2 自立を尊び、安心を届ける

第3章
分野別計画事業
2 自立を尊び、安心を届ける
(1)
①
すべての区民の健康づくりを進める
人生の各段階に対応した心身の健康づくりを進める。
053 健康文京21計画の推進
生活習慣病の予防や、寝たきりにならない状態で生活できる期間の延長など、区民の
健康づくりを目指して策定した「健康文京21計画」を推進する。
3年間の事業量
計画の周知・推進及び中間評価と計画の見直し
3年間の事業経費
8百万円
054 老人保健事業の推進
保健指導の必要な者に対し保健師・看護師等が訪問し、生活習慣を改善するための家
庭における療養方法に関する指導を行う。また、作業療法士等によるリハビリ教室を定
期的に開催する。
3年間の事業量
①訪問指導 3000 件/年
②リハビリ教室 年12回 160人
3年間の事業経費
37 百万円
② 疾病の予防・早期発見・早期治療体制の充実を図る。
055 各種健診事業
40 歳以上の区民に、健診・生活習慣改善指導・健康教育等を保健サービスセンター、
医師会委託などにより実施する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
成人健診 27,000 人
1,634 百万円
高齢者健診 60,000 人
節目健診(153 回実施) 9,500 人
056 各種がん検診
がんの早期発見・早期治療を図るため、乳がん・子宮がん・胃がん・大腸がんの各検
診を実施する。
3年間の事業量
検診延べ数
3年間の事業経費
661 百万円
約 121,260 人
057 結核・感染症対策予防事業
結核、感染症等予防対策として予防接種、結核予防医療費助成、エイズ・性感染症対策
事業等を実施する。
33
第3章
分野別計画事業
3年間の事業量
3年間の事業経費
定期健康診断 10,800 人 予防接種 99,000 人
564 百万円
エイズ・性感染症対策 3,000 件
結核予防・医療費助成 2,250 人 感染症対策 81 件
③ 心身機能の回復サービスを地域で実現する。
058 精神障害回復途上者デイケア事業
回復途上にある精神障害者を対象に、集団生活指導を行い対人関係の障害を改善する
とともに、日常生活の習得を図り、社会生活への適応能力を高め、社会復帰、社会参加
を推進する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
デイケア事業 毎週 3 回 地域交流祭への参加 バスハイク、
季節の行事(クリスマス会他)等の実施
14 百万円
登録人員 30 人、参加延べ人員6000人
059 公害保健福祉・予防事業
公害健康被害被認定患者等に対し、リハビリテーション、乳幼児アレルギー健康診査、
水泳教室などを行う。
3年間の事業量
3年間の事業経費
リハビリテーション 6 回通算 18 日間
21 百万円
アレルギー健康診査 72 回
ぜん息児水泳教室 9 回通算 63 日間 等
④ 区民が安心して生活できる地域保健医療体制の充実を図る。
060 小石川保健サービスセンターの移転
区民の利便性や施設の有効活用の観点から、小石川保健サービスセンターをシビック
センター内に移転する。
061 かかりつけ医事業支援
かかりつけ医の定着促進を進めるために、地区医師会が実施しているかかりつけ医事
業の支援をする。
3年間の事業量
3年間の事業経費
5百万円
2医師会への補助
062 地域医療連携の推進
区中央部医療連携システム化推進協議会(千代田・中央・港・文京・台東の 5 区)に
よる二次保健医療圏内の医療連携に関する検討を行い、実践的な地域医療のシステム化
を進める。
34
第3章
分野別計画事業
063 小児医療の充実
休祭日の昼間、準夜間診療に加え、平日準夜間等の診療における小児急病患者の応急
的な医療体制を検討する。
064 歯科医療連携の推進
地域歯科医師会と協力し、障害者等の歯科医療を行う「かかりつけ医」の確保・定着
を図るとともに、新たに歯科医療連携推進担当窓口を設け、障害者等が身近な地域で必
要な歯科医療サービスの提供を受けられる体制を整備する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
13 百万円
「歯科医療連携推進担当窓口」整備・開設・運営
⑤ 健康教育の充実を図る。
065 母親・両親学級の実施
妊婦及びその夫を対象に、妊娠や子育てについての知識を学習し、交流の場を設ける
