平成 23 年度 事 業 概 要 新 潟 県 長岡食肉衛生検査センター 新発田食肉衛生検査センター 目 次 第 1 章 食肉衛生検査センターの概要･･････････････････････････････････････1 1 2 3 4 5 6 7 沿革 組織及び所管施設 配置図 庁舎 検査手数料 主な備品及び数量 行事及び研修 第 2 章 と畜検査業務･･･････････････････････････････････････････････････ 8 1 2 3 4 5 6 検査頭数 検査頭数の推移 とさつ禁止及び廃棄状況 畜種別疾病発生状況 ＢＳＥ検査状況 と畜場衛生指導状況 第 3 章 食鳥検査業務･･･････････････････････････････････････････････････12 1 大規模食鳥処理場 （1）検査体制 （2）検査羽数 （3）集荷状況 （4）検査状況 2 認定小規模食鳥処理場 第 4 章 精密検査業務･･･････････････････････････････････････････････････16 1 2 3 4 と畜場法に基づく検査 残留抗菌性物質検査 残留有害物質モニタリング検査 と畜場及び食鳥処理場の衛生管理に係る検査 第 5 章 調査研究事業･･･････････････････････････････････････････････････20 1 2 3 4 5 6 7 8 不適正と畜処理の豚枝肉細菌汚染への影響について 不適切なワクチン接種法が関連する鶏胸筋の緑色病変 と畜場におけると体等の衛生レベル向上のための取り組み 豚のと畜解体工程における腸管破損実態調査 と畜場との業務打ち合わせ会議を通した衛生指導について と畜場に搬入された病畜牛の搬入状況と薬剤使用状況 牛処理工程における衛生対策について 豚の心臓と広範なリンパ節にみられた好酸球性病変 第 1 章 食肉衛生検査センターの概要 1 沿革 昭 和 35 年 1 月 昭 和 36 年 4 月 昭 和 36 年 10 月 昭 和 37 年 10 月 昭 和 40 年 4 月 昭 和 42 年 4 月 昭 和 43 年 1 月 昭 和 43 年 4 月 昭 和 44 年 4 月 昭 和 45 年 4 月 昭 和 45 年 9 月 昭 和 46 年 4 月 昭 和 47 年 9 月 昭 和 48 年 4 月 昭 和 49 年 4 月 昭 和 50 年 8 月 昭 和 51 年 3 月 昭 和 51 年 4 月 昭 和 51 年 11 月 昭 和 53 年 3 月 昭 和 54 年 4 月 昭 和 56 年 4 月 平 成 元 年 12 月 平成 4 年 4 月 平 成 4 年 12 月 平成 5 年 3 月 平成 5 年 4 月 平成 6 年 3 月 平 成 6 年 12 月 平 成 7 年 12 月 平成 9 年 2 月 平成 9 年 3 月 平成 9 年 4 月 平 成 10 年 3 月 新津枝肉センターが開設、新津保健所獣医師 4 名が専任と畜検査員として常駐する。 新津保健所・新津と畜衛生検査所（所員 4 名）を設置、新津枝肉センターを所管する。 新津保健所・新津と畜衛生検査所が独立、新潟県新津と畜衛生検査所となる。 長岡市枝肉センターが開設、長岡保健所が所管する。 新潟県長岡と畜衛生検査所（所員 4 名）を設置、長岡市枝肉センターを所管する。 と畜衛生検査所を食肉衛生検査所に名称変更する。 畜産試験場と体検査場が開設。 県下 32 か所のと畜場の近代化と衛生確保のためのと畜場整備 3 カ年計画が提示され る。 魚沼食肉センターが堀之内町に開設、小出保健所が所管する。 魚沼食肉センターを長岡食肉衛生検査所が所管する。 中越広域食肉センター（三条市）、上越食肉センター（上越市）が開設、三条保健所、 高田保健所が所管する。 新潟県上越食肉衛生検査所（所員 3 名）を設置、上越食肉センターを所管する。また、 中越広域食肉センターが新津食肉衛生検査所の所管となる。 下越広域食肉センターが新発田市に開設、新発田保健所が所管する。 下越広域食肉センターを新津食肉衛生検査所が所管する。 新潟県食肉衛生検査所（と畜検査員 28 名）を設置する。