茨城県日立市における地域公共交通活性化・再生総合事業 - 国土交通省

茨城県日立市における地域公共交通活性化・再生総合事業について
経緯
公共交通の現況
○市内にJR常磐線の日立駅、常陸多賀駅、大甕駅、小木津駅、十
王駅がある。
○路線バス事業者はほぼ1社であり、主な路線は日立駅に27路線、
常陸多賀駅に30路線、大甕駅に18路線ある。
計画事業
(2年目)
課題
○市内の民間バス路線は、利用者の大幅な減少に伴い、運行収入
が減少し、今後、路線の廃止・縮小・減便や それに伴いサービスの
質の低下となり、更なる公共交通不存在地区・不便地区の拡大が懸
念される。
○また、市内北西部の山間部においては、高齢化とともに過疎化が
進み、地域内の非運転者や児童などの移動手段の確保が必要と
なっている。
活性化の目標・方向性
○「市民との協働体制による公共交通確保」、「公共交通利用促進・利便性向上策による公共交通活性化」を通し、市民の生活を支える公共
交通を確保する。
○運行に対する地域の「責任と費用の分担」を前提に、山間部における生活交通としての移動手段を確保する。
【事業の概要(平成22年度】
○パートナーシップ協定方式実証運行事業(平成22年4月~平成22年10月)
◆「地域」と「バス事業者」が協定を締結して既存バス路線の維持・確保及び拡充を図る実証運行
○日立市地域公共交通実証運行事業(中里地区(平成22年4月~平成23年3月))
◆地域が設立した「NPO法人」が責任と費用を分担しながら行なうデマンド方式乗合タクシーの実証運行
○日立市地域公共交通実証運行事業(諏訪鉱山地区(平成22年4月~平成22年10月)
◆上記パートナーシップを実施する地域で、不便地区をカバーする定時定路線乗合タクシーの実証運行
【今後の事業の方向性】
○実証運行の利用者の意見を取り込みながら、運行方法等を見直し、引き続き実証運行を実施する。(諏訪地区、中里地区)
事後評価(総合評価)
○中里地区におけるデマンド型乗合タクシーの実証運行においては、地域住民の理解のもと運行主体であるNPO法人の会費という形で地域負担の仕組
みを確立した点において、また、諏訪地区におけるパートナーシップ協定方式による実証運行については、住民の乗車促進活動等により乗車率が向上し、
路線バス事業者による自らの事業として継続されている点について、高く評価できる。
○諏訪鉱山地区については、利用者数が大きく下回り、継続した事業とすることが難しいことから、他の運行方式の検討を地域住民と行うことを予定してい
る。
○新たな需要開拓のための路線バス・実証運行については、協議会で今年度の実施を見送ることで了承されたが、市内全体の交通計画の策定と併せた
検討が進むことを期待する。
茨城県日立市の地域概況
都道府県名
茨城県
市区町村名
日立市
面 積
人口 (H22.4.1時点)
196,329 人
15歳未満
26,425 人
65歳以上
48,433 人
高 齢 化 率
24.67 %
世 帯 数
82,073 世帯
平成16年11月十王町を編入
国土地理院承認平14総複第149号
225.55 k㎡
茨城県日立市 : 総合事業の実施区域(平成22年度・中里地区)
日立市中里地区(下深荻町、中深荻町、入四間町、
東河内町)の概要
1 面 積
約40k㎡
2 人 口
1,480人(うち75歳以上人口 377人)
(平成22年4月1日現在 住民基本台帳人口)
3 世帯数
637世帯
4 高齢化率(65歳以上人口割合)
39.1%
日立市地域公共交通実証運行事業(中里地区)
運行区域
・運行区域:下深荻町、中深萩町、入四間町、東河内町
