2006 年度試験問題 各論B 各論B Q1.肝臓の 肝臓の小葉構造が 小葉構造が明瞭で 明瞭で典型的な 典型的な動物種 動物種を選びなさい。 びなさい。 1.ブタ 2.サル 3.イヌ 4.ネコ 5.ヒツジ Q2.腎臓の 腎臓の形態で 形態で左右の 左右の形が違う(右腎は 右腎はハート型 ハート型、左腎は 左腎は豆型) 豆型)動物種を 動物種を選びなさい。 びなさい。 1.ウマ 2.ウシ 3.ヒツジ 4.ヤギ 5.イヌ Q3.外観的には 観的には葉状腎 には葉状腎の 葉状腎の形態を 形態を示すが、 すが、割面を 割面を見ると各腎葉 ると各腎葉は 各腎葉は皮質の 皮質の表層や 表層や髄質の 髄質の内帯が 内帯が分離 しているだけで、 しているだけで、隣接の 隣接の腎葉と 腎葉と癒合している 癒合している腎臓 している腎臓を 腎臓を持つ動物種を 動物種を選びなさい びなさい。 1.ウマ 2.ウシ 3.ヒツジ 4.ヤギ 5.イヌ Q4.イヌの イヌの解剖学的特徴として 解剖学的特徴として、 として、正しいもの しいものを ものを選びなさい。 びなさい。 1.食肉類の特徴として、食道がその全長にわたって平滑筋である。 2.実検用ビーグル犬は、他のイヌと異なり、腸管の長さは体長とほぼ同一である。 3.骨格の特徴として鎖骨が存在する。 4.雄には精嚢がなく、尿道球腺もない。 5.イヌの肝臓は体重の約 10%を占め、他の動物に比して大きい。 Q5.ネコの ネコの形態の 形態の特徴として 特徴として、 として、正しいもの しいものを ものを選びなさい。 びなさい。 1.品種や性別、身体の大きさにかかわらず、頭の形と脳の位置関係がほぼ一定である。 2.鎖骨がよく発達している。 3.前肢 4 指、後肢には 5 趾(狼趾を含む)ある。 4.腸管の長さは体長とほぼ同一である。 5.子宮は単角子宮である。 Q6.ブタの ブタの解剖所見として 解剖所見として、 として、正しいもの しいものを ものを選びなさい。 びなさい。 1.食道は全長平滑筋で構成されている。 2.胃は、食道部、噴門部、胃底部および幽門部からなり、幽門部を除く各部に腺細胞があ る。 3.噴門部と食道部との境界にミニブタのみ胃憩室を認める。 4.回腸はブタ特有のらせん構造をとる。 5.肝臓は外側右葉、内側右葉、方形用、尾状葉、外側右葉、内側右葉の 6 葉および胆嚢か らなる。 Q7.サルの サルの形態学的特徴として 形態学的特徴として、 として、正しいもの しいものを ものを選びなさい。 びなさい。 1.カニクイザルは広鼻猿に属する。 2.コモンマーモセットは狭鼻猿に属する。 3.狭鼻猿は、鼻孔の間隔が狭く、頬袋が存在しない。 4.カニクイザルとコモンマーモセットの永久歯の総数は 32 本である。 5.オマキザル科の永久歯の総数はヒトと同じく 32 本である。 Q8.マカク属 マカク属のサル類 サル類の解剖学的特徴として 解剖学的特徴として、 として、正しいもの しいものを ものを選びなさい。 びなさい。 1.脊椎数は、頸椎 6、胸椎 12、腰椎 7、仙椎 3 である。 2.肋骨は個体により変動が多い。 3.腎臓は左右対称で 1 個ずつあり、左腎は下方に遊走する。 4.サル類の盲腸には、ヒトと同じく虫垂(虫様突起)が必ず存在する。 5.子宮の形状は単子宮である。 Q9.緬羊、 緬羊、山羊の 山羊の子宮の 子宮の形状を 形状を選びなさい。 びなさい。 1.重複子宮 2.単角子宮 3.双角子宮 4.単子宮 5.二分子宮 Q10. 10.サル類 サル類の性皮(sexual 性皮(sexual skin)について skin)について、 について、正しいもの しいものを ものを選びなさい。 びなさい。 1.性皮はホルモンの異常による皮膚疾患である。 2.ニホンザルでは、性皮の腫脹(水腫状)は著しく、発赤も顕著である。 3.月経後期から排卵期まで、エストロジェンの作用で会陰周囲や尾根部の皮膚に腫脹、潮 が見られる。 4.排卵期以降に、プロジェステロンの作用で会陰周囲や尾根部の皮膚に腫脹、潮紅が見ら れる。 