ブックオフ・グループ 2010年3月期(第19期) 第2四半期決算および計画

ブックオフ・グループ
2010年3月期(第19期)
第2四半期決算および計画
説明資料
ブックオフコーポレーション株式会社
(東証一部 証券コード:3313)
連結・単体 業績(第2四半期累計)実績
連結・単体ともに利益計画を6割超上回る
単位:百万円(単位未満四捨五入)
2010/3月期 第2四半期累計実績 前年同期 第2四半期
連結業績
前年同期比 計画比
実績
計画
34,601 +30.5%
+1.8%
26,508
34,000
売上高
1,178 +195.5%
+68.3%
399
700
営業利益
1,341 +171.8%
+67.6%
493
800
経常利益
△9
第2四半期純利益
386 +66.7%
0
2010/3月期 第2四半期累計実績 前年同期 第2四半期
前年同期比 計画比
実績
計画
21,843 +11.0%
+2.5%
19,677
21,300
売上高
1,262 +63.9%
+63.9%
770
770
営業利益
1,285 +61.6%
+60.7%
795
800
経常利益
第2四半期純利益
523 +155.2%
+74.4%
205
300
単体業績
2
連結 経常利益(第2四半期累計)実績 計画比
主力のブックオフ事業にて既存店が好調
BO・RP
既存店
+272M
BO・RP
前々期新店
+43M
BO・RP
前期新店
+56M
BO・RP
今期新店
+78M
FC収入
+65M
統括部門 ▲107M
エリア社員増強など
本部
+37M
(コスト削減)
期ズレ
+95M
(広告費等)
上期実績
1,340M
対外公表計画比
+540M
上期計画
+800M
33
連結 経常利益(第2四半期累計)実績 前年比
既存事業での利益積み増しのほか
オンラインの黒字化、新規連結子会社も貢献
BO・RP 09/3期
初期コスト剥落
利益改善
その他子会社
子会社好調
オンライン
黒字化
+131
+85
FC収入増
+397
+127
BO・RP
既存店好調
YCC・ABC
新規連結
▲50
▲76
+53
+474
▲225
BO・RP
当期新店赤字
YCC
のれん上期分
▲69
その他
販促強化、下期
出店経費等
1,340
493
2010年3月期
上期
2009年3月期
上期
BO・RP店舗計、FC収入
+630
新規事業黒字化等
+212
M&Aによる利益寄与
+81
その他
▲76
44
増益の背景
既存店における「粗利額増+(対粗利)経費率低下」
単位:百万円
70.0%
60.0%
50.0%
40.0%
BO既存店粗利額
対粗利PA人件費率(単体)
対粗利総人件費率(単体)
11,039
39.8%
11,700
粗利額は
既存271店舗で
前年比236百万円増
11,275
11,200
37.3%
10,700
30.0%
24.0%
20.0%
22.5%
10,200
9,700
10.0%
0.0%
9,200
2009.3期2Q
2010.3期2Q
※既存店粗利額: 2Q末時点で既存店(前期新店は除く)、かつ全月に実績計上されている店舗を対象
5
増収 及び 粗利率変動の要因
前年比は新規連結2社で「売上+20%、粗利率△4.5%p」
売上高(百万円)
40,000
RP
BOC
その他
その他
3,682
( 4 2 .2 %)
30,000
20,000
10,000
連結合計
26,508
(62.3%)
BOC
19,677
( 6 5 .0%)
YCC・ABC
YCC・ ABC
5 ,2 4 1
(32.8%)
その他
3 ,9 1 0
(4 5.6%)
BOC
21,842
(6 2.5%)
RP
3 ,1 4 9
(6 9.1%)
RP
3,608
( 6 7 .7%)
2009.3期2Q
2010.3期2Q
連結合計
34,601
(56.6%)
0
※カッコ()は粗利率
6
連結 貸借対照表(第2四半期)
単位:百万円
2008/9
構成比
前年同期比
2009/9
構成比
前年同期比
15,184
47.6%
113.2%
17,142
48.3%
112.9%
7,903
24.8%
126.2%
8,416
23.7%
106.5%
固定資産
16,738
52.4%
117.4%
18,338
51.7%
109.6%
総資産
31,921
100.0%
118.1%
35,480
100.0%
111.1%
流動負債
13,911
43.6%
142.8%
14,478
40.8%
104.1%
固定負債
7,221
22.6%
110.4%
9,099
25.6%
126.0%
負債合計
21,132
66.2%
129.7%
23,576
66.4%
111.7%
純資産
