Plesk12ガイド

サーバー 管 理 が できるWe bツー ル
Plesk12 ガイド
index
1
Plesk 12 導入の前に
1-1
2
3
p4
初期設定
2-1
Plesk12へアクセス
p6
2-2
ライセンスの追加(割り当て)
p9
2-3
ライセンスの削除
p11
2-4
プロファイル/ホスト名の編集
p12
パスワード関連
3-1
管理者(admin)パスワード変更
p13
3-1-1
Web Pro Edition
(30ドメイン)
またはWeb Host Edition
(無制限ドメイン)
をご利用のお客さま
p13
3-1-2
Web Admin Edition
(10ドメイン)
をご利用のお客さま
p14
管理者(admin)パスワードを紛失した場合
p14
3-2
4
事前準備
アカウント設定
4-1
ドメイン名(契約)の追加
p15
4-1-1
Web Pro Edition
(30ドメイン)
またはWeb Host Edition
(無制限ドメイン)
をご利用のお客さま
p15
4-1-2
Web Admin Edition
(10ドメイン)
をご利用のお客さま p17
4-2
FTPアカウントの追加
p18
4-3
FTPアカウントの設定変更
p19
4-4
CGIの設定
p21
5
6
メール関連
5-1
メールアカウントの設定
p24
5-2
メーリングリストの設定
p25
5-3
Webメールの設定
p30
データベース
6-1
7
8
phpMyAdminの設定
p33
SSLの設定
7-1
設定前の注意・準備事項
p35
7-2
ドメイン名ごとに証明書を設定
p37
7-3
IPアドレスごとに証明書を設定
p41
運用関連
8-1
IPアドレスの追加
p47
8-2
ファイアーウォールの有効化
p48
8-3
ファイアーウォールの設定
p49
8-4
サービスの起動・停止・再起動
p52
8-5
サーバー時刻の設定
p53
Plesk12とは・・・
Plesk12は手軽にサーバー管理ができるWebツールです。人気CMSであるWordPressの管理機能やセキュリティ関連機能を大幅に強化し、
という国内最安級料金からご利用いただけます。
ドメイン数に応じて
フルリニューアルと言える大きな進化を遂げました。月額350円(税抜)
3つのエディションを提供しております。是非ともPlesk12の先進的なサービスをご利用ください。
1 Plesk12 導入の前に
1-1
事前準備
Pleskを導入するには、下記の設定が必要です。
仮想サーバーを作成
STEP1.Plesk対応のテンプレートを選ぶ
・ Pleskを利用する仮想サーバーを作成してください。
・ Plesk 12をご利用いただく場合は仮想サーバー作成時にPlesk 12対応のOSテンプレートを選択してください。
(OSテンプレート名に
「Plesk 12」の記載があるもの)
STEP2.仮想サーバーサイズの選択
リソースパックもしくは完全従量でお申し込みください。
・ Pleskを利用する仮想サーバーは、
で以下のスペック以上での仮想サーバーの作成をおすすめします。
・ 動作条件として、Custom Server(※)
でご利用ください。
・ メモリ:512MB以上(多数のアカウントをホスティングする場合は1GB以上)
※Custom Serverをご利用になる場合は、
リソースパックを ご購入いただくとお得です。
4
セキュリティグループの作成
Pleskを使ってwebを公開する場合、セキュリティグループで下記の受信規則と、送信規則を追加してください。
〈受信規則〉
プロトコル
開始ポート
終了ポート
CIDR
TCP
8880
8880
Pleskへhttpで接続するポート
TCP
8443
8443
Pleskへhttpsで接続するポート
TCP
8447
8447
0.0.0.0/0
または
Pleskのアップグレード及びアップグレードへのアクセスに必要なポート
TCP
80
80
TCP
443
443
TCP
20
20
FTP - データ転送ポート
TCP
21
21
FTP - コントロールポート
TCP
22
22
SSHやSCP/SFTPなどに用いられるポート
接続元IPアドレス
http接続に必要なポート
https接続に必要なポート
※ 0.0.0.0/0と設定した場合は、全てのIPアドレスからアクセスが可能になります。
※ 接続元IPアドレスには必ずサブネットマスクをつけてください。
例)接続元IPアドレス/32
※ その他お客さまで必要なサービスに使うポートは追加をお願いします。
〈送信規則〉
設定なしの場合は、全てのポートが開いている状態ですが、ポートを指定する場合、他のポートが全て閉じる仕様となります。
ポートを指定する場合は、Pleskの仕様上、以下のポートを開ける必要があります。
プロトコル
開始ポート
終了ポート
TCP
5224
5224
TCP
8080
8080
CIDR
0.0.0.0/0
Pleskライセンス更新で接続するポート
システム管理用ポート
5
2 初期設定
2-1
Plesk12へアクセス
STEP1. ログイン画面へアクセス
PleskのログインURLは下記となります。接続後は警告ポップアップが表示されるので、
[このサイトの閲覧を続行する]をクリックし
てください。
( SSLでの暗号化通信は行われています。)
IPアドレスで接続 https://IPアドレス:8443
ドメイン名で接続 https://ドメイン名:8443
・IPアドレスはスタティックNATで紐付けたグローバルIPアドレ
スを使用してください。
・ドメイン名で接続する場合、該当サーバーで名前解決ができる
ことが前提です。
・Pleskは自己証明書を適用しており、SSL証明書機関が発行す
(Internet Explorerの場合)
る証明書が適用されていません。その為、接続時に警告ポップ
アップが表示されます。
STEP2. ログイン
ログイン画面に遷移するので、必要情報を入力して[ログイン]
をクリックしてください。
ユーザ名
パスワード
root
仮想サーバーのrootパスワード
rootパスワードは、
仮想サーバーの作成時に表示された文字列です。
ご不明の場合は、
rootパスワードの変更をご参照のうえ、
パスワードの変
更を行ってください。
(仮想サーバーを一旦停止する必要があります。
)
6
STEP3. 初期設定情報の入力
ログイン後、初期設定画面が表示されます。必要事項を入力し、[OK]をクリックします。
フルホスト名
サーバーのホスト名を入力します。
「 .(ドッ
ト)」
を含む半角英数字を入力してください。
サーバーのIPアドレスを選択します。
・172.3x.から始まるプライベート(ロー
デフォルト
IPアドレス
カル)IPアドレスが表示されています。
・Pleskへ接続する際に使用したグローバ
ルIPアドレスは表示されていなくても問
題ありません。
[デフォルトIPアドレス]で設定したIPアドレ
スを、共有するか、専有するかを決定します。
共有
IPアドレス
・[専用IPアドレス]は、設定したIPアドレス
を1つの契約で専有利用します。
・[共有IPアドレス]は、設定したIPアドレス
を複数の契約で共有利用します。
管理者
プリファレンス
パスワードを入力します。
パスワードは安易なフレーズではなく、
パスワード
強度が[強]以上のフレーズで設定してください。
STEP4. 初期設定完了