5.ヒヒ類やチンパンジーでは、性周期にかかわらず常に性皮の腫脹(水腫状)は著しく、 発赤も顕著である。 Q11. 11.中型サル 中型サル類 サル類(タイワンザル、 タイワンザル、カニクイザル、 カニクイザル、アカゲザル) アカゲザル)におけるマイク におけるマイクロ マイクロチップの チップの正 しい埋 しい埋め込み部位を 部位を選びなさい。 びなさい。 1.左右の肩甲骨間皮下 2.左耳根部の皮下 3.左右いずれかの腋下部位の皮下 4.鼠蹊部皮下(左側) 5.左後肢の皮下 Q12. 12.発情周期( 発情周期(発情間隔) 発情間隔)が最も短い動物種を 動物種を選びなさい。 びなさい。 1.ブタ 2.ヒツジ 3.イヌ 4.サル 5.ネコ Q13. 13.次の動物で 動物で交尾排卵するもの 交尾排卵するものを するものを選びなさい。 びなさい。 1.イヌ 2.ヤギ 3.マーモセット 4.ネコ 5.ミニブタ Q14. びなさい。 14.妊娠期間の 妊娠期間の記載について 記載について誤 について誤っているもの っているものを ものを選びなさい。 1.ミニブタは約 90 日である。 2.イヌは 63 日前後である 3.カニクイザルは約 160 日 4.ヒツジは約 150 日 5.ネコは約 65 日 Q15. 15.ネコの ネコの性成熟と 性成熟と発情に 発情に関する記述 する記述で 記述で誤っているもの っているものを ものを選びなさい。 びなさい。 1.雌は 6-8 ヶ月で性成熟に達する 2.発情すると膣が赤みを帯びる。 3.膣垢塗抹標本では発情期に大型の有核細胞が多くみえる。 4.発情すると膣に粘液が増加する。 5.発情すると雄に対する許容行動がみられる。 Q16. 16.ブタに ブタに関する記載 する記載に 記載に関する記述 する記述で 記述で誤っているもの っているものを ものを選びなさい。 びなさい。 1.新生子ブタでは免疫グロブリン産生細胞が少ない。 2.胎盤構造が人と異なり免疫グロブリンを通過しない。 3.夜行性なので反射光を確認できる。 4.ストレスを受け易いので輸送には注意を要する。 5.腎臓での尿再吸収能が低いので飲水量を多く必要とする。 Q17. 17.サルに サルに関する記述 する記述で 記述で誤っているもの っているものを ものを選びなさい。 びなさい。 1.高等なサルほど妊娠期間が長い傾向がある。 2.人と同じように周期的な月経が認められる。 3.月経出血は通常 2-4 日であるが、殆ど出血しない個体もある。 4.サルは性周期に関係なく交尾を行う。 5.野生のアカゲザルは夏期の数ヶ月のみ繁殖期となる。 Q18. 18.室内飼育において 室内飼育において産子数 において産子数が 産子数が通常2 通常2子あるいは3 あるいは3子、時には4 には4子である霊長目 である霊長目は 霊長目はどれか、 どれか、 正しいものを しいものを選びなさい。 びなさい。 1.カニクイザル 2.アカゲザル 3.マーモセット 4.ミドリザル 5.ヒヒ Q19. 19.シバヤギの シバヤギの生理機能に 生理機能に関する記述 する記述で 記述で誤っているものを っているものを選 ものを選びなさい。 びなさい。 1.ザーネン種で見られる間性は発生しない。 2.短日型の季節繁殖動物である。 3.性周期は 20 日である。 4.性成熟は 4~5 ヶ月である。 5.染色体数は 2n=60 である。 Q20. 20.ニワトリに ニワトリに関する記述 する記述で 記述で誤っているものを っているものを選 ものを選びなさい。 びなさい。 1.素嚢は胸腔入口近くの正中線の右側に存在する。 2.素嚢の役目は食物の貯蔵である。 3.前胃は紡錘形に似た形をしている。 4.前胃は筋胃の後ろに位置する。 5.筋胃は哺乳類の幽門腺部に相当する。 Q21. 21.ブタに ブタに関する記述 する記述で 記述で誤っているものを っているものを選 ものを選びなさい。 びなさい。 1.犬歯と乳隅歯は生まれた時、既にはえている。 2.