瀬戸内海動向の年表(瀬戸内海等での環境動向)-(1) 年代 環境の主な出来事 1),2),4),5),6) 1950年以前 1872頃 「瀬戸内海」と呼ばれ始める。 (S25以前) 1898 瀬戸内海の干潟約25,000haが存在 1905 住友が四阪島で銅の精錬開始 1927 ブリ(ハマチ)養殖の開始(香川県) 1949 干潟約15,000haに減尐 1),2),3),5),6),7) 法律・制度等 埋立て等開発事業 2) 住民運動 1),2),5) 1928 笠岡湾奥生江浜一帯がカブトガニ繁殖地として国 1898~1949年瀬戸内海埋立面積101㎢ の天然記念物指定 (1994年指定解除) 1928 三原市沖の能地堆がナメクジウオ生息地として天然 記念物指定 1930 竹原市阿波島沖がスナメリの群遊地として天然記 念物指定 1931 広島県豊島付近がアビ渡来群遊海面として天然 記念物指定 1934 瀬戸内海が国立公園指定 1950年代 1955~73 高度経済成長 1950 「国土総合開発法」制定 (S25~S34) 1955 イタイイタイ病(Cd)の発生確認 1953 「離島振興法」制定 1956 水俣病(有機Hg)の発生確認 1958 「水質保全法」、「工場排水規制法」の制定 1957 徳山湾で大規模な赤潮が発生、次 第に瀬戸内海各地に拡大 1958 三井石油化学岩国工場と住友化学 大江工場がコンビナ-ト操業開始 瀬戸内海 水質 (平均透明 2) 度) m 大阪湾北部 瀬戸内海 水質 水質 (平均透明 (平均COD) 2) 2) 度) m mg/L 大阪湾水 質 (平均 COD) 2) mg/L 瀬戸内海 大阪湾 瀬戸内海 瀬戸内海 負荷量 赤潮発生 赤潮発生 漁業被害 (COD) (延件数) (延件数)2) (億円)2) 2) 2) t/日 1950~1973年瀬戸内海埋立面積225㎢ 摘要2) 1960年代 1960年代に入り、瀬戸内海での高度経済 1962 「新産業都市建設促進法」制定(2000年廃止)(岡 1965年瀬戸内海埋立免許面積2,197.2ha 公害をなくす市民の会、漁民の会、埋 (S35~S44) 成長による重化学コンビナート化が進展 山单、徳島、東予、大分の4地域が指定) 1967年瀬戸内海埋立免許面積1,230.0ha 立反対住民の会などが発足。 1960 国民所得倍増計画(池田内閣) 1964 「工業整備特別地域整備促進法」制定(2000年廃 1969年瀬戸内海埋立免許面積3,595.2ha 1960 瀬戸内海のアマモ場総面積 止)(播磨(兵庫県)、備後(広島県)、周单(山口県)の5 23,000ha 地区が指定) 1964 東京オリンピックの開催 1966~1968 大阪湾環境水質調査(府県市にまたがる 1965頃から、水質・底質の悪化と赤潮の発 多分野共同調査) 生拡大。油汚染事故の多発。油臭魚・異形 1967 「公害対策基本法」制定 魚の出現。「瀕死の海」と呼ばれる。 1967~1969 内海水域赤潮総合研究(初のモデル総合 1968 カネミ油症(PCB)の発生 調査) 1967~1969 瀬戸内海赤潮頻発 1970/S45 1970 大阪万博EXPO70の開催 1970頃 ノリの浮き流し養殖が考案され る。 1969 「瀬戸内海をきれいにする協議会」(沿岸11府県 自治体)設立 公害国会と位置づけられる。 瀬戸内海埋立免許面積1,464.9ha 「水質汚濁防止法」制定 本州四国連絡橋公団設立 香川大学に集まった瀬戸内海沿岸各 地の住民と科学者たちは、初めて、こ れ以上の瀬戸内海の埋立の中止、水 質汚濁の改善を要求する決議を行っ た。 「播磨灘を守る会」(地元の漁民・住民・ 学生ら)設立 「瀬戸内海汚染総合調査団」(若手研 究者ら)による瀬戸内海全域調査の実 施。 1971/S46 瀬戸内海から塩田が消える。 