WAM!NET Portal (送受信操作ガイド) 日本ワムネット株式会社 技術部 2015 年 3 月 27 日 第 1.9 版 《 目 次 》 1. はじめに ...................................................................................................................... - 2 - 2. ログイン方法 ................................................................................................................ - 3 - 3. 送信(パッケージの作成).............................................................................................. - 4 - 4. 送信確認 ..................................................................................................................... - 8 - 5. 受信方法(ダウンロード).............................................................................................. - 9 - 6. 受信パッケージの転送 ............................................................................................... - 11 - 7. クリップボード ............................................................................................................ - 12 - 8. TDX を使用してのアクセス方法 .................................................................................. - 15 - 9. 使用上の制限/設定 ................................................................................................... - 18 - 第 1.9 版 2015 年 3 月 -1- 1. はじめに 本マニュアルでは WAM!NET Portal でのファイルの送受信の方法を記載しております。 WAM!NET Portal ではご利用の InternetGateway のアカウントを使用して、ファイルの送受信が行 えます。ファイルの送受信はブラウザもしくは専用ソフト(TDX)でのご利用が可能となっておりま す。 ログインに使用する ID とパスワードの情報に関しては、貴社の WAM!NET 管理者の方へご確認 ください。 本マニュアルに関して、ご不明な点ございましたら、日本ワムネット技術部までご連絡ください。 <連絡先> 電話:03-5117-2159 (土日祝日を除く平日 9:30~12:00,13:00~18:00) FAX:03-5117-2155 E-mail: [email protected] 第 1.9 版 2015 年 3 月 -2- 2. ログイン方法 ログインするには以下の URL にアクセスしてください。 https://portaljp.wamnet.co.jp/ InternetGateway アカウントのユーザー名、パスワードをそれぞれ入力し「ログイン」ボタンをクリッ クしてください。全ての通信は SSL で暗号化されます。 第 1.9 版 2015 年 3 月 -3- 3. 送信(パッケージの作成) 送信を行うには「ファイル伝送」から「ブラウザから送信」をクリックします。 以下の画面から操作を行います。 (1) 送信先を「アドレスブック」から選択します。 (2) 宛先をクリックすると下の欄に移動します。キャンセルする場合はもう一度選択した下段の宛 先サイトをクリックすると宛先の欄から削除されます。 宛先をクリック 移動 (3) ブラウザでのファイルの選択方法は 2 種類あります。 (3 )- 1 「ブラウズ」より実行 第 1.9 版 2015 年 3 月 -4- 「ブラウズ」ボタンをクリックし、送信するファイルを選択します。ファイル選択の画面で 「Shift」を押しながらファイルをクリックすると、複数のファイルを一括して選択できます。 (3 )- 2 ドラッグ&ドロップにより実行 ドラッグしたファイルをブラウザにドロップして下さい。