・運行主体:NPO法人「助け合いなかさと」
・運行車両:8人乗りワゴン車2台
・運行期間:平成22年4月~平成23年3月末
・運行時間帯:8時30分~15時30分
・運行回数:4便(土日祝を除き運行)
・運賃体系:300円(小・中学生150円、未就学児0円)
自宅を出てから自宅に戻るまで
・利用状況:乗車人数 4,541人(12月末現在)
・収支状況:各世帯からの負担金のほか運行経費の7割
を市から補助
茨城県日立市 :
総合事業の実施区域(平成22年度・パートナーシップ協定方式)
パートナーシップ協定方式導入による実証運行
・運行ルート:常陸多賀駅~平和台霊園
・運行主体:日立電鉄交通サービス㈱
・運行車両:路線バス
・運行期間:平成22年4月~10月
・運行時間帯:8時30分~23時47分
・運行回数:51便/日
・運賃体系:距離制運賃(180円~240円)
・利用状況:前年同時期比較96.6%
・収支状況:事業者の収支による
茨城県日立市 : 総合事業の実施区域(平成22年度) (諏訪鉱山地区)
パートナーシップ
実証運行ルート
日立市地域公共交通実証運行事業(諏訪地区)
・運行区域:諏訪交流センター~諏訪鉱山
・運行主体:日立電鉄タクシー㈱
・運行車両:10人乗りジャンボタクシー
・運行期間:平成22年4月~10月
・運行時間帯:9時から14時
・運行回数:3便(3往復)
・運賃体系:200円(小学生以下100円)
・利用状況:乗車人数334人(@2.76人/日)
・収支状況:収支率4.9%
かしてつ沿線における地域公共交通活性化・再生総合事業について
経緯
公共交通の現況
○鹿島鉄道は、平成19年3月末で廃線となり、国道355線を代替バ
スが運行中。
○バス利用者は、運行本数の減少、定時性・速達性の低下より、鉄
道と比較し4割程度に減少。
計画事業
(2年目)
課題
○一層の自家用車利用の増加により、駅周辺混雑、公共交
通の衰退、移動制約者の増加等により、まちの活力・魅力の
低下。
活性化の目標・方向性
○鹿島鉄道の旧軌道敷きをバス専用道路として整備し、新型車両の導入、バスロケーションシステムを導入し、利便性向上とイメージアッ
プにより利用者増加を図る。
○広報資料を用いて利用促進活動等を行うことで、バス利用者を増加させ、公共交通の充実、かしてつ沿線地域及び中心市街地の活性
化を図る。
【事業の内容(平成22年度】
○バス専用道路を利用したバス高速輸送システムの実証運行
JR石岡駅~小川駅を基本に、効果的な運行計画を検証するための実証運行を実施
○利用円滑化事業
携帯電話・インターネット等によるバスロケーションシステムの導入
○利用促進事業
モビリティ・マネジメントの推進や、利用促進のための検討、PR、イベント活動等
【今後の事業の方向性】
○利用促進のための啓発活動等を実施し、公共交通利用者増加と沿線都市の活性化を図る。
事後評価(総合評価)
・平成22年8月に鹿島鉄道跡地(石岡駅から四箇村駅までの区間)のバス専用道が開通し、実証運行が開始された。
・バス専用道ウォーキング大会や周辺自治会における清掃活動が実施される等、地域住民を巻き込んだPR活動や、公共交通の利用促進に
向けた取組みが適切に実施されている。
・今後、石岡駅-小川駅間における乗降者数をかしてつと同程度の1日当り1,600人まで回復させるため、交通結節点の利便向上、定期割引
等の実施を検討している。
かしてつ沿線(茨城県石岡市・小美玉市)の地域概況
都道府県名
茨城県
市区町村名
石岡市
小美玉市
面 積
人口 (H22.4.1時点)
360.65 k㎡
133,621 人
