平成27年度 主な生活環境、住まい、社会問題等の関連の事件、事故又は、法改正等の情報ファイル 2014.12.19 ~ 2014. 情報ファイルのまとめ 調査:健康関連取引適正事業団 本情報ファイルは、関係機関、公的広報又は、報道機関などからの客観的な情報に基づいた、事業者及び、一般消費者向けに啓発を行う情報ファイルであり、 本内容(発生後の経過は問わず)に対する削除などの申し出に対しては、一切応じません。また、本情報ファイル公開に対する威迫・困惑行為又は、妨害行為 などについては、関係機関に相談の上、断固たる措置を講じます。但し、誤字又は、記載間違いについては、訂正させて頂きます。 ・CO=クーリング・オフという ・FC=フランチャイズ会社をいう 発 生 月 日 H26.12.25 関 広島県 係 機 消費生活課 H27.01.13 大阪府警本部 他 関 生活環境課 該当社名又は、個人名 中国設備ヒロシマ こと、宅間康晴 (広島県府中町鶴江 2) 発足年月:平成 16 年頃 事業内容:排水管清掃、床下換気扇 設備の戸別訪販 違法内容、概要又は、参考事項 特定商取引法(法定書面の書面不交付)違反行為を認定し、 行政処分(指示)を行った。 違反事例としては、排水管清掃又は、床下換気扇設備の 役務提供契約を締結する際、法で定められた法定書面を 交付しなかった。 平成 23 年度からの相談件数は 12 件、平成 26 年度=5 件。 笹沢 淳容疑者(52) 上新電機社員 (家電量販店:エディオン・住宅リフォ ーム部門元課長) 不正競争防止法(営業秘密不正取得)違反容疑で、同人を 逮捕した。 容疑内容は、エディオン退職後、パソコンを遠隔操作出来 るソフトを使用し、会社のパソコンからエディオンの 住宅リフォーム事業の販売計画の資料など、営業秘密の データを不正に取得した疑い。 尚、同容疑者が退職後、競合する上新電機(大阪市)に 再就職したことが判明したため、エディオンが社内の パソコンを調査したところ、情報の流出が判明し、警察 に告訴していたようだ。 法人法違反容疑で、法人と代表者を東京地方検察庁に告発 した。 容疑内容は、個人宅の住宅リフォーム(外壁工事など)の 売上金の内、現金で領収した工事を計上せずに、3年間 で約 3 億 3000 万円の所得(法人税約 9600 万円脱税)を 隠した疑い。 会社退職後、会社の営業秘密を不正に 取得した事案 H27.01.14 東京国税局 光テック 代表者:李 光成容疑者(42) (東京都新宿区 住宅リフォーム業) H27.01.16 J-PEC 太陽光発電協会太陽光発電 普及拡大センター ㈱アルファーシステム (香川県高松市) 太陽光発電システム、エコキュート等の 電話勧誘、戸別訪販 生活経済課 H27.01.22 兵庫県警本部 H27.01.26 宮崎県警 都城警察署 生活安全課 原之薗寿夫容疑者(43) 特定商取引法(書面不交付)違反容疑で、同人を逮捕した。 (宮崎県宮崎市 住宅リフォーム業) 容疑内容としては、平成 26 年 6 月~8 月、86 歳の高齢者 宅を訪問し、車庫改修や屋根張り替え工事の契約を 法定書面を交付しなかった 交わした際、法定書面として規制されているCO等が 住宅リフォーム業者を検挙 記載されていない契約書を交付した疑い。 H27.02.09 (02.07) 愛媛県 ㈱住宅設備販売 登記上 代表者 :久保山祐二 事実上 実質経営者:林本将一 (愛媛県新居浜市坂井町) 県民生活課 現:DMCI JAPAN(旧:グロウアース) 元代表者:上尾 誠(29)容疑者ら4人 (大阪市西区 不動産会社) 住宅用太陽光発電導入支援補助金申請に不正があり、その 行為が詐欺に当たるとして刑事告発すると公表した。 尚、同社は平成 24 年 4 月、香川県が特定商取引法(書面 の記載不備、不実告知、重要事項の故意の不告知、虚偽 記載)違反行為を認定し、3ヶ月間の業務停止命令を科 した。 特に行政処分時の問題点は、当時の補助金制度 の対象外となる条件を故意に説明しなかったとした「重 要事項の故意の不告知」である。 詐欺容疑などで同元代表者と元社員3人を逮捕した。 容疑内容としては、海外リゾートマンション(旧グロウア ースに権利は無い物件)の会員権を不実の説明で販売 した疑い。昨年旧グロウアースは特定商取引法違反容疑 で関係先を家宅捜査され県警は実態解明を進めていた。 消費者に不実を告げ、消費者の不安を 煽り点検商法を行っていた 住宅リフォームの戸別訪販会社に 業務停止命令最大の行政処分を行う 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、不実 告知)違反及び、違法行為の繰り返しなどの違法行為を 認定し、12ヶ月間(1年間)の業務停止命令を科した。 また、平成 25 年 3 月 8 日、同県から違法行為に関する 業務改善要請を受け、平成 25 年 3 月 21 日付けで、業務 改善確約書を提出し、改善することを約していたにも かかわらず、違法行為を繰り返していたようだ。 違反事例としては、戸別訪販で排水管洗浄(パイプクリー ン)の役務を契約し、その施工後に点検と称して床下に 入り、「湿気が酷いので換気をしないと床下が腐る。」、 「土台にひびがあるので放っておくと家がもたない。」 などと消費者に不実を告げ、不安を煽り、床下換気扇の 設置、シロアリ防除並びに、住宅補修等の工事を契約さ せる点検商法を行っていた。 また、平成 23 年 7 月、香川県から同内容の違法行為にて 4ヶ月間の業務停止命令を科せられていた。 尚、業務停止命令を科せられた当時の役員、社員が在籍し、 登記上の代表者と実質経営者は異なるようだ。 