10,789
33.8%
99.1%
11,904
33.6%
110.3%
148
0.5%
102.1%
162
0.5%
109.5%
16,007
50.1%
120.4%
16,504
46.5%
103.1%
流動資産
(内棚卸資産)
(内少数株主持分)
有利子負債
7
※資本合計及び株主資本に少数株主持分は含まれておりません
貸借対照表 変動要因
在庫は減少、当期末時点の外部負債は横ばいの見通し
連結
YCC
在庫
8,416
借入金
15,164
のれん
1,097
負の
のれん
211
保証金
752
保証金
8,293
その他
8,363
その他
1,040
その他
17,674
資本金
11,742
のれん
682
35,480
資産合計
資産合計
在庫
1,319
借入金
1,583
借入金
(取得時)
1,380
その他
830
3,793
単位:百万円
借入金前期2Q比
(前期YCCの影響控除)
+393百万円
ABC
借入金
(取得時等)
在庫
484
保証金
238 その他
337
その他
322
負の
のれん
211
資産合計
496
YCC・ABC控除後
在庫
6,613 借入金
11,705
保証金
7,303 その他
7,196
1,044
のれん
3,793
その他
415
16,312 資本金
資産合計
35,480
在庫前期2Q比
11,742
30,643
1,044
(前期YCCの影響控除)
▲74百万円
総資産前期2Q比
(前期YCCの影響控除)
30,643
+2,501百万円
連結ベース
YCC取得の影響
ABC取得の影響
YCC・ABCの影響控除後
88
連結 業績(第2四半期累計)変動要因
単位:百万円、%(売上高は前年比、率は前年差)
売上高
粗利率
販管費率
営業利益率
経常利益率
2008/9期
2009/9期
26,508
34,601
(+8.2%)
(+30.5%)
62.3%
56.6%
(△1.9%p)
(△5.7%p)
60.8%
53.2%
(+1.5%p)
(△7.6%p)
1.5%
3.4%
(△3.4%p)
(+1.9%p)
1.9%
3.9%
(△3.2%p)
(+2.0%p)
摘 要
BO単体で+2,165百万円、YCC及びABCの
新規連結で+5,241百万円
BO単体では2.5%p低下。その他は主として
新規連結合併による事業構成比の変化に
よる
BO単体で4.4%pの低下となったほか、合併
の影響などもあり大幅低下
生産性の向上(人件費のコントロール)のほか、
BOオンラインの黒字化なども貢献
連結経常利益は前年比+847百万円
(BO単体+487、BOオンライン+127、YCC新規
連結+135など)
9
連結 各種経営指標(第2四半期累計)
項 目
2008/9期
2009/9期
前年同期比
売上高経常利益率
1.9%
3.9%
+2.0%p
売上高営業利益率
1.5%
3.4%
+1.9%p
33.8%
33.1%
△0.7%p
△0.2%
6.6%
+6.8%p
3.2%
7.6%
+4.4%p
使用総資本回転率(年間)
1.75回
1.97回
+0.22回
総資産有利子負債比率
50.1%
46.5%
△3.6%p
売上総利益率
62.3%
56.6%
△5.7%p
売上高販売管理費率
60.8%
53.2%
△7.6%p
一株あたり株主資本
597.70円
655.01円
+57.31円
一株あたり第2四半期純利益
△0.48円
21.58円
22.06円
自己資本比率
株主資本純利益率
使用総資本経常利益率
10
連結 業績(第2四半期累計)実績
単位:百万円
2008/9期
構成比
前年同期比
2009/9期
構成比
前年同期比
売上高
26,508
100.0%
108.2%
34,601
100.0%
130.5%
売上総利益
16,527
62.3%
105.1%
19,583
56.6%
118.5%
販売管理費
16,128
60.8%
111.0%
18,405
53.2%
114.1%
営業損益
399
1.5%
33.4%
1,178
3.4%
295.5%
経常損益
493
1.9%
39.3%
1,341
3.9%
271.8%
特別利益
221
0.9%
-
0
-
-
特別損失
△391
△1.5%
99.6%
△418
△1.2%
106.9%
第2四半期
純損益
△9
0.0%
-
386
1.1%
-
11
単体 業績(第2四半期累計)実績
単位:百万円
2008/9期
構成比
前年同期比
2009/9期
構成比
前年同期比
売上高
19,677
100.0%
107.7%
21,843
100.0%
111.0%
売上総利益
12,799
65.0%
103.5%
13,642
62.5%
106.6%
販売管理費