乳歯は 2 年齢ごろまでに永久歯にはえ替わる。 3.皮膚の構成タンパク質はヒトとほぼ同じである。 4.アポクリン腺とエクリン腺の両方をもつ。 5.モルヒネ系の鎮痛薬は興奮させるが鎮痛効果が弱い。 Q22. 22.ヒツジと ヒツジとヤギの ヤギの比較した 比較した場合 した場合の 場合の記述について 記述について誤 について誤っているものを っているものを選 ものを選びなさい。 びなさい。 1.ヒツジは極めて臆病である。 2.ヤギは木の葉を、ヒツジは草を好んで食べる。 3.ヒツジの皮脂腺から多量の脂肪を含む脂汗が分泌される。 4.ヒツジにはヤギにない分泌腺(眼下腺、鼠径腺、蹄間腺)がある。 5.ヒツジの角は無角が優性で遺伝するが、ヤギは複対立遺伝子によりヒツジと異なる。 Q23. 23.ビーグルの ビーグルの性成熟と 性成熟と発情についての 発情についての記述 についての記述で 記述で誤っているものを っているものを選 ものを選びなさい 1.性成熟は雌雄ともに生後 12 ヶ月齢で、雌では 11~12 ヶ月齢で初期発情が現れる。 2.発情の間隔は 7~8 ヶ月である。 3.発情周期は通常、発情期と発情休止期の 2 期に分けられる。 4.発情期は平均 8 日間持続する。 5.発情休止期は黄体の支配下にあり約 2~3 ヶ月続く。 Q24. 24.ネコに ネコに関する記述 する記述で 記述で正しいものを しいものを選びなさい 1.品種間で体各部の形態的均衡が安定せず、特に頭蓋骨や脳の形にバラツキが大きい。 2.外耳道が水平で、頭骨の形態的変異が少ないため、脳固定装置や脳地図により脳の一定 部位に電極を精度良く挿入できる。 3.麻酔下での血圧の変動が大きいため、外科的処置は難しい。 4.嗅覚はイヌより優れている。 5.聴覚は余り発達せず、音の方向、発音体の距離や高低の認識が出来ない。 Q25. 25.「遺伝子組換え 遺伝子組換え生物等の 生物等の使用等の 使用等の規制による 規制による生物 による生物の 生物の多様性の 多様性の確保に 確保に関する法律 する法律」 法律」(カルタ (カルタ ヘナ法 ヘナ法)で、譲渡するとき 譲渡するとき情報提供 するとき情報提供を 情報提供を必要としない 必要としない場合 としない場合はどれか 場合はどれか、 はどれか、選びなさい。 びなさい。 1.A施設で遺伝子組換え動物を安楽死させ、摘出した精子細胞を生きたままB施設へ譲渡 する場合 2.A施設で遺伝子組換え動物を安楽死させ、摘出した腎細胞を生きたままB施設へ譲渡す る場合 3.A施設からB施設へ遺伝子組換え動物の凍結胚を譲渡し、B施設で融解し個体を得る場 合 4.A施設からB施設へ遺伝子組換え動物の凍結胚を譲渡し、B施設でそのまま凍結保存す る場合 5.A施設からB施設へ遺伝子組換え動物を譲渡し、B施設に到着後すぐに安楽死させる場 合 Q26. 「動物使用実験 26.カルタヘナ法 カルタヘナ法で、 「動物使用実験」 動物使用実験」の「動物接種実験」 動物接種実験」に該当する 該当する実験 する実験を 実験を選びなさい。 びなさい。た だし、 だし、普通の 普通の動物及び 動物及びウイルスは ウイルスは遺伝子組換え 遺伝子組換え生物ではない 生物ではない。 ではない。 1.普通の動物の皮下に、遺伝子導入した細胞を移植する実験 2.普通の動物の皮膚に、遺伝子銃で同じ動物種の遺伝子を導入する実験 3.普通の動物の気管に、遺伝子組換えウイルスを接種する実験 4.遺伝子組換え動物の気管に、普通のウイルスを接種する実験 5.遺伝子組換え動物の皮膚に、遺伝子組換え蛋白を注入する実験 Q27. 27.βガラクトシダーゼ遺伝子 ガラクトシダーゼ遺伝子が 遺伝子が神経細胞で 神経細胞で特異的に 特異的に発現する 発現する遺伝子組換 する遺伝子組換え 遺伝子組換え動物について 動物について、 について、 もっとも適当 もっとも適当な 適当な拡散防止措置はどれか 拡散防止措置はどれか、 はどれか、正しいものを しいものを選びなさい。 びなさい。 1.P1A 2.P2A 3.P3A 4.P4A 5.