H27.02.09 H27.02.13 太陽光発電システムを利用した住宅の 電力収支について (積水化学の調査結果を発表) 静岡県 県民生活課 くらしに役立つ消費生活情報メール インターネット接続回線やプロバイダ ー等の電気通信サービス契約は 要注意である(危機管理情報) H27.02.13 (02.12) 静岡県環境部・県民生活課 ヤマイチ総合ルーフ こと、大石則司 (静岡県焼津市大村 1-17-2) 外壁工事を請け負ったにもかかわらず 法定書面を交付せず、工事を不当に 遅延させるなどの行為を行った 住宅リフォーム業者に行政処分 H27.02.16 H27.02.16 (02.10) 佐賀県警 佐賀警察署 生活安全課 福島県消費生活センター 古城晋也容疑者(30) 自営業 (佐賀県佐賀市) リフォーム工事代金を詐取した 自営業者を詐欺容疑で再逮捕 廣瀬知巳 個人事業者 (さいたま市西区) 同社が太陽光発電システムとHEMS(家庭用エネルギー マネジメントシステム)を導入した同社のセキスイハイム に 2013 年 1 月~2013 年 12 月に入居した全国の 3545 戸 について、2014 年 1 月~2014 年 12 月の年間消費電力 と太陽光発電システム発電量の収支を調査した。 その結果、ゼロエネルギーを達成した住宅は 66%で、 調査対象の中央値でも年間 17,000 円の黒字であった。 静岡県の情報ではあるが、全国的にも光ファイバーや ADSL などのインターネット接続回線やプロバイダー契約等、 電気通信サービスに関するトラブルが増加傾向にあり、 苦情相談の上位を占めるため、危機管理情報として情報 提供する。 ●健取団所見=本契約については、電気通信事業法の適用 となり、クーリング・オフ制度の規定も無いため、契約 は電話だけでも成立するため、要注意である。 特定商取引法の見直し及び、消費者契約法での法整備が 必要である。 特定商取引法(書面不交付、債務履行不当遅延)違反行為 を認定し、3ヶ月間の業務停止命令を科した。 違反行為例としては、同個人事業者が消費者宅を訪問し、 住宅リフォーム(外壁塗装工事)の契約を行ったが、特 定商取引法上の法定書面である役務(工事)契約書を交 付せず、工事を不当に遅らせたり、消費者が催促しても、 適切な工事を行わなかったようだ。 ●健取団所見=住宅リフォームの個人事業者又は、小規模 事業者の多くのが法定書面の書面不備又は、書面不交付 違反等があるため、事業者は特定商取引法を適正に知識 取得し、特定商取引法の認識を高めて頂きたいものだ。 詐欺容疑で、同人を再逮捕した。恐喝などで公判中。 容疑内容としては、雑居ビルのリフォーム工事を依頼して きた知人から現金約 260 万円を騙し取った疑い。 リフォーム工事が未着手のまま連絡が取れなかったため、 警察に相談して事件が発覚したようだ。 特定商取引法(書面不交付)違反行為を認定し、6ヶ月間 の業務停止命令を科した。 違反事例としては、消費者宅を訪問し、 「トイレに尿カス H27.02.17 愛知県 県民生活課 H27.02.18 神奈川県 消費生活課 H27.03.02 (02.27) 消費者庁 表示対策課 が溜まっている。このままだと配管が詰まってします。」 住宅リフォームの個人事業者に などと言って、トイレ点検及び、トイレの修繕作業の 法定書面の書面不交付で最も重い 役務提供契約をする際に、法定書面を交付しなかった。 6ヶ月間の業務停止命令 ●健取団所見=法定書面の書面不交付のみの違反行為で あるならば、6ヶ月間の業務停止命令は過去の事例を 考慮しても最も重い行政処分であるが、個人事業者を 含め、特定商取引法上の法定書面も重要さ及び、特定商 取引法の認識を高めることが急務と考える。 ㈱ミナト建設 代表精算人:相川雅史 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、 (愛知県一宮市 登記:名古屋市中区) 書面不備、書面不交付、重要事項の故意の不告知等) 設立:平成 24 年 6 月 並びに、愛知県条例違反行為を認定し、3ヶ月間の 事業:屋根修繕等工事の戸別訪販 業務停止命令を科した。 違反事例としては、「近所で工事をしているから挨拶に 来ました。 」等と事実でないことを告げながら訪問し、 悪質な違法行為を繰り返していた 「屋根の一部が浮いている」、 「会社に通さずに安くする」 住宅リフォーム会社(現清算中) 等と不実を告げたり、「ここまでひどいのはそんなに に行政処分(業務停止命令) ない」等と消費者の不安を煽って工事契約をしていた。 愛知県下の県民プラザへの苦情相談件数は、平成 23 年度 から平成 26 年 12 月迄の期間で47件は多大である。 ●健取団所見=違反事例及び、件数を見れば、本行政処分 を超える処分が相当であると判断する事案である。 する苦情相談である。 ㈲Reco 清算人:植村賢洋 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、法定 (神奈川県小田原市栄町) 書面の書面不備、不実告知、迷惑勧誘)違反行為を認定 設立:平成 13 年 7 月 し、3ヶ月間の業務停止命令を科した。 違反事例としては、販売目的を告げず、消費者宅を訪問す る際、「近くで工事をしていたら、お宅の屋根が剥がれ 違法な住宅リフォーム事業者(清算中) ているのが見えた。見てみようか。」などと言って、 に行政処分 「直ぐにでも雨漏りする。」などと嘘を告げたり、執よ うな勧誘を行っていた。 また、法定書面には代表者名などの記載事項が無かった。 神奈川県内の相談件数は平成 25 年~平成 26 年で27件。 ㈱翠光トップライン 代表者:上条昌輝 景品表示法(優良誤認)違反に基づき、再発防止を求め、 (東京都台東区上野 3-27-7) 措置命令を出した。 設立:平成 9 年 11 月 違反事例としては、合理的な根拠(客観的に実証されたデ ジェイトップライン 代表者:上条昌輝 ータ)がないのに窓ガラス用フィルムに冷暖房効率を (東京都文京区湯島 3-11-10) 設立:平成 10 年 7 月 H27.03.02 佐賀県警 鹿島警察署 生活安全課 H27.03.02 神奈川県警 小田原警察署 生活安全課 H27.03.05 消費者庁 表示対策課 H27.03.13 消費者庁 表示対策課 向上させる効果があるとリーフレット及び、自社ウエブ サイトなどに表示していた。 