日立GEニュークリア・エナジー(株) - JAIF 日本原子力産業協会

コノ資料ヲ複写、第三者ヘ開示マタハ公開シナイヨウオ願イ致シマス
- 第15回
15回 企画・
企画・情報委員会 御説明資料 -
2008年
2008年1月31日
31日
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
1
コノ資料ヲ複写、第三者ヘ開示マタハ公開シナイヨウオ願イ致シマス
項
目
・ 日立GEニュークリア・エナジー(株)の設立
1.日立GEニュークリア・エナジー(株)の品質保証活動
2.原子力安全に対する主な取組み
3.安全文化醸成活動の事例
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
2
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日立GEニュークリア・エナジー(株)の設立
株式会社日立製作所ならびに米国ゼネラ
ルエレクトリック社は、経営資源を融合した
日立GEニュークリア・エナジー株式会社を
2007年7月1日付けで設立いたしました。
両社はシナジーを発揮し、軽水炉、高速増
殖炉および原子燃料サイクルの研究・開
発・設計・製造・建設・保守まで一貫した、
より品質の高いサービスを提供してまいり
ます。
商
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
(HitachiHitachi-GE Nuclear Energy, Ltd.)
号
主 な 株 主
資
本
叡智を融合し、原子力事業の未来へ
日立製作所:
日立製作所:80.01% GE:
GE:19.99%
金
50億円
50億円
本店所在地
茨城県日立市
東 京 本 社
東京都千代田区(
東京都千代田区(秋葉原)
秋葉原)
従 業 員 数
約1500人
1500人
業 務 内 容
発電用軽水型原子炉施設、
発電用軽水型原子炉施設、高速増殖炉施設、
高速増殖炉施設、原子
燃料サイクル
燃料サイクル関連施設
サイクル関連施設 及びその関連製品
びその関連製品の
関連製品の設計、
設計、
製造、
製造、販売、
販売、据付及び
据付及び保守に
保守に関する業務
する業務
GE会長 兼 CEO
㈱日立製作所
執行役社長
ジェフリー.R.イメルト
古川一夫
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
3
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1.日立GEニュークリア・エナジー(株)の品質保証活動
日立GEニュークリア・エナジー(株)は、(株)日立製作所 関連事業部門との協調の下に調和の
取れた品質保証活動の展開を図っている。
(株)日立製作所
品質保証本部
コンプライアンス本部
コンプライアンス本部
コーポレート
コーポレート
コーポ
コーポレートコミュニケーション本部
レートコミュニケーション本部(
本部(広報・
広報・CSR)
CSR)
(株)日立製作所 電力グループ
マネジメントレビュー
電力・
電力・電機品質保証本部
電力・
・電機コンフ
電力
電機コンプ
コンプライアンス本部
ライアンス本部
QMS
日立GEニュークリア・エナジー(株)
顧客
ニーズ
製品
仕様
マネジメント
レビュー
原子力品質保証本部
コンプライアンス推進室
コンプライアンス推進室
QMS
苦情
原子力設備 原子力設備 品質方針
原子力設備品質マニュアル
原子力設備品質 マニュアル
(ISO9001
ISO9001準拠
9001 準拠)
準拠 )
QMS
品質方針
資源の運用管理
社内規格・
社内規格・規準類
要領書・
要領書・ 図面・
図面・ 指示書等
日立グループ関連事業部
測定・分析・改善
契約によって
契約によって適用
によって 適用される
適用 される品質保証計画書類
される品質保証計画書類
原子力事業部運営規則
満足
経営者の責任
製品実現
QMS
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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日立GEニュークリア・エナジー(株)の品質保証組織図
顧客
日立GEニュークリア・エナジー(株)
営業部門
原子力品質保証部
取締役社長
原子力品質保証本部長
原子力品質保証部長
プロジェクトマネージャ
(株)日立製作所 日立事業所
・火力・水力(タービン設備)
・電機
・変電
(株)日立製作所 情報制御システム事業部
バブコック日立(株)
日立GEニュークリア・エナジー(株)
関連事業部
(株)日立プラントテクノロジー(土浦)
品質保証上のインターフェース
プロジェクト運営上のインターフェース