ことを目的として講習会を開催する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
母親学級 66回
9百万円
両親学級 36回
066 区民への健康情報の提供
広報誌、CATV、インターネットホームページ等により、適宜、区民に向けて最新の
健康情報を提供する。
⑥ 公害や有害物質などへの対策をふくめ、より安全で快適な生活衛生環境をつくっていく。
067 食品の安全対策の推進
食品等に起因する衛生上の危害の発生を防止し、区民の食生活の安全を確保するため、
食品衛生監視指導、食中毒対策等を行うとともに、食品の安全確保に関する∗リスクコミ
ニュケーション事業の充実を図る。
3年間の事業量
食品衛生監視指導 24,000 件
食品衛生推進員
36 人
収去品等の検査
食中毒対策
3年間の事業経費
7,170 件
1,500 件
50 百万円
068 医薬品等の安全対策の推進
薬局等の薬事衛生関係施設の許可、監視指導など11事業が、都から区に移譲される
のに伴い、医薬品、毒物劇物等取扱施設に対する許可、登録事務と監視指導、また規制
対象家庭用品の調査指導等を計画的、総合的に実施する。
∗
リスクコミニュケーション 食品の安全に関する情報の共有化を図るため、消費者、食品事業者、行政担
当者など、関係者相互における情報及び意見の交換を進めること。
35
第3章
分野別計画事業
3年間の事業量
監視・指導等
3年間の事業経費
医薬品等関係 7,587件
毒物劇物関係 1,392件
12 百万円
規制対象家庭用品 90件
069 快適な生活環境の確保
関係営業施設等への監視指導により、より衛生的な施設環境の確立を図り、健康増進
と保健衛生上の危害防止を図る。また、住居衛生について健康被害の原因物質の除去等
について相談指導を行う。
3年間の事業量
監視指導等
環境衛生
3年間の事業経費
2,100 件
水道・ビル
衛生害虫
450件
34 百万円
2,400 件
070 健康危機管理体制の充実
健康危機(健康を脅かすあらゆる事態)管理整備指針の整備、及び平成 15 年 7 月に
策定した健康危機管理マニュアルの周知を図るとともに、区組織内部及び警察・消防・
医師会等との連絡・対応体制を確立する。
(2) 子育て環境を充実させ、「文の京」をふるさとにする住民を増やす
① 子どもたちへの虐待・暴力を防ぎ、子どものいのちが大切にされる地域づくりを進める。
071 児童虐待防止体制の整備
児童虐待防止ネットワークを構築し、連携体制を強化することにより、児童虐待の早
期発見、迅速かつ的確な対応及び防止を図る。
3年間の事業量
3年間の事業経費
文京区児童虐待防止ネットワークの充実
児童虐待防止マニュアル(関係機関用)の活用
3百万円
児童虐待防止啓発用リーフレット(一般用)作成と活用
072 虐待発生予防事業
乳児健診を活用して虐待予防スクリーニングを実施し,子育て困難家庭や虐待の危険
性のある親子を早期に発見し,適切な支援を継続して実施する。養育者の個別相談がで
きるように、心理専門職による相談の場を設ける。
3年間の事業量
虐待予防スクリーニング実施
3年間の事業経費
5 百万円
支援検討会開催 心理相談実施
063 小児医療の充実 【再掲】 → 35p
36
第3章
分野別計画事業
② 幼稚園・保育園の一元化をめざすことによって、子どもと家族の双方にとって厚みのある
子育て環境を整備する。
073 幼稚園・保育園の一元化施設の整備
幼稚園・保育園の一元化をめざすことによって、子どもと家族の双方にとって厚みの
ある子育て環境を整備する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
468 百万円
公設モデル園の整備・開設 1 か所
③ 多様な子育てメニューを提供し、行政や民間、区民参画による子育てサービスの充実・
向上を図る。
074 育成室の整備
小学校低学年の児童(3年生まで)で、放課後、帰宅しても保護者の就労や疾病等の
理由で適切な保護をうけられない児童の育成を図る。
3年間の事業量
3年間の事業経費
538 百万円
育成室の運営 24 か所
075 多様な保育メニューの提供
既に実施している延長保育、年末年始保育、障害児保育等に加え、産休明け保育、病
後児保育、一時保育等、多様な保育メニューの実施について検討を進める。
3年間の事業量
産休明け保育 1 園 一時保育 1 か所 病後児保育 1 か所
3年間の事業経費
34 百万円