設定が完了すると、右の画面が表示されます。
注意メッセージは「2-2.ライセンスの追加(割り当て)
( p8)」を行
うことで解消されます。
Web Pro Edition
(30ドメイン)
またはWeb Host Edition
(無制限ドメイン)
をご利用のお客さまはここまでです。
Web Admin Edition(10ドメイン)をご利用のお客さま
はSTEP5に進んでください。
STEP5. FTP/SSHユーザーの登録
STEP4の画面から「2-2.ライセンスの追加(割り当て)
( p8)」を
行うと、[ウェブサイト情報]の画面に切り替わるので[ユーザー
名]、[パスワード]を入力して[OK]をクリック。
以上で初期設定は完了です。
7
FTP/SSHアカウントでのSSH接続の設定
FTP/SSHアカウントにてSSH接続をする場合は、設定を行ってください。※SSH接続を行わない場合には、設定は不要です。
STEP1. [ウェブサイトとドメイン]のタブ内の[FTPアクセス]をクリック。
STEP2. ユーザー名をクリックし、利用するシェルを選択して、[OK]をクリックで完了。
8
2-2
ライセンスの追加(割り当て)
初期設定ではライセンス設定がされていないため、ライセンスの追加(割り当て)を行う必要があります。
(オプションは有償となります。)
事前準備
ライセンスの発行には仮想サーバーの172.3x.から始まるプラ
イベート
(ローカル)IPアドレスが必要となりますので、該当のIP
アドレスを事前にご確認ください。
仮想サーバーのIPアドレスは、仮想サーバーの詳細画面のNIC
タブよりご確認いただけます。
([ホーム]>[仮想サーバー]>[NIC])
STEP1. ポータルサイトへログイン後、
[ 新規発行]をクリック。
ポータルサイトにログイン後、契約管理の「Pleskライセンス管理」から、ライセンス追加の手続きを行います。
STEP2. 新規発行手続き
ライセンスを利用する仮想サーバーの172.3x.から始まるプライ
確認画面で[OK]をクリックします。
ベート
(ローカル)IPアドレスと、ライセンスの種類を選択します。
※[OK]をクリックすると、課金対象となります。キャンセルは行え
IPアドレスは購入後に変更が可能です。
ませんのでご注意ください。
9
STEP3. ライセンスのダウンロード
STEP2でポータルサイトより発行したライセンスをダウンロードします。ファイル名の変更は行わないでください。
STEP4. Plesk項目の[ライセンス管理]メニューをクリック
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
[ツールと設定]
をクリックし、
[ライセンス管理]
をクリックします。
(10ドメイン)
[サーバ]をクリックし、
[ ライセンス管理]をクリックします。
STEP5.[キーをインストール]をクリックし、ファイルをアップロードして設定完了。
ライセンスキーファイルをアップロードをクリックし、STEP3で
ダウンロードしたライセンスキーを選択してください。
10
2-3
ライセンスの削除
STEP1. ポータルサイトへログイン
ポータルサイトにログイン後、契約管理の「Pleskライセンス管
理」から、ライセンスの削除の手続きを行います。
STEP2. 右側の[操作]をクリックし、[削除]をクリック
STEP3. 削 除 完 了
11
2-4
プロファイル/ホスト名の編集
プロファイルの編集
Pleskに登録されているプロファイルを変更します。
初期状態では、お客さまの情報は登録されていない状態のため、利用開始後に必ず正しいプロファイルに変更してください。
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
(10ドメイン)
[プロファイルとプリファレンス]をクリックし、必要事項を記入
[マイ・プロファイル]タブをクリックし、必要事項を記入し、[OK]
し、[OK]をクリックします。
をクリックします。
設定したメールアドレスには、Pleskのシステムメールや通知が送付されます。必ず受信可能なアドレスを記入してください。
ホスト名の編集
初期設定画面で入力されたサーバーホスト名を変更できます。
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
(10ドメイン)
[ツールと設定]
をクリックし、
[サーバ設定]
をクリックします。
[サーバ]をクリックし、
[ サーバ設定]をクリックします。
フルホスト名に変更後のホスト名を入力し、[OK]をクリックで完了。
12
3 パスワード関連
3-1
管理者(admin)パスワード変更
3-1-1
Web Pro Edition
(30ドメイン)
またはWeb Host Edition
(無制限ドメイン)
をご利用のお客さま
STEP1. パスワード変更画面へアクセス
admin(管理者)でログインし、マイプロファイルの[パスワード
の変更]をクリックします。
STEP2. パスワード情報を入力
[古いパスワード]、
[ 新しいパスワード]、
[ パスワードを確認す
る]項目に入力し、
[ OK]をクリックします。
パスワードは安易なフレーズではなく、パスワード強度
が[強]以上のフレーズで設定してください。
パスワード設定に関する詳細は、セキュリティ対策のお
願いをご確認ください。
STEP3. 設定完了
パスワード変更に成功すると、ホーム画面上部に「情報:管理者
パスワードが変更されました」
と表示されます。
13
3-1-2
Web Admin Edition(10ドメイン)をご利用のお客さま
STEP1. パスワード変更画面へアクセスし、パスワード情報を入力
[マイ・プロファイル]タブをクリック。
変更したい項目に入力し、[OK]をクリック。
パスワードは安易なフレーズではなく、パスワード強度が[強]以
上のフレーズで設定してください。
パスワード設定に関する詳細は、セキュリティ対策のお願いをご
確認ください。
STEP2. 設定完了
変更に成功すると、ホーム画面上部に「情報: プロファイルが更
新されました 」
と表示されます。
3-2
管理者(admin)パスワードを紛失した場合
STEP1. SSH(コンソール)でサーバーにアクセス
Pleskの管理者パスワード(admin)を忘失、紛失された場合、
Plesk上から再発行を行うことができません。SSH(コンソール)
でサーバーへ接続いただくことで、現在設定されているPlesk
管理者(admin)パスワードを確認することが可能です。
サーバーにアクセス後、rootへスイッチします。
( 既にroot権限
でログインしている場合は不要です。)
STEP2. コマンドを実行
パスワードの確認を行うため、以下のコマンドを実行してください。
[パスワード]項目が、現在設定されているパスワード情報です。
パ スワ ード
[root@ホスト名 ~]# /usr/local/psa/bin/admin
--show-password
パスワード
14
4 アカウント設定
4-1
4-1-1
ドメイン名(契約)の追加
Web Pro Edition
(30ドメイン)
またはWeb Host Edition
(無制限ドメイン)
をご利用のお客さま
ドメイン名の追加を行う際に、[契約アカウント]もしくは[顧客]アカウントを作成する必要があります。
