WGIC2015の基調講演の講師が、次々と決まっています。 その2弾として、日本のスピーカーを一部ご紹介します。 《SPEAKER》 VOL-3 涌井雅之(史郎) 造園家・ランドスケープアーキテクト 東京都市大学環境情報学部教授 岐阜県立森林文化アカデミー学長 中部大学・東京農業大学 客員教授 国連生物多様性の 10 年委員会 委員長代理 公益社団法人 国際観光施設協会 副会長 公益財団法人 日本公園緑地協会 副会長 昭和20年11月22日鎌倉市生まれ 東京農業大学農学部造園学科卒 造園・ランドスケープアーキテクトとして「景観十年、風景百年、風土千年」と唱え、人と自然の空間的共 存をテーマに多くの作品や計画に携わっている。代表的な仕事には「ハウステンボス」のランドスケープ プランニングや「愛地球博」における会場演出総合プロデューサーがあり、その会場計画や記念庭園の 監修に携わっている。 今という時代を「農業革命」「産業革命」に次ぐ人類第三の革命「環境革命」の時代と捉え、地球環境問 題、とりわけ生態系サービス(生物多様性)を重視した人と自然の共生を目指した持続的未来に向けた 戦略的方向を探りつつ、「地球は限りある囲われたエデン」であると説く。 著書 「景観創造のデザインデベロップメント」(綜合ユニコム) 「景観からみた日本の心」(NHK 出版) 「奇跡と希望の松~なぜ一本の松だけが生き残ったのか」(創英社) 「いなしの智恵~日本社会は「自然と寄り添い」発展する」(ベスト新書) 受賞歴 東京農業大学「造園大賞」、日本造園学会「日本造園学会賞」、日本造園修景協会「下山奨 励賞」、佐藤国際交流賞、国土交通大臣表彰 黄綬褒章 《SPEAKER》 VOL-4 輿水 肇 明治大学農学部教授 農学博士 昭和 43 年(1968)東京大学農学部卒業、その後同大学院に進学 東京大学助手を経て昭和 54 年(1 979)明治大学農学部専任講師、平成元年(1989)から同教授。 卒業論文の研究で屋上緑化を取り上げ、爾来ライフワークとしている。アメリカ、イギリス、フランスの屋 上緑化の事例を調査し、多くの事例に通じており、日本の屋上緑化に対する助言、提言、指導を行っ ている。屋上緑化研究の第一人者。 多数の設計コンペや屋上緑化のコンクールなどの審査委員長を務める。NPO 法人屋上開発研究会副 理事長 NPO 法人 21 世紀校庭緑化研究会会長 公益財団法人都市緑化機構理事長 都市樹木大図鑑(講談社)など植物に関する論文、評論など執筆、著書多数。 今回の WGIC2015 の会長を務める。 《SPEAKER》 VOL-5 町田 誠 国土交通省都市局公園緑地・景観課緑地環境室長 1982 年千葉大学園芸学部環境緑地学科卒業後、建設省関東地方建設局国営昭和記念公園工事事 務所設計課に勤務。その後、2005年日本国際博覧会協会(愛知万博)、愛称「愛・地球博」では、会場 整備の責任者として、会場中央の愛・地球広場にそびえ立つ「バイオ・ラング」を導入し、話題をさらっ た。また第 29 回全国都市緑化フェア TOKYO では実行委員として、辣腕を振るってフェアを成功に導く など日本各地の公園緑地の業務に従事し、2013 年 7 月から国土交通省都市局公園緑地・景観課緑地 環境室長。公益社団法人日本造園学会関東支部副支部長。著書に、「市民工学としてのユニバーサ ルデザイン(共著)」などあり。
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