076 ∗認証保育所の充実
認証保育所の充実を図ることで、民間の経営感覚を活用した保育サービスを展開し、
保育園入所待機児童の解消を促進する。
3年間の事業量
認証保育所 A型 3 か所
3年間の事業経費
332 百万円
B型 1 か所
077 保育園・児童館等耐震補強工事
建築物の耐震改修の促進に関する法律に基づき、保育園・児童館の耐震補強工事を実
施し、児童の保育環境を整備するとともに、保育室の面積を調整することで保育園入所
∗
認証保育所(A型、B型) 児童福祉法による認可保育所だけでは応えきれない大都市のニーズに対応す
るため、東京都独自の基準を満たす保育施設を認証保育所として認証することにより、民間の経営感覚を
活用した保育サービスの展開を図るとともに、待機児の解消を促進する。
A型は駅前に設置することを基本とする(定員20人∼120人、うち0歳∼2 歳を1/2以上)
。B型
は、保育室制度からの移行を中心とし、小規模で家庭的な保育を目指す(定員6人∼29人、0歳∼2歳)
。
37
第3章
分野別計画事業
枠を拡大する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
766 百万円
耐震補強改修工事 3棟
139 文京区登録区民住宅事業 【再掲】 → 51p
④ 低年齢児保育や障害児保育の拡充を図る。
078 民営化方式による保育所運営
公設民営方式等により、保育所の運営を行う。
3年間の事業量
3年間の事業経費
336 百万円
民営化1園
079 出産前及び出産後小児保健指導
子育てに不安を抱える妊娠後期の妊婦及び産後4か月未満の産婦に小児科医を紹介
し、小児保健指導を実施することにより、育児不安解消及びかかりつけ医確保に役立て
る。
3年間の事業量
出産前及び出産後小児保健指導300件
3年間の事業経費
3百万円
080 子育てセミナー事業への支援
子育てに悩みや不安を持っている区民に、知識や情報の提供を図り、育児不安を軽減
し、子育て支援を行うために、医師会で開催している子育てセミナーを補助する。
3年間の事業量
2医師会が開催する子育てセミナー(両医師会で隔月1回開催、
年間計13回)の補助
3年間の事業経費
4百万円
⑤ 世代間の交流や協力による子育て環境の育成を図る。
081 子育て支え合いネットワークの形成
子育て広場や幼稚園施設を活用した子育て世代の相互交流を促進するとともに、子ど
も家庭支援センターを中核として、ファミリー・サポート・センター、保育ママ等との
連携を図り、地域住民が子育てに関わったり、子育ての悩みに応えていく子育て支え合
いネットワークを形成する。
38
第3章
(3)
分野別計画事業
すべての人が地域の中で普通に安心してくらせるまちにしていく
① 高齢者・障害者の生活支援を充実させる。
082 区民斎場運営
自宅で葬儀を行うことが困難な区民に対し、民間斎場の会館を借上げ、葬儀の場所を
提供する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
斎場借上 平成 18 年度末まで
19 年度以降の運営方法、借上げ内容の検討・決定
64 百万円
083 福祉作業所の充実
知的障害者の自立支援を充実するために、福祉作業所を知的障害者福祉法に基づく∗法
内施設として整備する。また運営は、社会福祉法人へ委託する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
知的障害者福祉法に基づく通所授産施設としての福祉作業所
2か所
562 百万円
084 緊急通報システムの整備
65 歳以上のひとり暮らし高齢者等が家庭内で緊急事態に陥った時に、速やかな救助
を行うシステムを整備する。
3年間の事業量
新設 150台
移設 60台
更新 90台
撤去 180台
3年間の事業経費
40 百万円
085 寝たきり高齢者紙おむつ支給
寝たきり及びこれに準じる状態にある高齢者に対し、紙おむつを1か月に1回支給す
る。
3年間の事業量
紙おむつ支給予定数(延べ人数)
36,111 人/年
3年間の事業経費
126 百万円
086 寝たきり等高齢者理美容サービス
理・美容店まで外出することが困難な寝たきり、重度の認知症(痴ほうのある)高齢
者に対して、出張による理美容サービスを行う。
3年間の事業量
利用予定数562人
1,686回
∗
3年間の事業経費
8百万円
法内施設 法律の規定どおりに整備された施設。現在、区が設置した福祉作業所(知的障害者通所授産施