当ガイドでは、独自ウェブサイトのホスティングを運用する際に作成する、[契約アカウント]の作成方法をご案内します。
STEP1. [契約]メニューをクリックし、[新しい契約を追加する]をクリック
STEP2. 契約情報を入力
必要情報を入力し、[OK]をクリックします。
・[ユーザー名]と[パスワード]について
FTPユーザーとして利用するユーザー名とパスワードです。
ユーザー名は16文字以内、
パスワードは半角 5文字から20文字内
で設定してください。
・IPアドレスはローカルIPアドレスを選択してください。
(グローバルIPアドレスはここでは指定しないでください。イン
ターネットからの接続は、
コンソールでスタティックNAT設定を
行ったグローバルIPアドレスから該当のローカルIPアドレスへ変換さ
れます。
)
・「作成後に、契約パラメータをカスタマイズする」について
「サービスプラン」
にて一定のリソースが規定されたプランを作成
し、
ドメイン
(契約)
に適用することができます。
・新規ドメイン(契約)を追加時、初期状態では「Default Domain」プ
ランに紐付されますが、
同期化し契約をロックすることで、
このプラ
ンの設定値の同期化から除外され、
ドメイン名ごとに設定をカスタ
マイズすることができます。
ドメイン名ごとに異なるリソース上限
値や制限値などを設定されたい場合はチェックを入れてください。
・「Default Domain」プランではディスクスペースの上限やトラ
フィックの上限が決められています。
サービスプランメニューから
プラン自体の内容を変更するか、
ここでチェックを入れてカスタマ
イズしてください。
・「*」の付いてる項目は必須項目です。空欄にしないでください。
・半角英数字で入力してください。
15
STEP3. 設定完了
設定が完了すると、ホーム画面上部に「情報:契約 ***** を
作成しました」
と表示されます。
ドメイン作成時に選択したサービスプランでドメインの有効期
限やディスクスペースの制限がされている場合、期限を超過し
て利用できなくなります。
メイン(契約)の追加後、以下手順にて設定をご確認ください。
STEP4. サービスプラン設定内容の確認
[契約]メニューより該当ドメイン名の画面へ進み、[カスタマイ
ズ]をクリックします。
・ディスクスペースやトラフィックを無制限にする場合は「無制
限」にチェックを入れます。
・チェックが入っていない場合は、テキストボックスに入力され
た容量が制限値となります。
・ドメイン名の利用に期限を設けない場合は、無制限にチェック
を入れます。期限を設けると、有効期限を超過した場合、ウェ
ブサイトの表示が行えなくなります。
[更新してロック]をクリックして終了です。
16
4-1-2
Web Admin Edition(10ドメイン)をご利用のお客さま
STEP1. [ウェブサイトとドメイン]タブをクリックし、[新しいドメインを追加]をクリック
STEP2. 追加するドメイン名の情報を入力
必要情報を入力し、[OK]をクリックします。
・[ユーザー名]と[パスワード]について
FTPユーザーとして利用するユーザー名とパスワードです。
ユーザー名は16文字以内、パスワードは半角 5文字から 20
文字内で設定してください。
・[ウェブサイトのファイルの場所]について
「別のウェブスペースを使用」にチェックを入れると他のウェブ
スペースとは別の領域にサイト
(ドメイン名)が追加されます。
「既存のウェブスペースを使用」にチェックを入れると既に登録
しているサイト(ドメイン名)の領域内に本サイト(ドメイン名)
が追加されます。
・
・半角英数字で入力してください。
「*」の付いてる項目は必須項目です。空欄にしないでください。
STEP3. 設定完了
設定が完了すると、ホーム画面上部に「情報:契約 ***** を
作成しました」
と表示されます。
17
4-2
FTPアカウントの追加
Web Admin Edition(10ドメイン)をご利用のお客さまはSTEP 2に進んでください。
STEP1. 左メニュー[契約]から、該当ドメイン名のコントロールパネルへアクセス
STEP2. [ウェブサイトとドメイン]タブ内の[FTPアクセス]をクリック
STEP3. [新規FTPアカウントの追加]をクリック
18
STEP4. 必要情報を入力し、
[ OK]をクリック
ホームディレクトリについて
パスワードについて
ホームディレクトリの設定で、FTPアカウントの接続可能な
パスワードは安易なフレーズではなく、パスワード強度が[強]以
ディレクトリを制限することができます。
上のフレーズで設定してください。
セキュリティー観点上、必要なディレクトリへの接続のみ許可
してください。
例)ウェブサイトの場所が[site1]の場合、[/site1]をホー
ムディレクトリに指定
STEP5. 設定完了
設定が完了すると、画面上部に「情報:追加FTPアカウントが正
常に作成されました」
と表示されます。
4-3
FTPアカウントの設定変更
Web Admin Edition(10ドメイン)をご利用のお客さまはSTEP 2に進んでください。
STEP1. 左メニュー[契約]から、該当ドメイン名のコントロールパネルへアクセス
19
STEP2. [ウェブサイトとドメイン]タブ内の[FTPアクセス]をクリック
STEP 3. 修正するアカウントをクリック
STEP 4. 修正項目を編集し、
[ OK]をクリックして設定完了
20
4-4
CGIの設定
Plesk搭載サーバーでCGIを稼動させるまでの設定についてご案内します。非常にシンプルなCGIをサンプルとして用いてい
ますが、複数の処理・ファイルが絡む場合などは別途設定が必要になることがあります。詳細については各種CGIの開発元・配
布元が公開しているヘルプガイドやマニュアルをご参照ください。
Web Admin Edition(10ドメイン)をご利用のお客さまはSTEP 2に進んでください。
CGIの利用準備
Plesk上で設定したドメイン名でCGIを利用するためには、
ドメイン名毎に設定を行う必要があります。設定は下記項目より行います。
STEP1. コントロールパネルへアクセス
[契約]
メニューにある該当ドメイン名の[コントロールパネルで開く]をクリック。
STEP2. [ウェブサイトとドメイン]タブ内の[ホスティング設定]をクリック
21
CGIサポートの設定
「CGIサポート」
にチェックが入っていれば、利用可能です。もし入っ
ていない場合は、
チェックをいれて
[OK]
をクリックしてください。
CGIファイルのテストアップロード
該当ドメインのドキュメントルートのcgi-binフォルダ内にCGIファ
イルを設置します。FTPなどを利用してCGIファイルをアップロー
ドし、正常に表示されているかどうかをご確認ください。正常に表
示されない場合には、パーミッション設定やCGIの記述内容をご確
認ください。
※[/cgi-bin]以外のディレクトリでCGIを利用するには、次ページの
「ドキュメントルート以下でCGIを利用する設定」
をご確認ください。
ディレクトリ : /var/www/vhosts/ドメイン名/httpdocs(※)
/cgi-bin
※/httpdocsもしくは/site1など、
ドメイン名設定時に指定したド
キュメントルートのパスのこと
サンプルとして、下記記述をしたCGIファイルをアップロードし
稼動確認をおこなっていますが、あくまでサンプルとして記載し