複数のファイルを一括してドラッグ &ドロップすることもできます。 【Windows 8 IE11 の場合】 ファイルをブラウザにドラッグ&ドロップ ファイル選択後 【Mac OS10.8 Safari6 の場合】 第 1.9 版 2015 年 3 月 -5- ファイルをブラウザにドラッグ&ドロップ また、Windows/Mac ともに送信できるのはファイルのみでフォルダ単位での送信はできません。フォル ダもしくは一部のファイルをドロッグ&ドロップすると以下のポップアップが表示されます。フォルダであ れば「キャンセル」をクリックして、ファイルの場合は「OK」をクリックして下さい。 (4) ファイル選択後、ジョブチケットの選択、ジョブ ID とクライアント ID の入力を行います。 (ジョブ ID とは送信する際の件名のようなものになります。適宜入力して頂ければ受信者が どのようなデータが届いたかということが判別しやすくなります。) ジョブチケット等の詳細に つきましては弊社技術部までお問合せ下さい。伝送通知 E メールはパッケージ送信完了後に 入力した宛先へ送信された旨通知いたします。 ジョブ ID とクライアント ID は、半角文字換算で最大 254 文字まで入力する事が出来ます。 (5) 必要な情報を入力し問題なければ「提出」ボタンをクリックします。 第 1.9 版 2015 年 3 月 -6- (6) 問題なく送信が完了するとこのような画面が表示されパッケージについての詳細が表示され ます。これで送信が完了です。 第 1.9 版 2015 年 3 月 -7- 4. 送信確認 送信データの状況(ステータス)を確認するには、送信メニューのプルダウンから「送信済み項目」 をクリックします。 (1) 以下のようにパッケージのステータスが表示されます。なお、パッケージが表示されるのは送 信後 1 時間までですので、ご注意ください。 (2) 上図のようにパッケージ ID をクリックするとさらに詳細を表示することが出来ます。 ※パッケージ ID とは送信時1パッケージ毎に自動的につけられる WAM!NET 上の管理番号です。 (例: *000-120→「*000」というサイト ID の送信元が「120」番目に送信したデータという意味にな ります。) 第 1.9 版 2015 年 3 月 -8- 5. 受信方法(ダウンロード) 受信(ダウンロード)を行うには「ファイル伝送」から「受信ドック」をクリックします。 なお、受信パッケージは、受信から 5 日後に自動的に削除されます。未ダウンロードのデータも削 除されますのでご注意ください。 (1) このような画面が表示されダウンロード出来るデータを確認することが出来ます。 (2) ダウンロードしたい項目のアクションメニューから矢印マーク をクリックします。 デスクトップ等に保存をしてそれぞれのプラットフォームによる解凍方法(以下参照)で中身の 第 1.9 版 2015 年 3 月 -9- データ展開してください。 ■ Mac OSX の場合 ダウンロードした「.zip」ファイルをダブルクリックもしくは「Stuffit」にドラッグ&ドロップする と自動的に元ファイルと同階層に展開されます。サイズが大きいファイルについては少 し展開に時間がかかる場合もあります。 ■ Windows の場合 ダウンロードした「.zip」ファイルをダブルクリックもしくは任意のアーカイブソフトにて解凍 します。 (3) パッケージの中身を個別に確認する場合はアクションの双眼鏡 (4) をクリックします。 マークをクリックするとパッケージの中身を個別にダウンロードできます。Internet Explorer 11 では「互換表示設定」に「wamnet.co.jp」を追加して下さい。互換表示の設定をしない場合、 個別にダウンロードする時にファイル名にダブルバイトが使用されていると文字化けします。 (5) ダウンロード後に解凍をするにはダブルクリックもしくは任意の解凍ソフト(OSX の場合は Stuffit)にて解凍します。 中身を確認後にまとめてダウンロードする場合は「パッケージ収集」 をクリックするとパッケージ単位でダウンロードすることができます。 第 1.9 版 2015 年 3 月 - 10 - 6. 受信パッケージの転送 受信したパッケージを転送することができます。ファイルのダウンロード、アップロードの作業が不 要になりますので、大容量パッケージの転送が容易に行えます。 (1) 受信ドック内にあるパッケージを転送する場合、 アイコンをクリックして、パッケ ージアクションの「パッケージ転送」をクリックして下さい。 (2) パッケージ作成画面に切り替わりますので、送信先等を指定し、送信を行ってください。 第 1.9 版 2015 年 3 月 - 11 - 7. クリップボード 受信したパッケージから必要なファイルを選択して転送することができます。ファイルのダウンロー ド、アップロードの作業が不要になりますので、大容量パッケージの転送が容易に行えます。