2015.6.1 ギャラリーNP原宿(株式会社ナショナル・フォート)では、下記の通り特別企画展を開催いたし ますのでお知らせ申しあげます。 ギャラリーNP原宿 特別企画展 浦田進写真展「8月6日の朝」 会期:2015年7月28日(火)~8月10日(月) 開場時間:平日 10:00~18:00 土・日 10:00~17:00 最終日 10:00~14:00 銀塩モノクロ作品(半切)32点を展示。写真集「8月6日の朝」 (青弓社刊)を販売。入場無料。 今展開催中は無休。日曜日はギャラリーのみの開館となります。 写真展「8月6日の朝」によせて 浦田進 1945年8月6日。人類史上初めて、一般市民が生活する都市の上に原子爆弾が投下された日。1945年末までに、 広島では約14万人が死亡したと推計され、現在まで放射線による病、後障害との壮絶な闘いが続いている。広島 平和記念公園にある原爆死没者慰霊碑に納められている原爆死没者名簿には、2014年8月6日の時点で29万2,325 人の名前が記されている。 2009年から2014年まで毎年、8月6日の朝、カメラを介して現在を視ることを肝に据えて、とめどなく流れゆ く一瞬に踏みとどまりながら、広島平和記念公園・原爆死没者慰霊碑前にて、あくまで一媒介者として、厳かに 手を合わせる人々を撮影し続けました。 終戦から70年。8月6日・広島の祈りから見えてくるものとは。 さまよう炎夏の光にさらされた合掌に、あらゆる曖昧な境界を越えて、数限りない想いをつなぐ人々の声なき 声を聴く。 写真集「8月6日の朝」 (青弓社刊)発売に合わせて、東京と広島で写真展を開催致します。銀塩モノクロ半切32 点を展示。ぜひご覧頂きたいと思います。 浦田進(うらた すすむ) 1975年 島根県益田市生まれ 1998年 成蹊大学法学部政治学科卒 2002年 東京綜合写真専門学校卒 2003年以降、秋葉原・六本木・原宿・汐留・お台場など東京の疑似的な都市空間とそこに行き交い集う人々を撮 影し続けている。 ウェブサイト「Susumu Urata/ROAD SHOW」http://roadshow-susumu.tumblr.com/ ■写真集 「8月6日の朝」 (青弓社刊) 2015年6月24日刊行 ■過去の個展 2006年 「都市の破片」 Roonee 247 Photography、東京 2009年 「ROAD SHOW」 コニカミノルタプラザ、東京 2009年 「仮象―ROAD SHOWから―」 ギャラリー蒼穹舎、東京 2012年 「烈夏/合掌」 INSTANCE、東京 ■今後の個展 2015年8月12日(水)~8月23日(日) 「8月6日の朝」gallery718、広島 本写真展に関するお問い合わせ・画像や資料のご請求・ギャラリーご利用のご案内 ギャラリー担当者 籠田(かごた) 、田辺または、[email protected]まで
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