ているものであり、該当記述でCGIが正常動作することを保障
するものではありませんのでご容赦ください。
ファイル名
パーミッション
設定
ファイル転送
モード
所有者
所有グループ
sample.cgi
755
アスキーモード
該当ドメイン名のFTPログイン名
psacln
#!/usr/bin/perl
print "Content-type: text/html\n";
print "\n";
print "<html>\n";
CGIファイル
記述内容
print "<head>\n";
print "<title>テスト</title>\n";
print "</head>\n";
print "<body bgcolor=\"#ffcccc\">\n";
print "CGIテスト\n";
print "</body>\n";
print "</html>\n";
22
ドキュメントルート(/httpdocs)以下でCGIを利用する設定
ドキュメントルート(/httpdocs)以下でCGIを実行したい場合に
は、予め[.htaccess]ファイルを設置する必要があります。
アップ先ディレクトリ : /home/httpd/vhosts/ドメ
以下内容の[.htaccess]ファイルをテキストエディタ等で作成
イン名/httpdocs
し、[/httpdocs]へ設置してください。
アップ内容:
設置後、
ドキュメントルート(/httpdocs)以下にCGIファイルを
-------------------------------ここから-------------------------------
アップし、正常に表示されるかご確認ください。
AddHandler cgi-script .cgi (必要に応じて.plを追加
してください)
Options ExecCGI
-------------------------------ここまで-------------------------------
CGIが正常に動作しない場合には
CGIが正常に動作しない場合には、下記をご確認ください。
パーミッションの確認
Perl、sendmail のパス
CGIを実行する場合は、ファイルのパーミッション(権限)に注意
Perlで作成されたCGIを設置する場合、Perlのパスを正しく指
する必要があります。HTMLファイル(拡張子が.htmlや.htm)
定する必要があります。また、
メール送信を行うCGIの場合、
や画像ファイル(拡張子が.gif や .jpg)などの一般的なファイ
sendmailプログラムのパスも正しく指定する必要があります。
ルのパーミッションは 644ですが、CGIで扱うファイルは以下の
以下のパスがPleskでの perl、及びsendmailのパスになりま
ようにパーミッションを指定する必要があります。
すので、CGIを設置する場合は以下のパスを指定してください。
【パーミッション設定】
【パス】
.cgi などの実行するプログラムファイル :755
Perl : /usr/bin/perl
.dat などの書き込みを行うデータファイル:666
sendmail : /usr/sbin/sendmail
PHP : /usr/bin/php
また、パーミッションはファイルだけではなくディレクトリに対し
ても 決まって い て 、一 般 的 なディレクトリの パ ーミッションは
755になります。もし、パーミッションが適切ではない場合、下
のようにエラー(500 Internal ServerError)が発生し、正しく
CGIを実行できませんので、そのような状況の場合は適切に
パーミッションを設定してください。
※パーミッションの詳細に関しましては弊社ではサポートいたし
かねる場合がございますので、CGI関連の書籍やWebサイト
にてご確認ください。
23
5 メール関連
5-1
メールアカウントの設定
Web Admin Edition(10ドメイン)をご利用のお客さまはSTEP 2に進んでください。
STEP1. コントロールパネルへアクセス
[契約]画面にある、該当ドメイン名の[コントロールパネルで開く]をクリックします。
Plesk12が搭載されているサーバーのMTA(メールサーバー)は初期状態ではqmailになっています。
Poxtfixへ変更されたい場合は、MTA(メールサーバー)の変更をご確認ください。
STEP2.[メール]をクリックし、
[メールアドレスの作成]をクリック
STEP3. 必要項目を入力し、設定完了
必要項目を記入して、
[ OK]をクリックします。
パスワードは安易なフレーズではなく、パスワード強度が[強]以
上のフレーズで設定してください。
パスワード設定に関する詳細は、セキュリティ対策のお願いをご
確認ください。
設定が完了すると、
「 情報:メールアドレス***@****.***が作成
されました」
と表示されます。
24
5-2
メーリングリストの設定
メーリングリストの初期設定
STEP1. メール項目の[メーリングリストサーバのセットアップ]をクリック
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
[ツールと設定]
をクリックし、
[メーリングリストサーバのセットアッ
(10ドメイン)
[サーバ]をクリックし、
[メーリングリストサーバのセットアップ]
プ]
をクリックします。
をクリックします。
STEP2. 必要情報を入力し、設定完了
すべての項目を入力し、
[ OK]をクリックします。
設定に成功すると、
「 情報: Mailman メーリングリストマネー
ジャが構成されました。今後、
[ツールと設定]画面に、
[メーリン
グリストサーバのセットアップ]ボタンは表示されません。」と表
示されます。
25
STEP3. メール項目の[メールサーバ設定] をクリック
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
(10ドメイン)
[ツールと設定]
をクリックし、
[メールサーバ設定]
をクリックします。
[サーバ]をクリックし、
[メールサーバ設定]をクリックします。
STEP4. [ホワイトリスト]タブ内の[ネットワークを追加]アイコンをクリックし、
IPアドレス/マスクの欄に「127.0.0.0/8」と入力し、[OK]をクリック。
※入力欄にスペースが入るとエラーとなりますのでご注意ください。
STEP5. 同様にIPアドレス/マスクの欄に「::1/128」と入力し、[OK]をクリックし、
図のようにホワイトリストに追加されていれば完了です。
※入力欄にスペースが入るとエラーとなりますのでご注意ください。
26
メーリングリストの作成
Web Admin Edition(10ドメイン)をご利用のお客さまはSTEP 2に進んでください。
STEP1. 該当ドメインの「コントロールパネル」へアクセス
初期設定が完了したら、コントロールパネル上からメーリングリストの作成を行います。
STEP2.[メール]タブ内の[メーリングリスト]をクリックし、
[メーリングリストの作成]をクリック
STEP3. 必要情報を入力の上、
[ OK]をクリックして作成完了。
作成に成功すると、
「 情報: メーリングリスト ***@*****.*** が
作成されました」
と表示されます。
27
Mailmanの日本語化
Mailmanの詳細設定方法につきましては、弊社サポート範囲外となります。参考サイトや書籍をご確認ください。