本所（新津）支所 3（新発田・ 長岡・上越）駐在所 6（三条・両津・村上・堀之内・十日町・柏崎）をもって県内と 畜場を所管する。 村上市営と畜場が廃業、村上駐在所を廃止する。 新潟県食肉衛生検査所新発田支所庁舎竣工する。 長岡市営食肉センターが長岡市新開町に移転する。 新潟県食肉衛生検査所長岡支所庁舎竣工する。 柏崎市食肉処理場が廃業、柏崎駐在所を廃止する。 新潟県食肉衛生検査所新庁舎竣工する。 十日町駐在所、両津駐在所を十日町保健所、相川保健所に移管する。種豚改良センタ ー肉質検査室を新発田支所の所管とする。 畜産試験場と体検査場が同所敷地内に移転改築された。 食鳥検査業務（大規模食鳥処理場における検査業務）を新発田支所において開始する。 中越広域食肉センターが廃業、三条駐在所を廃止する。 新潟県枝肉センターが廃業、新潟県食肉衛生検査所組織を廃止する。 組織機構を再編成し、新潟県食肉衛生検査センターを新発田市に、新潟県食肉衛生検 査センター長岡検査所を長岡市に設置する。上越支所、堀之内駐在所をそれぞれ上越 保健所、小出保健所に移管する。食鳥検査業務（認定小規模食鳥処理場の監視指導） を新潟県食肉衛生検査センター及び同長岡検査所において開始する。 新潟県食肉衛生検査センター新庁舎竣工する。 大規模食鳥処理場（成鶏）2 ヶ所が統合され、新潟ポートリー事業協同組合として操 業開始、新潟県食肉衛生検査センターが所管する。 佐渡食肉センターが廃業する。 魚沼食肉センターが廃業する。 下越広域食肉センターが廃業する。 阿賀北食肉センターが新発田市に開設、新潟県食肉衛生検査センターが所管する。 上越食肉センターが廃業する。 -1- 平 成 12 年 3 月 平 成 17 年 4 月 平 成 21 年 3 月 十日町地域広域と畜場が廃業する。 設置条例の改正により、新潟県食肉衛生検査センターが新潟県新発田食肉衛生検査セ ンターに、新潟県食肉衛生検査センター長岡検査所が新潟県長岡食肉衛生検査センタ ーに再編成する。 新潟県種豚改良センターが廃止され、それに伴い同センター後代検定用肉質検査室を 廃止する。 2 組織及び所管施設 新発田食肉衛生検査センター、長岡食肉衛生検査センターとも 2 課制で業務を行っている。 阿賀北食肉センター 株式会社 ニイブロ 新発田食肉衛生検査センター 管理業務課 生 活 衛 生 課 新潟県福祉保健部 新潟ポートリー事業協同組合 食鳥検査課 佐渡地鶏・ひげ生産組合 長岡市営食肉センター 長岡食肉衛生検査センター 管理業務課 新潟県農業総合研究所 畜産研究センターと畜検査室 精密検査課 金子ブロイラー 有限会社 鳥壮商店 -2- 3 配置図 ▲ 佐渡地鶏・ひげ生産組合 株式会社 ニイブロ △ △ 新潟ポートリー 事業協同組合 阿賀北食肉センター ● 新発田食肉衛生検査センター 新潟市食肉センター □ 新潟市食肉衛生検査所 ▲ 金子ブロイラー 長岡市営食肉センター ● ○ 農業総合研究所 畜産研究センターと畜検査室 長岡食肉衛生検査センター ▲ 有限会社 鳥壮商店 ● 食肉衛生検査センターが所管する一般と畜場 ○ 食肉衛生検査センターが所管する簡易と畜場 □ 新潟市（政令指定都市）が所管する一般と畜場 △ 大規模食鳥処理場 ▲ 認定小規模食鳥処理場 -3- 4 庁舎 新発田食肉衛生検査センター 平面図 3Ｆ 病理検査室 会議室 暗室 下る 細菌検査室 理化学検査室 洗浄室 2Ｆ 女 子 休憩室 更衣室 所長室 男 子 書庫 更衣室 上る 下る 事務室 休憩室 女 子 洗面 更衣室 ｼｬﾜｰ室 男子トイレ 女子トイレ 男子 女子 トイレ 準備室 玄関 アプローチ 1Ｆ 新潟県新発田地域振興局健康福祉環境部 下越動物保護管理センター -4- 長岡食肉衛生検査センター 平面図 風 除 室 男 子 ト イ レ 洗面所 会議室 所長室 浴室 女子 トイレ 女子 更衣室 玄関 倉庫 倉 洗 男 子 事務室 理化学（ＢＳＥ） 更 検査室 衣 庫 浄 消 病理・細菌検査室 毒 室 室 庁舎の構造・面積 事 務 新発田食肉衛生検査センター 長岡食肉衛生検査センター 65.0 ㎡ 64.5 ㎡ 室 所 長 室 22.1 ㎡ 18.0 ㎡ 会 議 室 45.9 ㎡ 32.8 ㎡ 理化学検査室 35.8 ㎡ 35.1 ㎡ 細菌検査室 33.5 ㎡ 病理検査室 33.5 ㎡ 洗 15.6 ㎡ 浄 室 51.5 ㎡ 13.0 ㎡ 5 検査手数料 （1）と畜検査手数料（1 頭当たり） 畜種 牛 とく 馬 豚 めん羊 山羊 金額 1,200 円 400 円 1,200 円 400 円 400 円 400 円 （2）食鳥検査手数料（1 羽当たり） 4円 -5- 6 主な備品及び数量 （1）微生物学的検査 品 名 冷蔵・冷凍庫 蒸留水製造装置 実体顕微鏡 顕微鏡 蛍光顕微鏡 嫌気培養ジャー 乾熱滅菌器 高圧滅菌器 数量 7 2 2 8 1 8 2 5 品 名 システムダイリューター ストマッカー（マスティケイター） 恒温水槽 インキュベーター 培地凝固滅菌器 マグネットＭＰＣ-Ｍ ＭＰＣ-Ｍ用ミキサー 数量 1 4 5 9 1 3 2 1 品 名 サーマルサイクラー トランスイルミネーター 微量電気泳動装置 小型遠心分離機 照明拡大鏡 ディスクディスペンサー クリーンベンチ 数量 2 2 2 2 1 2 1 （2）理化学的検査 品 名 ドラフトチャンバー 分光光度計 pHメーター 遠心分離機 高速冷却遠心分離機 Ht用遠心分離機 直示天秤 電子天秤 セミミクロ電子天秤 数量 2 1 2 1 2 2 2 3 1 品 名 血球自動計算機 薄層クロマト 血液生化学分析装置 ロータリーエバポレーター セップパックラック レシプロシェイカー ホモジナイザー 真空ポンプ インキュベーター 数量 1 1 2 3 2 2 2 2 2 品 名 循環アスピレーター アルミブロック恒温槽 オートピペッター 高速液体クロマトグラフ 光磁気ディスク装置 恒温水槽 冷蔵・冷凍庫 冷却水循環装置 数量 2 2 6 2 1 1 4 2 （3）病理組織学的検査 品 名 大型滑走ミクロトーム 超低温ミクロトーム パラフィン溶融器 振とう器 数量 品 名 2 パラフィン伸展器 2 自動包埋装置 2 顕微鏡ビデオテレビセット 3 数量 品 名 2 顕微鏡写真撮影装置 2 卓上排気装置 2 冷蔵・冷凍庫 数量 2 1 2 （4）ＢＳＥ検査 品 名 安全キャビネット 冷却遠心機／シールド付 卓上細胞破砕機 インキュベーター 数量 品 名 数量 品 名 2 マイクロプレートウォッシャー 2 精密電子天秤 2 マイクロプレートリーダー 2 ８チャンネルマイクロピペット 2 アルミブロック恒温槽 2 マルチミキサー 4 マイクロプレートリーダー用チェックプレート 1 恒温水槽 数量 2 2 2 1 数量 1 3 2 2 数量 4 2 5 1 （5）その他 品 名 オーバーヘッドプロジェクター スライドプロジェクター マルチメディアプロジェクター レーザーポインター 品 名 自記温度計 赤外線放射温度計 照度計 エアーサンプラー -6- 数量 2 2 1 1 品 名 超音波洗浄器 超音波ピペット洗浄器 写真機 定温乾燥器 7 行事及び研修 名 称 開 催 月 日 開 催 地 4.15, 2.17 4.25 6.24 8.26 2.24 3.13 4.20,10.12,3.7 5.30 新潟市 新潟市 新潟市 新潟市 新潟市 新潟市 新発田市 新潟市 6.15 7.12 新潟市 新潟市 5.20 7.27～28 9.2 さいたま市 大阪市 東京都 ○ 研修会 全国食肉衛生検査所協議会病理部会研修会検討会 新潟県食肉衛生検査職員研修会 新潟県獣医師会公衆衛生部会研修会 新潟県食品衛生監視員・環境衛生監視員合同研修会 鶏病研究会新潟県支部鶏病技術研修会 食鳥処理衛生管理者等・食鳥検査嘱託員合同研修会 食鳥処理衛生管理者講習会 認定小規模食鳥処理衛生管理者講習会 感染症予防衛生講習会 食品衛生セミナー （県 外） 11.2 6.15 7.2 2.9～10 7.1､ 12.14 10.12 3.5､ 3.6 10.19 6.24 8.25 新発田市 新潟市 新潟市 新潟市 新潟市 新発田市 新発田市 新潟市 新潟市 長岡市 食品中の放射性物質にかかわる講演会 全国公衆衛生獣医師協議会研修会及び研究発表大会 鶏病事例検討会 全国食肉衛生検査所協議会理化学部会研修会（第29回） 関東甲信越ブロック食肉衛生検査所協議会業績発表会 全国食肉衛生検査所協議会病理部会研修会（第63回） 