また、 異なるパッケージからのファイルを抽出して、転送する事が可能です。 (1) 受信ドック内にあるパッケージからファイルを転送する場合、 アイコンから「クリッ プボードの追加」をクリックして下さい。 別ウィンドウでクリップボード画面が表示されます。選択したパッケージ内にあ る全てのファイルが自動的に登録されます。 (2) 異なる受信パッケージからファイルを選択して転送する事も可能です。受信ドックから、 第 1.9 版 2015 年 3 月 - 12 - 転送したいファイルが含まれるパッケージの「クリップボードの追加」をクリックして下さい。 次の図では、パッケージ ID「23516-107」と「23516-105」のファイルが選択されています。 (3) クリップボード上のファイルを削除する場合、各ファイルの右端にチェックボックスにチェッ クを入れ、「アップデート」ボタンを押すと、選択したファイルがクリップボードから削除され ます クリップボードに登録されたファイルは、クリップボード情報が表示されているウィ 第 1.9 版 2015 年 3 月 - 13 - ンドウを閉じても情報を保持しております。パッケージの中身を個別にクリップボー ドに追加することも可能です。アクションの双眼鏡 をクリックします。クリップボ ードに追加したいファイルのチェックボックスをクリックして、「チェック済みアイテ ムをクリップボードに追加」をクリックして下さい。 (4) クリップボードにファイルが保存されている状態で、「送信」をメインウィンドウから選択す ると、新規パッケージにクリップボードのアイテムが追加されます。 (5) ローカル PC 上に保存されているファイルを追加して送信する事も可能です。 「提出」ボタンでパッケージを送信します。 第 1.9 版 2015 年 3 月 - 14 - 8. TDX を使用してのアクセス方法 専用のソフトウェアであるTDXを利用することでブラウザに比べて格段に簡単にファイルの送受信 を行うことができます。TDXでのご利用方法はご利用になる端末にインストールする方法とインス トールせずにWeb版TDX(TWS)をご利用になる2通りの方法があります。TWSはTransmission Director Web Startの略称になります。 1.Web 版 TDX ご利用方法(TWS) Web版TDX(TWS)をご利用になる場合は「ファイル伝送」から「TDXを起動」をクリックして 下さい。 お使いのブラウザの設定により、自動的にアプリケーションが起動する場合がありますが、 設定ファイルがダウンロード(TDX_JP.jnlp)された場合、ダウンロード後にそのファイルを 開いて下さい。Web版TDXの実行ファイル(TDX_JP.jnlp)がダウンロードされます。 (MacOS、Safariで設定ファイルをダウンロードした場合) Java ランタイムがインストールされている端末であれば、自動的にアプリケーションがダ ウンロードされ、送受信用のJava プログラムが起動します。 ※ Windows7 Windows8.xについては、Oracleの配布サイト ( http://www.java.com/ja/ )からJava7以上をダウンロードして下さい。 ※ MacOS の 10.7-10.8 では Java7 をご利用になって下さい。Mac OS10.9 では Java7 と Java8 の両方でご利用できます。また、MacOS の 10.10 につきましては Java7 には対 第 1.9 版 2015 年 3 月 - 15 - 応をしておりません。ご使用になる際は Java8 をご利用下さい。 アプリケーションのダウンロードが完了したら、自動的に起動します。起動後、Windows版 ですと TDXのデスクトップ上へのショートカットダイアログが表示されますので、選択して 下さい。 (Windows 7でのショートカット選択) 起動後の送受信はインストール版のTDXと同じ動作となります。送受信の詳しい操作方 法につきましては「TDX操作ガイド」を参照頂きますようにお願い致します。 ・ 終了時にログアウトを実行した場合は、次回起動時にTDXのログイン画面が表示さ れます。パスワードを入力して再度ログインして下さい。 ・ 次回以降、同じアイコンを起動する場合は、リンクをクリックするか、ダウンロードされ た場合は、ダウンロードされた設定ファイルを開くか、デスクトップ上のショートカットを クリックすることでご利用可能になります。 ・ ダウンロードしたアプリケーションはご利用の端末のJavaのキャッシュに保存されま す。ショートカットがデスクトップからなくなった場合は、Javaのキャッシュから削除され た状態ですので、再度、実行ファイル(TDX_JP.jnlp)をダウンロードして実行して下さ い。 ・ ダウンロードした設定ファイルは、TDXプログラムの起動用なので、ファイルをドラッグ アンドドロップしても、ファイルの送信は出来ません。