(株)日立産機システム
現地事務所
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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2.原子力安全に対する主な取組み
【原子力事業者】
原子力事業者】
【LRQA】
LRQA】
QA監査
QA監査,
監査,他
ISO9001審査
ISO9001審査
【ASME】
ASME】
ASME認証
ASME認証
【JAIF】
JAIF】
原子力産業安全憲章
【JANTI NSネット
NSネット】
ネット】
・ピアレビュー
・安全キャラバン
安全キャラバン
日立グループ
【製品安全(事故・不良撲滅の施策)】
1.落穂拾い活動
2.QF(Quality Fast)プラント委員会活動
他
【安全文化醸成】
1.トップダウン施策:原子力品質業務監査委員会,他
2.ボトムアップ施策:遵法教育,基本と正道徹底集会,他
3.アウトサイド施策:コンプライアンス本部アドバイザリー委員会,他
外部機関
【調達先との連携】
・ビジネスパートナー/QA・QC交流会の実施
・QAキャンペーン
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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品質方針
【取締役社長による原子力設備 品質方針】
1.原子力安全の確保は極めて重要であり,企業の社会的責任であることを
認識し,原子力安全の確保を最優先として行動する。
2.製造業に携わる者としての行動の優先順位は,第一に安全,第二に品
質,第三に工程,そして第四にコストであり,この判断基準に従っ
て業務を遂行する。
3.適用法令・規格基準等に定められたルール及び図面,要領書等に規定さ
れた指示事項を遵守する。
4.業務プロセスを明確にし,その実施内容と結果を監視し記録を維持する
ことによって,業務の透明性を確保すると共に,業務プロセスの改善を
継続的に行う。
5.次工程はお客様であるとの認識のもと,所要の業務を漏れなく正確に実
施したと確信出来るように,責任と誇りを持って業務を遂行する。
取締役社長 羽生正治
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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落穂精神と日立精神〔日立グループの企業文化,安全文化〕(1)
日立では、製品事故の原因究明・対策会議を、「落穂拾い」と言う。
日立創業時の経営幹部であった馬場博士が、製品事故の原因追求
に、「失敗の中から経験を拾う」という意図で、ミレーの落穂拾いの
小平浪平
絵の名前を取って、「落穂拾い」と名付けけたのがその由来である。
その基本となるのは、小平創業社長の「技術で社会に貢献する」と
いう日立の企業文化を展開した「落穂の精神」,「日立精神」がある。
馬場粂男
「和」
企業として
企業として守
として守るべき
日立の
日立の創業精神
社員一人ひとりが
社員一人ひとりが持
ひとりが持つべき
落穂拾いの
落穂拾いの精神
いの精神
SPIRIT
充分に議論を尽くし一旦決まれば、
ことに当たって一丸となってまい進す
る「日立グループ内」と「日立グルー
プと社会」の二つの調和(馴れ合い
でない)を図ること。
「誠」
人に対しても自分に対しても正直であり、心
を尽くして自分の仕事を全うする伝統。グロ
ーバル企業市民として、日立グループ各企
業が社会の信頼を得ることを第一に考え、
誠実な姿勢で事業活動を展開すること。
「開拓者精神」
開拓者精神」
未知のものへ挑戦し、新製品、新技
術を開発する積極推取の意欲。地球
社会の基本課題解決のために積極
的にイノベーションを生み出すこと。
「落穂拾いの
落穂拾いの精神
いの精神」
精神」
①他社、他人に対し不親切ではないか ②納品のクレームに対して不信はないか ③外に向って空理空論を吐いてはいないか
製品不良、事故対策に限らず、広く相手の立場になって考える「思いやり」の気持ちに端を発する。日立の創業精神の「誠」に通じる思想。
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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落穂精神と日立精神〔日立グループの企業文化,安全文化〕(2)
「落穂拾い」の基礎観念と落穂の精神
・落穂拾いの
落穂拾いの基礎観念
いの基礎観念
落穂教えの言葉
・臭いものに蓋をするな。
1.他社、
他社、他人に
他人に対して不親切
して不親切ではないか
不親切ではないか
・失敗を率直に認める。
2.納品の
納品のクレームに
クレームに対して不信