Mailmanへのアクセスには、
[ lists.ドメイン名]で名前解決ができる必要があります。
STEP1. Mailmanへアクセス
STEP2. ログイン画面
メーリングリストの一覧にある、
[リストの管理]
をクリックします。
ログインパスワードは、メーリングリスト作成時のパスワード
です。パスワードを入力し、
[ Let me in]をクリックします。
STEP3. [Language options]をクリック
STEP4. [Japanese]をクリックし[Submit Your Changes]をクリック
STEP5. [Japanese]を選択し、再度
[Submit Your Changes]をクリック
STEP6. 設定完了
日本語をデフォルト設定します。
日本語化設定に成功すると、Mailman内のメニューが日本語化
されます。
28
メーリングリストの制限容量の設定
Mailmanの初期設定では、
メーリングリストの容量が40KBに設定されています。以下の手順で制限容量の設定変更を行えます。
STEP1.[全体的オプション]をクリック
STEP2. 該当項目を設定し、
[ 変更を送信する]をクリック
29
5-3
Webメールの設定
Webメール管理画面へのアクセスは、
[ webmail.ドメイン名]で接続を行います。設定を行っていない場合は、ご利用のDNS
サーバー上にAレコードの追記をお願いいたします。
また、初期状態ではウェブメールアプリケーションは「Horde」および「roundcube」がインストールされています。
本ガイドでは「Horde」または「roundcube」の利用開始方法をご案内していますが、ご利用開始後の詳細な操作や設定方法
については、参考サイトや書籍をご確認ください。
WEBメールの有効化確認
STEP1. メール項目の[ウェブメール]をクリック
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
[ツールと設定]
をクリックし、
[ウェブメール]
をクリックします。
(10ドメイン)
[サーバ]をクリックし、
[ウェブメール]をクリックします。
STEP2. 初期インストールアプリケーションとその状態が表示されます。
以下の状態であれば有効化されています。
30
Webメールアプリケーションの選択
Web Admin Edition(10ドメイン)をご利用のお客さまはSTEP 2に進んでください。
STEP1. 該当ドメイン名のコントロールパネルにアクセス
STEP2. [メール]タブ内の、[メール設定]タブをクリック
STEP3. 該当メールアドレスのチェックボックスにチェックを入れ、
[ウェブメール]をクリック
STEP4. 使用するWebメールのアプリケーションをプルダウンで選択し、[OK]をクリック
31
Webメールへのアクセス
STEP1. [メール]タブ内の、該当のメールアドレスのWebメールアイコンをクリック
STEP2. Webメール画面よりログイン
該当メールアカウントを設定した際のパスワードを入力し、
[ロ
グイン]をクリックします。
※画像はroundcubeを選択した場合のログイン画面です。
STEP3. ログイン完了
ログインが成功すると、下記の画面が表示されます。
32
6 データベース
6-1
phpMyAdminの設定
Web Admin Edition(10ドメイン)をご利用のお客さまはSTEP 2に進んでください。
STEP1.[契約]メニューの[コントロールパネル]をクリック
STEP2.[データベース]をクリック
STEP3. [新しいデータベースを追加]をクリック
33
STEP4. データベース名、ユーザーの登録を行って作成完了
必要項目を選択、入力したら[OK]をクリックします。
既存のユーザーアカウントを使用したい場合は、
[ 新しいデータ
ベースユーザを作成]チェックボックスを外して後でユーザを選
択することもできます。
「情報:データベース*********が作成されました」と表示されれ
ば作成完了です。
STEP5. [Webadmin]をクリック
STEP6. phpMyAdminにアクセス
右のような画面に遷移すれば成功です。
phpMyAdminはブラウザのポップアップを利用しているので、
ポップアップを無効にされている場合、ページが表示されませ
んのでご注意ください。
またオープンソースのソフトウェアとなり、詳細な操作につきま
しては弊社サポート対象外となります。恐れ入りますがWebや
参考書籍にてご確認ください。
34
7 SSLの設定
7-1
設定前の注意・準備事項
当ページではSSLの設定を行う際の事前準備、及び注意事項をご案内します。設定する前に必ずご一読いただきますようお願い
いたします。なお、事前準備、及びお手続き方法については、弊社で提供しているクイック認証SSLオプションの利用を想定したご
案内となります。予めご了承ください。
事前準備
ドメイン名で接続を確認
SSLをお申し込みいただくには、Pleskにドメイン名で接続する必要があります。IPアドレスではなく、
ドメイン名でPleskに接続がで
きることを事前にご確認ください。
承認メール受信用のメールアドレスの準備
クイック認証SSLオプションのお申込みを確認次第、弊社よりグローバルサイン社へ申請を行います。申請後グローバルサイン社よ
り、下記いずれかのメールアドレス宛に確認メールが配信されます。必ず事前に作成してください。
( 配信先はお申し込み時に、お客さ
までご選択いただけます。)
[選択可能なメールアドレス一覧]
クイック認証SSLオプションのお申込みを確認次第、弊社よりグローバルサイン社へ申請を行います。申請後グローバルサイン社よ
り、下記いずれかのメールアドレス宛に確認メールが配信されます。必ず事前に作成してください。
( 配信先はお申し込み時に、お客さ
までご選択いただけます。)
管理者として想定されるメールアドレス
admin@コモンネーム
admin@コモンネームで使用されているドメイン名
administrator@コモンネーム
administrator@コモンネームで使用されているドメイン名
hostmaster@コモンネーム
hostmaster@コモンネームで使用されているドメイン名
webmaster@コモンネーム
webmaster@コモンネームで使用されているドメイン名
postmaster@コモンネーム
postmaster@コモンネームで使用されているドメイン名
※コモンネームとは証明書を取得してSSL接続する際のホスト名です。
例)https://www.example.jpでSSL接続する場合 → www.example.jpがコモンネーム
例)https://shop.example.jpでSSL接続する場合 → shop.example.jpがコモンネーム
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WHOISに登録されているメールアドレス
下記ドメイン登録情報検索よりWHOISに登録されているメールアドレスをご確認いただけます。
WHOISに登録されているメールアドレスの変更や一般公開に関してはドメイン登録業者様にお問い合わせください。
■ JPドメインの場合(●●.ne.jp、●●.co.jp、●●.or.jpなど)
「登録担当者」もしくは「技術連絡担当者」の中の「電子メイル」をご確認ください。
