や小屋裏に﹃タイベック
だと須貝教授は語る。
夏場の屋根裏は灼熱地獄となる。こうな
ると、天井断熱材のみでは、屋根からの
熱を防止するのは難しい。
シルバー﹄を挟むことで輻射熱を
ク シルバー』
を推奨する。
大幅に抑えることができる。
暑さ対策にもっと関心を寄せるべき
誰でも簡単にわかる
遮熱と断熱の違いとは?
﹃タイベック シルバー﹄
実際、
にどれほどの効果があるのか。南
その対策のひとつとして、
『タイベッ
国鹿児島で〝遮熱〟という考え方
づくりを考えるべきだと思います」
暖化が進むなか、これからの住宅は
を真っ先に取り入れた、ヤマサハ
須貝 高教授
「蒸暑地域に適する木造住宅に
関する研究」をテーマに活動。
各 種 建 築 構 法に造 詣が 深く、
実 践 的 研 究 者として 幅 広く研
究、講演を行なっている。
スなどでも大きな話題となった。温
ウスの森さんにお話を伺った。
福岡大学建築学科
り、赤ちゃんや高齢者にやさしい家
シートを覆っている。これは、主
屋根面約60℃
天井面約45℃
この夏、高齢者の熱中症がニュー
遮熱先進エリア
九州に学ぶ
快適な住まいのヒント
家庭用エアコンの売り上げも急上昇。残暑が厳し
かったこともあり、8月末から9月初めにかけては
前年の3倍を超える販売台数となった。
に防水しながら湿気による結露を
夏は熱を遮り、
冬は熱を放射しない。
熱中症対策にも有効な『タイベック シルバー』
ク
夏場は外からの輻射熱(赤外線)
を約85%も反 射し、冬は屋外
への熱の放射を抑える遮熱性。
さらに、内側の湿気を排出する
透湿性、外からの水滴進入を防
ぐ防水性を発揮。また、すべて
の機能において耐久性が高いの
も人気の秘密。
な さ ん〝 作 業 し て い て も 暑 く な
外装材
い!〟という声をいただきます。
内装材
赤外線や雨水の侵入も
まとめてシャットアウト
施主様からは、〝家に帰ってもムッ
外装材
通気層
胴ぶち
と し た 暑 さ が な い 〟〝 エ ア コ ン の
ポリエチレンフィルム
効きがいい〟などの声をいただき
断熱材
ますね﹂
内装材
胴ぶち
中からの湿気を排出し、
外からの水滴を防ぐ
いこの地で高密度・高断熱の家をつ
ポリエチレンフィルム
通気層
日本の夏はまるで熱帯気候のよう
だ。夏はうだるように暑く、冬は寒
断熱材
くるなら、防水・透湿・遮熱効果の
外からの輻射熱(赤外線)
を反射する
あるデュポンの﹃タイベック シル
バー﹄
が欠かせない。
デュポン独自の劣化しないコーティング技術
酸化しやすいアルミの劣化を抑えつつ、透湿効果を保つのは至
難の業。そこで、繊維にアルミ加工を施し、そのアルミに抗酸化
樹脂コーティングを施す独自のW加工で耐久性を高めている。