設)は、知的障害者福祉法第21条で定める基準に適合していないため、同法に適合するように施設内に
調理室、相談室等の整備を行う。
39
第3章
分野別計画事業
087 特別支援子育て事業
障害のある児童の放課後の居場所対策として、児童を一時的に預かり、保護者の活動
範囲を広げ、保護者への精神的・肉体的負担感を軽減し、子育てを支援する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
31 百万円
施設開設 1 か所
088 心身障害者通所施設等整備
重度心身障害者通所施設の整備や療育相談機能を整備・拡充するための検討を行う。
089 (仮称)湯島老人福祉センター事業
湯島寿会館を文京福祉センター内老人福祉センターの分館として再整備し、高齢者の
諸活動を支援する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
33 百万円
老人福祉センターの分館整備 1館
090 精神障害者小規模通所授産施設の運営補助
回復途上にある精神障害者を対象に、作業の場を提供し、必要な訓練を行うとともに、
地域社会における自立を促進することを目的として必要な指導を行う。
3年間の事業量
3年間の事業経費
60 百万円
運営費助成 1所
091 精神障害者共同作業所訓練事業の支援
精神障害者家族団体等が行う通所訓練事業を補助することにより、地域社会における
在宅精神障害者の社会適応訓練の場を確保し、もって社会復帰の促進を図る。
3年間の事業量
3年間の事業経費
176 百万円
精神障害者共同作業所 3か所
092 精神障害者ホームヘルプサービス
ホームヘルパーを精神障害者の自宅へ派遣し、家事援助や必要に応じて身体介護を行
い、精神障害者の自立と社会参加を促進し、精神障害者の福祉の向上を目指す。
3年間の事業量
3年間の事業経費
36 百万円
サービス対象:75 世帯
093 精神障害者ショートステイ事業
精神障害者が、その介護等を行う者の疾病等により居宅において介護等を受けること
が一時的に困難となった場合に、生活訓練施設に短期間入所させる。
40
第3章
3年間の事業量
分野別計画事業
3年間の事業経費
2百万円
60泊(年 20 泊)
094 精神障害者グループホーム事業
社会福祉法人等が区内に設置運営する精神障害者グループホームの運営を補助する
ことにより、精神障害者の地域社会における生活の場を確保し、その自立と社会参加を
促進する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
39 百万円
精神障害者グループホーム 1か所
058 精神障害回復途上者デイケア事業 【再掲】 → 34p
083 福祉作業所の充実 【再掲】 → 39p
108 就労支援体制の整備 【再掲】 → 43p
112 福祉環境の整備(地下鉄へのエレベーター等の設置) 【再掲】 → 44p
② 高齢者などへのケアの両輪である介護保険と介護予防策の充実を図る。
095 高齢者住宅設備等改造事業
日常生活を営むのに支障がある高齢者に住宅改造を行う。介護保険非該当者に対する
予防的改修と、介護保険認定要支援・要介護者向けの住宅設備改造がある。
3年間の事業量
3年間の事業経費
介護予防的改修 42件
109 百万円
住宅設備改造 浴室225件、トイレ186件、流し等63件
096 区内民間特別養護老人ホーム等建設助成
特別養護老人ホーム「ゆしまの郷」の整備費について、助成を行う。
3年間の事業量
特別養護老人ホーム整備・開設 1か所(100人)
3年間の事業経費
50 百万円
097 介護保険制度の充実
第2期介護保険事業計画(平成15年度∼平成19年度)に基づき、介護保険制度の
運営を行うとともに、第3期介護保険事業計画(平成18年度∼平成20年度)を策定
し、介護保険事業の円滑な運営を図る。
3年間の事業量
3年間の事業経費
第 1 号被保険者 36,295 人
内訳 65 歳∼74 歳 18,688 人 75 歳以上 17,607 人
要支援・要介護認定者数 5,677 人
介護保険サービス利用者数 4,370 人
未定
41
第3章
分野別計画事業
098 介護老人保健施設建設費補助
介護老人保健施設の整備を促進し、要介護高齢者の療養環境と高齢者福祉の向上を図
るため、施設の整備費用を補助する。また、実地指導検査を行い適正な施設運営が図ら
れるよう指導する。
3年間の事業量