「 通知アドレス」はご利用になれません。
■ Contact Information :「公開連絡窓口」の「Email」をご確認ください。
汎用JPドメインの場合(●●.jp)
JPRS・JPドメイン名登録情報検索サービス
■ gTLDドメインの場合(.com.net.org)
Registrant Email, Admin Email, Tech Emailに登録されているメールアドレスをご確認ください。
Networks Solutions・NIC Whois Gareway
注意事項
SSL証明書の運用方法について
P l e s k 1 1 以 降 ( C e n t O S 6 ) は 1 つ の I Pアドレスで 複 数 の S S L サイトをホスティング することが 可 能 な 、S N(
I Server Name
Indication)拡張をサポートしています。
これは従来のPleskとは異なる仕様です。
SNI拡張サポートは、OSテンプレートにCent6.0を選択した場合に限ります。
CentOS 5以下の場合は、SNI拡張には対応していません。IPアドレスごと
(IPアドレス一つにつき、一つの証明書)
にSSL設定を
行ってください。
1つのIPアドレスで複数のSSLサイトを運用するには、
ウェブブラウザでもSNIサポートが行われている必要があります。詳細は、
管理者ガイド の「単一IPアドレスで複数のSSLサイトをホスティングする
(Linuxホスティング)」のセクションを参照してください。
※SNI非対応のブラウザを利用する場合は、IPアドレスごとでSSL設定を行う必要があります。
・上記の内容を確認し、お客さまのご利用にあった運用方法をご選択ください。
・1つのIPアドレスで複数のSSLサイトを運用する場合(CentOS6のみ)
・ドメイン名ごとに設定するガイドをご参照ください。
1つのIPアドレスで1つのSSLサイトを運用する場合(SNI非対応のブラウザを利用する場合、CentOS 5以下の場合)
・IPアドレスごとに設定するガイドをご参照ください。
36
7-2
ドメイン名ごとに証明書を設定
当ガイドでは、
ドメイン名ごとに証明書を設定する手順をご案内いたします。設定前に必ず、設定前の注意・準備事項ガイドを
ご確認ください。特にOSテンプレートとしてCent6.0以下を利用している場合は、単一のIPアドレスで複数のSSLサイトをホス
ティングすることはできませんのでご注意ください。
CSRの発行手順
Web Admin Edition(10ドメイン)をご利用のお客さまはSTEP 2に進んでください。
STEP1. 左メニュー[契約]より、該当ドメイン名の[コントロールパネルで開く]をクリック
STEP2. [ウェブサイトとドメイン]のタブ内の[サイトをセキュリティ保護する]をクリック。
37
STEP3.[SSL証明書を追加]をクリックして必要事項を入力し、
[リクエスト]をクリック
証明書名
国
都道府県
所在地
(市町村名)
組織名(会社)
任意の証明書名
プルダウンメニューより選択
都道府県名を入力
市町村名を入力
証明書を取得するサイトの組織
(企業)名を入力
部/課名
部署または課の名前を入力(省略可)
ドメイン名者
証明書を取得するコモンネームを入力
メール
連絡先のE-mailアドレスを入力
注意事項
日本語は使用できません。半角英数字のみを入力してく
ださい。グローバルサイン社SSL用 の CSRは、国名、州
名、市町村名、組織名、部署名の利用可能文字を以下と
しています。
半角英数文字、および半角スペース[ ]、ハイフン[-]、
ドッ
ト[.]、アンダースコア[_]、カンマ[,]、プラス[+]、スラッ
シュ[/]、かっこ[(]、閉じかっこ[)]
STEP4. 追加した証明書名をクリックし、CSR情報の確認
画面中央部に、CSR情報が表示されています。
「 -----」を含む文
字列が、CSR情報です。
38
申し込み手続き
SSLのオプション申し込みは、ポータル内にある、アカウントマ
ネージャーよりお申し込み可能です。
アカウントマネージャー内での申し込み方法については、ヘルプ
ページをご参照ください。
証明書のインストール手順
SSL証明書が発行されたら、サーバーへインストールします。Pleskにログインし、作成した証明書を選択してください。
STEP1. 該当の証明書名をクリック
STEP2. 証明書名と中間認証局証明書を貼り付け、
[テキスト送信]をクリックして完了。
登録メールアドレス宛に届く証明書情報を、Pleskに貼り付けます。
※グローバルサインのSSLをご利用いただくにあたって
サーバー証明書インストールの際には、Webサーバーに中間認
証局証明書を設定する必要があります。
中間認証局証明書は「SHA-2」となります。以下グローバルサイ
ン社のサイトよりダウンロードしてご利用ください。
ダウンロードしたファイルをメモ帳などのテキストエディタで開
くことも 可 能 で す の で 、コピ ー&ペ ー ストで 設 定 するような
Webサーバーの場合にはご利用ください。
グローバルサイン「中間証明書:SHA-2」
正常にインストールが完了すると、
「 情報:SSL証明書が追加さ
れました。証明書を機能させるには、ウェブサイトホスティング
設定で証明書を選択してください。([ウェブサイトとドメイン]タ
ブ)。」
と表示されます。
39
証明書の割り当て
証明書をインストール後、割り当て設定を行います。
STEP1. [ウェブサイトとドメイン]のタブ内の[ホスティング設定]をクリック。
STEP2. セキュリティ設定
STEP3. 割り当て状況の確認
[SSLサポート]にチェックを入れて、[証明書]欄から追加した証
[サイトをセキュリティ保護する]をクリック
明書を選択します。
使用欄が「1」になっていれば割り当て完了です。
40
STEP4. 接続確認
ブラウザにて接続確認
(URL:https://コモンネーム/に接続)
をしてください。
問題なく証明書設定がされていれば、
SSLの設定は完了です。
【設定が反映されない場合】
通常、SSLの設定が完了するとWebサーバーの再起動が自動で実行されますが、確認するタイミングによってはまだ実行されていない
場合があります。その場合には、Webサーバーの再起動を実行し、再度証明書の反映をご確認ください。再起動方法は、サービス管理
のガイドをご参照ください。
注意事項
「Webサーバー(Apache)」再起動でも証明書反映されない場合、
「リバースプロキシサーバ(nginx)」再起動もお試しください。
SSL証明書のバックアップ方法
証明書と秘密鍵は、バックアップを取っておくことをお勧めしま
す。Plesk上からであれば、CSR・秘密鍵・証明書・CA証明書(中
間認証局証明書)をまとめてバックアップすることが可能です。
以下項目のダウンロードアイコンよりお試しください。保存いただ
いたファイルは、
ワードパッドなどのエディタにてご確認ください。
7-3
IPアドレスごとに証明書を設定
当ガイドでは、IPアドレスごとに証明書を設定する手順をご案内いたします。
設定前に必ず、設定前の注意・準備事項ガイドをご確認ください。
CSRの作成手順
STEP1. セキュリティ項目の[SSL証明書]をクリック
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
[ツールと設定]
をクリックし、
