シリアル番号(連番化)機能 (BarTender Basic 版以上) 1.概要 BarTender で、簡単に連番の入ったラベルを作成することができます。 2.シリアル番号設定方法 1) BarTender で新規ラベルフォーマットを作成し、テキストオブジェクトをラベルに配置します。 2) オブジェクトをクリックし連番で利用する初期値を入力します。ここでは例として「0001」とします。 1 オブジェクトのプロパティを開き、[データソース]タブの「組み込みデータ」に「0001」と入力することでも同様 の結果となります。 3) オブジェクトのプロパティを開き、左ペインで連番化させたいデータソースをクリックし、そのまま右側の[変換] タブをクリックします。連番化のアイコンをクリックし、連番設定のダイアログを表示させます。 2 4) [連番増加]にチェックをつけることで印刷するごとに値が増える連番になります。 印刷するごとに値を減らしたい場合は[連番減少]にチェックをつけます。 この設定のまま印刷設定の連番発行数を[10]にして印刷すると下のようになります。 3 5) 以降連番設定の詳細です [方法]は連番にどのような文字を使用するかを設定します。 1 番上の[英数字] : 印刷開始時に数字の桁は常に数字、英字の桁は常に英字を使用した連番 [数値] : 0 から 9 までの所謂普通の 10 進数の連番 [アルファベット] : 大文字もしくは小文字の連番 4 番目の[英数字]:9 の次に A がくる各桁数字と英字が混在する連番 16 進数:各桁 0 から F を使用する連番 カスタムシーケンス:文字の順番を自分で決定できる連番 6) 方法に[英数字]もしくは[アルファベット]を使用した場合、[文字]にて大文字小文字の選択や、紛らわしい文字 の排除が選べます 4 7) [文字数を維持する]にチェックが入っていると印刷開始時の桁数を維持します。 例 1:1 ずつ増加の設定で 9→0→1 例 2:1 ずつ減少の設定で 1000→0999→0998 8) [増分]は 1 回増やすごとにどれだけ増加させるかの設定になります。 直接値を入力するほか、名前付きデータソースやデータベースのフィールドを指定することができます。 5 9) [次の場合に増やす]の中で増やす条件の設定が可能です。 [イベント]に指定された項目が[イベント間隔]回数分発生すると増減が起きます。 [イベント間隔]は[増分]と同様に直接入力の他、名前付きデータソースやデータベースのフィールドを指定する ことができます。 10) [増分]と[イベント間隔]の両方をデータベースでコントロールして下のような結果を得ることができます。 [連番設定] 連番発行数:3(各レコード 3 枚ずつ発行) イベント:標準 [データベース] 6 11)特定条件の場合に値をリセットしたい場合は[リセット]タブで設定を行います。 [指定した値に達したとき] : 連番を設定したオブジェクトが特定の値になった次の連番変化の際にリセットさ れます [ジョブごと] : 印刷の開始時にリセットされます。 [データベースレコードごと] : データベースの行が変わる度にリセットされます。 [データが変更されたとき] : 特定のオブジェクト、名前付きデータソース、データベースの特定のフィールド、 いずれかの値が変更されたときにリセットされます。 [カレンダーまたは時間が変わったとき] : 印刷開始時に設定した項目が変化している際にリセットされます。 1 度に 100 連番発行するなどしている場合、印刷中にはリセットされません。 12) [次の値にリセット]でリセットする際の値を指定できます。[今すぐリセット]をクリックすると[次の値にリセット] に設定した値にデータソースの内容が更新されます。 以上 7
© Copyright 2025 ExpyDoc