15歳未満
17,779 人
65歳以上
31,163 人
高 齢 化 率
23.32 %
世 帯 数
47,787 世帯
小美玉市は、平成18年3月小川町、美野里町、
玉里村が合体。同時に市制施行
国土地理院承認平14総複第149号
。
かしてつ沿線地域公共交通戦略会議
・運行ルート:石岡駅-旧四箇村駅間
・運行主体:関鉄グリーンバス
・運行期間:平成22年8月30日~
・運行時間帯:6時台~22時台
・運行回数:1日112便
・運賃体系:対キロ区間制
・利用推移: 730人/日(9月~12月平均)
644人/日(平成22年4月)
:
総合事業の実施区域(平成22年度)
かしてつ沿線地域公共交通戦略会議 : バス専用道の概要
かしてつ沿線地域公共交通戦略会議
○
: 事業の比較
運 賃
バス停(駅)名
石岡駅
石岡南台駅
東田中駅
玉里駅
新高浜駅
四箇村駅
小川駅
鹿島鉄道
→
150円
160円
200円
240円
300円
370円
代替バス
→
170円
170円
250円
280円
310円
390円
BRTバス
→
160円
160円
220円
250円
290円
360円
○
運行形態
石岡駅-小川駅間
運行本数(下り1日)
所要時間
平均運転間隔
鹿島鉄道
44本
16分
23分
代替バス
35本
20~25分
31分
BRTバス
54本
20分
15分(朝ピーク時は10分間隔)
○
石岡駅ー小川駅 1日当たりの利用者数
利用者数
増減率
調査時期
鹿島鉄道
1,608人
100%
平成18年2月3日(金)
代替バス
794人
49%
平成22年4月 平日平均値
BRTバス
893人
56%
平成22年12月 平日平均値
茨城県阿見町における地域公共交通活性化・再生総合事業について
経緯
公共交通の現況
町内に鉄道駅は無く、常磐線荒川沖駅及び土浦駅(土浦市)が最寄駅。
路線バスは、2社が5路線9系統運行しており、土浦駅、荒川沖駅から
町内及び稲敷市方面への東西軸が主なルートである。中央地区から
土浦駅へは、路線が多いが、荒川沖駅方面は路線が少なく、通勤・通
学を含めた西部地区への移動が不便な状況。
公共施設を巡回する無料の福祉巡回バスは、利便性等の理由から
年々利用者が減少。(平成22年度で廃止)
計画事業
(1年目)
課題
運転できない人や長距離移動が困難な高齢者が外出する交通
手段の確保。
町外への通勤・通学者に対応する公共交通の確保。
町内の東部や南部地域の工業団地へ通勤するための公共交通
の確保。
町内の観光施設(予科練記念館、あみプレミアムアウトレット)へ
の町外からの需要に対応する公共交通が少ない。
活性化の目標・方向性
町民の公共交通利用意識の改善及び高齢者等の生活に必要なサービスの質の確保への配慮を行いつつ以下の交通環境改善を実施する。
①JR常磐線荒川沖駅にアクセスするバス路線の充実(既存路線バスの再編) ②地区内の短距離移動を支える交通手段の整備(コミュニティバスの運行)
③各地区居住者の中央地区への公共交通整備(デマンドタクシーの運行)
④観光等の来訪者のニーズに即した目的地を結ぶ公共交通整備
⑤東部地区、南部地区への工業団地通勤者向けの公共交通整備(既存路線バスの活用や企業通勤バス共同運行の推進)
事業の概要【平成22年度】
現行福祉巡回バスを見直すとともに、高齢者等の交通弱者の町内の移動手段を確保するための、デマンド乗合タクシーの実証運行を実施。
(平成23年2月1日~平成23年3月31日)
デマンド乗合タクシーの実証運行に伴う、案内チラシ(利用登録申請書含む)及びポケットガイド(Q&A含む)の作成。(平成22年11月,1月)