起動後に送信するファイルを選 択して下さい。 2.インストール版 TDX ご利用方法 ホーム画面の「ソフトウェア」から「TDXダウンロード」をクリックすることで、インストール版 のTDXのダウンロード画面が表示されます。 第 1.9 版 2015 年 3 月 - 16 - 「Transmission Director X ダウンロード」の画面になりましたら、画面右の「使用許諾契 約」に同意箇所にチェック頂き、該当のOSに沿ったTDXをダウンロードして下さい。詳し い操作方法につきましては「TDX操作ガイド」を参照頂きますようお願い致します。 第 1.9 版 2015 年 3 月 - 17 - 9. 使用上の制限/設定 9-1 通信ポートについて WAM!NET Portal 及び Web 版 TDX(TSC)は 443 を使用します。 インストール版の TDX は 15100 ポートを使用します。 ※ それぞれのポートをインターネット側へ空けていただくようにお願い致します。 9-2 動作環境 WAM!NET Portal は以下の OS、ブラウザで動作確認を行っております。 - OSX 10.6.8 : Safari 5.1 - OSX 10.7.5 : Safari 6.1 - OSX 10.8.5 : Safari 6.2 - OSX 10.9.5 : Safari 7.1 - OSX 10.10.2 : Safari 8.0 - Windows 7(SP1) : Internet Explorer 10・11 - Windows 8.x : Internet Explorer 11 ※ 最新の対応 OS とソフトのバージョンについては、下記 URL を参照下さい。 http://www.wamnet.jp/help/browsersupport/ 9-3 送受信注意事項 ・ WAM!NET Portal をブラウザでのご利用の場合はブラウザの仕様によっては 1GB 以 上の送受信ができない場合もあります。1GB 以上の送受信には TDX でのご利用をお 勧めします。 ・ 1 つのパッケージで送信できるファイル数は 100 個までです。 ・ 1GB 以上もしくは 101 個以上送信する場合は TDX でのご利用をお勧めします。 ・ ブラウザでの送信はフォルダの選択はできません。ファイルのみの選択になります。 ・ 同じファイル名を 1 つのパッケージで送信した場合、最初に選択したファイルが送信さ れます。 第 1.9 版 2015 年 3 月 - 18 - 9-4 ファイル/フォルダ名として使用できる文字 ファイルの送受信において、シフトJISの第一・第二水準漢字を使用可能です。ただし以下の 文字を除きます。(Windowsの仕様上ファイル名として扱えないため) 特にMac環境から送信される場 合はご注意下さい。 シフトJISコード 0022 “ シフトJISコード 0025 % シフトJISコード 0027 ‘ シフトJISコード 002a * シフトJISコード 002c , シフトJISコード 002f / シフトJISコード 003a : シフトJISコード 003b ; シフトJISコード 003c < シフトJISコード 003e > シフトJISコード 003f ? シフトJISコード 005c ¥ シフトJISコード 007c | シフトJISコードで8540~889eの文字(機種依存文字) シフトJISコードでed40~eef8の文字(機種依存文字) 9-5 ファイル/フォルダ名として使用できる文字数 WindowsとMacOSXについては、半角文字を1バイト、全角文字を9バイトで換算して、パス名を 含めた255バイト(拡張子含)のファイル名のファイルを送受信することができます。 【目安としてファイル名が全て半角の場合251文字(拡張子含まず)、全て全角の場合27文字 (拡張子含まず)です。】 保存先のファイルパスによっては、ご利用OS側の仕様により最大文字数でご利用できない場 合があります。 ただし、TDXを利用した場合は、半角文字を1 バイト、全角文字を2バイトで換算して、パス名 を含めた、255 バイトのファイル名(拡張子含)でファイルを送受信することができます。 ※ 保存先のファイルパスによっては、ご利用OS 側の仕様により最大文字数でご利用で きない場合があります。 9-6 サーバ側で処理できない文字列について 送信ファイル名によっては、サーバ側で文字コードを正しく認識できない場合があります。 その場合は、当該文字を”_”(アンダースコア)に置換える場合があります。 第 1.9 版 2015 年 3 月 - 19 - 9-7 データ保存期間 受信パッケージは、受信から5日後に自動的に削除されます。 未ダウンロードのデータも削除されますのでご注意ください。 以上 第 1.9 版 2015 年 3 月 - 20 -
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