1.4MB - Spansion

Spansion®アナログ/マイコン製品について
本ドキュメントは、Spansion アナログ/マイコン製品に関する情報が記載されております。本ドキュメントには、
仕様の開発元企業として「富士通」または「FUJITSU」の名が記載されておりますが、これらの製品は
Spansion が新規および既存のお客様に引き続き提供してまいります。
商品仕様の継続性について
Spansion 製品として提供することに伴う商品仕様としての変更はなく、ドキュメントとしての変更もありませ
ん。また本ページのお知らせは、変更情報として追記いたしません。本ドキュメントに変更情報が記載されてい
る場合、それは本お知らせを除いた前版からの変更点です。なお、今後改訂は必要に応じて行われますが、その
際の変更内容は改訂後のドキュメントに記載いたします。
オーダ型格および品名について
Spansion は「MB」で始まる既存のオーダ型格および品名を引き続きサポートいたします。これらの製品をご注
文の際は、このドキュメントに記載されているオーダ型格および品名をご使用ください。
詳しいお問い合わせ先
Spansion アナログ/マイコン製品およびそのソリューションの詳細につきましては、お近くの営業所へお問い合
わせください。
FUJITSU SEMICONDUCTOR
SOFTWARE SUPPORT MANUAL
SS702-00006-1v0-J
8 ビットマイクロコントローラ
New 8FX ファミリ
MB95870K/860K/850K シリーズ
F-Touch for SOFTUNE
ユーザマニュアル
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 本書に掲載の製品に対する警告事項
本書に掲載している製品に対して下記の警告事項が該当します。
警告
正しく使用しない場合, 死亡するまたは重傷を負う危険性があること, また
は, お客様のシステムに対し, 故障の原因となる可能性を示しています。
感電・故障
本書に記載されている全ての作業は, システムの全ての電源を切断した状態
で行ってください。
電源を投入したまま作業を行うと, 感電や機器の故障の原因となる場合があ
ります。
感電・故障
電源投入後は, 本製品の金属部分に身体が触れないようにしてください。
金属部分に身体が触れると, 感電や機器の故障の原因となる場合がありま
す。
注意
正しく使用しない場合, 軽傷, または中程度の傷害を負う危険性があること
と, 本製品や接続された機器が破損したり, データなどのソフトウェア資産
やその他財産が破壊されたりする危険性があることを示しています。
けが・故障
本製品を移動する場合は, 必ず全ての電源を切断し, 作業は足元に注意して
行ってください。また, 振動の激しい場所や傾いた場所など, 不安定な場所で
は使用しないでください。
本製品が落下し, けがや故障の原因となることがあります。
故障
本製品の上に物を乗せたり, 本製品に衝撃を与えたりしないでください。ま
た, 電源投入後は, 持ち運んだりしないでください。
過重や衝撃により, 故障の原因となることがあります。
故障
本製品は, 多くの電子部品を使用しているため, 直射日光や高温・多湿を避
け, 結露のないようにしてください。また, ほこりの多い場所や, 長時間強い
磁界や電界のかかる場所での使用や保存は避けてください。
使用環境または保存環境による故障の原因となることがあります。
故障
本製品は, 仕様範囲以内でお使いください。
一般仕様の範囲外で動作させると, 故障する恐れがあります。
故障
静電破壊防止のため, コネクタの金属部分に指や物を触れないようにしてく
ださい。また, 本製品に触れる前に, 金属製のもの ( ドアノブなど) に触れ
るなどして人体の静電気を放電してください。
故障
電源の投入は, 本書に記載された順序に従い行ってください。
電源の投入は, 必要なすべての接続が終了してから行ってください。
また, 本製品の設定方法および使用方法は, 本書に従ってください。
誤った使用は, 故障の原因にとなることがあります。
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i
故障
本製品の各種ケーブルの抜き差しは, 必ず電源を切断してから行ってくださ
い。
また, ケーブルを抜く場合は, 必ずケーブルのコネクタ部を持って抜いてく
ださい。
ケーブル部を引っ張ったり折り曲げたりすると, ケーブル芯線の露出や断線
による故障の原因となることがあります。
故障
保存時は梱包箱に納めておくことをお勧めします。また, 再輸送を行う場合,
製品が損傷し, 故障の原因となる恐れがありますので, 納入時の梱包材料を
保管し, ご使用ください。
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ii
 本資料の記載内容は, 予告なしに変更することがありますので, 製品のご購入やご使用などのご用命の際は,
当社営業窓口にご確認ください。
 本資料に記載された動作概要や応用回路例などの情報は, 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示した
もので, 実際に使用する機器での動作を保証するものではありません。したがって, お客様の機器の設計にお
いてこれらを使用する場合は, お客様の責任において行ってください。これらの使用に起因する損害などに
ついては, 当社はその責任を負いません。
 本資料は, 本資料に記載された製品および動作概要・回路図を含む技術情報について, 当社もしくは第三者の
特許権, 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施権を許諾するものではありません。また,
これらの使用について, 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うものではあり
ません。したがって, これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害などについて, 当社