全国食肉衛生検査所協議会微生物部会研修会（第31回） 日本獣医師会獣医学術大会年次大会 全国食鳥肉衛生技術研修会 6.27 9.2 9.16 10.7 10.21 11.10～11 11.25 2.3～2.5 2.15～16 福島市 東京都 つくば市 宇都宮市 さいたま市 神奈川県 さいたま市 札幌市 東京都 7.1～31 各と畜場 ○ 会議 新潟県福祉保健部所属長等会議 新潟県生活衛生課所管課長会議 ふきとりデータ共有打合せ会議 食肉衛生業務と家畜衛生業務に関する打合せ会議 フィードバック担当者会議 食品衛生検査ＧＬＰ担当者会議 食鳥検査嘱託員業務調整会議 新潟県食肉衛生検査職員協議会役員会 ○ 総会・大会 新潟県食肉衛生検査職員協議会総会 新潟県食肉センター協議会総会 （県 外） 関東甲信越ブロック食肉衛生検査所協議会総会・所長等会議 全国食肉衛生検査所協議会全国大会・所長会議 全国公衆衛生獣医師協議会全国会議 ○ 食肉センター食肉衛生強調月間 -7- 第 2 章 と畜検査業務 表 1 と畜場 区分 名称 と畜場 開設 番号 年月日 所在地 運営主体 新発田市奥山新保 427 阿賀北食肉センター 1 H9. 4. 1 阿賀北食肉センター TEL 0254-22-2334 事業協同組合 FAX 0254-26-2861 長岡市新開町 3037-3 長岡市営食肉センター 4 S51. 4.12 TEL 0258-27-5923 長 岡 市 FAX 0258-27-5924 農業総合研究所 畜産研究センター 三条市棚鱗 178 10 H 元.12.14 と畜検査室 TEL 0256-46-3103 新 潟 県 FAX 0256-46-4865 参考 財団法人 新潟市西区中野小屋 1631 新潟市食肉センター 101 H5. 4. 1 新潟ミートプラント TEL 025-261-2100 （設置主体 新潟市） FAX 025-261-0508 （H24.4.1～公益財団法人へ移 行） 区分 名称 週間 冷蔵能力 一日処理能力 汚水処理施設 開設日数 （床㎡） （頭） （１日能力ｔ） 阿賀北食肉センター 5 350.5 長岡市営食肉センター 5 642.5 - 3.3 5 954.3 小動物 400 大動物 30 小動物 600 600 750 農業総合研究所 畜産研究センター 小動物 10 大動物 30 - と畜検査室 参考 新潟市食肉センター 小動物 900 -8- 1,200 表 2 検査頭数 畜種 牛 と畜場 阿賀北食肉センター 長岡市営食肉センター 計 馬 豚 めん羊 山羊 合計 - - - 86,636 - - 86,636 1,960 1 2 93,481 3 - 95,447 - - - - - - 0 1,960 1 2 180,117 3 - 182,083 1,015 1 - 221,069 5 1 222,091 農業総合研究所畜産研究センター 合 とく 参 考 新潟市食肉センター 表 3 検査頭数の推移 畜種 年度 牛 とく 馬 豚 めん山羊 合計 平成 14 年度 3,739 4 - 161,150 27 164,920 平成 15 年度 3,378 9 - 161,036 9 164,432 平成 16 年度 3,110 3 3 164,143 1 167,260 平成 17 年度 2,750 3 1 159,816 13 162,583 平成 18 年度 2,378 2 - 171,737 10 174,127 平成 19 年度 2,383 - 2 182,939 - 185,324 平成 20 年度 2,316 9 2 186,957 6 189,290 平成 21 年度 2,394 9 1 192,915 2 195,321 平成 22 年度 2,242 - - 181,678 4 183,924 平成 23 年度 1,960 1 2 180,117 3 182,083 （新潟市食肉センター分を除く） -9- 表 4 とさつ禁止及び廃棄状況 疾 病 別 頭 数 と 畜 検 査 頭 数 炭 そ 処 分 実 頭 数 豚 丹 毒 サ ル モ ネ ラ 病 細 菌 病 結 ブ 核 ル 病 セ ラ 病 原 虫 病 ト そ キ の ソ 他 プ ラ ズ マ 病 ウイルス・リケッチア病 破 傷 風 放 