「瀬戸内海環境保全知事・市長会議」(沿岸11府県3大 1971~1973年瀬戸内海埋立免許面積 笠岡市の神島水道がカブトガニ繁殖地として 市)設立 6,391.5ha 国の天然記念物指定 第1回瀬戸内海環境保全知事・市長会議開催 「瀬戸内海憲章」の制定。早期法制化の要望。 衆議院予算委員会・環境庁の現地調査 「瀬戸内海環境保全対策推進会議」(関係11省庁) 1972/S47 播磨灘で未曾有の赤潮発生(養殖ハマチ 環境庁による「瀬戸内海水質汚濁総合調査」の開始 1,400万尾が斃死し、71億円の漁業被害) 第1回瀬戸内シンポジウム(日本科学 者会議主催) 兵庫県高砂市内の工場からPCBが瀬戸内 第2回瀬戸内海環境保全知事・市長会議開催 海に垂れ流しされていることが発覚 (以降は毎年開催) 「瀬戸内海を汚染から守る議員連盟」(自民党)の結成。 各会派により法制案の検討。 水産庁が魚介類のPCB汚染状況公表 1973 「瀬戸内海環境保全臨時措置法(議員立法)」制 魚離れで大混乱 定(産業排水に係るCOD汚濁負荷量を3カ年で72年当 1973 第一次、1979 第二次オイルショッ 時の1/2に削減する目標) ク、2004~2008 第三次オイルショック 1973 「公有水面埋立法(T10制定)」改正 (海面埋立の抑制、環境影響評価の実施等) 「瀬戸内海の環境を守る連絡会」(沿岸 11府県住民団体・科学者等)設立 早期法制化等の要求 1973/S48 79 5.0 2.2 1.8 「瀬戸内海環境保全会議」(沿岸11府 県衛生団体)発足 高砂入浜権運動の開始 兵庫県漁民総決起大会を開き、PCB 汚染対策要求 公害被害危機突破全国漁民総決起大 会開催 1.7 1974~2006年瀬戸内海埋立面積129㎢ 漁業危機突破緊急全国漁民大会開催 1974年瀬戸内海埋立免許面積390.3ha 瀬戸内海漁民会議を結成 2.1 3.7 71 シャットネラ赤潮 第1回瀬戸内海環境保全月間を展開 1974/S49 水島コンビナ-ト(三菱石油)油流出事故 PCB汚染除去大規模事業着手(高砂西港) 瀬戸内海動向の年表(瀬戸内海等での環境動向)-(2) 年代 1975/S50 環境の主な出来事 1),2),4),5),6) 新関門トンネル開通 1976/S51 1),2),3),5),6),7) 法律・制度等 埋立て等開発事業 2) 住民運動 1),2),5) 緊急知事・市長会議(水島油流出事故対策) 東予港西条地区埋立351ha 「入浜権宣言」の提案(高崎裕士氏) PCBの環境基準・排水基準設定 瀬戸内海埋立免許面積546.9ha 徳島県・香川県の漁民が赤潮訴訟提 起 社団法人瀬戸内海環境保全協会設立 阪单港内(木材港地区)埋立51ha 瀬戸内海 水質 (平均透明 2) 度) m 6.6 大阪湾北部 瀬戸内海 水質 水質 (平均透明 (平均COD) 2) 2) 度) m mg/L 3.9 1.6 大阪湾水 質 (平均 COD) 2) mg/L 瀬戸内海 大阪湾 瀬戸内海 瀬戸内海 負荷量 赤潮発生 赤潮発生 漁業被害 (COD) (延件数) 2) 2) (延件数) (億円) 2) 2) t/日 2.5 300 1.6 2) 摘要 49 326 瀬戸内海埋立免許面積266.1ha 1977/S52 関門海峡貨物船事故重油流出 赤潮研究会設置(環境庁、水産庁共催) 1978/S53 瀬戸大橋着工 「瀬戸内海環境保全特別措置法(恒久法)」制定 (最終改正:平成17年) 「瀬戸内海環境保全基本計画」 (改正:平成12年総告71) 苅田港2号地地区埋立て53ha 1.7 苅田港沖埋立て153ha 三田尻港築地東地区70ha 水島港水島地区96ha 姫路港妻鹿地区79ha 瀬戸内海埋立免許面積1,040.5ha 阪单港内(二色の浜)埋立て243ha 6.5 3.7 1.4 2.6 165 38 33 シャットネラ赤潮 1,009 216 38 11 シャットネラ・ギムノディニウム赤潮 983 218 42 北九州響灘地区216ha 広島港海田地区137ha 瀬戸内海埋立免許面積991.3ha 1979/S54 1980/S55 