はその責任を負いません。
 本資料に記載された製品は, 通常の産業用, 一般事務用, パーソナル用, 家庭用などの一般的用途に使用され
ることを意図して設計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され, 仮に当該安全性が確保されな
い場合,直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(原子力施設における核反応制御, 航空機自動飛行
制御, 航空交通管制, 大量輸送システムにおける運行制御, 生命維持のための医療機器, 兵器システムにおけ
るミサイル発射制御など), または極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器, 宇宙衛星など)に使用
されるよう設計・製造されたものではありません。したがって,これらの用途へのご使用をお考えのお客様は,
必ず事前に当社営業窓口までご相談ください。ご相談なく使用されたことにより発生した損害などについて
は, 当社は責任を負いません。
 半導体デバイスには, ある確率で故障や誤動作が発生します。本資料に記載の製品を含め当社半導体デバイ
スをご使用いただく場合は, 当社半導体デバイスに故障や誤動作が発生した場合も, 結果的に人身事故, 火
災事故, 社会的な損害などを生じさせないよう, お客様の責任において, 装置の冗長設計, 延焼対策設計, 過
電流防止対策設計, 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
 本資料に記載された製品および技術情報を輸出または非居住者に提供する場合は, 外国為替及び外国貿易法
および米国輸出管理関連法規などの規制をご確認の上, 必要な手続きをおとりください。
 本資料に記載されている社名および製品名などの固有名詞は, 各社の商標または登録商標です。
Copyright ©2013 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED All rights reserved.
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iii
はじめに
 目的
本ユーザマニュアルは、TSCMCU MB95870K/860K/850K シリーズでの F-Touch の使用方法を説明
するものです。
 用語
TSC
TSC MCU
F-Touch
静電容量式タッチセンサ
TSC 内蔵 MCU
F-Touch for SOFTUNE
 本書の全体構成
本書は、以下に示す 6 つの章で構成されています。
第1章
F-Touch のセットアップ
F-Touch のセットアップについて説明します。
第2章
ドライバのインストール
ドライバのインストールについて説明します。
第3章
F-Touch for Softune の起動
F-Touch for Softune の起動について説明します。
第4章
操作
操作について説明します。
第5章
ツール
ツールについて説明します。
第6章
ヘルプとバージョン情報
ヘルプとバージョン情報について説明します。
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1
1. F-Touchのセットアップ
1.1. セットアップ
PC で F-Touch プログラムを実行するには、図 1-1 のように PC と BGM アダプタを USB 接続して
ください。
TSCMCU
board
USB
BGM
アダプタ
図 1-1 F-Touch の TSCMCU ボード接続
F-Touch は、MB2146-07-E BGM アダプタのみサポートします。
図 1-2 BGM アダプタ
F-Touchを使用して、使用するタッチパネルなどのスレッシュホールド値を取得し、動作の検証が
できます。F-Touchには、図 1-3 に示すように 4 つのファイルと 4 つのフォルダが含まれます。
図 1-3 F-Touch ソフトウェア
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2
2. ドライバのインストール
8 ビット用の Softune (V30L33 以降)がインストールされている場合は、ドライバはインストール済
みです。
ドライバがインストールされていない場合にのみインストールを行ってください。
インストール方法:
1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動してください。
2. 本 Drivers ディレクトリに移動してください。
3. drv_install.bat を実行してください。
図 2-1 ドライバのインストール
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3
3. F-Touch for Softuneの起動
"F-Touch for SOFTUNE.exe"をダブルクリックすると、図 3-1 のメインウィンドウが表示されます。
3.1. メイン
1.
2.
3.
4.
この領域は、タッチチャネルのレジスタを設定します。(設定領域)
この領域は、レジスタを制御します。(制御領域)
この領域は、サンプル値とグラフを表示します。(表示領域)
この領域は、メニューです。(メニュー)
4
1
2
3
図 3-1 メインウィンドウ
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4
3.2. 設定
設定領域はタッチチャネルのレジスタ設定に使用します。図 3-2 に示すように、5 つのタブで構成
されます。
各レジスタの内容は MB95870 シリーズのハードウェアマニュアルを参照してください。
図 3-2 設定領域
1. Tuning1 (調整 1)
Tuning1 (調整 1)は、主にタッチチャネル部 1 のレジスタです。
図 3-3 に示すように、以下の機能が設定できます。








