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平成 27 年 4 月 24 日
四 国 財 務 局
警告書の発出を行った適格機関投資家等特例業務届出者について
(株式会社瀬戸内ファンド)
1.適格機関投資家等特例業務届出者である株式会社瀬戸内ファンド(香川県高松市屋
島西町 代表取締役 池田 佳弘(いけだ よしひろ)、資本金 24 百万円、常勤役職
員3名、金融商品取引業の登録はない。以下「当社」という。)に対する当局による
検査の結果、以下の事実が認められたことから、本日、当社に対し、金融商品取引業
者等向けの総合的な監督指針 IX-1-2(3)に基づき、警告書を発出した。
2.事実関係
当社は、自らを業務執行組合員とし、国内上場株式の取引等で運用を行うとする
任意組合(以下「本件ファンド」という。
)に係る持分の取得勧誘及び出資金の運用
を行うとして、
平成 25 年 12 月 11 日付けで適格機関投資家等特例業務に係る届出を
行っている。
なお、当社においては、平成 27 年2月中旬以降、本件ファンドにおける運営・管
理等を一人で行っていた池田佳弘代表取締役社長(以下「池田社長」という。
)の所
在が不明となり、池田社長と連絡を取ることができない状況となっている。
今回検査において、本件ファンドに係る当社の業務運営状況を検証したところ、
以下の問題が認められた。
○ 投資者保護上問題が認められる状況
当社においては、池田社長の所在が不明となって以降、本件ファンドに係る契
約書等の出資状況を記録した書類等がほとんど残っていないことから、本件ファ
ンドに係る実際の出資状況の確認ができない状況にある。
また、銀行口座に振り込まれた本件ファンドに係る出資金は、既に全額が出金
されており、これ以外に現金で受け入れたとする本件ファンドに係る出資金も、
当社においては入出金を記録した書類等が確認できず、出資金と見られる現金も
残っていないことから、本件ファンドに係る運用資産の現状の確認ができない状
況にある。
さらに、当社においては、本件ファンドに係る資産の一部の運用実態について
確認できたものの、これ以外に本件ファンドに係る資産を運用した記録が残って
いないことから、本件ファンドに係る運用実態の確認ができない状況にある。
当社の上記の状況は、投資者保護上重大な問題があるものと認められる。
○ 「警告書の発出を行った適格機関投資家等特例業者の名称等について」
(金融庁ホー
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(投資家の皆様へのお知らせ)
〇 適格機関投資家等特例業務届出者は、基本的にいわゆるプロ投資家を相手に業務を
行う者です。
〇 適格機関投資家等特例業務を行う旨の届出が提出されていることをもって金融庁が
届出者の信頼性を保証するものではありません。また、当局は、届出者が取り扱う商
品を保証する立場にはありませんので、投資を検討される際には、投資家自身がリス
ク等を十分理解した上で、慎重に判断されることをお勧めします。
連絡・問い合わせ先
四国財務局 理財部 金融監督第1課
087-831-2131