備讃瀬戸タンカ-事故重油流出 和歌山下津港貨物船事故重油流出 第一次燐削減指導方針の策定指示 (基準年度79、目標年度84) 鳴門海峡タンカ-事故重油流出 第一次COD総量規制(基準年度79、目標年度84) 北九州港新門司北地区205ha 兵庫県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県が「自然海浜 和歌山下津港北港地区177ha 保全条例」施行 瀬戸内海埋立免許面積534.1ha 宇部沖タンカ-事故重油流出 1.4 6.0 3.1 2.6 4 ギムノディニウム赤潮 瀬戸内海環境保全基本計画に基づき、府県計画を策定 (改正:昭和62年・平成4年・平成9年・平成14年一部変 更) 1981/S56 1.4 1.4 2.7 957 199 38 1 ギムノディニウム赤潮 1.5 2.7 938 201 31 1.6 2.8 909 213 40 898 175 41 1.5 2.4 1.7 3.5 894 195 39 10 ギムノディニウム赤潮 1.7 2.7 880 206 32 4 ギムノディニウム赤潮 大阪府、岡山県、徳島県、大分県が「自然海浜保全地 区条例」施行 1982/S57 神戸沖タンカ-事故軽油流出 「山口県自然海浜保全地区条例」施行 大阪湾広域臨海環境整備センター設立 関門港タンカ-事故メタノ-ル流出 全窒素・全リンの環境基準(湖沼)設定 山口県上関原発問題が浮上 姫路港網干沖地区81ha 1983/S58 織田が浜を守る会結成 11 シャットネラ・ギムノディニウム赤潮 4 シャットネラ赤潮 瀬戸内海埋立81ha 1984/S59 1985/S60 1986/S61 神戸沖タンカ-事故エタノ-ル流出 関西国際空港株式会社設立 播磨灘タンカ-事故イソプロピルアルコ-ル・ノルマルヘ キサン流出 第二次燐削減指導方針の策定指示 関門港タンカ-事故灯油流出 (基準年度84、目標年度89) 来島海峡タンカ-事故アクリロニトリル流出 柳井港柳井地区65ha 瀬戸内海埋立免許面積206.9ha 「大阪湾会議」(湾沿岸住民団体等)設 立 神戸港内(ポ-アイⅡ東)埋立て229ha 広島港五日市地区154ha 水島港玉島地区185ha 小松島港沖洲(外)地区119ha 瀬戸内海埋立免許面積266.8ha 5.8 1.8 瀬戸内海動向の年表(瀬戸内海等での環境動向)-(3) 年代 1987/S62 1988/S63 環境の主な出来事 1),2),4),5),6) 総合保養地域整備法(リゾ-ト法)施行 瀬戸大橋開通 1),2),3),5),6),7) 法律・制度等 第二次COD総量規制 (基準年度84、目標年度89) 液状PCB消却処分開始(高砂市) 瀬戸内海環境シンポジウム開催(倉敷市) 1989/H01 1990/H02 埋立て等開発事業 2) 住民運動 1),2),5) 瀬戸内海 水質 (平均透明 度) m 2) 大阪湾北部 瀬戸内海 水質 水質 (平均透明 (平均COD) 度) m 2) mg/L 2) 尼崎・西宮・芦屋港内(尼崎沖フェニック ス)埋立て113ha 関西国際空港埋立て511ha 单大阪湾岸整備事業(りんくうタウン)埋 立て318ha 瀬戸内海埋立免許面積1,691.5ha 大阪港内(单港北地区)埋立て67ha 神戸港内(ポ-アイⅡ西)埋め立て 瀬戸内海埋立免許面積399.9ha 堺泉北港内(泉大津沖フェニックス)埋立 て202ha 瀬戸内海埋立免許面積379.3ha 豊島産廃不法投棄事件を兵庫県警が摘発 第三次燐削減指導方針の策定指示 瀬戸内海のアマモ場総面積約6,000haと減 (基準年度89、目標年度94) 尐 瀬戸内海の干潟12,000haを下回る。 