12,029
61.1%
109.9%
12,380
56.7%
102.9%
営業損益
770
3.9%
54.3%
1,262
5.8%
163.8%
経常損益
795
4.0%
54.7%
1,285
5.9%
161.6%
特別損益
△367
△1.9%
-
△293
△1.4%
-80.1%
第2四半期
純損益
205
1.0%
29.1%
523
2.4%
255.2%
12
連結 キャッシュフロー(第2四半期累計)実績
単位:百万円
前年同期比
2008/9期
2009/9期
前年同期比
税金等調整前中間利益
102
△982
922
+820
減価償却費
748
+151
921
+173
資産負債の増減
114
258
619
+505
減損損失
11
△11
190
+179
法人税支払等
△971
△325
△322
+649
4
△909
2,330
+2,326
固定資産及び保証金の増減
△750
+81
△626
+124
その他
△887
△179
△382
+505
投資活動
△1,637
△98
△1,008
+629
営業活動+投資活動
△1,632
△1,007
1,322
+2,954
698
△68
△588
△1,286
営業活動
財務活動他
13
連結 設備投資(第2四半期累計)実績
単位:百万円
2008/9期
セグメント
ブックオフ
(内・既存店)
上段:資本的支出
下段:差入保証金
(371)
(353)
123
212.1%
前年同期比
1,123
106.8%
33
114
93.0%
40
31.5%
277
87.2%
24
65.5%
1,580
95.3%
37
128
4,266.7%
3
215
318
250.4%
7
62
7
37
105.7%
1,220
438
344
合計
81
207
29
合 計
84.4%
128
110
全 社
1,051
102
0
その他
上段:資本的支出
下段:差入保証金
779
20
TSUTAYA
前年同期比
773
278
キッズ婦人服
合計
2009/9期
17
1,120
1,657
112.9%
459
14
連結 セグメント別業績(第2四半期累計)実績
単位:百万円
セグメント
ブックオフ
キッズ婦人服
TSUTAYA
その他
全 社
2008/9期
構成比/利益率
前年同期比
2009/9期
構成比/利益率
前年同期比
21,548
81.3%
106.7%
23,790
68.8%
110.4%
1,448
+6.7%
75.9%
2,075
+9.6%
143.3%
1,683
6.3%
102.7%
1,817
5.2%
108.0%
△12
△0.7%
-
8
+0.4%
-
1,212
4.6%
150.5%
5,419
15.7%
447.2%
38
+3.2%
87.1%
89
+1.7%
279.8%
2,065
7.8%
107.5%
3,575
10.3%
173.1%
△204
△9.9%
-
△210
△5.6%
93.1%
△871
△783
上段:売上高 下段:営業損益(全社セグメントは営業損益のみ)
15
通期計画据え置きの要因
下期の利益占有率が高いことなどを踏まえ
通期経常利益計画29億円は据え置き
上期は計画比+5.4億円で着地
(うち1億円は期ズレによる)
名古屋みなと、池袋サンシャイン60通り、町田中央通りなどの
大型店を出店しつつ、
来期を見据えて追加的な投資を実施
【下期の追加的な施策】
•
来期以降への追加的な投資上積み1.5億円
•
不採算店舗の閉鎖、一部事業の計画下方修正など1億円
•
管理部門強化(本部コスト増)1億円
•
広告費の期ズレ1億円
16
2010年3月期(連結) 計画の前提
○出店
・集客力の高い“中古劇場”を4館新設 (平均坪数870坪) => 計画通り
・ブックオフ9店舗、リユース業態19店舗の出店を計画(全体的に上期前倒し)
○ブックオフ
・客数増とゲームによる販売単価の押上げや、仕入れ施策の実施による商品力維持により
既存店売上前年比は平均102.9%を計画 => 計画通り
○連結粗利率
・ゲームの粗利率を44%に維持しながら、本などは適正なロス率を維持(6~7%)
新刊書店事業(YCC、ABC)の連結子会社化による粗利率の低下も加味し
連結粗利率の前提は57.0%(前期第4四半期並) => 売上の回転を上げるため計画的に
ロス率は引き上げ(8~9%)
○ブックオフオンライン
・2011年1月に月商3億を達成するために、仕入施策への投資、注文増に応じたインフラ整備等
への追加投資
・今期通期黒字化を計画 前年比170百万円 => ほぼ計画どおり
17
連結経常利益の四半期別構成比
当下期の新店費用は前年同期比で約5億円増を計画
四半期別連結経常利益の構成比(百万円、%)
