埼玉県立川越高等 学校 スーパー サイエンスハイ スクールニュー ス 第 41号 2015年 (平成27年) 2 月 2015年 2月号 発行 カイロの中をのぞいてみよう! どすこい!みんなの火山噴火 偏光万華鏡を作ろう 液体窒素 物質の三態 マジックバブル 世界を支える三角形 炎色反応 水に浮かぶ文字 芳香剤をつくろう 尿素の結晶 ~Snow Magic Fantasy~ ビっくりタっぷりミンなでC 温かい氷を作ろう 飛行機を飛ばそう スライムが現れた! おもしろ理科工作&リモコンでバトル ニボシの解剖 はやぶさのイオンエンジンを体感しよう 生物の設計図DNA ロボットに触れよう 葉脈ウォッチ! 低温の不思議-超伝導ルミノール反応 It's a small world. Eyeをこめたトリックアート ウミホタル IKURA☆ HI☆KA☆RU☆スライム 放射線を見よう 手鏡作り ポニョのぽんぽん船 入浴剤作り 3D万華鏡を作ろう ポスター発表テーマ ※ 市民会館で口頭発表 ※※ 分科会で口頭発表 6 7 ※ハワイ島マウナケア山における標高による重力加速度の変化 ドップラー効果を利用した 星の相対速度の算出 8 9 ハワイ島における土壌の違いによる植生分布変化 ※※建造物周辺における風速の変化の研究、 及び川越高校での風力発電機設置の検討 12※※ラドンの軌跡 - half life 13 秩父大滝のスカルンの構成から大滝付近の土地の形成を探る 14 15 仏子の地質 植物を用いた水質調査 16 17 18 近所の川は大丈夫? 水質調査と濾過 身のまわりの水質調査 19 20 新河岸川の水質調査 植物の光屈折 21 22 納豆できるかな バイオエタノールを作る 23 24 ミジンコの生態 血中酸素濃度と人間の能力 25 26 LEDと光屈折 香料の合成 27 28 29 ルミノール反応における発光量の測定 空中・水中の光速度の測定 大平グループ 空中・水中の光速度の測定 溝口グループ 30 31 J.J.トムソンの実験による電子の比電荷測定 溶液中の光速度の測定 32 33 ラドンの半減期 パラボラアンテナで分かる太陽と宇宙天気 Aグループ B1グループ :銀河系の回転速度と質量分布 :粘菌による最短経路の模索 34 35 ペットボトルロケットの最高高度と物理的諸条件 ダークマター分布から天の川銀河を創るシミュレーション Cグループ :イオンクラフトの浮上力 ロボカップJr レスキューB 36 37 38 ジャイロの安定性 構造実験 広域探査ロボットの製作 ~自立型ロボットの迷路探索~ ハワイ島研修:スペクトル解析による恒星の表面温度の推定 当日の日程 9:40~10:40 ポスター発表(理科棟) 口頭発表分科会(視聴覚室・物理講義室) 10:40~10:55 市民会館へ移動 11:00~12:30 生徒研究発表会(市民会館)口頭発表 ハワイ島マウナケア山における標高による 重力加速度の変化 今年も理科棟でポスターセッション 10※※シミュレーションで迫る開口端補正の謎 11※※超伝導 SSH生徒研究発表会開催迫る ※イオンクラフトの浮上力 ※スペクトル解析による恒星の表面温度の推定 来る2月21日(土)に、川越高校SSH 生徒研究発 表会が 、本 校と 川越市市民会 館を 会場にして開催される。 4 5 まず2時間目に、各グループによるポスター セッションと、口頭発表分科会が行われる。 ※粘菌による最短経路の模索 ※ロボカップJr レスキューB~自立型ロボットの迷路探索~ その後、川越市市民会館に会場を移して 、 研究グ ルー プの代 表チー ム、お よび ハ ワ イ島 研修の代表チームによる口頭発表がある。な お、ハワイ島チームは英語での発表を行う。 2 3 合計38チー ムがポスター 発表、6チー ム が 口 頭 発 表 を 予 定 し て お り 、 2 年 生 と1 年 生 の教養グループは、研究グループの発表を 聞 いて評価することになる。 ※銀河系の回転速度と質量分布 1年間の研究の総まとめとなるこの発表会。 ぜひ 熱心に耳を傾けて 欲 しい 。 そして 積 極 的 に質問をして欲しい。 No 1 冬 休み科学教室 約720名が来校 昔のオモチャ作り 化石発掘体験 あれ!?消えちゃった! 昨年の12月25日(木)、第9回目となる冬休み科学教室が、本校を会場に して行われた。 今回は川越高 校・川越女子高校・ 川 越南高校・川越初雁高校の4校の高校生 総勢 2 2 7 名 が 参 加 し 、 合 計 3 6 ブ ー ス が 開 設さ れ た 。 当 日 は 市 内 の 小 中 学 生 、 および保護者が計720名来場し、様々な科学実験を体験した。 