対象商品は、 「シーグフィルム」と称する窓ガラス用フィ ルムである。 同社2社の主な違法表示例としては次の通りである。 合理的な根拠がないのに窓ガラス用 ①夏の遮熱で冷房費10%ダウン、室内に入る熱を フィルムに冷暖房効率を向上させる カット。 ②冬の遮熱で暖房費10%ダウン、室内から熱 効果があると表示した業者に を逃がさない。 ③夏涼しく、冬暖かい 冷暖房効率は 行政処分 最大40%アップします。 ④シーグを貼付すると、室 温が2~6℃変化します。設定温度を2℃変えるだけで 空調費は一般オフィスで約20~30%節約できます。 ⑤シーグは空調機の稼働を軽減し、省エネルギーに直接 貢献します。 (夏冬とも20~40%抑制)。 内田潤一容疑者(54) 自称自営業 詐欺容疑で同人を逮捕した。 (住所不定) 容疑内容としては、電気給湯器が老朽化した消費者宅を 訪れ、「故障すれば修理代が高額。それに備えた保険が 電気給湯器の嘘の修理保険を語り ある」などと嘘を語り、嘘の契約を持ち掛け現金を詐取 詐欺容疑で自称自営業の男を逮捕 した疑い。 住所不定、氏名不詳(47) 無職 特定商取引法(不実告知、書面不備など)違反容疑で、 同人を逮捕した。 容疑内容は、住宅リフォーム業者を装って偽名を使い、 特商法違反容疑で検挙した住所不定の 「床下を見せてくれ」、「水道管の修理が必要」などと 無職の男を詐欺容疑でも追及 補修工事を持ち掛け、高齢女性に対してCOの説明を せず、補修工事を請け負った疑い。 また、架空の工事費を請求したものとして詐欺容疑でも 捜査しているようだ。 ㈱タカショー 代表者:高岡伸夫 景品表示法(優良誤認)違反に基づき、再発防止を求める (和歌山県海南市) 措置命令を出した。 設立:昭和 55 年 8 月 違反事例としては、ホームページや業者向けカタログで、 「直射日光を遮るだけでなく、通気性がよいので、 屋外用日よけネットの誇大広告で シェードの下は気温が平均約10℃下がります。 」など 措置命令 と根拠が無いのに宣伝していた。 ㈱竹書房 代表者:後藤明信 景品表示法(有利誤認)違反で措置命令を行った。 (東京都千代田区 マンガ雑誌販売) 違反事例としては、同社が発行する「まんがライフ」、「ま んがくらぶ」などの7誌において、マンガ雑誌の懸賞 企画に係る懸賞が記載された当選者数と実際の当選者 マンガの懸賞におとり広告で行政処分 H27.03.17 公正取引委員会 H27.03.20 消費者庁 H27.03.24 経済産業省 九州経済産業局 (消費者庁長官の権限委任を 受け実施) ●立入検査における同局との 連携を図った5県 福岡県、佐賀県、長崎県、 宮崎県、鹿児島県 数を虚偽記載し、実際のものよりも取引の相手方に著し く有利であると消費者に誤認させたものであった。 例:保温弁当箱 記載当選者 5 名、実際当選者 1 名 ●健取団所感=同表示はおとり広告であり、色々な業界で 「当選者は発送を以て、当選者と代えさせて頂きます」 という表示が多々あるが自社管理を周知して頂きたい。 コールマンジャパン 独占禁止法(再販売価格の拘束)違反容疑で、日本法人で (東京都港区 キャンプ用品メーカー) あるコールマンジャパンの本社などを立入検査した。 容疑内容としては、テントやテーブルなどのキャンプ用品 について、小売店に販売価格を指示し、従わなければ 商品の納品をしない等と不当な取引を行っていた疑い。 ㈱ランド 代表者:荻原大輔 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、 (東京都新宿区荒木町) 不招請勧誘、書面記載不備、物品の引渡しの拒絶に 設立:平成 24 年 3 月 関する告知義務違反、迷惑勧誘)違反行為を認定し、 違反行為の是正を指示した。 違反事例としては、新聞やウェブサイトにて「スピード 本来の訪問購入の目的を違え 買取.jp」、 「着も乃屋」、「宝飾倶楽部」などの屋号を用 貴執ように貴金属の買取り勧誘を いて広告を出し、それを見て電話等で連絡をしてきた 行っていた事業者に行政処分 消費者に訪問の承諾を取り付け、当該消費者宅において 物品の訪問購入を行っていた。その際、消費者があらか じめ用意した着物や毛皮等の物品を見た後、唐突に貴金 属の買取りについて勧誘を始め、執ように貴金属の買取 りについて勧誘を行うなどの行為を行っていた。 ㈱クリーンホーム 代表者:窪田吉洋 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、不実 (福岡市博多区吉塚 8-1-67) 告知)違反行為を認定し、3ヶ月間の業務停止命令を (鹿児島市、宮崎市内に営業所有り) 科した。 設立:平成 25 年 4 月 違反事例としては、床下工事の役務提供契約の締結の勧誘 が目的であるのもかかわらず、「床下の無料点検に来ま 取扱役務:床下換気扇の取り付け、 した。」、「床下換気扇の点検に来ました。タイマーを見 コンクリート基礎補修補強等の床下 せて下さい。 」等と役務契約での契約目的を隠匿し、 工事 床下若しくは、床下換気扇タイマーの点検等と称して、 床下に入り、「基礎のコンクリートから柱がずれている ので、家が傾いて大変なことになりますよ。」等と不実 を告げ、床下換気扇の取り付けやコンクリート基礎補修 補強等の床下工事を契約するよう勧誘していた。 H27.03.25 経済産業省 中部経済産業局 消費者庁長官の権限委任を 受けて行政処分を実施 A ㈱ハマホーム 代表精算人:鈴鹿晋也 (本社:浜松市中区寺島町 17-1) 設立:平成 25 年 6 月 取引:屋根瓦等家屋修繕工事 次の事業者はA社と組織的関係を 有するため、併せて公表した。 