売上割戻戻入
+519を含む
1Q
2005.3期
2006.3期
2007.3期
2008.3期
2009.3期 269
2010.3期
(計画)
0%
725
2Q
322
728
614
830
767
538
717
214
1Q
681
3Q
512
539
29
2,966
1,085
776
3,467
1,095
2,571
1,287
768
40%
2,511
952
2Q
659
20%
通期
経常利益
4Q
60%
1,421
2,672
下期
2,900
80%
100%
18
主要経営課題表紙
ブックオフグループ
今後の主要な成長戦略
ブックオフコーポレーション株式会社
代表取締役社長 佐藤弘志
19
ブックオフグループの成長戦略
既存店売上好調
既存館
の収益拡大
BOOKOFF
SUPER BAZAAR
を次の
成長ドライバーに
1館1億 × 10館プロジェクト進行中
BSBの潜在市場拡大中
新店出店の
余地大
ブックオフグループ
の将来
新館の黒字化スピードが加速中
既存店の収益改善進行中
既存店
の収益拡大
ブックオフ事業
の
成長余地を
拡大
新店出店の
余地大
客層の拡大施策が奏功
地理的出店余地大
高収益都市型大型店の出店進行中
20
ブックオフグループの成長戦略
既存店売上好調
既存館
の収益拡大
BOOKOFF
SUPER BAZAAR
を次の
成長ドライバーに
1館1億 × 10館プロジェクト進行中
BSBの潜在市場拡大中
新店出店の
余地大
新館の黒字化スピードが加速中
ブックオフグループ
の将来
ブックオフ事業
の
成長余地を
拡大
21
BOOKOFF SUPER BAZAAR
既存館の収益拡大
『BOOKOFF SUPER BAZAAR』(中古劇場) とは
コンセプトは、「家庭で不要となったものをすべて
一箇所で売れる、買える」リユース専門店の複合館
22
BOOKOFF SUPER BAZAAR
既存館の収益拡大
「中古劇場」から「BOOKOFF SUPER BAZAAR」へ
複合店名称「中古劇場」「REUSE PLAZA」を統一し
「BOOKOFF SUPER BAZAAR」としてブランド再構築
中古商材の複合館
劇場にいるような
ドキドキ・ワクワク感の
演出から
「中古劇場」
新刊書店・遊戯施設
カフェ等を併設するため
「中古」+αの複合館
種々の品を扱う店として
「BAZAAR」へ
今期中に「中古劇場」「REUSE PLAZA」を
「BOOKOFF SUPER BAZAAR」(略称:BSB) へ名称変更
カラーも「黄色×青」 から 「オレンジ×紺」へ
23
BOOKOFF SUPER BAZAAR
既存館の収益拡大
リユース業態の領域拡大中
ブックオフグループのリユース商材は
汎用性の高いノンブランド商品が中心
高価格
低価格商品から、
ファーストトライ商品や、
ライフサイクル商品等を
広く扱う
(腕時計、貴金属)
(スポーツ用品、メンズ古着)
(メンズ古着、雑貨)
(婦人服)
(子供用品、子供服)
(雑貨、インテリア)
(プラモデル、ホビー)
汎用的
(本、CD、ゲーム)
低価格
趣味的
/限定的
24
BOOKOFF SUPER BAZAAR
既存館の収益拡大
中古劇場 1館 1億 × 10館体制へ
2010年3月までに1館1億円稼ぐ中古劇場を10館体制に引き上げる
2009年3月期 中古劇場業績実績
売上高
経常利益 (単位:百万円)
経常利益
1館1億円
超え
国道1号多摩川大橋 443坪
多摩永山
1,527坪
川崎モアーズ
596坪
町田中央通り
506坪
869
971
772
957
152
120
114
109
ターゲット1
(既存店)
横浜瀬谷南台
広島大手町
仙台泉古内
東千葉祐光
660坪
590坪
790坪
876坪
574
645
539
760
68
65
63
55
ターゲット2
(今期出店)
54号広島八木
名古屋みなと
鎌倉大船
763坪
1,500坪
780坪
1億円店舗へ
大規模店舗
を垂直
立上げへ
1億店舗へ
25
BOOKOFF SUPER BAZAAR
既存館の収益拡大
上期複合館利益は計画を大きく上回る
BSB既存店(前期まで出店)計画比+130百万円
1館1億×10館体制に向けて、各既存店の収益力向上
【千円)
前期出店(09年3月)まで複合館累計経常利益
500,000
450,000
408,551
400,000
343,416
350,000
282,238
300,000
234,937
250,000
278,556
176,688
200,000
223,984
150,000
100,000
計画比+47%
145,576
61,821
170,178
112,473
50,000
0
23,071
4月
5月