線 菌 病 そ の 他 豚 コ レ ラ そ の 他 禁 止 牛 1,960 全部廃棄 7 一部廃棄 1,011 禁 止 と く 1 全部廃棄 一部廃棄 1 禁 止 馬 2 全部廃棄 一部廃棄 1 禁 止 豚 180,117 全部廃棄 32 2 一部廃棄 134,734 禁 止 め ん 羊 3 山 羊 0 全部廃棄 1 一部廃棄 禁 止 全部廃棄 一部廃棄 疾 病 別 頭 数 の う 虫 病 寄 生 虫 病 ジ そ ス の ト 他 マ 病 膿 毒 症 敗 血 症 そ の 他 の 疾 病 黄 水 腫 中 疸 腫 瘍 毒 諸 症 尿 毒 症 炎に 症よ 又る は汚 炎染 症 産 物 変 性 又 は 萎 縮 そ の 他 疾 病 延 べ 数 禁 止 1 2 2 1 1 1 1 7 894 242 43 1,181 全部廃棄 牛 一部廃棄 禁 止 1 1 2 と 全部廃棄 く 一部廃棄 禁 止 全部廃棄 馬 1 1 1 32 一部廃棄 禁 止 11 13 2 1 9 2 1 65 20 134,311 498 1,774 136,678 1 1 全部廃棄 豚 一部廃棄 禁 止 め 全部廃棄 ん 一部廃棄 羊 禁 止 山 全部廃棄 羊 一部廃棄 表 5 年度別廃棄処分頭数 畜種 処 分 年度 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 牛 禁 止 1 2 5 1 2 1 全 部 廃 棄 14 32 21 21 17 18 32 19 9 7 と く 一 部 廃 棄 2,307 2,231 2,185 1,971 1,618 1,608 1,408 1,289 1,296 1,011 禁 止 全 部 廃 棄 馬 一 部 廃 棄 禁 止 3 3 2 3 2 6 7 全 部 廃 棄 豚 一 部 廃 棄 禁 止 1 2 2 2 1 4 4 1 1 1 1 - 10 - 全 部 廃 棄 55 74 61 81 48 74 40 35 40 32 めん山羊 一 部 廃 棄 150,705 143,877 151,064 149,464 131,823 136,128 132,283 138,516 146,629 134,734 禁 止 全 部 廃 棄 合 計 一 部 廃 棄 19 2 9 2 1 1 禁 止 1 2 3 9 5 3 1 1 全 部 廃 棄 69 106 82 102 65 92 72 54 49 39 一 部 廃 棄 153,034 146,113 153,261 151,440 133,443 137,738 133,700 139,812 147,925 135,748 表 6 畜種別疾病発生状況 畜 種 検 査 頭 数 疾 病 頭 数 牛 1,960 1,011 と く 1 1 馬 2 1 豚 肺 炎 肺 膿 瘍 胸 膜 炎 心 外 膜 炎 疣 状 心 内 膜 炎 140 19 251 12 180,117 134,734 125,178 947 31,450 8,981 乳 房 炎 筋 膿 瘍 めん羊 3 山 羊 腎 炎 32 嚢 胞 腎 肝 膿 瘍 85 肝 硬 変 肝 炎 18 肝 脂 肪 変 性 95 3 71 44 899 3,768 1 1 - 肝 包 膜 炎 鋸 屑 肝 寄 生 虫 性 肝 間 質 炎 14 肝 富 脈 斑 261 胃 炎 11 腹 膜 炎 腸 炎 非 定 型 抗 酸 菌 症 12 17 36 57 3,946 3,695 2,377 そ の 他 の 炎 症 そ の 他 の 変 性 水 腫 1 5,635 295 7,629 1 - 尿 石 症 5 膀 胱 炎 子 宮 内 膜 炎 58 138 1 1 31 642 13 17 筋 炎 7 46 脂 肪 壊 死 関 節 炎 141 骨 折 骨 膿 瘍 30 脱 臼 1 外 傷 13 奇 形 30 黄 疸 1 腫 瘍 3 1 43 36 畜 種 1 牛 と く 馬 287 792 882 16 514 344 1 1,390 72 357 9 12 37 2 22 205 84 64 豚 めん羊 山 羊 表 7 ＴＳＥ検査状況 月齢 12 ヶ月齢以上 12 ヶ月齢未満 畜種 21 ヶ月齢以上 21 ヶ月齢未満 合 計 乳 用 種 0 1 109 110 