B ㈱hzi芽(ハジメ) 代表者:佐野義泰 (登記上:浜松市中区伊場 2-14-27) (事実上:浜松市中区寺島町 17-1) ●A社と事務所が同じで組織的関係 C ㈱アルテ 代表者:小澤正幸 (本社:愛知県一宮市多加木 5-6-19) ●A社と組織的な関係多大 D ㈱アイセイハウス (旧社名:㈱ハマホームプラス) 代表者:足立大輔 (本社:浜松市中区砂山町 353-3) (旧本社:浜松市中区寺島町 17-1) ●かつてA社と事務所が同じで組織 的な関係が多大 H27.03.31 大阪府消費生活センター 平成27年2月 相談概要 (環境関連商品(役務)情報) 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、法定 書面(契約書面の書面不交付) 、不実告知)違反行為を 認定し、6ヶ月間の業務停止命令を科した。 違反事例としては、開口一番に販売目的を明確に伝えなけ ればならないところ、開口一番、「近くで工事をしてい ますので、邪魔になるかもしれません。」などと言って、 消費者宅を訪問し、 「2階部分の屋根の手前の瓦が出っ 張っていて浮いています。」、「3千円くらいで出来ると 思います。 」などと簡易的な屋根瓦等の補修工事を勧誘 した後、「瓦がずれている。そこから雨漏りをする。 」、 「屋根が複数箇所浮いています。これだけ浮いていると 確実に雨漏りします。」などと不実を告げ、高額な役務 (補修工事等)を行っていた。 また、当該役務(工事)提供契約の内容を明らかにする 法定書面を交付しなかった。 ●健取団所見=住宅リフォーム又は、環境関連取引(役務) 関係事業者の大半に法定書面の書面不備又は、書面不交 付が見受けられるため、書面不備又は、書面不交付でも 行政処分に相当し、警察機関が介入した場合は、検挙・ 摘発される事例でもあるため、法定書面の交付を甘く見 てはならない。 また、「ご近所で工事をやっているた め、挨拶に来た。」又は、 「○○○○の点検にお伺いした。」 などといずれの違反事業者においては、同様の事例が見 受けられるため住宅リフォーム又は、環境関連取引(役 務)関係事業者においては、十分な認識(開口一番のト ークが肝心)が必要である。 当然ながら、戸別訪販においても同様のことが言える。 尚、経済産業省が行政処分を課せば都道府県と異なり、 日本47都道府県全てにおける営業活動が出来ない。 平成 27 年 2 月の相談件数内の環境関連取引(工事・役務) については、全相談件数の上位には該当せず。 但し、60 歳以上の相談件数では、2位(13 件)に該当。 全体的な相談内容としては相変わらず、デジタルコンテン ツ関係のトラブルは相変わらず多発している。 H27.04.01 (03.31) 静岡県 県民生活課 ㈱テックワン 代表者:成岡 (静岡市駿河区津島町 11-25) 業種業態:屋根工事等の戸別訪問販売 代表者自らが違法行為を起こし 行政処分された住宅リフォームの 戸別訪販 H27.04.01 (03.26) 最高裁判所 第1小法廷 NOVA 猿橋望元代表者ら4人 英会話学校 英会話学校(NOVA)の代表者らが 元受講生27人に賠償責任(確定) H27.04.01 (03.26) 最高裁判所 第1小法廷 NOVA 猿橋望元代表者ら4人 英会話学校 英会話学校(NOVA)の代表者らが 元受講生27人に賠償責任(確定) 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、法定 書面の書面不備、不実告知)違反行為を認定し、3ヶ月 間の業務停止命令を科した。 違反事例としては、同社代表者又は、同社従業員らは、 消費者宅を訪問する際、「今隣で工事をやっているんだ けれど、2階で見えたんだけど、1箇所がずれている ところがあり、雨漏りの心配があるから、2千円以内で 修理してあげるから点検させて下さい。」、「向かいで屋 根の工事をやっています。工事をやっている時、お宅の 屋根を見たら、瓦が2、3枚傷んでいるのが見えたから。 近所のついでだから工事をやりませんか。」などと不実 を語り、勧誘に先立って販売目的を隠し、高額な役務 提供契約の締結について勧誘することを告げなかった。 また、役務提供契約の法定書面には、役務の対価の支払 い方法についての記載が無く、担当者名に記載が不備で 書面を読むべき旨の記載事項が赤枠の中に赤字で記載 されていなかった。 ●健取団所見=同違反事例は、法定書面の書面不備だけに おいても無期限クーリング・オフとなり、「ご近所で工 事を・・・・・」、 「点検・・・・・」と称した過去から 問題のある住宅リフォームの点検商法そのものである。 また、瓦がずれているなどと代表者ら自らが故意的に 不実を告げて、勧誘行為を行うことは言語道断である。 経営破たんした英会話「NOVA」の元受講生27人が、 旧経営陣を相手取り、返還されていない前払い受講料等 の賠償を求めた訴訟において、元代表者ら4人に約 1900 万円の支払いを命じた。 同社は 2007 年に特定商取引法(不実告知など)違反で、 行政処分を科せられ、その影響で破産手続を行った。 経営破たんした英会話「NOVA」の元受講生27人が、 旧経営陣を相手取り、返還されていない前払い受講料等 の賠償を求めた訴訟において、元代表者ら4人に約 1900 万円の支払いを命じた。 同社は 2007 年に特定商取引法(不実告知など)違反で、 行政処分を科せられ、その影響で破産手続を行った。 H27.04.20 (04.01) 資源エネルギー庁 国民生活センター 平成26年度 太陽光発電システムのトラブル状況 H27.04.20 (04.17) 大阪府警本部 他 上新電機 (大阪市) H27.04.20 東京地方裁判所 消費者庁の措置命令に対する一時的な 執行停止 H27.04.28 近畿経済産業局 (消費者庁長官の権限委任を 受けて実施) A ㈱アーサー教育社 代表者:中村秀美 (大阪府吹田市広芝町 4-1) 生活環境課 2013 年 4 月~2014 年 3 月(平成 26 年 3 月)の相談件数は、 4,736 件にて、前年度は 4,456 件のため、増加傾向。 