デマンド交通利用者専門部会を設置し、その部会を介しての運行前利用者アンケートの実施。(平成22年11月~平成23年1月)
今後の事業の方向性
デマンド乗合タクシーの実証運行について、平成22年度の実証運行を見直し(既存バスとの乗り継ぎ又は、町外鉄道駅への直接乗入れ等を考
慮に入れた検討)、引き続き実証運行を実施する。(平成23,24年度)
町民が公共交通の利点を認識し自らが利用を選択することをめざして、地域・職場の特性や個々の事情に適した目標と手段をもって、利用促進
活動に取り組む。(平成23年度~)
事後評価(総合評価)
連携計画において位置づけられている事業であるが、事業実施前の見直しのため、事業を実施するまでの期間が少ない状況であった。来年度
には、実証運行の結果を検証し、町の活性化に寄与する見直し等が進められることを期待する。
茨城県阿見町:地域概況
筑波南第一
工業団地
都道府県名
茨城県
市区町村名
阿見町
阿見東部
工業団地
●凡例
☆路線バス
①荒川沖駅~江戸崎車庫(関東鉄道)
面 積
人口 (H22.4.1時点)
15歳未満
71.39 k㎡
②県立医療大学~荒川沖駅(関東鉄道)
③福田・中央公民館~土浦駅(関東鉄道)
47,744 人
④江戸崎・君島・南平台~土浦駅(JRバス関東)
6,318 人
☆鉄道
65歳以上
9,761 人
高 齢 化 率
20.44 %
世 帯 数
18,070 世帯
あみプレミアム・
アウトレット
⑤江戸崎・島津・大室~土浦駅(JRバス関東)
JR常磐線
福田
工業団地
4km
茨城県阿見町:総合事業実施区域
【阿見町デマンド交通システム実証運行】
阿見町デマンド交通
運行エリア(町内全域)
4km
土 浦駅方 面
中央市街地
デマンドタクシー運行エリア
(町内全域)
JR常 磐 線
シ ョッピ ン グ セ ン ター
福 祉 セン タ ー
・運行ルート :町内全域
・運行主体 :町内タクシー事業者(2社)
・運行車両 :10人乗りワゴン車両 2台
・運行期間 :平成23年2月1日~平成23年3月31日
・運行時間帯 :午前8時~午後5時
・運行本数 :1日9便
・運行システム:東大型
・運賃体系 :町内均一 大人400円、 小人(小学生以下)200円
※保護者同伴が必須で、3歳未満の乳児は無料
(この場合、保護者は大人料金が発生)
※保護者同伴が必須で、3歳以上7歳未満の小児は
2人までは無料、3人目からは小人運賃が発生
(この場合、保護者は大人料金が発生)
※身体障害者手帳、障害者手帳、療育手帳をお持ち
の方、介護保険法における要介護者・要支援者の
方は小人料金、介助者の方は1名まで小児料金
大規 模 スーパー
東 京 医 科 大 学 茨 城 医 療 セ ン ター
荒川 沖 駅
阿 見町 役 場
西部市街地
県 立医 療 大学
阿 見町 総合 保 健福 祉会 館
大 規模 スーパ ー
ひたち野
うしく駅方
車両側の
車載機
茨城県かすみがうら市における地域公共交通活性化・再生総合事業について
経緯
公共交通の現況
鉄道は、市内に駅はなく、最寄り駅は常磐線神立駅(土浦市)。
路線バスは、千代田地区に5路線あり、土浦・石岡駅間、石岡駅、神立
駅へ各1路線、土浦駅へ2路線走っている。
平成21年3月末で廃止になった霞ヶ浦地区の路線バスの暫定的代替策
として、平成21年4月から平成22年9月まで乗合タクシーの運行を開始。
計画事業
(1年目)
課題
平成18年10月から平成22年9月までコミュニティバスを運行したが、利用者
ニーズに十分な対応ができていないため、低利用にとどまっており、効率的