して不信はないか
不信はないか
・必ず試作を行え。
3.外に向って空理空論
って空理空論を
空理空論を吐いていないか
・日立人は不親切で人を馬鹿にしている。
・落穂の
落穂の精神
進んで自分
んで自分の
自分の身を責め自分の
自分の中に反省を
反省を見出すこと
見出すこと
・己を空しうして唯孚誠を尽くす。
・打ち込め魂仕事の上に。
油さしに会いたい(モーター尋ねて全国遍路)
モータを尋ねて全国遍路
知識や技術を広く集める
現場(現物)確認
動機的原因なぜなぜ
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日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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落穂展示館
【落穂展示館】
過去の不具合を貴重な財産として活用及び教育・伝承を目的とし、昭和30年当時から現
在までの落穂資料及び関係情報を展示。また、不具合現品についても、最近5年分を展
示している。
〔展示状況〕
・昭和30年から現在までの落穂資料
(電子データ)
・現在から10年前の落穂資料
・事故品及び検討品の現物
落穂展示館
事故歴史年表
【落穂データ館】
社内落穂データ館には、落穂を推進された馬場顧問の小冊子〔我輩は油挿しである第1
~100集など〕及び工場史、検査部門史を展示している。また、昭和30年当時の馬場顧
問が落穂で工場及び事故対策品を視察された際の記録写真などについても展示してい
る。
落穂データ館
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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QF(Quality Fast)プラント委員会活動
品質の高いプラント建設
1.設計の
設計の品質管理状況の
品質管理状況のレビュー
プラントの安定運転
2.トラブルの
トラブルの再発防止の
再発防止の水平展開
建設プラント
建設プラント
(不具合再発防止対策徹底,
不具合再発防止対策徹底,設計変更の
設計変更の反映,DR
反映,DRの
状況,他)
,DRの状況,
設計
設計
建設プラント
建設プラント
に係わる
情報群
製造・
製造
製造・
製造・・
調達
調達
据付
据付
試運
試運
転
転
運転・
運転
運転・
運転・・
保守
保守
設計
設計
定検
定検
品質に
品質に係わる
D/B群
トラブル情報
トラブル情報
新設計品
設計変更
DR
他
運転プラント
運転プラント
に係わる
情報群
運転
運転
運転プラント
運転プラント
(水平展開徹底,DR
水平展開徹底,DRの
,DRの状況,
状況,現地検票処理状況,
現地検票処理状況,他)
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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3.安全文化醸成活動の事例
コンプライアンス
に係る主な事案
原子力配管焼鈍問題
格納容器漏えい率検査の偽装問題
設工認耐震計算入力データ誤り問題
トップダウン施策
アウトサイド施策
① 日立製作所 社長直属「原子力品質・業務監査委員会」
の設置〔1回/月〕(社長に直接提言できる仕組み)
② 原子力部門コンプライアンス通報制度設置
(原子力事業に係る従業員対象) ,他
① コンプライアンス本部アドバイザリー委員会設置
(社外委員にて定期的に助言、諮問実施)
② 社外有識者による再発防止対策実施状況の評価
(活動方針の評価完了、方針に変更あれば再開)
ボトムアップ施策
(法令遵守・ルール遵守の意識付け)
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
遵法教育(法令、不適切行為未然防止処置方法等の周知)
幹部による直接対話(定検業務中核に携る者との対話による現場の意見、悩み吸上げ・対策強化)
派遣前面談(所属上長による定検現地派遣前面談)
基本と正道集会(1回/月での倫理、遵法に関する講話)
定検キックオフでの「基本と正道」周知
「(原子)企業倫理相談窓口」の設置(「やらない」「させない」「見過ごさない」事前情報吸上げ強化)
「倫理意識徹底カード」の作成・配布(日立の基本理念、行動基準の携帯),定検事務所での朝礼読合せ
現地における再発防止(投函箱『気になる木箱』設置,現地入所時教育に遵法追加 等)
保安規定および法令改正内容の周知徹底(官報から法令改訂情報を吸い上げ)
不適合事例データベースの構築とデータを活用した予防倫理学習
(予防倫理学習:PCでの技術者倫理に関する擬似体験、判断テスト)
