平成 27 年 NEWS RELEASE ４月３０日 (公社)日本観光振興協会事業推進本部旅行振興部門 TEL： 03–6435–8334 FAX： 03–6435–6921 官民一体で日本をアピール！！世界旅行観光協議会(WTTC) グローバルサミットスペイン・マドリードにて 2015 年 4 月 15,16 日公益社団法人日本観光振興協会（本部；東京港区会長；山口範雄）をはじめ国土交通省、在スペイン日本大使館、観光関連団体、観光関連の民間企業（運輸・空港・金融・旅行）より約 60 名が、2015 年 4 月 15-16 日にスペイン・マドリードにて開催された世界旅行観光協議会（World Travel & Tourism Council 本部;英国ロンドン、会長 Michael Frenzel）のグローバルサミットに参加しました。この大会は世界の観光・旅行にたずさわる政府機関や民間企業・団体が集まる世界的な大会としては唯一のものであり観光のダボス会議といわれております。2012 年４月には東京・仙台で開催されました。今回は、リーマンショックで大きな影響を受けたのち回復途上にあるスペインにて、テロや航空機事故という大きな事件の直後に、まさに Disruption & Reinvention(混乱と改革)をテーマに業界や政府のトップリーダー達が様々なテーマで議論を行ないました。本会議のセッションでは、日本企業経営者も登壇し、ジェイティービー（以下 JTB）の田川博己会長が都市観光について何が必要であるか、また日本航空（以下 JAL）の大西賢会長が、政府の政策がいかに訪日旅行マーケットを変えたか、また ANA ホールディング（以下 ANA）の岡田圭介顧問が、進化するテクノロジーで育つ若い世代を含めた人間の嗜好や対応の変化への観光・旅行業界の対処について発言がなされました。また、大会 2 日目には日本代表団としてプレスカンファレンスを設け、BBC や地元スペイン各紙、チャイナデイリー等約 50 名のプレスや国連世界観光機関(UNWTO)が参加のもと JNTO 松山良一理事長、東日本旅客鉄道(以下 JR 東日本)の清野智会長、JTB の田川会長、 ANA の岡田顧問、JAL の大西会長、JCB インターナショナルの三宮維光社長、政府を代表して武藤浩国土交通省審議官、越川和彦在スペイン特命全権大使が登壇し、日本観光振興協会の司会のもと積極的な質疑応答がなされました。 1 そのなかで日中韓の三カ国についての観光での連携や、訪日中国人旅行者の取り組みにおける中国企業との連携、SNS 等への対応、LGBT 旅行客への対応や、地元スペインでの訪日のプロモーション、持続可能な観光への取り組みのためにどうしていくべきか、欧州発航空運賃等の質疑が交わされました。また、日本の地方の魅力発信のなかで、JR 東日本の清野会長が復興する東北への積極的な訪問を強く訴えました。また大会に先立ち、4 月 14 日には武藤国土交通省審議官を筆頭に日本旅行業協会(JATA)田川会長、 JNTO 松山理事長、日観振見並陽一理事長や上述の主要参加企業トップがマドリードに本部のある UNWTO を訪問し、タリブリファイ事務局長以下幹部と懇談を行ないました。 2