すこやか発育健康相談事業のご案内* 子どもの肥満に一緒に取り組ん

子どもの肥満に一緒に取り組んでみませんか?
学校での定期健康診断の結果、お子さんには「肥満」の傾向がみられました。
カロリーの過剰摂取や運動不足によって、今ふとりすぎの子どもが増えています。
子どもの肥満をそのままにしておくと、おとなの肥満に移行しやすく、高血圧症や、動脈硬化症、糖
尿病といった将来の生活習慣病にもつながる恐れがあります。
金沢総合健康センターでは、栄養・医療の専門家と連携し、子どもの肥満改善に取り組む事業を行っ
ています。
お子さんのすこやかな発育のために、今から始められることを一緒に考えてみませんか?
*すこやか発育健康相談事業のご案内*
各事業の開催日は、おおむね土曜日または日曜日です。
詳しい案内をご希望の方は、下記の欄に必要事項をご記入の上、金沢総合健康センターへ郵送または
FAXにてお申込みください。
事業名
対象者
内 容
すこやか発育勉強会
保護者
発育期の子どもの体の特徴を学び、現在の生活状況と照らし合
わせて考えてみる勉強会です。(7/27)
すこやか発育健康相談
親 子
普段の生活状況や食事状況を事前に調査し、医師や管理栄養士
による分析・アドバイスを個別に行います。(8/23・24・30・31)
すこやか発育栄養教室①
保護者
発育期の子どもに合ったバランス食の料理教室です。(9/20・21)
すこやか発育栄養教室②
親 子
親子で簡単に調理できるおやつの料理教室です。(10/18・19)
すこやか発育親子体操
親 子
「楽しく遊ぶ」をテーマに、お子さんと一緒に体を動かして、
発育期の子どもとの付き合い方を体で学ぶ教室です。
(8/10・12/13)
ウラ面もあります☞
✂ き り と り 線 ✂
すこやか発育健康相談事業 案内・申込書送付希望
身長
ふりがな
小
学校
年
中
ご住所
〒
Eメールアドレス( PC または 携帯電話 )
組
体重
氏 名
cm
平成 年 月 日生まれ
ご希望の送付方法
郵送 ・ Eメール
保護者氏名
kg
生年月日
連絡先(お電話番号)
金沢総合健康センターって何をしているところ?
子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層を対象に健康に関する事業をしています。
詳しくは
検索
金沢総合健康センター
または、http://www.kanazawa-kenko-plaza.or.jp/sub8schoolhelth.htmlをご覧ください。
公益財団法人 金沢総合健康センター
〒920-0912 金沢市大手町3-23 金沢健康プラザ大手町 西館
☎ 076-222-0102 FAX 076-222-4366
武蔵
博労町
尾張町
橋場
エムザ
金沢近江町郵便局
下堤町
博労町南
●
NHK前
NHK金沢放送局
金沢健康プラザ大手町 西館
KKR金沢ホテル
松ヶ枝
尾崎神社
大手堀
大手町
大 手 堀
裁判所
金沢城公園
✂ き り と り 線 ✂
すこやか発育健康相談事業の案内送付希望の方は、必要事項にご記入の上、
金沢総合健康センターまで郵送またはFAXにてお申込みください。
(公財)金沢総合健康センター
すこやかな発育のために
近年、子どもを取り巻く生活環境は、肥満につながりやすいものとなっています。
学童期の肥満は大人の肥満に移行しやすく、生活習慣病をはじめとする様々な病気になる危険性が高まります。
今の体重をそのまま維持して、食事や運動など毎日の生活の改善に取組めば、発育期の子どもは自然と身長が伸びて標準体重に近づいていきます。
成長期に急激な減量をすると、ストレスが大きくなり、体に悪影響を及ぼすだけでなく、リバウンド率も高くなってしまいます。
極端に生活改善をする必要はありません。できることから少しずつ、食習慣・生活習慣を見直していきましょう!
肥満の判定基準って?
まずは肥満度を計算してみましょう! ※別紙の平成25年度文部科学省統計を参考にしてください。
肥満度(%)= 100×(お子さんの体重-平均値体重)÷平均値体重
上の計算式で、+20%以上は「肥満」とされています。金沢総合健康センターでは、+20%以上はすこやか発育健康事業の参加をおすすめしています。
肥満の原因とリスクは何だろう?