相談内容としては、販売方法 3,193 件、契約・解約問題 3,177 件、価格・料金問題 998 件、接客対応問題 653 件 などである。(内容によっては重複件数有り) 不実告知又は、違法行為など、主な問題点としては次の 通りである。 1.補助金があるので自己資金は一切掛からない。 2.売電によって機器代が賄える。 3.パワーコンディショナーは永久に使え、買い替えの 必要はない。 4.長時間勧誘や夜間勧誘などの迷惑勧誘。 5.太陽光発電システムを取り付けたが、工事がずさんで 雨漏りが発生。保証してほしい。 6.断っているにもかかわらず、業者が執ように何度も 家に来て困っている。 (再勧誘の禁止) 7.お得感を過度に強調する。 8.「キャンペーンの最後の1棟などで急いで契約した ほうがいい。 」などと契約を急がせるなどの迷惑勧誘。 ●備考:2013 年 4 月~2014 年 3 月の太陽光発電システム の導入件数は、288,117 件である。 家電量販店エディオンの元社員(笹沢淳容疑者(53))が 転職した際に、エディオンの営業秘密データを就職先であ る上新電機(現解雇)で不正に流用した事件で、 同社に対して、不正競争防止法違反容疑で書類送検した 尚、元社員は懲戒解雇し、営業秘密の不正取得で法人に 刑事責任を問われるのは異例とのこと。 消費者庁が窓ガラス用の断熱フィルムの事業者2社に 対し、効果の根拠が無いとして措置命令を出した2社が 消費者庁を相手取り、異議申し立て訴訟を行った事案で 同地裁は、措置命令の正当性がないまま「申立人の重大 な損害を避けるため、緊急の必要がある」として、取消 し訴訟の判決が出るまで一時的に執行の停止を決定。 A 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿)、 不実告知、過量販売、迷惑勧誘)違反行為を認定し、 6ヶ月間の業務停止命令を科した。 設立:平成 16 年 11 月 学習教材の戸別訪販 B ㈱ヴィクトリー 代表者:中村秀美 (大阪府吹田市広芝町 4-1) 設立:平成 21 年 8 月 学習教材の戸別訪販 H27.05.03 山口県警 宇部警察署 生活安全課 H27.05.03 (04.28) さいたま第2検察審査会 H27.05.03 (05.01) 消費者庁 H27.05.13 京都府警本部 結婚相談所代表(62) パート従業員(57) (山口県宇部市居住の夫婦) 住宅リフォーム業 男性(67) オートアクション (大阪府八尾市) 生活経済課 中古車販社 ㈱アーサー教育社 代表者(会長):中村秀美ら5人 (大阪府吹田市広芝町 4-1) 学習教材の戸別訪販 違反事例としては、電話勧誘時及び、訪問時において、 「話だけでも聞いてみませんか。」などと告げるだけで、 学習教材の売買契約についての勧誘が目的であること を告げず、この教材を使えば、必ず90点以上取れる。」 などと不実を告げ、中学入学前の子供を持つ消費者に 中学3年分契約後、高校3学年分も勧誘していた。 また、3時間を超えるような長時間勧誘を行い、 「契約 書を書くまでは帰らない」と思わせるほど執ように勧誘 していた。 B 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿)、 不実告知、過量販売)違反行為を認定し、3ヶ月間の 業務停止命令を科した。 違反事例としては、迷惑勧誘を除き、Aとほぼ同様の事例 で違反行為を行っていた。 特定商取引法(不実告知)違反容疑で、通常逮捕した。 違反容疑としては、結婚を希望する男性らと契約する際、 紹介する女性の氏名や年齢等を偽って伝えていた疑い。 同審査会は、住宅リフォーム代名目で現金を詐取したと して詐欺容疑で書類送検された事件について、さいたま 地検越谷支部が不起訴処分とした事件に対して、不起訴 不当を議決した。 不起訴不当とした事由としては、捜査が十分に尽くされた ものではなく、今後到来する高齢化社会を見据えて、 検察官に再考と再捜査を強く要請するとしたものだ。 景品表示法(優良誤認)違反に基づき、再発防止を求める 措置命令を出した。 違反事例としては、平成 25 年 1 月~平成 26 年 5 月、フレ ームを修理した車 24 台を中古車雑誌等に「修復歴なし」 と掲載し販売していた。また、おとり広告には、在庫が 無い中古車を掲載していた 特定商取引法(不実告知)違反容疑で同代表者、関連会社 社員ら5人の男を逮捕した。 容疑内容としては、虚偽の説明をして過量販売(6年間の 教材契約等)となる教材を販売していた疑い。 2013 年以降、7府県で 300 人以上に教材を販売していた。 また、平成 27 年 4 月 28 日、消費者庁(近畿経済産業局) 虚偽の説明で教材を販売していた 戸別訪販会社の代表者ら5人を 不実告知容疑で逮捕 H27.05.14 消費者庁 消費者庁の措置命令取り消し訴訟 の経緯(東京地方裁判所にて) H27.05.18 NPO 法人ひょうご消費者ネット RIZAP㈱ (ライザップ) (国認定の適格消費者団体) (東京都新宿区) ライザップの広告に対する削除申し出 H27.05.18 H27.05.25 島根県警 津和野警察署 消費者庁 生活安全課 秋山雅彦容疑者(49) 自営業 (大阪市東淀川区井高野 4) 高齢者をターゲットに法定書面を交付 しないで換気扇取り付け工事を 行った疑い ㈱アグレッシブ 代表者:及川真一朗 (東京都渋谷区代々木 1-13-4) 設立:平成 23 年 5 月 が同社に対して、特定商取引法(氏名等の明示義務(販 売目的隠匿) 、不実告知、過量販売、迷惑勧誘)違反行 為を認定し、6ヶ月間の業務停止命令を科した。 関連会社(代表者が同様)も同様な事例で業務停止命令 を科せられていた。 