「環瀬戸内海会議」(沿岸11府県住民 団体等)設立 関門港タンカ-事故貨物油流出 第1回世界閉鎖性海域環境保全会議(EMECS90 日本・ 神戸) 1991/H03 姫路港沖貨物船燃料油流出 第三次COD総量規制 (基準年度89、目標年度94) 1992/H04 大阪湾タンカ-事故貨物油流出 「瀬戸内海研究会議」設立総会・シンポジウム 1993/H05 紀伊水道タンカ-事故貨物油流出 姫路城、世界遺産に登録 来島海峡タンカ-事故貨物油流出 大阪湾臨海地域開発整備法の制定・施行 環境基本法の制定 瀬戸内海埋立免許面積244.3ha 海域の窒素・燐の環境基準の設定「海域の富栄養化対 策の総合的推進について」 7.2 2.3 瀬戸内海埋立免許面積173.7ha 大阪湾水 質 (平均 COD) mg/L 2) 瀬戸内海 大阪湾 瀬戸内海 瀬戸内海 負荷量 赤潮発生 赤潮発生 漁業被害 (COD) (延件数) (延件数)2) (億円)2) 2) 2) t/日 1.6 2.6 875 128 27 1.7 2.5 863 140 31 1.7 2.3 836 152 35 1.6 2.8 834 133 30 1.5 2.9 822 138 23 1.5 2.2 806 126 22 2) 摘要 25 シャットネラ赤潮 5 シャットネラ赤潮 15 ギムノディニウム赤潮 豊島住民が産廃放置に対し公害調停 申請 1.6 2.5 796 120 27 第2回世界閉鎖性海域環境保全会議(EMECS93 米国・ ボルチモア) 閉鎖性海域の窒素・燐の排水規制の実施 1 ゴニオラックス赤潮 大阪湾臨海地域開発整備法に基づく「大阪湾臨海地域 及び関連整備地域の整備等に関する基本方針」の告示 関西国際空港の開港 古都京都の文化財、世界遺産に登録 「国際エメックスセンタ-」設立 北九州港新門司沖地区220ha 環境基本計画の閣議決定 1995/H07 大阪港外タンカ-事故酢酸エチル流出 海单港沖タンカ-事故貨物油流出 阪神淡路大震災発生 小松島港赤石地区61ha 瀬戸内海埋立免許面積462.0ha 下関港新港地区63ha 大分県津久見市沖貨物船事故重油流出 「第四次総量規制に当たっての基本的考え方について」 苅田港新松山地区160ha (中央環境審議会水質部会総量規制専門委員会報告) 瀬戸内海埋立免許面積565.7ha 1994/H06 周防灘タンカ-燃料油流出 1996/H08 厳島神社と原爆ド-ム、世界遺産に登録 芸予諸島自動車運搬船事故燃料油流出 大阪湾の窒素・燐環境基準の類型指定 第四次燐削減指導方針の策定指示 広島港出島地区129ha (基準年度94、目標年度99) 播磨海域、淡路島西部、单部の窒素・燐環境基準の類 岩国飛行場滑走路移設事業215ha 型指定 第四次COD総量規制 宇部港東見初地区港湾整備事業79ha (基準年度94、目標年度99) 兵庫県「環境の保全と創造に関する条例」施行 第26回瀬戸内海環境保全知事・市長会議(「瀬戸内海 景観宣言」採択) 藻場・干潟回復調査研究委員会を設置 瀬戸内海埋立免許面積315.7ha 1.6 2.6 746 121 29 8 ゴニオラックス赤潮 7.6 3.3 1.6 7.2 2.2 1.6 2.0 2.5 737 113 21 719 119 27 10 ギムノディニウム・ヘテロカプサ赤潮 1 ギムノディニウム赤潮 瀬戸内海動向の年表(瀬戸内海等での環境動向)-(4) 年代 環境の主な出来事 1),2),4),5),6) 1),2),3),5),6),7) 法律・制度等 埋立て等開発事業 2) 住民運動 1),2),5) 「環境影響評価法」制定 神戸港内(六甲アイランド单)埋立て 播磨灘北西部、備讃瀬戸、燧灘東部、燧灘北西部、燧 286ha(神戸沖フェニックス含む) 灘中西部、伊予灘一般、宇和海一般、広島湾北部、広 島湾西部、広島湾单部、呉地先海域、安芸津・安浦地 先海域、響灘及び周防灘の窒素・燐環境基準の類型指 定 1997/H09 瀬戸内海 水質 (平均透明 度) m 2) 大阪湾北部 瀬戸内海 水質 水質 (平均透明 (平均COD) 度) m 2) mg/L 2) 大阪湾水 質 (平均 COD) 2) mg/L 瀬戸内海 大阪湾 瀬戸内海 瀬戸内海 負荷量 赤潮発生 赤潮発生 