6月
実績
7月
8月
9月
計画
26
BOOKOFF SUPER BAZAAR
新館 新規出店の余地大
リユース市場の伸びは4年間で20%
リユース市場の成長率は高く市場としての伸びは期待できる
グループリユース事業も急拡大
リユース市場の推移
(億円)
5000
4000
04年から07年までの
リユース市場成長率20.2%
ブックオフグループ リユース成長率
81.6%
3000
8,000
2000
7,000
1000
6,000
0
94
97
99
02
04
ビーズ売上
ビンゴ売上
ビーセレクト売上
ビーホビー売上
ビーライフ売上
ビースタイル売上
ビースポーツ売上
ビーキッズ売上
07
出所:商業統計より作成
5,000
4,000
リユース市場は
13年で2.6倍へ
従来は、車、バイクなど
専門商品の市場だけだったが
最近10年は
一般商品の増加で市場が拡大
3,000
2,000
2.25倍
で
年
6
1,000
増加
0
(百万円)
2004
2005
2006
2007
2008
2009
27
BOOKOFF SUPER BAZAAR
新館 新規出店の余地大
出店余地は大きい
現在、首都圏郊外店を中心に全国20館
出店空白地域はまだ多い
高崎上大類館
札幌川沿館
川越小仙波館
2号神戸長田館
171号尼崎西昆陽館
広島大手町館
54号広島八木館
仙台泉古内館
多摩永山館
町田中央通り館
渋谷センター街館
東千葉祐光館
成田イオンモール館
イオンモール鈴鹿ベルシティ館
カインズモール名古屋みなと館
(11/19オープン)
国道一号多摩川大橋館 横浜瀬谷南台館
川崎モアーズ館
鎌倉大船館
横浜東戸塚オリンピック館
28
BOOKOFF SUPER BAZAAR
新館 新規出店の余地大
複合館出店は今期予定どおりの上期3館 下期1館
上期 3館の複合館(中古劇場・BSB)を出店
広島八木館、鎌倉大船館はオープン2ヶ月目に単月黒字化達成
川越小仙波
4月25日オープン
売場坪数:484坪
平均月商:19百万円
広島八木
4月25日オープン
売場坪数:754坪
平均月商:36百万円
鎌倉大船
9月12日オープン
売場坪数:764坪
平均月商:60百万円
(初のBOOKOFF SUPER BAZAAR)
29
BOOKOFF SUPER BAZAAR
新館 新規出店の余地大
鎌倉大船館はオープン翌月の単月黒字化達成
BOOKOFF SUPER BAZAAR 鎌倉大船
好調な滑り出しへ オープン日実績過去最高(複合館)
オープン日実績
オープン前並んだお客様 約800名
1日売上客数 5,259名
1日売上高 11百万円
複合館として過去最高のオープン日実績
↓
リユース店舗の消費者ニーズを実感
10月売上 61百万円 経常利益2.6百万
『リユース』に関する顧客の意識が変わり
不要なものを売り、「手軽」に「安く」購入するライフスタイルの拡がりへ
30
BOOKOFF SUPER BAZAAR
新館 新規出店の余地大
名古屋みなとに最大級の複合館を出店
【施設コンセプト】
BOOKOFFと流水書房の併設で、名古屋で本を選ぶ時のファーストチョイス
最大級の広さの売場に衣料品から趣味の品までリユース品が勢ぞろい
31
BOOKOFF SUPER BAZAAR
新館 新規出店の余地大
初めての試みである「新刊書店」「子供の遊び場」を併設
新刊書店の併設・子供の遊技場の併設
家族が一日中滞在できる、ファミリー型店舗
新刊書店
既刊はBOOKOFF
新刊は流水書房
今すぐ読みたいもの、最新刊など
ブックオフから新刊書店へ
送客を促す
子供の遊び場
週末に家族全員で
来れる場所
「売る」「買う」にプラスとして
家族が楽しめる場所
時間消費型の店舗
32
BOOKOFF SUPER BAZAAR
新館 新規出店の余地大
中古・新刊併設により読者層の拡大を狙う
新刊書店「流水書房」と「BOOKOFF」と併せて 650坪 40万冊
名古屋地区最大級の書店
BOOKOFF
388坪
流水書房
260坪
BOOKOFF
ちょっと前のベストセラー本
初めてチャレンジする作家
本を選ぶ時の
ファーストチョイス
流水書房
最近の話題本
好きな作家の最新本
33
BOOKOFF SUPER BAZAAR
新館 新規出店の余地大
BOOKOFFから新刊書店への送客
ブックオフで、既刊本陳列のそばに最新刊の案内を掲示し
「続きを読みたい」気持ちを新刊書店の販売へ誘導
BOOKOFFから送客
BOOKOFFから送客
新刊情報の明記
ターゲットに合わせた
コピー(1作品につき
ターゲット別に複数
コピーを作成)
明確な流水書房への誘導告知
34
ブックオフグループの成長戦略
BOOKOFF
SUPER BAZAAR
を次の
成長ドライバーに
ブックオフグループ
の将来