[SSL証明書]
をクリックします。
(10ドメイン)
[サーバ]をクリックし、
[ SSL証明書]をクリックします。
41
STEP3.[SSL証明書を追加]をクリックして必要事項を入力し、
[リクエスト]をクリック
証明書名
国
都道府県
所在地
(市町村名)
組織名(会社)
任意の証明書名
プルダウンメニューより選択
都道府県名を入力
市町村名を入力
証明書を取得するサイトの組織
(企業)名を入力
部/課名
部署または課の名前を入力(省略可)
ドメイン名者
証明書を取得するコモンネームを入力
メール
連絡先のE-mailアドレスを入力
注意事項
日本語は使用できません。半角英数字のみを入力してく
ださい。グローバルサイン社SSL用 の CSRは、国名、州
名、市町村名、組織名、部署名の利用可能文字を以下と
しています。
半角英数文字、および半角スペース[ ]、ハイフン[-]、
ドッ
ト[.]、アンダースコア[_]、カンマ[,]、プラス[+]、スラッ
シュ[/]、かっこ[(]、閉じかっこ[)]
STEP4. 追加した証明書名をクリックし、CSR情報の確認
画面中央部に、CSR情報が表示されています。
「 -----」を含む文
字列が、CSR情報です。
42
申し込み手続き
SSLのオプション申し込みは、ポータル内にある、アカウントマ
ネージャーよりお申し込み可能です。
アカウントマネージャー内での申し込み方法については、ヘルプ
ページをご参照ください。
証明書のインストール手順
SSL証明書が発行されたら、サーバーへインストールします。Pleskにログインし、作成した証明書を選択してください。
STEP1. 該当の証明書名をクリック
STEP2. 証明書名と中間認証局証明書を貼り付け、
[テキスト送信]をクリック。
登録メールアドレス宛に届く証明書情報を、Pleskに貼り付けま
す。
[ テキスト送信]をクリックすると、[注意:警告:CA証明書は
認証を受けていません]と表示されますが、Pleskから中間認証
局証明書をインストールする際のアラートとなり問題はありま
せん。
※グローバルサインのSSLをご利用いただくにあたって
サーバー証明書インストールの際には、Webサーバーに中間認
証局証明書を設定する必要があります。
中間認証局証明書は「SHA-2」となります。以下グローバルサイ
ン社のサイトよりダウンロードしてご利用ください。
ダウンロードしたファイルをメモ帳などのテキストエディタで開
くことも 可 能 で す の で 、コピ ー&ペ ー ストで 設 定 するような
Webサーバーの場合にはご利用ください。
グローバルサイン「中間証明書:SHA-2」
43
STEP3. インストール完了
[テキスト送信]後、[警告:CA証明書が証明書に署名をしてませ
右記のように、[証明書] [CA証明書]が表示されていれば問題
ん]と表示されたら、[SSL証明書]を選択し、設定した証明書をご
ありません。
確認ください。
証明書の割り当て
証明書をインストールしただけではご利用できませんので、割り当て設定を行います。
STEP1. ツールとリソース項目の[IPアドレス]をクリック
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
[ツールと設定]
をクリックし、
[IPアドレス]
をクリックします。
(10ドメイン)
[サーバ]をクリックし、
[ IPアドレス]をクリックします。
44
STEP2. 該当のIPアドレスをクリックして追加した証明書名を選択し、
[ OK]をクリック
該当ドメイン名を設定した、ローカルIPアドレスを選択します。
成功すると、
「 情報:IPアドレス***.***.***.***のプロパティが変更されました。」
と表示されます。
STEP3. 割り当て状況の確認
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
[ツールと設定]
をクリックし、
[IPアドレス]をクリックします。
(10ドメイン)
[サーバ]をクリックし、
[IPアドレス]をクリックします。
使用欄が1になっていれば割り当て完了です。
45
STEP5. ドメインのホスティング設定変更
左メニュー[契約]>該当ドメインの[コントロールパネルを開
[証明書]項目のプルダウンで「未選択」を選択し、[OK]をクリック
く]をクリックし、[ホスティング設定]のアイコンをクリック
STEP6. 接続確認
ブラウザにて接続確認(URL:https://コモンネーム/に接続)をしてください。
問題なく証明書設定がされていれば、SSLの設定は完了です。
設定が反映されない場合
通常、SSLの設定が完了するとWebサーバーの再起動が自動で実行されますが、確認するタイミングによってはまだ実行されてい
ない場合があります。その場合には、Webサーバーの再起動を実行し、再度証明書の反映をご確認ください。再起動方法は、サービ
ス管理のガイドをご参照ください。
注意事項
「Webサーバー(Apache)」再起動でも証明書反映されない場合、
「リバースプロキシサーバ(nginx)」再起動もお試しください。
下記の手順をお試しください。
1)Plesk画面の左側のメニューから、[ドメイン] をクリック
2)SSL証明書を設定したドメインの列の右側の[コントロールパネルで開く]をクリック
3)画面中央のメニュー一覧から[ホスティング設定]をクリック
※表示されていない場合は[表示項目を増やす]をクリックすると表示されます。
4)[証明書]の項目にてプルダウンから[未選択] を選択して[OK]をクリック以上となります。
SSL証明書のバックアップ方法
証明書と秘密鍵は、バックアップを取っておくことをお勧めしま
す。Plesk上からであれば、CSR・秘密鍵・証明書・CA証明書(中
間認証局証明書)をまとめてバックアップすることが可能です。
以下項目のダウンロードアイコンよりお試しください。保存いただ
いたファイルは、
ワードパッドなどのエディタにてご確認ください。
46
8 運用関連
8-1
IPアドレスの追加
オプションでIPアドレスの追加をお申し込みされた場合は、Plesk上からIPアドレスの追加設定を行う必要があります。
( 契約外
のIPアドレスは設定されませんよう、ご注意ください。)
STEP1. ツールとリソース項目の[IPアドレス]をクリック
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
[ツールと設定]をクリックし、
[IPアドレス]をクリックします。
(10ドメイン)
[サーバ]をクリックし、
[IPアドレス]をクリックします。
STEP2.[IPアドレスを追加]をクリックして必要情報を入力し、
[ OK]をクリック
インターフェース
任意のインターフェース
IPアドレスと
サブネットマスク
追加するIPアドレス
IPアドレスの配信タイプ
SSL証明書
47
/255.255.255.0
共有もしくは専用
任意の証明書
8-2
ファイアーウォールの有効化
初期状態のPlesk12では、ファイアーウォール設定は無効状態となっています。
Pleskのファイアーウォールのご利用をされる場合は、まずは以下手順で有効化を行ってください。
STEP1. セキュリティの項目の[ファイアウォール]をクリック
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
(10ドメイン)