消費者庁が窓ガラス用の断熱フィルムの事業者2社に 対し、効果の根拠が無いとして措置命令を出した2社が 消費者庁を相手取り、異議申し立て訴訟を行った事案で 同地裁は、措置命令の正当性がないまま「申立人の重大 な損害を避けるため、緊急の必要がある」として、取消し 訴訟の判決が出るまで一時的に執行の停止を決定した 事案で、当該事業者の㈱翠光トップラインが消費者庁の 命令取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論で、消費者 庁側から「処分は不当だ」と請求棄却を求めた。 景品表示法(優良誤認)及び、特定商取引法に違反する 疑いがあるとして、文書で申し入れを行った。 申し入れ内容としては、同社のトレーニングジム運営広告 又は、CMで、「30日間全額返金保証」の表現が利用 者に誤解を招くとして該当部分の削除を申し入れた。 広告には、プログラム開始後30日までは、「内容に納得 がいただけない場合、全額を返金する。」と記載がある が同社ジム会則には、「会社が承認した場合」などと 条件があり、同消費者ネットは「会社の一存で恣意的 (シイテキ)に決められることも考えられ、確実な返金 を意味する保証とは矛盾する。 」等と指摘したようだ。 因みに、同社のジムシステムは、入会金 50,000 円、コー ス料金は 298,000 円(2 ヶ月間で 16 回)である。 特定商取引法(書面不交付)違反容疑で同人を逮捕した。 容疑内容としては、戸別訪販で、80 歳以上の高齢者を ターゲットに、契約に必要な法定書面を交付せずに、 換気扇工事の取り付け工事を行っていた疑い。 特定商取引法(不実告知、広告表示義務違反、書面不備) 違反行為を認定し、3ヶ月間の業務停止命令を科した。 違反事例としては、同社が運営するインターネットサイト 取引類型:業務提供誘引販売取引 パソコンを用いた在宅ワークの 役務提供を行っていた事業者に 業務停止命令 H27.05.25 愛知県警 熱田警察署 生活安全課 富田尚希容疑者(22) (名古屋市中区新栄) 飲食店店員 物干し竿を高額で販売していた 移動販売の男を警察が検挙・摘発 H27.05.27 静岡県警本部 生活保安課 天竜警察署 生活安全課 メガネ販売会社代表者(65) (静岡市葵区牧ケ谷) 法定書面の書面不備容疑で 眼鏡戸訪販会社代表者を逮捕 H27.05.27 滋賀県警本部 生活環境課 川崎匡良容疑者 トゥーレ 取締役 住宅リフォーム会社 において、 「未経験でも安心在宅ワーク」などと広告を 行い、これに関心を持つ消費者から資料請求を受け、 実収入が得られない者がほとんどであるにも係わらず、 「最初は1万円くらいしか稼げないが、徐々に3~4万 円くらい稼げます。 」などと業務提供利益に関する事項 について不実を告げており、7割以上の者が在宅ワーク トレーニング期間中にやめているにも係わらず、 「トレ ーニングは1ヶ月もあれば出来ます。」などと不実を告 げていたようだ。 また、インターネットサイト上で業務報酬の根拠となる 1文字あたりの単価表示が無く、消費者に交付している 概要書面においても、業務報酬の根拠となる単価、担当 者名が正確に記載されていなかったようだ。 特定商取引法(書面不備、重要事項の不告知)違反容疑で 同人を逮捕した。 違反事例としては、クーリング・オフ制度を説明せず、 法定書面も交付せずに、軽トラックを使用した移動販売 で、高齢者らをターゲットに、 「竿竹、2本で 1,000 円」 と竿の購入を呼び掛け、実際には 2 本を 3 万円で売りつ け、松阪市内の女性には、竿 4 本と物干し台などを約 24 万円で販売していたようだ。 ●健取団所見=国民生活センターの集計によると、物干し 竿に関する苦情相談は増加傾向にあり、昨年度の苦情相 談件数は 452 件であり、いずれも高額請求、書面不交付 等の違法行為があるようだ。 特定商取引法(書面不備)違反容疑で同代表者を逮捕した。 また同社の従業員も同法違反で近く書類送検する方針。 違反容疑としては、高齢者らにメガネを訪問販売した際、 クーリング・オフに関する記載に不備がある法定書面を 交付した疑い。 尚、被害者の知人からの相談により捜査を開始したようだ 特定商取引法(威迫・困惑等)違反容疑で、同人ら2人 を逮捕した。 違反事案としては、高齢者をターゲットに、威圧的な態度 で屋根の修繕工事を行った疑い。 H27.06.01 警察庁 道路交通法・改正 施行 H27.06.03 (05.28) 北海道 H27.06.04 岩手県警本部 他 消費者安全課 生活環境課 ㈱北日本システム 代表者:齋藤雄亮 (札幌市中央区南 6 条西 1-5-6) 開業年月:平成 24 年 2 月 取引形態:住宅リフォーム 火災保険申請調査支援 あんしん工務店 (岩手県遠野市) A 元代表者:佐藤清正容疑者(48) (宮城県気仙沼市和野) B 元社員 :鈴木 淳容疑者(40) (岩手県花巻市末広町) 悪質な住宅リフォーム会社の元代表者 らを特定商取引法、建設業法違反 容疑で逮捕 平成 27 年 6 月 1 日、道路交通法・改正の施行があり、 自転車の悪質運転に対する罰則等が強化された。 自転車運転による危険行為は14類型にて、信号無視、 通行禁止違反、飲酒運転などが該当する。 危険行為を3年以内に2回(違反切符)以上繰り返した 場合、3時間講習会(実費負担)の受講命令にて、受講 命令に従わなかった場合は、5万円以下の罰金となる。 但し、愛知県警では、自動車の運転免許を持っている者が 飲酒運転した場合、自動車免許が 30 日~180 日間、免許 停止(免停)となる。 ●健取団所見=生活環境事案とは異なるが、身近な自転車 は庶民の手軽な乗り物のため、敢えて通達した。 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、再勧 誘等)違反行為を認定し、改善改善指示を行った。 違反事例としては、「火災保険で壊れた所を修理出来るこ とをご存知ですか。 