地盤情報検索サイト KuniJiban の新たな検索画面（「地理院地図版」）について＜はじめに＞これまで本サイトで地盤情報検索の背景地図として使用しておりました「電子国土 web システム」が平成 27 年 7 月に運用を停止することから、新たに「地理院地図」を背景地図とする検索画面を国土地理院と共同で作成しました。現行の検索画面は、平成 27 年 7 月には運用を停止しますので、今後は「地理院地図版」の検索画面をご利用頂きますようお願いします。現時点では、新たな検索画面では、システム上の制約から従来版の一部機能が利用できなくなっております。ご不便な点があるかと思いますが、今後も利便性の向上に向け改良作業を進めてまいりますので、ご理解をお願いします。＜従来版との違い＞・IE 以外のブラウザにも対応しています・IE はバージョン 10 以上のみ対応しています。また、従来版をお使いの方は互換表示設定の解除が必要です（次ページを参照）・ズームレベル 15 以上に拡大するとボーリングの位置が表示されます。・ボーリング位置のアイコンをクリックするとボーリングの情報が表示されます。・柱状図検索、土質試験検索は別画面での提供となります。・検索画面上からの一括ダウンロード機能は利用できません。・各地整ごとの表示選択がなくなりました。 1 / 11 ＜IE の設定について＞従来版をすでにご利用の方の場合、互換表示設定がある状態になっていると思われますので、必ず解除の設定を行ってください。従来版では IE の 10 以上では互換表示設定が必要でしたが、「地理院地図版」では互換表示設定をしたままだと、ボーリング位置が表示できません。 ①確認方法以下の場合には、互換表示設定の解除が必要です。次ページの「②互換表示設定の解除方法」に従って、互換表示設定の解除をお願いします。互換表示設定がある場合の検索画面・「地理院地図版」検索画面の初期画面でボーリング位置の点が表示されない・画面右下に「KuniJiban（背景：地理院タイル）」の表示がない 2 / 11 ②互換表示設定の解除方法・IE のメニューバーで、「ツール」、「互換表示設定」を選択・互換表示設定画面で「互換表示に追加した Web サイト」から「pwri.go.jp」を選択し、「解除」をクリック。「閉じる」で元の画面に戻る互換表示設定が解除された検索画面 3 / 11 地理院地図版で表示される情報について 1 データの提供形式について KuniJiban で提供される柱状図および土質試験結果には、①XML 形式のものと②PDF 形式のものがあります。各形式で表示される柱状図および土質試験結果の閲覧方法は以下の通りです。 1.1 ポップアップ表示地図上にシンボルが表示されている地点のボーリングの情報を公開しています。右の図の凡例のように、XML 形式でデータを提供するものは①、PDF ① ② 形式のものは②で地図上にデータの位置が表示されています。 XML 形式での閲覧方法については 2 章を、PDF 形式での閲覧方法については 3 章を参照してください。地図上に表示されているそれぞれの形式のシンボルをクリックすると、下図のようなポップアップが表示されます。 ①XML で提供 2 章を参照してください ②PDF で提供 3 章を参照してください 4 / 11 2 XML で提供する地盤情報の表示方法 2.1 ボーリング柱状図の表示方法（ビューワを利用する方法）ポップアップの「柱状図」の欄の「表示」をクリックすると、ボーリング柱状図のビューワが開きます。表示倍率設定機能、印刷機能を利用できます。表示倍率を変更できます印刷メニューが開きますサイズ・印刷品質等を設定可能ですボーリング柱状図の書式は「地質・土質調査成果電子納品要領（案）（国土交通省）」に定められた書式に統一しています。なお、同要領以前に作成された地盤情報については、不足する項目の情報を空欄もしくは不明として提供しています。 5 / 11 2.2 柱状図の XML データ利用方法 2.2.1 XML を直接表示する方法 2.1 のビューワで表示されない情報を確認する場合に使用します。ポップアップの「柱状図」の欄の「XML」をクリックすると、ボーリング柱状図の XML 形式のデータが表示されます。 ※ブラウザで XML 形式のデータを表示させる場合には、XML を表示するためのモジュールを必要とする場合があります（たとえば MSXML 等）。 