な運行形態への転換を含めた見直しが必要。
(※9コース:1乗車100円 乗車人員平均約50人/日)
路線バスは少子高齢化、マイカー利用の増大による乗客減少。
総合病院や大型集客施設は市外に多いため、市外への需要にも応える必
要。
活性化の目標・方向性
住民、行政、事業者、地域が協働に取り組み、持続可能な交通体系と運行システムを実現。
市民の通勤・通学等の日常生活を支える公共交通体系として、交通機関相互の連携により維持を図るとともに、観光振興施策との連携を図り、地域間の一本
化や地域の活性化に寄与する地域公共交通を構築。
市外の病院、商業施設等との接続等による地域ニーズに合ったサービスの提供、地域内バスの幹線・支線の区分による柔軟かつ効率的な運行。
事業の概要【平成22年度】
デマンド型乗合タクシーの実証運行。(平成22年10月1日~平成23年3月31日)
①従来の運行の見直し(霞ヶ浦地区) ②新たに導入(千代田地区)
シャトルバスの実証運行(平成22年10月1日~平成23年3月31日)
①土浦市へ乗り入れるシャトルバス(幹線交通)の実証運行 ②神立駅と主要観光施設を結ぶ観光シャトルバスの実証運行
利用促進方策の実施。
①デマンド型乗合タクシーとシャトルバスの乗り継ぎ割引の導入(乗り継ぎ拠点:あじさい館)
②利用ガイド作成、市のHPの暮らしのガイドでの情報提供(平成22年8,9月)
今後の事業の方向性
実証運行の継続。(平成23、24年度)
乗り継ぎ拠点におけるバス停設備の充実。(平成23、24年度)
簡易型バスロケーションシステムの導入。(路線バスとの乗り継ぎ拠点のバス停にバスの通過有無の情報提供)(平成24年度)
バリアフリー化の推進。(平成23、24年度)
運賃制度の改善。(高齢者割引の導入の検討)(平成23年度)
事後評価(総合評価)
平成22年10月1日より、千代田地区と霞ヶ浦地区で乗合タクシー、の実証運行、観光向け市内シャトルバス及び土浦駅へのシャトルバスの実証運行を開始して
いる。従来は千代田地区と霞ヶ浦地区にコミュニティバスを運行していたが、平成22年10月からの実証運行を機に、コミュニティバスを廃止した。平成22年11月の
利用者アンケートや利用実績を基に協議会で実証運行の評価検証をしているが、事業の自立性や持続性を確保するための検証や改善について検討することを
期待する。
茨城県かすみがうら市:地域概況
●:主な観光地
茨城県
市区町村名
かすみがうら市
面 積
人口 (H22.4.1時点)
●:路線バスとの乗り継ぎ拠点
●:主な観光地及びデマンド型乗合
クシーとシャトルバスの乗り継ぎ拠点
下佐谷
雪入ふれあいの里公園
都道府県名
市川停留所
中貫停留所
JR神立駅
(土浦市内)
156.61 k㎡
44,084 人
65歳以上
9,873 人
高 齢 化 率
22.40 %
世 帯 数
15,615 世帯
平成17年3月千代田町、霞ヶ浦町が合併。
同時に市制施行。
1 : 100,000
5km
歩崎公園
6,028 人
あじさい館
15歳未満
タ
茨城県かすみがうら市:総合事業実施区域
【千代田地区乗合タクシー 実証運行】
【土浦駅シャトルバス 実証運行】
【市内観光シャトルバス 実証運行】
・運行ルート
・運行主体
・運行車両
・運行期間
・運行ルート
・運行主体
・運行車両
・運行期間
・運行ルート
・運行主体
・運行車両
・運行期間
:市内(旧千代田町内と一部区域外)
:有限会社千代田タクシー
:10人乗りワゴン車両 1台
:平成22年10月1日~平成23年3月31日
(年末年始以外に運行)
・運行時間帯 :平日(午前6時~午後8時)