」等と電話を掛け、その後消費者宅 を訪問し、住宅リフォームや火災保険申請の支援の勧誘 を行い、消費者が断っても勧誘を続けていたようだ。 道内では、平成 24 年~平成 26 年度迄、104 件の相談件数。 A及び、Bを特定商取引法(不実告知、書面不備など)違 反容疑と建設業法(無許可建設業)違反容疑で逮捕した。 違反事例としては、Aは建築士の資格が無いのに、 「建 築士の免許を持っている。」などと不実を言って、自宅 の屋根や外壁の住宅リフォーム工事を県の許可(500 万 円未満の小規模工事ではない等)を得ずに、リフォーム 工事を請け負った疑い。 被害女性と被害男性の2人の工事代金は、約 2,600 万円 にのぼり、平成 26 年 3 月~7 月に工事契約を請け負った が未だに工事が完了していないようだ。 また、契約書類である法定書面には、役務(工事)提供 時期や工事内容が記載されていなかったようだ。 県警は、他にも被害者がいるため、余罪を追及している。 ●健取団所見=訪販を営む住宅リフォーム会社の多くに、 法定書面の不備が見られ、コンプライアンス(法令遵守) に欠けているため、業界団体等に所属して、特定商取引 法等の知識を取得して頂きたいと熱望する。 H27.06.11 消費者庁 ㈱愛建ホーム 代表者:禅院裕文 (アイケン) (ゼンイン) (本社:福岡県春日市白水ケ丘 4-79) (登記上:福岡市博多区浦田 1-14-17) (支店:名古屋市名東区猪高台 2-101) 設立:平成 18 年 3 月 役務:屋根・外壁等の建物補修工事等 の住宅リフォーム 不実を告げて住宅リフォームを行って いた訪販事業者に業務停止命令 H27.06.11 愛知県 H27.06.16 静岡県警本部 生活保安課 大仁警察署 生活安全課 御殿場警察署 生活安全課 H27.06.18 県民生活課 屋根・外壁工事トラブルの危機管理情報 氏名不詳 清掃業経営者(38) (川崎市麻生区) 氏名不詳 従業員(22) (神奈川県厚木市) 健康コーポレーション RIZAP㈱(ライザップ)運営会社 (東京都新宿区) 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、再勧 誘、書面不備、不実告知等)の違反行為を認定し、 6ヶ月間の業務停止命令を科した。 違反事例としては、開口一番、販売目的を告げず、消費者 宅を訪問し、 「近所で工事をしている。屋根が剥がれて いるのが見えた。」などと告げ、1万円前後の安価な屋 根瓦の補修工事等の契約を締結し、その後に締結した 簡易工事を行うために消費者宅を訪問した際、「屋根が かなり傷んでいる。」などと不実を告げて、高額な屋根・ 外壁補修工事等の住宅リフォームを行っていた。 また、近所で工事をしていないにも係わらず、工事を行っ ているかのような不実を告げていた。 住宅リフォームのトラブルが増加傾向となっているため、 愛知県が危機管理情報を公表した。 主なトラブルは、屋根・外壁工事による苦情相談にて、 60歳以上の苦情相談が70%を占めているようだ。 主な違法行為(あくまでも消費者の申し出ではあるが)と しては、販売目的隠匿(点検又は、近所で工事をしてい る等と告げ勧誘)、書面不備(不備は事実) 、不実告知(虚 偽説明)、困惑行為(強引)などである。 ●健取団所見=最近、行政処分された住宅リフォーム訪販 会社(名古屋市が拠点)によるトラブルも多大なようだ。 特定商取引法(書面不備)違反容疑で同人らを逮捕した。 容疑内容としては、静岡県東部を中心に高齢者をターゲッ トにして、高齢者宅を訪れた際、「下水道の臭いが出て いる。」などと指摘し、排水管洗浄工事の請負施工契約 をするクーリング・オフに関する内容などに不備がある 法定書面を交付した疑い。 請負工事契約金額も他業者と比べ、割高だったようだ。 5月18日の続報にて、NPO 法人ひょうご消費者ネットが 同社のトレーニングジム保証制度の「30日間全額返金 保証」が景品表示法(有利誤認)にあたる可能性がある として保証制度の削除を求めた事案で、同社は会則を 変更して、如何なる理由(自己都合等)でも30日以内 であれば全額返金に応じると発表した。適用日は同日。 H27.06.18 広島県警本部 生活環境課 福岡県警本部 生活保安課 鹿児島県警本部 生活環境課 H27.06.18 消費者庁 表示対策課 H27.06.19 愛知県警本部 他 H27.06.22 消費者庁 H27.06.25 栃木県 生活経済課 A 坂本幸正容疑者(33) 無職 (さいたま市南区大谷) B 松井 宏被告(28) 無職 (東京都新宿区西新宿) 副業斡旋を名目に金品を騙し取る手口 平成 26 年度 景品表示法違反被疑事件 の処理状況 菊地拓也容疑者(30) (愛知県一宮市丹陽町) 法定書面を交付せず、高額なさお竹を 販売していた移動販売業者を逮捕 危機管理情報を公表 「悪質な住宅リフォーム工事訪問販売 に御注意!!」 くらし安全安心課 ㈱エスティーサポートシステム (栃木県宇都宮市中央 1) 代表者:板倉豊志朗 設立:平成 13 年 7 月 9 日 販売目的を告げず、執ように長時間勧誘 詐欺容疑でAら8人を逮捕し、詐欺容疑でB(別の詐欺罪 で起訴)を再逮捕した。 容疑内容としては、副業を斡旋するインターネットサイト を開設し、応募してきた消費者に対し、登録料等の名目 費用が必要と嘘を言い、数百万円を騙し取った疑い。 被害額は少なくとも約 5 億円になるようだ。 調査件数については主な健康関連等の情報ファイルにて。 措置命令を行った主な環境関連の不当表示は次の通り。 ●窓ガラス用フィルムの省エネに関する ●屋外用シェードの気温低下効果に関する ●虫の忌避効果を標ぼうする商品の効果に関する ●中古自動車の修復歴に関する ●失禁パンツの吸収量に関する ●マンガ雑誌の懸賞企画の当選者数に関する ●学習塾の国公立大学出身者の講師在籍割合に関する ●健取団所見=主な健康関連等の情報ファイルの通り。 特定商取引法(書面不交付等)違反容疑で同人を逮捕した。 