肉 用 種 1 12 1,838 1,851 緬 山 羊 0 0 3 3 合 1 13 1,950 1,964 牛 計 表 8 と畜場衛生指導状況 名 称 講 習 会※2 ふきとり検査等による 衛生診断日数※1 開催回数 受講者数（延べ） 阿賀北食肉センター 32 5 127 長岡市営食肉センター 27 6 81 ※1 検体及び検査項目については第 4 章に記載 ※2 と畜場利用業者への講習会を含む - 11 - 第 3 章 食鳥検査業務 表 1 大規模食鳥処理場 名 称 株式会社 ニイブロ 新潟ポートリー 事業協同組合 開 設 年月日 S61.2.8 H6.12.12 所 在 地 新発田市藤塚浜 敷 地 建 物 面 積 面 積 （㎡） （㎡） 14,331 3,375 週間 一日 汚水 開設 処理能力 処理能力 日数 （平均） ブロイラー 3310-8 新発田市舟入 1047 処理場名 年度 ブロイラー 株式会社 ニイブロ 5.4 250ｔ/日 5.4 成鶏 4,271 1,233 15,000 羽 表 2 検査羽数の推移 食鳥の種類 700ｔ/日 24,000 羽 成 鶏 新潟ポートリー 合 計 事業協同組合 平成 14 年度 5,631,256 3,398,887 9,030,143 平成 15 年度 5,668,830 3,631,862 9,300,692 平成 16 年度 5,748,043 2,779,261 8,527,304 平成 17 年度 6,317,634 3,312,190 9,629,824 平成 18 年度 6,469,155 3,621,119 10,090,274 平成 19 年度 6,536,041 3,639,153 10,175,194 平成 20 年度 6,467,268 3,443,139 9,910,407 平成 21 年度 6,647,822 3,376,432 10,024,254 平成 22 年度 6,960,792 3,353,799 10,314,591 平成 23 年度 7,265,307 3,629,505 10,894,812 - 12 - 表 3 月別検査羽数 食鳥の種類 月 ブロイラー 成 鶏 合 計 4月 595,766 317,396 913,162 5月 622,238 273,856 896,094 6月 618,509 331,661 950,170 7月 577,344 305,709 883,053 8月 570,403 341,262 911,665 9月 558,683 232,598 791,281 10 月 632,714 298,566 931,280 11 月 616,081 332,112 948,193 12 月 704,161 359,625 1,063,786 1月 601,337 237,816 829,153 2月 566,177 289,969 856,146 3月 601,894 308,935 910,829 7,265,307 3,629,505 10,894,812 合 計 - 13 - 表 4 食鳥検査状況 ブロイラー 検査羽数 成 7,265,307 疾病名 禁 止 全部廃棄 鶏 3,629,505 一部廃棄 禁 止 全部廃棄 一部廃棄 鶏 白 血 病 マ レ ッ ク 病 大 腸 菌 症 8183 ブドウ球菌症 敗 血 症 原 虫 症 変 性 水 腫 腹 水 症 出 血 炎 症 腫 瘍 173 12573 5476 2 26159 9 403 34 177356 1 128 2 3 8569 152 1 20 臓器の異常な形 黄 疸 外 傷 32 97 439 7 削痩・発育不良 84640 20 3361 21 放 血 不 良 5364 6813 7 湯 漬 過 度 250 1667 1 1306 38997 そ 合 の 他 計 109642 8345 177529 - 14 - 38997 8736 5 25 表 5 認定小規模食鳥処理場 名 称 所 在 地 食鳥の種類 佐渡地鶏・ひげ生産組合 佐渡市畑野 80 鶏・あひる 金子ブロイラー 三条市東光寺字前田 1895-1 ブロイラー 有限会社 鳥壮商店 中魚沼郡津南町大字下船渡戌 401 成鶏・ブロイラー 表 6 