既存店の収益改善進行中
既存店
の収益拡大
ブックオフ事業
の
成長余地を
拡大
新店出店の
余地大
客層の拡大施策が奏功
地理的出店余地大
高収益都市型大型店の出店進行中
35
BOOKOFF
既存店の収益拡大
BOOKOFF既存店は売上増・在庫減
この2年間の取り組みと成果として、既存店売上好調へ
店舗在庫
減
23.1万点
19.5万点
買取客数
増
1,400人
1,600人
売上客数
増
10,600人
10,800人
既存店売上
増
99.5%
△15.6%
+14.3%
+1.9%
105.4%
回転率向上
仕入好調
売上好調
既存店前年比
好調
※ 2007年4~9月 と 2009年4月~9月のブックオフ直営既存店1店舗あたり平均データの比較
36
BOOKOFF
既存店の収益拡大
加工済バックヤード在庫の圧縮継続
「在庫は貯めない」のオペレーションは徹底
「出し切り」効果で未加工在庫も減少へ
(百万円)
400
379
350
326
350
285
300
289
300
312
281
290
250
250
204
191
200
200
「出し切り」徹底で
商品を売場に出せて
いることで
未加工在庫も減少
150
100
150
119
78
100
56
50
50
0
0
07年3月末
07年9月末
08年3月末
08年4月末
直営店ブックオフ加工済みバックヤード在庫残高
08年9月末
09年9月末
バックヤード未加工在庫残高
37
BOOKOFF
既存店の収益拡大
直営既存店 1店舗あたり利益、2年で9%増
1店舗あたりの売上高、粗利額、経常利益額が向上
在庫金額は圧縮
百万円
64
売上総利益
百万円
純売上高
45
70%
売上高
62
67.0%
68.6%
60
58
41.2
40.5
40.2
65%
40
56
54
対08年度 +9.1%
52
530万円増
50
売上総利益
売上総利益率
96万円増
35
07年4~9月
10
64.4%
対08年度 +2.4%
百万円
08年4~9月
09年4~9月
07年4~9月
百万円
経常利益
08年4~9月
60%
09年4~9月
在庫金額
17
経常利益
1店舗あたり在庫金額
9
16
8
15
7
14
対08年度 +9.1%
6
13
69万円増
5
07年4~9月
08年4~9月
09年4~9月
対08年度 ▲14.1%
225万円減
12
2007年9月
2008年9月
2009年9月
売上高、売上総利益、経常利益:1店舗あたりの4~9の累計値。在庫金額:9月末時点。集計対象店舗:全ての期間で営業していた店舗251店。
38
BOOKOFF
既存店の収益拡大
顧客層拡大が次の成長余地
顧客を「若者」から「もっと広い層」へ
ソフト面の充実(ブランディング・サービス向上)
ハード面の充実(綺麗で入り易い店舗)
ブランディング
年齢別顧客ヒストグラム
80
ソフト面
の施策
70
60
サービス水準の向上
50
顧客層
拡大
のために
40
30
20
10
0
2.00%
1.00%
0.00% 0.00%
1.00%
2.00%
ハード面
の施策
店舗リニューアル
現在の顧客層は「男性」「20代」が中心
39
BOOKOFF
既存店の収益拡大
ブランディング戦略継続中
BOOKOFFに本を持って行くきっかけを与える
8月のプロジェクトでは、「本を売る、開発途上国に図書館が建つ」
社会貢献への参加意識が高い人を誘導
ブックオフ
で売る
開発途上国に
図書館が建つ
40
BOOKOFF
既存店の収益拡大
本を通じた支援のプロジェクトの新CM放映
いったいどれだけの人が本に飢えているんだろう。
この夏ブックオフで本を売ると図書館ができる。
あなたの本 捨てる前に会いに来てください。
41
BOOKOFF
既存店の収益拡大
大きな反響をいただいたプロジェクトの結果
顧客参加型のプロジェクトの結果
図書館3館 図書室18室 スリランカ共和国に開設決定
参加頂いたお客様
1,351,574
人
1,351,574人
お売り頂いた総数量
38,637,387
点
38,637,387点
寄付金額
12,879,129円
※3点につき1円で換算
2009
年11月 開設する地区・学校が決定
2009年11月
開設する地区・学校が決定
2010
年3月
2010年3月
図書館・図書室開設予定
図書館・図書室開設予定
42
BOOKOFF
既存店の収益拡大
顧客がプロジェクトに賛同した結果、買取客数増加
08年「捨てない人のブックオフ」 09年 「BOOKS TO THE PEOPLE」
2年連続買取客数を大きく伸ばす
8月度買取客数前年比
(万人)
110
110.0%
100
90
80
113.2%
105万人
105万人
94.6万人
94.6万人
83.6万人
83.6万人