施設2か所
建設費補助
3年間の事業経費
49 百万円
実地指導
099 高齢者在宅介護支援の充実
在宅介護支援センターを中心として、高齢者が生活の質を高め、安心して地域生活を
継続できるよう支援するとともに、地域のネットワークシステムの構築を行う。
100 介護予防の推進
誰もが終生、元気でいきいきと暮らせるように、介護予防事業を体系化し、推進する。
101 認知症(痴ほう)予防プログラム事業
65 歳以上の高齢者を対象に、認知能力を刺激する知的活動を実施することで認知能
力を維持し、併せて有酸素運動を行い、脳の生理機能を活性化させ、認知症(痴ほう)
発症を抑制・遅延化する。
3年間の事業量
認知症(痴ほう)予防講演会開催
グループ活動
18 回(720人)
9グループ 108人
3年間の事業経費
4百万円
102 高齢者エアロビクス
高齢者が健康でいきいきとした生活を送り、介護予防及び引きこもり防止にも結びつ
くことを目的に、介護予防メニューの拡大として高齢者のエアロビクスを実施する。
3年間の事業量
①健康づくりコース 12コース
3年間の事業経費
2百万円
②指導者育成コース 30人
103 高齢者いきいき入浴事業
区内の公衆浴場を助成し、高齢者が通常料金よりも低額で利用できるシニア入浴デイ
を設けるとともに、公衆浴場及び区内の旅館を活用し、入浴付で軽体操、カラオケ、茶
話会等を行う公衆浴場等ミニデイ事業を実施する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
シニア入浴デイ事業 公衆浴場19か所
50 百万円
公衆浴場ミニデイ事業 4か所
旅館ミニデイ事業
2か所
104 高齢者介護予防体操指導者の養成
高齢者の体操指導を行う意欲のある体育指導員等を対象に、講習会を実施する。
3年間の事業量
講習会 定員 30 人年2回
3年間の事業経費
1百万円
実習指導 年2回
42
第3章
分野別計画事業
105 転倒骨折予防教室
高齢者が要介護状態となる大きな要因である転倒による骨折や閉じこもりによる認
知症を防ぐための教室を、高齢者が参加しやすいように各地区を拠点に開催する。
3年間の事業量
転倒骨折予防教室を区民施設9か所で月2回実施
3年間の事業経費
22 百万円
106 在宅寝たきり高齢者等歯科訪問健診・相談指導
40歳以上の在宅で寝たきり等通院困難な区民を対象に、歯科訪問健診及び予防相談
指導を行う。
3年間の事業量
3年間の事業経費
31 百万円
延べ510人(年 170 人)
140 高齢者向け等の住宅相談事業 【再掲】 → 51p
③ 高齢者・障害者などの活動を支援し、意欲・能力を活かした社会参加を促進する。
107 高齢者の社会参加の仕組みづくり
高齢者の社会参加を促進するため、専門的な知識・技術・経験等を有する高齢者等と、
それを必要とするボランティア団体等とを結びつける(コーディネイト)仕組みをつく
る。
3年間の事業量
3年間の事業経費
ボランティア団体等のリスト紹介
仲間づくりを目指した講演会(講座)の実施
1百万円
高齢者の仲間づくり活動
108 就労支援体制の整備
障害者の就労・雇用に関する各種相談及び情報提供、就労に伴う生活面の支援など総
合的な障害者就労支援・相談について調査・研究を行い、区内在住障害者の経済的自立
と社会参加の促進の向上を目指す。
083 福祉作業所の充実 【再掲】 → 39p
112 福祉環境の整備(地下鉄へのエレベーター等の設置) 【再掲】 → 44p
④ 生活上の困難を抱え支援を必要とする低所得者・ひとり親家庭などへの支援を行う。
109 路上生活者対策事業
都と23区が共同して、緊急一時保護センター、自立支援センター、グループホームの
3つのステップからなる一貫した自立支援システムを構築し、運営することによって、
ホームレスの社会生活への復帰をめざし、大都市問題の解決を図る。併せて、ホームレ
スの地域生活への移行を支援するため、「ホームレス地域生活移行支援事業」を実施する。
43
第3章
分野別計画事業
3年間の事業量
3年間の事業経費
緊急一時保護センター運営5か所 自立支援センター運営5か所
グループホーム運営 公園等で生活するホームレスの地域生活へ
未定
の移行支援
⑤ 誰もが利用可能なように、建物や空間などを設計すること(∗ユニバーサル・デザイン)
により、安全で使いやすく美しいまちをつくっていく。
110 バリアフリーの道づくり
「文京区福祉環境整備要綱」に基づき、歩道の段差解消や視覚障害者誘導用ブロック