TS アルファ値設定(ALPHA)
TS タッチ強度しきい値設定(Strength Threshold)
隣接チャネル干渉抑制機能(APIS™)モード選択
TS プリスケーラ制御(PSC)
TS ベータ値設定(Beta)
自動インピーダンス補正機能(AIC™)設定
TS 校正間隔設定
TS 基準遅延設定
図 3-3 Tuning1 (調整 1)
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2. Tuning2 (調整 2)
Tuning2 (調整 2)は、主にタッチチャネル部 2 のレジスタです。
図 3-4 に示すように、以下の機能が設定できます。




タッチチャネル感度 (Touch Channel Sensitivity)
制御 (Control)
積分時間 (Integration Time)
アイドル時間 (IDLE Time)
図 3-4 Tuning2 (調整 2)
3. GPIO
GPIO タブでは選択したポートを GPIO として使用します。
GPIO に選択したポートでは INPUT/OUTPUT および出力の H/L が選択可能です。
図 3-5 GPIO
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4. Interrupt (割込み)
Interrupt (割込み)タブでは、タッチチャネルの割込みを設定します。
図 3-6 に示すように、以下の機能を設定できます。






割込みマスク (Interrupt Mask)
割込みクリア (Interrupt Clear)
割込み待ち (Interrupt Pending)
割込み許可 (Interrupt Enable)
タッチバイト H (Touch Byte H)
タッチバイト L (Touch Byte L)
図 3-6 Interrupt (割込み)
5. Features (機能)
Features (機能)タブでは、タッチチャネルの機能を設定します。
図 3-7 に示すように、以下の機能を設定できます。






DIO 選択 (DIO Select)
FILTER_Period
Filter EN
FILTER_Threshold
Beep_Freq
Beep_DUR
図 3-7 Features (機能)
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3.3. 制御領域
この領域ではレジスタを制御します。
図 3-8 に示すように、以下の項目を選択できます。










MCU の選択 (Select MCU)
接続 (Connect)
モニタ (Monitor)
ストップ (Stop)
ライト (Write)
すべてリード (Read All)
ウォームリセット (Warm Reset)
コールドリセット (Cold Reset)
構成の保存 (Save Config)
構成のロード (Load Config)
図 3-8 制御領域
3.4. 表示領域
この領域には、タッチチャネルのサンプルデータと強度値が表示されます。
図 3-8 に示すように、以下の項目が表示されます。