[ツールと設定]
をクリックし、
[ファイアウォール]
をクリックします。
[サーバ]をクリックし、
[ファイアウォール]をクリックします。
STEP2. 有効化完了
「ファイアウォールルール管理を有効にする」ボタンをクリック
[有効化]をクリック
設定が成功すると、
「 情報:ファイアウォール管理が正常に有効になりました。」
と表示されます。
48
8-3
ファイアーウォールの設定
ファイアーウォールとは
ファイアーウォールとは、特定のコンピュータネットワークとその外部との通信を制御し、内部のコンピュータネットワークの安全を維
持することを目的としたソフトウェア、あるいはそのソフトウェアを搭載したハードウェアです。Pleskでは、各システムサービスに対
しての受信接続の制限、あるいは特定の IPアドレス/ネットワークからの接続のみを許可する設定を行うことができます。
各システムサービスに対してのファイアーウォールルールの設定
Step1. セキュリティーの項目の[ファイアーウォール]をクリック
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
(10ドメイン)
[ツールと設定]
をクリックし、
[ファイアウォール]
をクリックします。
[サーバ]をクリックし、
[ファイアウォール]をクリックします。
Step2. [ファイアウォールルールを変更]をクリックしてポリシーを変更したいサービスをクリック
上の画像では例としてSMTP(25番)の設定を行っています。
一覧にないポート(サービス)の設定をされたい場合は、後述の
「カスタムルール設定」をご参照ください。
49
STEP3. ポリシーを選択
希望のポリシーを選択・編集し、
[ OK]をクリックしてください。
許可
拒否
該当サービスに対して、外部ネットワー
クからのすべての通信を許可します。
該当サービスに対して、外部ネットワー
クからのすべての通信を拒否します。
特定の接続元からの通信のみを許可し
ます。
「 IPアドレスまたはネットワークの
選択したソースを
許可
それ以外を拒否
追加」に接続を許可するIPアドレスを記
入し、
[ 追加]をクリックしてください。
(例)
単 一 の I P アドレ ス を 指 定 す る 場 合:
123.123.123.123
ネットワ ー ク 範 囲 で 指 定 す る 場 合:
123.123.123.0/24
STEP4. [変更内容を適用]をクリックし、[アクティブ化]をクリックして設定完了
Step5. 設定完了
設定が成功すると、
「 情報: 現在の構成ガ正常にアクティブ化さ
れました」
と表示されます。
また、設定したサービスの説明文に、ポリシーが表示されます。
50
カスタムルール(Plesk指定のシステムサービス以外のポートへのルール)の設定
Pleskで初期状態で表示されているサービス以外の特定のポートの設定を行いたい場合は、カスタムルールを設定します。
Step1. [ファイアウォールルールの変更]をクリックして[カスタムルールの追加]をクリック
Step2. ルール内容を指定し、[OK]をクリック
希望のポリシーを選択・編集し、
[ OK]をクリックしてください。
ルールの名前
※画像では例として8888ポートの設定を行っています。
ルール一覧画面に表示されるルール名称
を入力します。
[受信]はサーバに到着する通信、
[ 送信]は
一致方向
ポート
サーバから出ていく通信、
[ 転送]はサーバ
を通過する通信(すべての方向)です。
対象のポートを入力し、[追加]をクリックし
ます。範囲指定も可能です。
対象のIPアドレスまたはネットワークを入
力し、[追加]をクリックします。
ソース
(例)
単一のIPアドレスを指定する場合:
123.123.123.123
ネットワーク範囲で指定する場合:
123.123.123.0/24
Step3. [変更内容を適用]をクリックして、[アクティブ化]をクリックで設定完了
設定が成功すると、
「 情報: 現在の構成ガ正常にアクティブ化されました」
と表示されます。
また、設定したサービスの説明文に、ポリシーが表示されます。
51
8-4
サービスの起動・停止・再起動
管理者権限であれば、Plesk上で主要サービスの起動・停止・再起動が行えます。
STEP1. [サービス管理]をクリック
管理者権限であれば、Plesk上で主要サービスの起動・停止・再起動が行えます。
Web Pro Edition
Web Host Edition
(30ドメイン)
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
(10ドメイン)
[ツールと設定]
をクリックし、
[サービス管理]
をクリックします。
[サーバ]をクリックし、
[サービス管理]をクリックします。
STEP2. 実行したい機能ボタンをクリック
各 サ ービスの 右 項 目に、以 下 の 機 能ボタンが 表 示されていま
す。実行したいボタンをクリックしてください。右の画像では例と
してWebサーバーが停止している状態のため、起動します。
起動
停止
再起動
STEP3. 実行完了
実行が成功すると、
「 情報: サービスが起動するまでしばらくお
待ちください」
と表示されます。
[更新]
をクリックすると、
最新のサービス稼動状況が確認できます。
52
8-5
サーバー時刻の設定
STEP1. [システム時間]をクリック
Web Pro Edition
(30ドメイン)
Web Host Edition
Web Admin Edition
(無制限ドメイン)
(10ドメイン)
[ツールと設定]をクリックし、
[システム時間]をクリックします。
[サーバ]をクリックし、
[システム管理]をクリックします。
手動で設定する場合
[システム時間をアップデートする]にチェックを入れ、日時と時
間を入力した上で[OK]をクリックします。
NTPサーバーを設定し、時刻の同期を行う場合
NTPサーバーを設定し、時刻の同期を行うことも可能です。日本
時 刻 に 合 わ せ る場 合 は 、タイムゾ ー ンを [( G M T+0 9:0 0 )
Asia/Tokyo]に設定します。
[システム時間を同期する]にチェックを入れ、NTPサーバーの
情報を入力し、
[ OK]ボタンを押してください。
なお、NTPサーバーにつきましては、お客さまにて任意のものを
ご選択ください。
以下に公開NTPサーバーをご紹介します。
NTPサーバー ntp.jst.mfeed.ad.jp
説明 http://www.jst.mfeed.ad.jp
53
よくあるご質問
URL
http://help.gmocloud.com/
お手続き関連のお問い合わせ
電話
メール
03-6415-7088
メール
※音声案内の窓口番 号は[①]です。
平日10時∼18時(土日祝日、弊 社特別休 業を除く)
http://support.gmocloud.com/ask/#pf
技術的なお問い合せ
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24時間365日受付
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平日9時∼19時(土日祝日、弊 社特別休 業を除く)
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