漁業被害 (COD) 2) (延件数) 2) (延件数) (億円) 2) 2) t/日 2) 摘要 7.2 2.3 1.8 2.4 705 161 28 3 ヘテロカプサ赤潮 7.3 2.8 1.9 2.3 677 137 24 39 ヘテロカプサ赤潮 7.1 3.2 1.7 2.1 673 142 26 7.0 3.3 1.7 2.2 645 122 34 7.5 3.4 1.6 2.3 626 135 32 2 ギムノディニウム赤潮 東讃海域、紀伊水道東部海域の窒素・燐環境基準の類 瀬戸内海埋立免許面積462.3ha 型指定 柳井・大島、平生・上関、笠戸湾・光、徳山湾、三田尻 湾・防府、中関・大海、山口・秋穂、豊浦・豊北 窒素・ 燐環境基準の類型指定 第3回世界閉鎖性海域環境保全会議(EMECS97 ス ウェーデン・ストックホルム) 1998/H10 1999/H11 古都奈良の文化財、世界遺産に登録 下関市沿岸貨物船座礁燃料油流出 児島湾、児島湾沖、牛窓地先海域、国東半島地先、別 瀬戸内海埋立免許面積465.3ha 府湾(イ)(ロ)、北海部郡東部地先、臼杵湾、津久見湾、 佐伯湾の窒素・燐環境基準の類型指定 広島県海砂採取を禁止 県北沿岸海域、紀伊水道海域、小松島港、橘港の窒 素・燐環境基準の類型指定 明石海峡大橋開通 瀬戸内海環境保全大臣・知事円卓会議 北九州市沖貨物船座礁燃料油流出 瀬戸内海環境保全審議会答申「瀬戸内海における新た 阪单港阪单2区埋立て142ha な環境保全創造施策のあり方について」 神戸空港埋立て272ha 関西国際空港2期埋立て545ha 徳山市下松港沖貨物船座礁燃料油流出 本州四国連絡橋3ル-トがすべて開通 第4回世界閉鎖性海域環境保全会議(EMECS99 トル 瀬戸内海沿岸から1km以内の遊休地1,378ha コ・アンタルヤ) 「和歌山県自然海浜保全地区条例」施行 2000/H12 瀬戸内海埋立免許面積1,016.0ha 神戸港タンカ-事故キシレンを含むバラスト水流出 「第五次総量規制に当たっての基本的考え方について」 (中央環境審議会水質部会総量規制専門委員会報告) 財団法人国際エメックスセンタ-設立 港湾法改正 2001/H13 紀伊水道貨物船沈没燃料油流出 2002/H14 2003/H15 周单市沖タンカ-爆発エタノ-ル積載・流出 瀬戸内海環境保全審議会が中央環境審議会に統合 大阪港内(夢洲地先)埋立て204ha(大阪 沖フェニックス含む) 第5回世界閉鎖性海域環境保全会議(EMECS2001 日 瀬戸内海埋立免許面積398.2ha 本・神戸/淡路) 環境省発足 徳島空港周辺整備事業60ha 「自然再生推進法」制定 2002~2006年は50ha以上の大規模埋立 てはない 6.8 3.1 1.7 2.7 121 22 1 ギムノディニウム赤潮 瀬戸内海埋立免許面積49.5ha 6.8 2.9 1.8 2.6 131 20 7 シャットネラ赤潮 水質汚濁防止法に基づく窒素及び燐の総量規制 第6回世界閉鎖性海域環境保全会議(EMECS2003 タ イ・バンコク) 岡山県が海砂採取禁止 「改正離島振興法」施行 2004/H16 下松徳山港貨物船沈没重油流出 2005/H17 宇部港沖タンカ-事故液化エチレンガス任意放 出 5 シャットネラ赤潮 瀬戸内海埋立免許面積43.9ha 「第六次総量規制に当たっての基本的考え方について」 (中央環境審議会水質部会総量規制専門委員会報告) 瀬戸内海埋立免許面積76.5ha 香川県が海砂採取禁止 2005年度の瀬戸内海関係府県13府県における特定施 設の設置許可288件、変更許可458件 「瀬戸内海環境保全特別措置法」第12条の7に基づき 関係11府県において条例が制定され、2005年12月末 までに91地区の自然海浜保全地区が指定されている。 瀬戸内海関係地域では13地域で、公害防止計画が策 定されている。 