2.2.2 柱状図作成ソフトウェア等で利用する場合 2.1 のビューワ以外のソフトウェア等でボーリング柱状図を利用する場合には、ポップアップの「柱状図」の欄の「XML」を右クリックして「対象をファイルに保存」してご利用ください。なお、ボーリング柱状図の XML データは、「地質・土質調査成果電子納品要領（案）（国土交通省）」の、平成 16 年版以降の各バージョンの書式で作成されています。バージョンは＜ボーリング情報 DTD_バージョン＞に記載されています。また、同要領以前に作成された地盤情報については、不足する項目の情報を空欄もしくは不明として提供しています。 6 / 11 2.3 土質試験結果の利用方法ポップアップ表示の「土質試験結果」の欄に「XML」と表示があるものは、土質試験結果のデータを利用できます。「土質試験結果」の欄に「XML」の表示がない場合、土質試験結果のデータが登録されていません。また、柱状図中に試験の記述があっても、土質試験のデータが登録されていないものがありますので、ご了承ください。土質試験結果のデータあり土質試験結果のデータなし＜注意＞「土質試験結果」の欄の「XML」をクリックすると、XML 形式のデータそのものが表示されますのでご注意ください。土質試験結果一覧や土質試験結果グラフで閲覧するには 2.3.1 の手順に従って操作を行ってください。 2.3.1 土質試験結果の表示土質試験結果一覧や土質試験結果グラフを表示させるには「2.1 柱状図の表示方法（ビューワを利用する方法）」で、ボーリング柱状図の表示を経由する必要があります。土質試験結果を閲覧するには 2.1 にしたがって、ボーリング柱状図を表示させます。土質試験結果のデータがある柱状図には上段に「土質試験結果グラフ」のプルダウンメニュー（①）と、土質試験結果一覧へのリンク（②）が表示されます。土質試験結果グラフのプルダウンメニュー土質試験結果一覧へのリンク 7 / 11 （１）土質試験結果グラフの表示 ①のプルダウンメニューから、ボーリング柱状図に表示させたい項目を選択すると、データが入力されている土質試験の項目が、ボーリング柱状図中にグラフとして表示されます。（２）土質試験結果一覧の表示 ②のリンクをクリックすると土質試験結果一覧が表示されます。試料数が多い場合は、資料番号の欄の「次へ」をクリックすると残りのデータが表示されます。土質試験結果一覧表の書式は、「地質・土質調査成果電子納品要領（案）（国土交通省）」に統一しています。また、電子納品以前の土質試験や原位置試験等の地盤物性値には SI 単位に変換されていないものが含まれていることがあります。ご利用にあたってはご注意ください。 8 / 11 2.３.2 土質試験データ（XML 形式）で利用する場合ポップアップ表示の「土質試験結果」の欄に「XML」と表示があるものは、土質試験結果のデータを直接表示もしくはダウンロードできます。土質試験結果のデータあり（１）XML の表示方法「土質試験結果」の欄の「XML」をクリックすると、XML 形式のデータが表示されます。表示される土質試験の XML データは、「地質・土質調査成果電子納品要領（案）（国土交通省）」で定める「土質試験結果一覧表データ」で、平成 16 年版以降の各バージョンの書式で作成されています。バージョンは＜SOILTEST LIST DTD_version＞に記載されています。（２）XML をダウンロードする方法ソフトウェア等で土質試験結果を利用する場合には、ポップアップの「土質試験結果」の欄の「XML」を右クリックして「対象をファイルに保存」してご利用ください。 9 / 11 ３ PDF で提供する地盤情報の表示方法３.1 土性図の表示ポップアップの「柱状図」の欄の「表示」をクリックすると、土性図の PDF ファイルが表示されます。土性図には、層相区分と土質試験結果のグラフを併せて表示しています。 PDF で提供している土性図の XML 形式のデータはありません。ご了承ください。 10 / 11 ３.２土質試験結果一覧表の表示ポップアップ表示の「土質試験結果」の欄に「表示」と表示されるものは、土質試験結果表を表示できます。「土質試験結果」の欄に「表示」が表示されない場合、土質試験結果一覧表のデータが登録されていませんので、ご了承ください土質試験結果のデータあり土質試験結果のデータなしポップアップの「土質試験結果」の欄の「表示」をクリックすると、土質試験結果一覧表の PDF ファイルが表示されます。 PDF で提供している土質試験結果一覧表には、XML 形式のデータはありません。ご了承ください。 11 / 11