の設置等を行い、バリアフリー化を促進する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
212 百万円
工事 450か所
111 だれでもトイレづくり
全ての人が利用可能で、環境に配慮したエコ仕様の「だれでもトイレ」
(大便器、∗フィ
ッティングボード、ベビーベッド等)を設置すると供に、既存トイレの機器類の更新お
よび内外装を改修する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
「だれでもトイレ」設置および既存トイレリニューアル 3 か所
51 百万円
112 福祉環境の整備(地下鉄へのエレベーター等の設置)
区内の地下鉄駅すべてにエレベーター等を設置するよう鉄道事業者に働きかけるなど、
区内の公共的建築物などを誰もが利用しやすいように建築主などの協力を得て福祉環境
の整備を進める。
152 バリアフリーの公園づくり 【再掲】 → 54p
⑥ 高齢者・障害者の権利擁護を推進する。
113 社会福祉協議会権利擁護センターに対する支援・助成
「あんしんサポート文京」において、
「福祉サービス利用援助事業」及び苦情解決のた
めの相談等を実施し、利用者の利益保護を図るよう更に支援する。
∗
ユニバーサル・デザイン 空間づくりやさまざまな物品をつくるにあたって、高齢者・障害者のみならず
あらゆる人びとが利用しやすいデザインを、初めから取り入れておこうとする考え方。
∗
フィッティングボード 床面に敷く、折りたたみ式のボード。着替えやこどもの衣類の履かせ直しなどに
便利で、手荷物を置くスペースとしても使用できる。
44
第3章
3年間の事業量
17年度当初契約 15 件
3カ年中契約終了 15 件
3カ年中新規契約 15 件
19年度末契約 15 件
分野別計画事業
3年間の事業経費
19 百万円
相談件数 1,500件
108 就労支援体制の整備 【再掲】 → 43p
⑦ 区民主体の福祉の地域づくりを支援する。
114 小地域福祉活動の推進助成
地域の中で安心して暮らしていけるように、外出機会の少ない高齢者や障害者、子育
て世代等を住民自身が支え合っていくサロン活動を支援する。
3年間の事業量
サロン設置数
3年間の事業経費
7百万円
37か所
(4) 若い世代の健やかな成長を促し、「文の京」の担い手を育てる
① 子どもの権利保障を徹底する。
115 「はじめの一歩!(文京区青少年育成プラン)」の推進
青少年健全育成施策の充実を図るための行動指針となる「はじめの一歩!(文京区青
少年育成プラン)
」の趣旨を広く青少年関係団体へ周知するとともに、その実効性を高め
るための具体的な事業を検討・実施する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
・
「はじめの一歩!」の啓発、事業の検討・実施及び支援
・
「あいさつ・声がけ・きっかけ作り」に関する啓発事業の検討・実施
5百万円
・モデル事業に基づく活動支援
② 親子のふれあいを深めるための施策を推進する。
116 家庭の日啓発事業
子どもたちを健やかに育んでいく家庭の重要性を訴え、心ふれあう明るい家庭づくり
を進めるため、
「家庭の日」の各種啓発事業を実施する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
・文京区青少年対策地区委員会(9 地区)が実施する「家庭の日」
6百万円
啓発事業に対する補助
・啓発ポスターの作成
45
第3章
分野別計画事業
③ 青少年ボランティアを育てるなど、青少年の社会参加を促進する。
117 青少年の社会参加を促進するための活動支援
青少年の社会参加を推進する事業を補助することで、当該事業の充実と定着を図ると
ともに、青少年が主体的に地域社会と関われる場や機会を提供する。
3年間の事業量
・非営利活動を行う団体(NPO等)が実施する青少年の社会参
加を推進する事業に対する補助
3年間の事業経費
3百万円
118 青年組織育成事業
「文京区ユースネットワーク」の活動を通じ、青年が自主的・主体的に地域活動に参
加することで、リーダー的資質の向上と、区内青年活動の活性化を図る。
3年間の事業量
・文京区ユースネットワーク加盟者の社会貢献活動の支援
・合同事業の支援 等
3年間の事業経費
1百万円
119 青少年リーダー育成
「自然冒険塾」を通して区内在住の小・中学生を、青少年リーダーとして育成する。