認定小規模食鳥処理場確認状況 鶏 処理羽数 全部廃棄 一部廃棄 63 2 0 52,520 0 36 成鶏 884 7 12 ブロイラー 21,182 0 124 佐渡地鶏・ひげ生産組合 金子ブロイラー 有限会社 鳥壮商店 あひる 処理羽数 全部廃棄 － 一部廃棄 － － 表 7 食鳥処理場の衛生指導状況 ふきとり検査 施設数 監視件数 講習会 等による衛生 開催回数 診断日数※1 受講者数 大規模食鳥処理場 2 567 4 3 64 認定小規模食鳥処理場 3 24 23 1※2 5※３ ※1 検体及び検査項目については第 4 章に記載 ※2 新潟市と合同で県内の全施設を対象として開催 ※3 新潟市を除く - 15 - 第 4 章 精密検査業務 合計 2 異常畜 豚 検査センター 病 畜 豚 14 14 牛 0 0 1 7 0 0 4 豚 0 0 28 220 8 30 牛 111 333 0 0 1 豚 7 7 0 0 牛 111 333 1 豚 21 21 132 354 件数 2 新発田食肉衛生 頭数 件数 37 頭数 ※２ 件数 頭数 ※１ 件数 頭数 件数 頭数 5 理化学的検査 病理組織学的検査 種 象 微生物学的検査 畜 対 施 設 名 検温・血液検査 表 1 試験室内における精密検査状況 7 39 14 14 4 5 11 4 4 40 254 5 15 15 127 353 0 0 0 0 7 7 7 1 5 19 19 132 364 33 257 8 30 6 6 68 314 34 264 9 34 25 25 200 677 異常畜 長岡食肉衛生 検査センター 病 畜 小 計 合 計 ※1 微生物学的検査件数＝培養臓器件数 ※2 病理組織学的検査件数＝検査組織件数 表 2 微生物学的検査状況 分離 ・ 同定微生物名別頭数 グラム陰性桿菌 Escherichia 属 そ の 他 Corynebacterium 属 Erysipelothrix rhusiopathiae Staphylococcus sp. Streptococcus sp. 細 菌 分 離 頭 数 検 査 頭 数 Streptococcus suis.Ⅰ+Ⅱ 畜 種 Arcanobacterium pyogenes グラム陽性桿菌 グラム陽性球菌 そ の 他 培 養 臓 器 件 数 未 同 定 牛 1 豚 33 27 9(6) 2 1 2(1) 2(1) 1 1 3(3) 1 5(2) 257 合 計 34 27 9 2 1 2 2 1 1 3 1 5 264 7 ( ) 敗血症症例頭数 - 16 - 表 3 病理組織学的検査状況 果 炎 症 限 局 性 腫 瘍 全 身 性 腫 瘍 種 検査頭数 畜 検 査 組 織 件 数 結 限局性非定型抗酸菌症 断 全身性非定型抗酸菌症 診 牛 1 1 0 0 0 0 5 豚 6 2 1 1 1 0 29 合計 9 7 1 1 40 表 4 理化学的検査状況 総ビリルビン値（mg/dl） 畜種 頭数 2.0 未満 血液尿素窒素値（mg/dl） 2.0 以上 100 未満 100 以上 牛 19 8 1 8 2 豚 6 2 1 2 1 合計 25 10 2 10 3 検査件数 25 ｢高度の黄疸｣の判定基準：血清総ビリルビン値が 2mg/dl 以上はとさつ、解体禁止あるいは全部廃棄 ｢尿毒症｣の判定基準：血清尿素窒素値が 100mg/dl 以上はとさつ、解体禁止あるいは全部廃棄 件数 頭数 件数 頭数 合計 種 頭数 理化学的検査 微生物学的検査 畜 施 設 名 病理組織学的検査 表 5 基礎調査及び事例検討のための検査実施状況 件数 頭数 件数 新発田食肉衛生 豚 0 0 11 11 0 0 11 11 検査センター 鶏 0 0 0 0 0 0 0 0 長岡食肉衛生 牛 0 0 18 18 0 0 18 18 検査センター 豚 0 0 47 47 0 0 47 47 牛 0 0 18 18 0 0 18 18 豚 0 0 58 58 0 0 58 58 鶏 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 76 76 0 0 76 76 小 計 合 計 - 17 - 表 6 簡易検査法による残留抗菌性物質検査状況 