土休日(午前10時~午後5時)
・運行本数 :平日(1日8便)、土休日(1日4便)
・運行システム:東大型
・運賃体系 :均一400円
※障害者、高校生以下300円、小学生以下は200円、3
歳以下無料
・利用状況 :(平日)平均2.07人/日、(土休日)平均1.4人/日
※H22年10月1日~H22年12月31日の調査
・収支状況 :運賃収入
:約83千円
運行経費(車両運行費、オペレータ等):約3 ,696千円
収支率
:約2.2%
※H22年10月1日~H22年12月31日の調査
:路線定期(かすみがうら市域~土浦市域)
:関鉄グリーンバス株式会社
:31人乗りバス車両 1台
:平成22年10月1日~平成23年3月31日
(平日のみ運行(年末年始運休))
・運行時間帯 :午前7時~午後7時
・運行本数 :往復7本
・運賃体系 :均一600円
※障害者、高校生以下400円、小学生以下は300円、3歳
以下無料
・利用状況 :平日(平均)22.8人/日
※H22年10月1日~H22年12月31日の調査
・収支状況 :運賃収入
:約593千円
運行経費(車両運行費、オペレータ等) :約2,218千円
収支率
:約26.8%
※H22年10月1日~H22年12月31日の調査
:路線定期(かすみがうら市域~土浦市域)
:関鉄グリーンバス株式会社
:31人乗りバス車両 1台(市所有車)
:平成22年10月1日~平成23年3月31日
(火曜~日曜日に運行(年末年始運休))
・運行時間帯 :午前8時~午後6時
・運行本数 :往復3本
・運賃体系 :均一400円
※障害者、高校生以下300円、小学生以下は200円、3
歳以下無料
・利用状況 :(平日)平均4.87人/日、(土休日)平均6.23人/日
※H22年10月1日~H22年12月31日の調査
・収支状況 :運賃収入
:約147千円
運行経費(車両運行費、オペレータ等):約2,615千円
収支率
:約5.6%
※H22年10月1日~H22年12月31日の調査
【霞ヶ浦地区乗合タクシー 実証運行】
・運行ルート
・運行主体
・運行車両
・運行期間
:市内(旧霞ヶ浦町内と一部区域外)
:有限会社美並タクシー
:10人乗りワゴン車両 2台
:平成22年10月1日~平成23年3月31日
(年末年始以外に運行)
・運行時間帯 :平日(午前6時~午後8時)
土休日(午前10時~午後5時)
・運行本数 :平日(1日8便)土休日(1日4便)
・運行システム:東大型
・運賃体系 :均一400円
※障害者、高校生以下300円、小学生以下は200円、3
歳以下無料
・利用状況 :(平日)平均33.8人/日、(土休日)平均9.3人/日
※H22年10月1日~H22年12月31日の調査
・収支状況 :運賃収入
:約786千円
運行経費(車両運行費、オペレータ等):約6,874千円
収支率
:約11.4%
※H22年10月1日~H22年12月31日の調査
シャトルバス車両
配車作業の様子
1 : 100,000
5km
乗合タクシー車両
関東鉄道常総線沿線における地域公共交通活性化・再生総合事業について
経緯
(3年目)
課題
公共交通の現況
○『取手駅』、『守谷駅』、『下館駅』の3駅が鉄道結節駅となっており、
これらの鉄道駅を中心に、バス、タクシーなどの二次交通網が形成
されている。
○少子高齢化の進行、マイカー社会の進展の影響等により、利用者数
が減少するなど、大変厳しい状況となっている。
計画事業
○マイカー社会の進展により、駅周辺商業施設の空洞化が問題
となっており、地域全体の発展のため、駅周辺の活性化が求め
られている。