適応障害
こんな生活を続けていると…
糖質や脂質の摂りすぎ
偏食、早食い
動脈硬化
運動不足
夜型生活
糖尿病
睡眠障害
高血圧
高脂血症
生活習慣病にかかりやすくなります。
30年後はどうなっているでしょう?
大人でも生活習慣はなかなか変えられないものです。
子どものうちに太りやすい生活習慣が身について、ずっとそれを続けてしまうと、
年齢が高くなるほど肥満を解消するのに、かなりの努力が必要となります。
10年後、20年後、30年後のお子さんの成長した姿を想像できますか?
体が思うように動かないことで運動嫌いになったり、体型にコンプレックスを抱いて
消極的になったりして、肥満期間が長いほど改善することが難しくなります。
成長期の今が、体型の修正時期です!
太りやすくなる原因ワースト3
1位 食習慣
・糖質や脂質が多すぎる食事で、栄養バランス
の偏りやカロリーオーバーが生じている
・朝ごはんを食べない
・おやつの量と時間を決めていない
・食事にかける時間が極端に短い
2位 運動習慣
・家でゴロゴロしている
・テレビやゲームで長時間同じ姿勢をしている
・学校以外では全く運動しない
・車での移動が多い
・階段を使わない
3位 生活リズムや環境
・夜食や夜間のおやつを食べる
・就寝時間が遅く、睡眠時間が短い
・ストレスを発散しにくい環境にいる
・不規則な時間に食事をとっている
・食べ物がいつでも手に取れる場所にある
食事はどう改善しらたいい?
子どもが肥満傾向にある場合、家
族にも少なからずその傾向が見ら
れます。子どもは自分で食事をコ
ントロールすることはできないの
で、家族全体で取り組みましょう。
食べる量を無理に減らすのではなく、食べるものを変えてみましょう!
おやつはイモ類、果物、乳製品を食べるようにしよう
脂質の多い食べ物を少なくして、さっぱりしたものを食べよう
そのほかにも…
・カルシウム・鉄・ビタミンが多く含まれる食品を摂ろう!
・タンパク質多く含む食品を摂ろう!
甘い菓子パンはやめて、食パン、ごはんを食べよう
食習慣の改善って何をするの?
できることから始めてみましょう!
食事が終わったら、すぐにテーブルの上を片付けよう
寝る前の食事は避けよう
家族で一緒に調理できる食事を取り入れよう
家族で食習慣の改善について話し合ってみよう
食器の片付けを手伝ってもらおう
ファストフードは避けよう
朝ごはんをきちんと摂ろう
運動習慣を見直そう!
大人でも、やせるためのに運動を始めようとしても、なかなか難しいし長続きしにくいものです。
しかし子どもなら、日常の「遊び」のなかで活発に体を動かすことが可能です。
特別な道具は必要ありません。丸めた新聞紙やタオルなど、日常で普通に目にするものを工夫して、遊びにつなげてみましょう。
大人が考えて思いつかなくても、子どもの柔軟な発想が楽しい遊びを生み出してくれます。
お子さんと一緒に遊ぶ時間をぜひ作ってみてください。
~子どもと遊ぶヒント~
些細なことでも
たくさんほめる
肩もみなど
子どもができる
ことを頼む
どんなことでも
ゲーム感覚で
一緒にやる
生活リズムや環境を整えよう!
親の太りやすい生活リズムは、子どもの太りやすい生活リズムに直結しています。
子どもは自分で生活リズムをコントロールすることはできません。
まずは、大人が生活リズムを改善し、子どものために良い環境を整えてあげましょう。
(公財)金沢総合健康センターでは、子どもの肥満・やせ
の改善のための取組みとして、「すこやか発育健康事
業」を行っています。
子どもの肥満・やせの改善に関心をお持ちの方は、ぜひ
ご参加ください。
詳しくは学校保健事業のホームページをご覧ください。
http://www.kanazawa-kenko-plaza.or.jp/sub8schoolhelth.html
(公財)金沢総合健康センター
金沢市大手町3番23号 ☎222-0102