インピーダンス (Impedance)
Cal_impedance
強度値 (Strength Value)
インピーダンスグラフ (Impedance Graph)
図 3-9 表示領域
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3.5. メニュー
メニューには、"File", "Tool", "Help"があります。
図 3-10 メニュー
1.ファイル (File)
このメニューには、"Connect", "Disconnect", "Export C File", "Exit"の項目があります。
図 3-11 ファイル
2.ツール (Tool)
このメニューには、補助ツール(Timing Chart, Touch Area Calculation, Data Save and Test, Language)
の項目があります。
図 3-12 ツール
3.ヘルプ (Help)
このメニューには、"Help"と"About"の項目があります。
図 3-13 ヘルプ
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4. 操作
ここでは、F-Touch の操作方法について説明します。
4.1. 接続
1. MCU を選択し、"Connect"をクリックして EVB を接続します。
図 4-1 接続
接続成功:
図 4-2 接続成功
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2. 正常に接続されると、"Connect"ボタンは選択できなくなり、その他のボタンは選択可能な状態
になります。
図 4-3 ボタン
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4.2. レジスタ値の読出し
1."Read"をクリックして、現在のテーブルページにレジスタ値を読み出します。
図 4-4 レジスタ値の読出し
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4.3. レジスタ値の書込み
レジスタ項目に値を設定し、"Write"ボタンをクリックして MCU に現在のテーブルページのレジス
タ値を書き込みます。
図 4-5 レジスタ値の書込み
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4.4. リセット
F-Touch のリセットには、"ウォームリセット"と"コールドリセット"の 2 つのリセット方式があり
ます。
図 4-6 リセット
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4.5. 構成の保存/ロード
1. "Save Config"をクリックして、保存するファイル名を指定します。後日使用できるように、
すべてのレジスタ値が保存されたファイルが作成されます。(任意のフォルダに任意のファイ
ル名で保存できます。)
図 4-7 構成の保存
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2. "Load Config"をクリックして、ロードするファイルを選択します。ユーザが事前に保存した
項目がすべてのレジスタにロードされます。(任意のフォルダに任意のファイル名でロードで
きます。)
図 4-8 構成ファイルの選択
図 4-9 構成のロード
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4.6. モニタ
F-Touch のモニタモードで、"Monitor"ボタンをクリックします。
1. タッチチャネルのステータスが、チャネル接触時は緑色, 非接触時は灰色で示されます。
2. インピーダンスの値とグラフは緑色で示されます。Cal_Impedance の値とグラフは赤色で示
されます。
3. 強度値とグラフは青色で示されます。
4. インピーダンスの値-時間波形が示されます。チェックした波形を確認できます。
図 4-10 モニタ
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波形の色を変更する場合、色パネルをクリックして色を選択します。
図 4-11 色の変更
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4.7. Cファイルのエクスポート
1. メニュー項目"File" -> "Export C File"を選択して、ファイルダイアログを表示します。
図 4-12 C ファイルのエクスポート
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2. ファイル名を指定し、"Save"をクリックして C ファイルを保存します。
図 4-13 C ファイルの保存
(注意事項)
この C ファイルはユーザプロジェクトで使用でき、TSC の初期化に使用されます。
詳細については、アプリケーションノート「Sample Project AN702-00029-1v0-E」を参
照してください。
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4.8. 接続解除と終了
"File" -> "Disconnect"をクリックして、PC とターゲットの接続を解除します。
図 4-14 接続解除
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"File" -> "Exit"をクリックして、ソフトウェアを終了します。
図 4-15 終了
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4.9. エラー
1. BGM アダプタが PC と接続されていない場合、"BGMA disconnect or time out"というメッセー
ジが表示されます。
図 4-16 BGMA 未接続
2. 正常に接続されなかった場合、"Connect failing"というメッセージが表示されます。
図 4-17 接続失敗
3. EVB が電源 OFF の場合、"No Power Supply"というメッセージが表示されます。
図 4-18 電源 OFF
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5. ツール
F-Touch は、3 つのパラメータ計算ツールを提供します。
図 5-1 Tool
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5.1. タイミング図
次のように"Tool" -> "Timing Chart"をクリックして、Timing Chart ウィンドウを表示します。
図 5-2 Timing Chart を開く
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このツールは、システムの時間と周波数を算出するために使用します。パラメータ領域にパラメ
ータを入力して"Update"ボタンをクリックすると、時間が計算され、次のように表示領域に示され
ます。
図 5-3 Timing Chart
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5.2. 接触面積計算
次のように"Tool" -> "Touch Area Calculation"をクリックして、接触面積計算ウィンドウを表示しま
す。
図 5-4 接触面積計算を開く
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接触面積計算ツールは、タッチパッドサイズの計算、パッドサイズとカバーの検証に使用します。
パラメータを入力して"Calculation"ボタンをクリックすると、計算が実行されます。
図 5-5 接触面積計算
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5.3. データ保存とテストダイアログ
次のように"Tool" -> "Data Save and Test Dialog"をクリックして、データ保存とテストダイアログを
表示します。
図 5-6 データ保存とテストダイアログを開く
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データ保存とテストダイアログは、タッチイベントとソースデータの記録に使用します。
図 5-7 データ保存とテストダイアログ
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"Start"をクリックして記録します。
図 5-8 記録のスタート
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"Save"をクリックして、ソースデータを保存します。
図 5-9 ソースデータの保存
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6. ヘルプとバージョン情報
"Help" -> "Help"をクリックすると、ユーザマニュアル(英語版)が開きます。
図 6-1 ヘルプ
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"Help" -> "About"をクリックして、バージョン情報ウィンドウを開きます。
図 6-2 バージョン情報を開く
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バージョン情報ウィンドウには、著作権および開発元の URL が表示されます。
図 6-3 バージョン情報
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SS702-00006-1v0-J
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8 ビットマイクロコントローラ
New 8FX ファミリ
MB95870K/860K/850K シリーズ
F-Touch for SOFTUNE
ユーザマニュアル
2013 年 7 月
発行
富士通セミコンダクター株式会社
編集
企画部
プロモーション推進部
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初版発行