ブース一覧表 埼玉県立川越高等学校 SSH企画部 SSH推進委員会 野辺山臼田 科学の甲子園 野外実習 埼玉県二次予選で 本校チームが2位 第4回、 科学 の甲子園全国大会の埼玉県予選が 、 埼玉県立総合教育センターで行われた。 本校チー ムは、10月25日(土)に行われた 第 一次予選(筆記)を2位で通過した。 11月17日(月)に行われた二次 予 選( 実験 ) で は 、 惜 し く も 全 国 大 会 出 場 を 逃 し たが 、本 校と し ては過去最高成績の2位に入る大健闘を見せた。 (チームリーダー・小島君のコメント) 各 分 野 を 得 意と す る メ ン バー を 配 置 し 、 そ れ ぞ れ が好成績を収めることができたのが良かった。 筆 記 よ り も 実 験 で 差 が つ い た ので 、 も っと 練 習 を 積む必要があった。この日に向けて勉強したことを、 今後に生かしたい。 科学の甲子 園 東京大学 山下研究室特別講座 「ヒッグス・暗黒物質・ 中性子 ~素粒子と加速器で探る宇宙の神秘~」 昨年の11 月29日(土)、東京大学の山下了 准教授と、研究室に所属す る大学院生を迎えて 、 SSHCグループの特別講座が行われた。 当日は、午前中に山下先生の講義があり、午後 には「豆カミオカンデ」の製作を行った。 講義では、ヒッグス粒子や宇宙の話を日常生活 との関わりを踏まえてお話しいただいた。 午後 の実 習で は、 岐 阜 県 神 岡 鉱 山 の ス ー パ ー カ ミオカンデと同様の原理である「豆カミオカンデ」 の製作を行った。 事前 に製 作していた実験装置から水が漏れて し まうハプニングもあったが、大学院生の指導もあ り、5つの班全てがμ粒子の検出に成功した。 2/28(土)モビリティ最前線 ~早稲田大学現地講演・実習 -エンジンの分解・組立実習~ 昨 年 の 1 1 月1 4日 ( 金 ) か ら 1 6 日(日)の2泊3日の日程で、国立天 文台野辺山および長野県佐久市で実習 が行われた。 川越女子高校との共催企画で、本校 生徒18名、川越女子高校29名の計 47名が参加した。 太陽電波・宇宙電波観測所での見学・ 講義、臼田スタードーム等での天体観 測実習、地質見学を行った。地学系の Aグループを中心に例年行っている野 辺山見学と地質巡検を合わせて行った もので、45m望遠鏡の内部など通常 見学できない施設を見ることができる。 また、臼田スタードームでは60cm 望遠鏡で球状星団を見て、鮮明な画像 に感動した。宿舎では、二晩にわたり 各自望遠鏡やカメラを操作して、観測 に取り組んだ 。3日間の実習や食事作 りを通し、他校生徒との交流を深める こともできた。 2/21(土)川越高校SSH生徒研究発表会 (川越高校・川越市市民会館にて) メンバー (写真右から) 2/14(土)ハワイ巡検三校(川高、早大学院、並木)合同研究発表会 (練馬区役所にて) ま た 、 最 後 に 大学 院 生 か ら 進 路 選 択 に 関 す る 話 を 聞き 、 大 学 選 び に 関 す る ア ド バ イ ス を も ら う こ とができた。 2/14(土)平成26年度理科教育研究発表会 (埼玉大学にて) 本澤正隆 (地学筆記・ 生 物 実 験) 地学オリンピック全国大会 地学部本澤君、2年連続代表に 昨 年 1 2 月 21 日 ( 日 ) に、 第 7 回 日 本 地 学 オ リ ン ピ ッ ク の 予 選 が 行 わ れ 、本 校 2 年 生 の 本 澤 君 が 2 年 連 続 で 全 国 大 会 出 場 を決めた。 全 国 大 会 は 、 3 月 1 5日 ( 日 ) ~ 1 7 ( 火 ) ま で 茨 城 県 つ く ば 市 の 筑 波 大 学で 行 わ れ る 。 な お 、 上 位 入 賞 者 4 名 は ブ ラ ジ ル で開催される国際大会に推薦される。 / / (本澤君のコメント) S S H の 活 動を 通 し て 、 地 学 と の か か わ り が 深 い 数 学 や 物 理 の 大 切 さ を 学 んだ 。 全 国 大 会 で は 、 過 去 に 世 界 大 会 に 出 場 し た 先輩たちに少しでも近づけるように頑張りたい。 大聖研究室にて) (早稲田大学 環境・エネルギー研究科 3/22(日)関東近県SSH校合同発表会 (早稲田大学理工学術院にて) 鈴木悠馬 (情報筆記・ 物理実験) 島野翔平 (化学筆記・ 物 化実験 ) 小島一優 ( 数学 筆 記 ・ 化 生実験 ) 貞家遼平 隆 (生物筆記・ 生 物 実 験) 井上 (物理筆記・ / 物 化実験 ) 今後の主なSSH日程
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