70
60
07年
08年
09年
43
BOOKOFF
既存店の収益拡大
拡大した客層にリピートして頂く努力
ブックオフグループへの興味(認知)から
実際売っていただく(顧客層拡大)まで
昔のオープンチラシ
買取ができる商品を
初めての人にも解り易く
買取ることができる商品
買取れない商品を明確に
44
BOOKOFF
既存店の収益拡大
サービス水準の向上は原点回帰
読本三部作とQSC基準で、
店舗レベル向上のヒントと、判断基準の見える化を推進
「サービス基準」
「生産性読本」
「人財育成読本」
45
BOOKOFF
既存店の収益拡大
結果店舗レベルは向上中
今期更にサービスレベルの改善へ向けて1月に再調査実施
レベル4
1%
レベル4
1%
レベル3
9%
平均値
レベル2
1.64
42%
レベル1 店内が乱雑
レベル2 店内がきれいで
スタッフの育成が進んでいる
レベル3 提案型の売場が作れる
レベル4 他店の見本となる
レベル3
18%
レベル1
48%
レベル1
20%
平均値
2.04
レベル2
61%
2009年6月
優良店舗は
優良店舗は
全社会議で表彰
全社会議で表彰
モチベーションを上げ
モチベーションを上げ
QSC基準の大切さを
QSC基準の大切さを
共有
共有
2009年10月
46
BOOKOFF
既存店の収益拡大
既存店のリニューアルへ過去最大の投資
既存店リニューアル投資 過去最高 209百万円
顧客にとって心地よい店舗づくり
直営店全店 本棚化粧板を黄色から木目調
にリニューアルし落ち着いた空間の演出
外装を黄色から落ち着いたオレンジ×紺へ
総投資額 209
百万円
209百万円
47
BOOKOFF
既存店の収益拡大
結果、顧客層の拡大が実現
ソフト面(ブランディング・サービス)、ハード面(リニューアル)
の各施策の結果「中高年齢」層の顧客が伸びた
男性
女性
70代
2009年8月
2008年8月
60代
2007年10月
40
代以上
40代以上
50代
3.7%
増加
3.7%増加
40代
30代
20
代以下
20代以下
20代
20代
3.5%
減少
3.5%減少
10代
10代
16.0% 14.0% 12.0% 10.0% 8.0%
6.0% 4.0%
2.0%
2.0%
4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 16.0%
48
BOOKOFF
既存店の収益拡大
客層拡大の中心は中高年齢層
40代以上が客数を大きく伸ばす
一番低い10代でも、平均は前年を超える
買取客数前年比 年代別比較
140%
135%
60代
130%
50代
125%
40代
120%
70代
115%
平均
110%
30代
20代
105%
10代
100%
95%
200904
200905
200906
200907
200908
49
BOOKOFF
新店出店の余地大
都市型大型店が利益を牽引している
利益上位30店舗が全利益の41%を占める
→ 都市圏に大型店を出店が効率的
直営店舗 利益額占有率
(2009年4月~9月実績)
三大都市圏 27店舗
(関東一都三県、愛知、近畿三県)
(うち、関東圏 21店舗)
101位以降,
24.1%
1~30位,
41.5%
180坪以上の大型店 19店舗
61~100位,
16.9%
31~60位,
17.5%
対象店舗317店舗 期中の出店、閉店店舗を含む
出店ターゲットは
空白地帯の「都市圏」に大型店
50
BOOKOFF
新店出店の余地大
ブックオフの浸透率(対書店売上)
都道府県別書店売上に対するブックオフ売上の上位10位平均2.74%
他の地域を2.74%まで引き上げると仮定した場合の潜在市場
各都道府県における書店売上に対するBOOKOFF浸透率
4.00%
浸透率上位10位の
平均2.74 %
全都道府県を2.74%まで延ばした場合
3.50%
ブックオフ浸透率
3.00%
2.50%
全都道府県を2.74%まで
引き上げた場合
+ 53,8 80百万円(1 64%の伸び)
2.00%
1.50%
1.00%
0.50%
51
A M県
A L県
A K県
A J県
A I県
A H県
A G県
A F県
兵庫県
A E県
大阪府
A D県
A C県
A B県
京都府
愛知県
A A県
Z県
Y県
X県
東京都
W県
V県
U県
T県
S県
R県
Q県
P県
O県
N県
M県
L県
K県
J県
千葉県
I県
埼玉県
H県
G県
F県
E県
D県
C県
B県
A県
神奈川県
0.00%
BOOKOFF
新店出店の余地大
成長を「出店数」から「売上高規模」へ
スクラップアンドビルド、店舗の大型化により
店舗純増数は少ないが、売上規模は拡大へ
(千円)
ブックオフ1店舗あたり売上と店舗数
11,000