区 分 新発田食肉衛生 長岡食肉衛生 検査センター 検査センター 豚 鶏 牛 小 豚 牛 計 豚 合計 鶏 一般畜 検査頭数 0 陽性頭数 0 異常畜 病畜 合計 検査頭数 5 1 28 1 33 34 陽性頭数 0 0 0 0 0 0 検査頭数 19 106 9 106 28 134 陽性頭数 1 0 0 0 1 1 検査頭数 24 0 107 37 107 61 0 168 陽性頭数 1 0 0 0 0 1 0 1 表 7 分別推定法による残留抗菌性物質検査状況 畜種 検査頭数 陽性頭数 牛 0 0 豚 1 0 合計 1 0 表 8 残留有害物質モニタリング検査状況 施 設 名 新発田食肉衛生検査センター 長岡食肉衛生検査センター 小計 合計 畜 検査 抗生物質製剤 合成抗菌剤 寄生虫用薬 総検査 種 頭羽数 検査件数 検査件数 検査件数 件数 豚 10 44 14 4 62 鶏 16 66 22 6 94 牛 22 52 16 20 88 豚 15 36 14 10 60 牛 22 52 16 20 88 豚 25 80 28 14 122 鶏 16 66 22 6 94 63 198 66 40 304 - 18 - 表 9 微生物汚染検査状況 施設名 検査目的 検体名 検体数 一般細菌数 大腸菌数 大腸菌群数 病原大腸菌 GFAP 培養 行政検査 （食肉センター） 衛生指導および 調 査研究 （食肉センター） 衛生指導 （食肉業者） 衛生指導 （食鳥処理場） 枝 豚 と 105 105 105 105 - 19 - ー 長 岡 食 肉 衛 生 検 査 セ ン タ 培養 培養 培養 培養 分離 分離 分離 124 124 47 47 47 施 設・器具 ・手 指等 39 39 39 39 器 具 24 24 24 24 い 50 50 50 50 50 8 50 19 50 43 施 設 ・ 器 具 等 32 32 32 32 32 4 28 6 28 5 チ 水 14 14 14 14 14 2 14 5 14 2 水 4 4 4 4 4 0 4 0 4 1 生 長 輸 送 用 カ ゴ 68 54 54 54 12 12 2 2 2 2 509 455 495 495 0 48 カ 鳥 と ラ た ー 漬 ゴ 洗 浄 水 牛 枝 肉 88 40 40 豚 枝 肉 40 40 40 37 37 い 275 270 肉 224 176 176 い 40 0 40 肉 170 170 170 施 設 ・ 器 具 等 24 24 24 と 牛 豚 食 た 枝 と 豚 衛生指導および 調査研究 （食鳥処理場） 培養 84 牛 衛生指導 （食肉業者） カンピロバクター 定量 47 施 設 ・ 器 具 等 衛生指導 （食肉センター） サルモネラ定量 124 小 計 行政検査 （食肉センター） カンピロバクター 定性 い 枝 湯 調査研究 （食鳥処理場） た 肉 サルモネラ定性 肉 豚 食 ー 新 発 田 食 肉 衛 生 検 査 セ ン タ 豚 分離 黄色ブドウ球菌 た 枝 鳥 48 0 100 14 96 30 108 63 56 0 0 55 2 0 58 55 37 70 70 5 い 164 164 164 164 12 164 54 108 108 108 108 14 108 40 施 設 ・ 器 具 等 72 72 72 72 15 72 26 1,242 1,101 70 941 53 48 0 0 0 344 41 344 120 0 0 0 0 1,751 1,556 565 1,436 53 48 0 100 14 440 71 452 183 0 0 58 55 小 計 合 計 鳥 た 0 分離 肉 食 と 0 分離 -1- 第 5 章 調査研究事業 1 食鳥処理工程におけるカンピロバクター汚染状況調査について 2 と畜場での枝肉の汚染原因調査と改善指導について 3 心膜中皮腫と牛白血病が重複して見られた牛の一症例 4 牛枝肉胸部の解体工程別微生物汚染状況調査 5 牛枝肉における腸内細菌科菌群の汚染実態調査 6 長岡食肉衛生検査センターにおける放射性物質検査について
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