SNSを安全に利用するための設定例

ネットであなたがさらされる!?
発信した情報は完全には削除できない
ネット・コミュニケーションについて知ってほしいこと
「すぐに消せば大丈夫」という軽い気持ちで投稿した情報でも簡単には削除できま
せん。その発言・写真は一生残ってもいい内容ですか?
Facebook や LINE、Twitter などといった SNS を利用する機会が増えて
います。大学生活においても、個人的な利用や大学からの情報収集のひ
とつとして欠かせないツールとなります。
しかし、使い方を間違えるとあなた自身が知らない間に加害者になった
り、人を傷つけたり、逆に被害にあったりする可能性があるのです。
使い方だけでなく、その仕組みを理解するよう心掛けてください。
仲間だけに公開しているつもりでも、全世界に発信されています
あなたの書き込みはあなたの知らない人も見ています。写真にも位置情報が記録
されています。あなたの家族や将来の就職希望先の人に見せられますか?
大学の一員であることを理解し、責任を持って利用しましょう
あなた個人の意見が、あなたが所属する大学のイメージを優先して受け取られる可
能性があることを自覚しましょう。
トラブルに関する相談窓口
千葉キャンパス学生サポートセンター
043-265-7332
警視庁 サイバー犯罪対策課
03-3431-8109
その発言は他者を誹謗・中傷するようなものではないですか?
他人の性格を否定したり、容姿に対する偏った発言をすると侮辱罪や名誉棄損の
罪に問われます。匿名性があっても、発信元を特定することができます。
法令を守る、プライバシーを守る
無断で他者の写真を投稿していませんか?無断での個人情報の掲載は対象者の
プライバシー権を侵害することになりかねません。
自分自身を守りましょう
すべてのことは自分自身を守ることになります。法令やモラルを違反すれば社会的
な罰を受けます。
安全に利用するための設定例を紹介します。
LINE のプライバシー設定
【設定1】 「友だち自動追加」をオフ
LINE を始めると、あなたの電話番号をアドレス帳に登録している LINE ユーザ
ーに友だちとして自動追加されます。アドレス帳の設定で「知らないうちに友だ
ちが追加される」のを防ぐことができます。
友だち登録をするには LINE 用の ID を登録しておくといいでしょう。右図では「ID
の検索を許可」がオフになっています。必要な時のみ一時的にオンにするか、QR
コードの利用を勧めます。 実際に会った時に、友だち登録するのがベストです。
【設定】-【友だち】
【設定】-【プロフィール】
Facebook グループの公開設定
Facebook グループの公開範囲の種類が「公開」「非公開」「秘密」の 3 段階です。
【設定 2】 メッセージを受け取りたくない人は「ブロック」する
【友だち】-(編集をタップして)【友だち編集】
ブロックする人を選択して画面左下の「ブロック」をタップします。ブロックしたこ
とは、相手には通告されません。
Twitter のセキュリティ設定
本、非公開が安全です。一人暮らしを始めた人もいるでしょう。「実家に帰省中!」とつ
ぶやくと、家は留守だよ!と公表していることになります。Twitter アプリケーションで
はなく、スマートフォンのブラウザ経由でセキュリティ設定を行ってください。
1.アカウントをタップし、設定アイコンをタップする。
2.メニューから【設定】-【アカウントとプライバシー】の編集をタップする(左図)。
3.【ツイートを非公開にする】をタップする(右図)。
公開
グループ名、メンバーリストやグループメンバーの投稿すべてが公開。
非公開
メンバーが投稿した内容だけが非公開。グループ名やメンバーリスト、グル
ープの説明などは公開され、誰でも閲覧できる。Facebook 内の検索にもヒッ
トされる。
秘密
すべての情報が秘密で、メンバーのみ見ることができる。Facebook 内の検
索でもみつからない。
Facebook に投稿した写真の下部に表示されたマークを確認してみましょう。
【設定1】 投稿の共有範囲の設定を見直そう
Facebook ページ左上のメニューボタンから【設定】
-【プライバシー設定】-【投稿の共有範囲】
【友だちのみに公開】になっていますか?
【設定 2】 タグ付けに関する設定を見直そう
【プライバシー設定】-【タイムラインとタグ付け】
友だちと一緒に写った写真を見られたくない場合も時
にはあります。
あたなの思わぬところでの不意のタグ
付けから身を守ります。
一番下を「オン」に変えると、誰かがタグ付けした場合に、
掲載するか確認することができます。