○常磐線、TX線との乗り継ぎ利便性の改善(シームレス化)。
○TX線開業により都心への通勤・通学圏となった地域の需要開拓。
活性化の目標・方向性
○「常総線を利用しやすくすること」「常総線による都心へのアクセスを向上させること」により、常総地域における鉄道とマイカーの交通モードの
共存を図り、鉄道駅周辺を中心とする常総地域の活性化を目指す。
○具体的には、ICカードの導入、P&R無料駐車場の増設、継続的な利用促進イベントの開催を実施する。
また、これらの利便性向上施策を積極的にPRすることで、ハード事業とソフト事業の相乗効果による常総地域全体の活性化を遂げることを
目標とする。
【事業の内容】
【22年度】
○利用促進イベントの開催(駅ウォーキング大会の開催)
○沿線ガイドマップの作成
等
【今後の事業の方向性】
○鉄道の利用促進について、関係者で検討を行い、引き続き各種事業を行っていく。
事後評価(総合評価)
協議会において鉄道の利用促進や沿線地域の活性化に資する事業を選定し実施され、その評価についても適切に行われている。
今後においても地域関係者間での協議が継続され、鉄道の利便性向上、地域の活性化に向けた事業が実施されることを期待する。
営業区間 常総線:取手~下館(51.1㎞うち取手~水海道17.5㎞複線)
竜ヶ崎線:佐貫~竜ヶ崎(4.5㎞)
駅
数 常総線24駅、竜ヶ崎線3駅
関東鉄道沿線地域:地域概況
利用促進イベントの開催
小山市
小山市
下館
下館
筑西市
筑西市
大田郷
大田郷
下都賀郡 大平町
下都賀郡 大平町
笠間市
笠間市
桜川市
桜川市
結城市
結城市
下都賀郡 藤岡町
下都賀郡 藤岡町
0
黒子
黒子
下都賀郡 野木町
下都賀郡 野木町
北埼玉郡 北川辺町
北埼玉郡 北川辺町
古河市
古河市
4.5
9
Kilometers
小美玉市
小美玉市
石岡市
石岡市
騰波ノ江
騰波ノ江
大宝
大宝
下妻市
下妻市
下妻
下妻
結城郡 八千代町
結城郡 八千代町
・常総線の駅を利用したウォーキング大会を開催
【平成22年度】6月7日、8月30日、12月12日、2月(全4回)
12月までの3回で472人が参加
沿線ガイドマップの作成
宗道
宗道
北埼玉郡 大利根町
北埼玉郡 大利根町
玉村
玉村
北葛飾郡 栗橋町
北葛飾郡 栗橋町
猿島郡 五霞町
猿島郡 五霞町
石下
石下
南石下
南石下
北葛飾郡 鷲宮町
北葛飾郡 鷲宮町
幸手市
幸手市
つくば市
つくば市
※注 イメージ
三妻
三妻
坂東市
坂東市
北葛飾郡 杉戸町
北葛飾郡 杉戸町
南埼玉郡 宮代町
南埼玉郡 宮代町
春日部市
春日部市
・沿線ガイドマップにて特典サービスを提供できる施設・
店舗の紹介を予定(3月発行予定)
中妻
中妻
北水海道
北水海道
稲敷郡 阿見町
稲敷郡 阿見町
つくばみらい市
つくばみらい市
小絹
小絹
新守谷
新守谷
守谷
守谷
守谷市
守谷市 南守谷
南守谷
稲戸井
稲戸井 寺原
寺原
戸頭
戸頭
新取手
新取手
西取手
西取手
取手
取手
北葛飾郡 松伏町
北葛飾郡 松伏町
越谷市
越谷市
常総市
常総市
水海道
水海道
野田市
野田市
さいたま市 岩槻区
さいたま市 岩槻区
さいたま市 見沼区
さいたま市 見沼区
かすみがうら市
かすみがうら市
土浦市
土浦市
吉川市
吉川市
さいたま市 緑区
さいたま市 緑区
流山市
流山市
我孫子市
我孫子市
稲敷郡 美浦村
稲敷郡 美浦村
牛久市
牛久市
龍ケ崎市
龍ケ崎市
佐貫
佐貫
佐貫
佐貫
入地
入地
竜ヶ崎
竜ヶ崎
稲敷市
稲敷市
稲敷郡 河内町
稲敷郡 河内町
北相馬郡 利根町
北相馬郡 利根町
茨城県