不明なので大臣に確認する。 Q28. 28.精巣における 精巣における精子 における精子の 精子の成熟過程で 成熟過程で、生殖細胞に 生殖細胞に栄養を 栄養を供給する 供給する細胞 する細胞はどれか 細胞はどれか、 はどれか、正しいもの を選びなさい。 びなさい。 1.セルトリ(支持)細胞 2.ライディッヒ(間質)細胞 3.精祖(精原)細胞 4.精母細胞 5.精細胞 Q29. 29.精巣において 精巣において、 において、テストステロンを テストステロンを分泌する 分泌する細胞 する細胞はどれか 細胞はどれか、 はどれか、正しいものを しいものを選びなさい。 びなさい。 1.セルトリ(支持)細胞 2.ライディッヒ(間質)細胞 3.精祖(精原)細胞 4.精母細胞 5.精細胞 Q30. 30.雌雄生殖腺の 雌雄生殖腺の発生について 発生について、 について、類似の 類似の機能を 機能を持つ要素の 要素の正しい組 しい組み合わせはどれか、 わせはどれか、正し いものを いものを選びなさい。 びなさい。 雄: a.セルトリ(支持)細胞 雌: Ⅰ.莢膜細胞 b.ライディッヒ(間質)細胞 Ⅱ.卵丘細胞 c.ウオルフ管 Ⅲ.ミュラー管 1.a-Ⅰ、b-Ⅱ、c-Ⅲ 2.a-Ⅱ、b-Ⅲ、c-Ⅰ 3.a-Ⅲ、b-Ⅰ、c-Ⅱ 4.a-Ⅱ、b-Ⅰ、c-Ⅲ 5.a-Ⅲ、b-Ⅱ、c-Ⅰ Q31. 31.成熟卵胞が 成熟卵胞が最も大きい動物種 きい動物種はどれか 動物種はどれか、 はどれか、正しいものを しいものを選びなさい。 びなさい。 1.イヌ 2.ブタ 3.ヒツジ 4.ウマ 5.ウシ Q32. 32.遺伝子を 遺伝子を特定の 特定の時期に 時期に特定の 特定の組織でのみ 組織でのみ発現 でのみ発現あるいは 発現あるいは失活 あるいは失活させる 失活させる方法 させる方法は 方法はコンデショナル ミューテーションと ミューテーションと呼ばれる。 ばれる。遺伝子組換え 遺伝子組換え動物に 動物に良く用いられる CreCre-lox P システム の説明について 説明について、 について、正しいものを しいものを選びなさい。 びなさい。 1.Cre は 34bp の短い配列で、Cre 配列によって挟まれた領域を lox P 酵素が切り出す仕組 みである。 2.lox P は 34bp の短い配列で、lox P 配列によって挟まれた領域を Cre 酵素が切り出す仕 組みである。 3.Cre は lox P レセプターを持つプロモーター配列で、lox P 因子が結合することによって 転写が開始される仕組みである。 4.lox P は Cre レセプターを持つプロモーター配列で、Cre 因子が結合することによって転 写が開始される仕組みである。 5.Cre は lox P と連結したプロモーター配列で、P 因子が結合することによって転写が開始 される仕組みである。 Q33. 33.ヒトの ヒトのウイルス性肝炎 ウイルス性肝炎について 性肝炎について、 について、正しいものを しいものを選びなさい。 びなさい。 1.肝炎ウイルスには、サイトメガロウイルスなど肝炎を起こすウイルスがすべて含まれる。 2.A型肝炎は血清肝炎とよばれている。 3.B型肝炎のワクチンは、まだ臨床応用されていない。 4.C型肝炎の治療に、インターフェロンやリバビリンの投与は無効である。 5.E型肝炎はイノシシやブタからヒトに感染する人獣共通感染症である。 Q34.B 34.Bウイルス .Bウイルスの ウイルスの自然宿主ではない 自然宿主ではない動物 ではない動物を 動物を選びなさい。 びなさい。 1.ニホンザル 2.カニクイザル 3.チンパンジー 4.アカゲザル 5.ブタオザル Q35. 35.ウシ海綿状脳症 ウシ海綿状脳症(BSE) 海綿状脳症(BSE)と (BSE)と同じ病原体によって 病原体によって起 によって起こるとされるヒト こるとされるヒトの ヒトの疾病を 疾病を選びなさい。 びなさい。 1.クールー 2.ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー症候群 3.変異型クロイツフェルト・ヤコブ病 4.孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病 5.致死性家族性不眠症 Q36. 36.サル結核 サル結核の 結核の診断のための 診断のためのツベルクリン のためのツベルクリン検査 ツベルクリン検査で 検査で正しいものを しいものを選びなさい。 びなさい。 1.腹部の皮下接種 2.眼瞼部の皮内接種 3.腹腔内接種 4.伏在静脈接種 5.大腿部の筋肉内接種 Q37. びなさい。 37.イヌ・ イヌ・ネコの ネコの消化管内寄生虫の 消化管内寄生虫の糞便検査で 糞便検査で通常用 通常用いられないものを いられないものを選びなさい。 1. セロハンテープ 2. 飽和食塩水 3. 遠心機 4. 試験管 5. 顕微鏡 Q38. 38.次の感染症の 感染症の中で人獣共通感染症と 人獣共通感染症とされるものを されるものを選びなさい。 びなさい。 1.イヌ疥癬 2.ブルセラ病 3.イヌ伝染性肝炎 4.イヌパルボウイルス病 5.イヌジステンパー Q39. 39.サルの人獣共通感染症として 人獣共通感染症として正 として正しいものを しいものを選びなさい。 びなさい。 1.腎症候性出血熱、唾液腺涙腺炎、サイトメガロウイルス病、マールブルグ病 2.サルモネラ病、リンパ球性脈絡髄膜炎、皮膚糸状菌症、腎症候性出血熱 3.マールブルグ病、細菌性赤痢、サルモネラ病、Bウイルス病 4.Bウイルス病、細菌性赤痢、リンパ球性脈絡髄膜炎、エクトロメリア 5.カーバチルス病、Bウイルス病、皮膚糸状菌症、ウサギ梅毒 Q40. 40.塩酸モルヒネ 塩酸モルヒネに モルヒネに関する記述 する記述として 記述として誤 として誤っているものを っているものを選びなさい。 びなさい。 1.イヌで優れた鎮痛、鎮静作用を示すが嘔吐、排泄作用がある。 2.イヌで循環、呼吸抑制作用が弱い。 3.0.5~0.75 mg/kg を皮下注射することにより鎮痛作用が得られる。 4.5~10 mg/kg の筋肉内注射で強力な鎮痛作用、鎮静作用が得られる。 5.塩酸モルヒネの鎮痛効果はベンザゾシン系化合物の約 1/3 である。 Q41. 41.ブタを ブタを麻酔する 麻酔する際 する際、胃の膨満を 膨満を防ぎ、嘔吐による 嘔吐による誤嚥性肺炎 による誤嚥性肺炎を 誤嚥性肺炎を避けるために絶食 けるために絶食する 絶食する場 する場 合、下記のどの 下記のどの時間 のどの時間が 時間が適当か 適当か。適当な 適当な絶食時間を 絶食時間を選びなさい。 びなさい。 1.少なくとも 6 時間 2.少なくとも 12 時間 3.24 時間以上 4.30 時間以上 5.36 時間 Q42. 42.ペントバルビタールナトリウムで ペントバルビタールナトリウムでイヌを イヌを安楽死させる 安楽死させる場合 させる場合の 場合の用量と 用量と注射部位として 注射部位として正 として正し いものはどれか いものはどれか。 はどれか。 1.50 mg/k, iv 2.75 mg/kg, ip 3.100 mg/kg, iv 4.200 mg/kg, ip 5.200 mg/kg, im Q43. 43.体重に 体重に比して体表面積 して体表面積が 体表面積が小さいことから発熱 さいことから発熱しやすく 発熱しやすく, しやすく,また遺伝的 また遺伝的に 遺伝的に悪性高熱を 悪性高熱を発する ものがあることから, ものがあることから,麻酔中はとくに 麻酔中はとくに体温監視 はとくに体温監視に 体温監視に注意する 注意する必要 する必要のあ 必要のある のある動物種はどれか 動物種はどれか、 はどれか、 選びなさい。 びなさい。 1.ブタ 2.イヌ 3.ネコ 4.サル 5.ヤギ Q44. 44.筋弛緩薬と 筋弛緩薬と麻酔薬の 麻酔薬の併用について 併用について誤 について誤っているものを っているものを選びなさい。 びなさい。 1.