10,800
10,600
ブックオフ平均店舗:月商1,000万円
10,400 ↓
秋葉原駅前店:月商9,000万円
10,200
渋谷センター街店:月商6,800万円
10,000
など、同じ1店舗でも規模は拡大
350
340
1店舗あたり売上は
18.3%増
330
320
310
300
07年4月から
店舗は19店舗純増
0.6%増
9,800
9,600
290
280
270
9,200
260
9,000
250
20
07
/0
20 4
07
/0
20 6
07
/0
20 8
07
/1
20 0
07
/1
20 2
08
/0
20 2
08
/0
20 4
08
/0
20 6
08
/0
20 8
08
/1
20 0
08
/1
20 2
09
/0
20 2
09
/0
20 4
09
/0
20 6
09
/0
8
9,400
1店舗あたり売上
店舗数
52
BOOKOFF
新店出店の余地大
利益拡大に伴い投資も大型化へ
BSBの利益と投資の拡大(1,000坪規模の出店)
ブックオフの出店投資ターゲットは都市型大型店
BOOKOFF店舗・BSB(複合館) 総資産×2009.3期「経常利益+減価償却費」の分布
経常利益+減価償却費(2009.3期累計)
【04年:多摩川大橋館】
【00年:多摩永山館】
150,000
今後BOOKOFF SUPER BAZAARの
BOOKOFF 都市型店の【08年:川崎モアーズ館】
出店ターゲット
出店ターゲット
125,000
西五反田
吉祥寺駅南口
100,000
【04年:仙台泉古内館】
京都三条
75,000
荻窪駅北口
【06年:神戸長田館】
50,000
【06年:町田中央通り館】
【05年:広島大手町館】
自由が丘駅前
飯田橋駅東口
25,000
【00年:東千葉祐光館】
札幌南2条
【07年:東戸塚オリンピック館】
【05年:札幌川沿館】
秋葉原駅前店は
今期1億超え
【05年:横浜瀬谷南台館】
の見込み
秋葉原駅前
大森駅東口
【07年:成田イオン館】
0
【06年:尼崎西昆陽館】
【08年:高崎上大類館】
▲25,000
【08年:渋谷センター街館】
【08年:イオン鈴鹿館】
▲50,000
0
50,000
100,000
総資産
150,000
200,000
250,000
300,000
350,000
400,000
450,000
500,000
53
BOOKOFF
新店出店の余地大
現在の出店数と今後の出店余地
大型店2店舗の出店
平均月商 6,000~7,000万店舗 の出店
池袋サンシャイン通り店 11月20日オープン
売場面積 390坪 2層
BOOKOFF 都市型大型店
町田中央通り店 12月11日オープン
売場面積 677坪 4層
BOOKOFF 最大店舗
54
ブックオフグループの成長戦略
既存店売上好調
既存館
の収益拡大
BOOKOFF
SUPER BAZAAR
を次の
成長ドライバーに
1館1億 × 10館プロジェクト進行中
BSBの潜在市場拡大中
新店出店の
余地大
ブックオフグループ
の将来
新館の黒字化スピードが加速中
既存店の収益改善進行中
既存店
の収益拡大
ブックオフ事業
の
成長余地を
拡大
新店出店の
余地大
客層の拡大施策が奏功
地理的出店余地大
高収益都市型大型店の出店進行中
55
社会におけるブックオフグループの役割
「本のブックオフ」から「リユースのブックオフグループ」へ
リユース社会のインフラとなっていく
私たちの社会的存在
意義の再認識
顧客サービス向上
「捨てたくない」と思う人の
「捨てたくない」と思う人の
ために存在する企業でありたい
ために存在する企業でありたい
参加型社会貢献
システムの提供
CMブランディング
56
インフラになる覚悟
(ある中国人経済史学者)い
わく、尊敬する日本企業3社。
ソニー、ヤマト運輸、セコムと。
(後2社の)理由を問うと、
「民間企業でありながら、社会
に必要とされるインフラを一か
ら作り上げたベンチャーだか
ら」
日経ビジネス 09.2.23号
P115 「編集部から」
57
(店をブランドにするための)
最も強いコンタクトポイントは
あなたの店の従業員。
従業員が店の強烈なファンに
なることが・・最も強い方法。
トップの役割は、店の軸と立ち
位置を語り続けること。軸が
ぶれた時に、ブランドは力を
失い、崩れ去る。
商業界 09.3号 P19
「景気に左右されないブランド
になる」 櫻田弘文
58
将来の見通しに対する記述についての注意
本プレゼンテーション資料に記載されている計画、戦略、財務的予測の
うち、歴史的事実でないものは、当社が現在入手可能な情報に基づき
判断した将来の見通しに関する記述であり、経営環境等の変化により
内容が大きく変動する可能性があります。
59