「エメックス大阪湾フォーラム」の開催 7.0 3.5 1.9 2.5 121 21 「大阪湾見守りネット」(沿岸住民・研究 者・企業等)設立 「エメックスNGOフォーラムin神戸」の開 催 7.1 3.7 1.9 2.4 155 38 58 コシノディスカス・ユウカンピア赤潮 2 コクロディニウム赤潮 2 シャットネラ赤潮 3 ギムノディニウム赤潮 瀬戸内海動向の年表(瀬戸内海等での環境動向)-(5) 年代 環境の主な出来事 2006/H18 1),2),4),5),6),9),10) 1),2),3),5),6),7),9),10) 法律・制度等 瀬戸内海の海砂採取に終止符 第7回世界閉鎖性海域環境保全会議(EMECS7 フラン ス・カーン) 瀬戸内しまなみ海道開通 「排水基準を定める総理府令の一部を改正する総理布 令の一部を改正する省令」公布(セレン及びその化合物 に係る暫定排水基準の見直し) 埋立て等開発事業 2),9),10) 住民運動 1),2),5) 瀬戸内海 水質 (平均透明 2) 度) m 大阪湾北部 瀬戸内海 水質 水質 (平均透明 (平均COD) 10) 2) 度) m mg/L 大阪湾水 質 (平均 COD) mg/L 2) 瀬戸内海 大阪湾 瀬戸内海 瀬戸内海 負荷量 赤潮発生 赤潮発生 漁業被害 (COD) (延件数) 2) 2) (延件数) (億円) 2) 2) t/日 2),9),10) 摘要 瀬戸内海埋立免許面積17.8ha 6.9 3.7 1.9 2.2 149 24 2 コクロデ゙ィニウム・カレニア赤潮 瀬戸内海埋立免許面積37.6ha 7.0 3.9 1.7 2.4 134 33 4 カレニア赤潮 瀬戸内海埋立免許面積94.4ha 7.1 3.5 1.9 2.8 166 33 0.6 コクロデ゙ィニウム・カレニア赤潮 「水質汚濁に係る環境基準についての一部を修正する 瀬戸内海埋立免許面積14.9ha 件」環境省告示 7.2 3.1 1.8 2.7 137 33 0.6 カレニア赤潮 環境大臣「化学的酸素要求量、窒素含有量及び燐含有 量に係る総量削減基本方針(東京湾、伊勢湾及び瀬戸 内海)」策定(第六次総量規制) 2007/H19 「海洋基本法」制定 「排水基準を定める省令の一部を改正する省令の一部 を改正する省令」公布 明石海峡砂利運搬船、タンカ-、貨物船の 第8回世界閉鎖性海域環境保全会議(EMECS8 中国・ 衝突による燃料油流出 上海) 2008/H20 「排水基準を定める総理府令の一部を改正する総理布 令の一部を改正する省令」公布(セレン及びその化合物 に係る暫定排水基準の見直し) 2009/H21 「生物多様性国家戦略2010」閣議決定 生物多様性条約第10回締約国会議(COP10) 2010/H22 瀬戸内海埋立免許面積33.4ha 「水質に係る化学的酸素要求量、窒素含有量及びりん 含有量の総量規制基準の設定方法について」答申 2011/H23 2012/H24 年表参考文献リスト No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 タイトル 生きてきた瀬戸内海-瀬戸内法三十年- 平成19年度瀬戸内海の環境保全 資料集 大阪湾環境水質調査報告書 内海水域の赤潮に関する総合研究報告書 住民が見た瀬戸内海 瀬戸内海事典 瀬戸内海の自然と環境 平成20年度瀬戸内海の環境保全 資料集 平成21年度瀬戸内海の環境保全 資料集 平成22年度瀬戸内海の環境保全 資料集 著者 (社)瀬戸内海環境保全協会 (社)瀬戸内海環境保全協会 大阪府・兵庫県 科学技術庁研究調整局 環瀬戸内海会議 北川建次他編 柳哲雄編 (社)瀬戸内海環境保全協会 (社)瀬戸内海環境保全協会 (社)瀬戸内海環境保全協会 出版社 技術と人間 单々社 (社)瀬戸内海環境保全協会 出版年 2003 2008 1967,1968,1969 1971 2000 2007 1998 2009 2010 2011
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