自発呼吸を止めて安定した人工呼吸を促す。 2.術部の切開はより簡単となり、切開する部位も少なくて済む。 3.麻酔が不十分であると意識がある動物を手術する事となり人道的に許されない。 4.筋弛緩薬を投与すると疼痛に対しても反応しないために、使用に当たっては麻酔が十分 に効いていることを確認する。 5.麻酔薬による動物の発揚期を抑えるために、筋弛緩薬の投与は麻酔薬の投与前に行う。 Q45. 45.試験研究用の 試験研究用のイヌ及 イヌ及びネコの ネコの輸入に 輸入に関して、 して、定められた基準 められた基準を 基準を満たせば原則法定検疫 たせば原則法定検疫な 原則法定検疫な しに、 しに、到着 12 時間以内に 時間以内に輸入できる 輸入できる条件 できる条件として 条件として、 として、誤っているものを っているものを選びなさい。 びなさい。 1.40 日前までの事前届出がなされ、届出受理書がある。 2.指定地域(狂犬病の発生のない国・地域)からの直接輸入にのみ適用される。 3.当該輸入国のイヌ・ネコ生産施設が、農林水産大臣の指定施設である。 4.個体識別がなされている。 5.輸出国政府機関発行の健康証明書がある。 Q46. 46.輸入サル 輸入サルについて サルについて正 について正しいものを しいものを選びなさい。 びなさい。 1.試験研究用サルのみ輸入が認められる。 2.取り扱う試験研究機関は、環境大臣の指定を受けなければならない。 3.日本への輸出国の検疫施設は、農林水産大臣の指定を受けなければならない。 4.試験研究用のサルは、特定外来生物の適用除外である。 5.輸入に際して、マラリア及び結核フリーの輸出国政府機関の証明書が必要である。 Q47. 47.実験動物の 実験動物の環境エンリッチメント 環境エンリッチメントに エンリッチメントに関して、 して、誤っているものを っているものを選びなさい。 びなさい。 1.動物の習性に応じて、固形飼料だけでなく果物などの嗜好品も与えることも必要である。 2.動物の日常的な動作が行える空間だけでなく、運動もできる時間や空間も必要である。 3.プライバシーを確保するために、周囲の動物が見えないようにケージ等に目隠しや遮蔽 を行う。 4.実験に支障を来たさない限りにおいて、個別飼育は避けたほうが良い。 5.動物の居住空間では、温湿度だけでなく、照度・振動・騒音等についても考慮する。 Q48. 48.実験用動物の 実験用動物の入手に 入手に関して正 して正しいものを しいものを選びなさい。 びなさい。 1.サル類は野生から捕獲した初代を使用する。 2.サル類やイヌは、人工繁殖をした動物を、合法的な流通経路から導入する。 3.イヌおよびネコは自治体の払い下げをできるだけ利用する。 4.ウサギの授受は文部科学省の局長通知に従う。 5.ブタやウシの授受は国立大学動物実験施設協議会のガイドラインを参考にする。 Q49. 49.5つのフリーダム つのフリーダムで フリーダムで誤っているものを っているものを選びなさい。 びなさい。 1.飢えと渇き,栄養欠如からの自由(十分な給餌と給水) 2.不快からの自由(衛生的でストレスのない環境) 3.痛み,傷害及び病気からの自由(病気や創傷の適切なケア) 4.繁殖の自由(自由な交配) 5.恐怖と苦痛からの自由(肉体的,精神的苦痛の低減) Q50. 50.感染症予防 感染症予防法 予防法では、 では、獣医師が 獣医師がサル類 サル類の感染症を 感染症を診断した 診断した場合 した場合に 場合に、届出を 届出を義務づけている 義務づけている 感染症の 感染症の組み合わせで正 わせで正しいもの しいものを ものを選びなさい。 びなさい。 1.エボラ出血熱・マールブルグ病・細菌性赤痢 2.エボラ出血熱・マールブルグ病・アメーバー赤痢 3.コンゴ出血熱・エボラ出血熱・ペスト 4.コンゴ出血熱・コレラ・マラリア 5.Bウイルス病・マイコプラズマ肺炎・ウエストナイル熱
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