また、青少年リーダーで構成される(仮)
「自主運営委員会」による事業実施に転換して
いく。
3年間の事業量
3年間の事業経費
15 百万円
青少年リーダーによる事業実施
④ 青少年が活動できる場を確保する。
118 青年組織育成事業 【再掲】 → 46p
⑤ 青少年を健やかに育てる施策を推進するため、家庭・学校・地域・行政の協力・連携体制
をつくる。
120 青少年対策推進関係機関連絡会
青少年の健全育成・非行防止などの青少年対策について、情報・意見交換などの連絡
調整を行い、緊密な連携と対策の推進を図る。
3年間の事業量
・連絡会開催
3年間の事業経費
1 百万円
・高校生しゃべり場
121 子ども 110 番ステッカーの充実
青少年にとって安全な地域環境をつくるため「子ども 110 番ステッカー」を協力者に
46
第3章
分野別計画事業
配付するとともに、意識啓発用のステッカーを全児童に配付する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
・ステッカーの作成及び配付
2百万円
・制度の周知 ・貼付状況の調査及び協力者名簿の作成
115 「はじめの一歩!(文京区青少年育成プラン)」の推進 【再掲】 → 45p
(5)
男女が平等に、その個性と能力を発揮できるまちをつくる
① 男女平等参画の視点に立って、社会制度・慣行の見直し、意識の改革を行う。
122 男女平等参画啓発事業
男女の固定的性別役割分業意識を払拭し男女平等参画社会を実現するために、様々な
機会をとらえ、あらゆる分野にわたる意識啓発を行う。
3年間の事業量
男女共同参画週間記念事業、セミナー、出前型啓発事業、
啓発誌発行
3年間の事業経費
8百万円
123 男女平等参画推進会議運営
男女平等参画推進計画に基づく施策を推進し、男女平等参画の一層の充実を図ること
を目的に設置する男女平等参画推進会議を運営する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
3百万円
推進会議開催
124 男女平等センター管理・運営
男女平等センターの管理事務を文京区女性団体連絡会に委託するとともに、文京区女
性団体連絡会が男女平等参画を推進するため行う事業に対し補助を行う。
3年間の事業量
男女平等センターの管理・運営 1か所
3年間の事業経費
117 百万円
125 男女平等参画推進計画の改定
平成13年策定の男女平等参画推進計画を改定する。改定に当たっては、男女平等参
画に関する区民意識・生活実態調査の結果を踏まえるとともに、男女平等参画推進会議
の提言を尊重し、かつ区民の意見を取り入れて策定するものとする。
3年間の事業量
3年間の事業経費
推進会議開催等
2百万円
計画書作成 1,000部
概要版作成 3,500部
47
第3章
分野別計画事業
033 茗荷谷複合施設の建設 【再掲】 → 27p
② あらゆる分野における男女の均等な機会と待遇の確保を図る。
122 男女平等参画啓発事業 【再掲】 → 47p
124 男女平等センター管理・運営 【再掲】 → 47p
③ 施策・方針決定過程への女性の参画の拡大を図る。
122 男女平等参画啓発事業 【再掲】 → 47p
④ 男女の職業生活と家庭・地域生活との両立支援を行う。
126 男女平等センター相談事業
家族関係、人間関係、暴力(∗DV)などについて、カウンセラーが相談に応じ、相談
者の不安や悩みを軽減し精神的自立や自己決定権の確立を支援する。
3年間の事業量
3年間の事業経費
8百万円
男女平等センターでの相談の実施
122 男女平等参画啓発事業 【再掲】 → 47p
⑤ 女性への暴力を防止し、その被害の救済を図る。
127 母子・女性緊急一時保護事業
配偶者等からの暴力被害を受け、緊急に保護を必要とする女性(母子)に対し、公的
施設の利用が困難な場合に、近隣のホテルへの宿泊やシェルター(民間保護施設)を活
用し保護を行う。
3年間の事業量
3年間の事業経費
民間保護施設:延べ60泊
2百万円
母子生活支援施設:延べ54泊
ホテル等:延べ54泊
122 男女平等参画啓発事業 【再掲】 → 47p
126 男女平等センター相談事業 【再掲】 → 47p
∗
DV Domestic Violence の略。配偶者や恋人など親密な関係にある、主に男性から女性に向けられる身
体的・心理的暴力。
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