容疑内容としては、軽トラックで移動しながら、「さお竹 2本で千円」と拡声器で呼び込んでいたが、実際には ステンレス製でサビないと性能をうたい、法定書面を交 付せずに約4万円で販売していた疑い。 昨年末ごろから、住宅リフォームに関する苦情相談が全国 的に多発しているため、同庁が危機管理情報を公表した ●同庁が呼び掛けている注意点は次の通りである。 1.販売目的を告げずに個人宅に勧誘。 2.「近所で工事をやっている」と不実告知。 3.「このまま放置をすれば・・・」と不実告知。 4.問題があればクーリング・オフ内外問わず相談を。 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、書面 不備、不実告知、迷惑勧誘など)違反行為を認定し、 3ヶ月間の業務停止命令を科した。 違反事例としては、主に小学校6年生のいる消費者宅に電 話を掛け、「中学校で使用する教科書を無料でお送りし ます。」等と言って販売目的を告げず、教科書の回収と 称し、消費者宅を訪れ、「教科書に沿った教材はうちだ を行っていた学習教材の戸別訪販 会社を行政処分 H27.06.30 山口県警 長府警察署 生活安全課 仲間常俊容疑者(50) (北九州市八幡西区) 給湯器販社社員 H27.07.04 (06.28) 兵庫県警本部 加古川警察署 住宅リフォーム会社経営(34) (大阪市北区本庄東) 生活経済課 生活安全課 H27.07.12 北海道警察本部 生活安全企画課 室蘭警察署 生活安全課 H27.07.17 (07.09) 岡山県 くらし安全安心課 高齢者に不要な床下の住宅リフォーム 工事を行ったとして詐欺容疑で 主犯格を含め4人を逮捕 高橋 良容疑者(35) 訪問販売業 (住所不定) ㈱日本エコプランニング 代表者:加地直人 (岡山市南区豊成 3-22-15) 設立:平成 18 年 4 月 取引:太陽光発電システム、住宅設備 機器、住宅リフォームの 戸別訪販 違法行為を繰り返していた太陽光発電 システムの戸別訪販事業者に 業務停止命令 け。」等と不実を告げ、中学生用の学習教材の勧誘に際 し、消費者に対して、執ように長時間の勧誘を行ってい たようだ。 尚、県内の相談件数は、平成 26 年度までに 41 件発生。 特定商取引法(不実告知等)違反容疑で、同人を逮捕した。 容疑事例としては、高齢者らをターゲットに、高齢者宅を 訪れ、「お宅の給湯器は危ない」などと嘘を告げ、交換 が必要の無い給湯器を約 40 万円で契約させた疑い。 詐欺容疑で、同人ら4人を逮捕した。 容疑内容としては、高齢者(80 歳代)に、「洗面所の排水管 から水が漏れている。水を吸い取るマットを敷く必要が ある。」、 「排水管の水漏れで家が壊れる。」などとうそを 告げ、床下工事等の代金 280 万円を詐取した疑い。 余罪追及か。 特定商取引法(書面不交付)違反容疑で同人を逮捕した。 違反容疑としては、40 歳代から 60 歳代の男女らに物干し 竿などを販売する際、法定書面を交付しなかった疑い にて、「2 本で千円」などと拡声器で流しながら、実施 には、1 本 35,000 円~47,000 年で販売していたようで、 不実告知の疑いがあるようだ。 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、再勧 誘、法定書面の書面不備、不実告知、債務不履行)違反 行為を認定し、3ヶ月間の業務停止命令を科した。 違反事例としては、太陽光発電システム設置についての 契約の勧誘が目的である旨を告げず、「この辺りのあちこ ちで電化の工事をしていて、そのついでに寄りまし た。」、「オール電化をしてから1年経つので、具合が どうかなと思いまして寄らさせてもらいました。」などと 告げ、断っているにも関わらず勧誘を続け、「太陽光発 電にすると余った電気を売ればお金が入ってくるので、 5年で元が取れ、あとは入ってくるお金が儲けに なります。」などと不実を告げていた。 また、契約の解除によって生ずる債務の全部又は一部の 履行(返金等)をしなかったようで、法定書面も数多くの 記載不備が多く見られたようだ。 尚、同社は事業を中止しているようで、事業を再開する場 H27.07.17 (07.14) 佐賀県警 神崎警察署 生活安全課 氏名等不詳(57) 不実を告げ電気温水器の修理代を詐取 した男を特商法違反容疑で逮捕 H27.07.24 埼玉県 消費生活課 富士防災設備 こと、菊池敏博 (東京都文京区白山 2-30-7) 業務開始:平成 24 年 12 月 事業内容:消火器及び、消火薬剤の 訪問販売にて個人事業者 過去に業務停止命令を受けた消火器の 戸別訪販事業者が再度、業務停止命令 合は、不適正な取引行為を防止するために講じた措置を 岡山県知事に報告義務することを勧告した。 特定商取引法(不実告知)違反容疑で同人を逮捕した。 容疑内容としては、80 歳代の男性高齢者宅を訪れ、電気温 水器を点検し、「部品に不具合があり、タンクが破裂す るかもしれない。」などと嘘をつき、修理代金を詐取し た疑い。 特定商取引法(氏名等の明示義務(販売目的隠匿) 、不実 告知)違反行為を認定し、12ヶ月間の業務停止命令を 科した。 違反事例としては、「消火器の点検に来ました。 」などと 消火器の販売が目的であることを告げずに消費者宅を 訪問し、「以前取引していた業者から委託を受けた者で す。」、 「自治会の指定業者です。 」などと嘘を告げ、消火 器を販売していたようだ。 また、同人は平成 23 年 10 月 27 日、同県から3ヶ月間 の業務停止命令を受けた「三恵防災設備工業」の代表者 であった。 ●健取団所見=特定商取引法上、業務停止命令に違反した 場合は、2 年以下の懲役若しくは 300 万円以下の罰金又 は、これを併科する罰則が科せられる。
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