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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遵法・企業倫理メッセージ
遵法・
遵法・企業倫理メッセージ
企業倫理メッセージ
一、基本に
基本に立ち返った日常業務
った日常業務の
日常業務の見直し
見直し
一、グループ会社
グループ会社を
会社を含めた風通
めた風通しの
風通しの良
しの良い職場風土の
職場風土の醸成
一、コンプライアンス活動
コンプライアンス活動を
活動を更に強力に
強力に推進すること
推進すること
㈱日立製作所 執行役社長
古川 一夫
㈱日立製作所 電力グループ
丸
彰
電力グループ長
グループ長
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジ
エナジー取締役社長 羽生 正治
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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遵法教育
ー 法令、不適切行為未然防止処置方法等の周知 ー
【品質保証トレーニングセンタ
品質保証トレーニングセンタ】
トレーニングセンタ】
ベテラン技術者による技術伝承の促進とステップアップの
ための計画的教育推進
定性的・経験的な判断方法のビジュアル化教育
NDT有資格者検査員の計画的増員
落穂精神の
落穂精神の伝承と
伝承と幹部講師による
幹部講師による不具合撲滅
による不具合撲滅のための
不具合撲滅のための意識高揚
のための意識高揚
技術者倫理教育座学(
技術者倫理教育座学(1hr)+ビデオ
hr)+ビデオ(
ビデオ(15min)+
15min)+演習
min)+演習(
演習(3hr)
「設計思想の理解」と「作業ノウハウ習得・勘どころを抑えた作業
指導」を目指した指導員・監督・班長の実線的教育の実施
フランジ締付教育,実習
コンプライアンス,
コンプライアンス,技術者倫理教育
不具合事例に
不具合事例に学ぶ対応方法
【耐震学校】
耐震学校】
【指導員教育センタ
指導員教育センタ】
センタ】
耐震解析の実習を行い,基礎知識を学ぶことで,今後の各種耐震計算
の目的と作業の位置づけ・重要性を理解させ,即戦力としての耐震計算
実務に加える一助とする。
技術者倫理
原子力発電所の耐震設計概説
演習
耐震計算ミス
耐震計算ミス再発防止
ミス再発防止と
再発防止と学習
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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コノ資料ヲ複写、第三者ヘ開示マタハ公開シナイヨウオ願イ致シマス
「基本と正道の日」と「基本と正道徹底集会」
日立GEニュークリア・エナジー(株)では1997年に
顕在化したグループ会社での「配管焼鈍
問題」を反省し、行政処分が実施された10
月13日を「基本と正道の日」と定めるととも
に、毎月13日は「基本と正道徹底集会」を
実施し、コンプライアンスの周知徹底を
図っている。
【「基本と正道の日」を定めた通達】
(原子)QA通達
□ 貴部署にも類似ポテンシャルあり
発行番号
99-00013
□ 顧客・官庁より指摘あり
回答要否
否
□ 水平展開
発行元
納入先
一
般
共
通
題
目
原子力基本と正道の日設定とこれに伴う取り組みに
関する件
N/A
指摘日
N/A
平 成 1 1年 1 0月 1 日
-
(原 子 )企 画 本 部
原子力QAセンタ
指摘部署
TEL: 843-4724
承
認
審
査
承
認
審
査
作
成
及
部
下
川
及
部
及
部
下
川
H1 1 .1 0 .1
H 1 1. 1 0. 1
指摘者
発行日
回答期限
作成元
(原 子 )企 画 本 部
原子力QAセンタ
TEL: 843-4724
N/A
H 11 . 10 . 1
H 11 . 10 . 1
H 11 . 10 . 1
製作部署
N/A
内容
毎年10月13日は原子力基本と正道の日
(リメンバーSR)
1.宣言
配管焼鈍問題に対し行政処分が実施された平成9年10月13日にちなんで毎年
10月13日を「原子力基本と正道の日」に定める
【実施例】
回
講
演
内
容
1
・「原子力安全のために」~コンプライアンス&インテグリティ~
・プール
不適切施工
2
・企業倫理 -企業不祥事等からの教訓-
・コンプライアンス・技術者倫理について
3
・ルールを守り、当たり前を行い、常に向上心を持ち、方針に基づく行動を
・NN-2の不具合反省を生かそう
4
・原子力プラントにおける最近の規制動向
・出雲ガス化溶融システム(経営落穂)
5
特別講演会
6
・技術者倫理について
・燃料サイクル分野 中規模案件から学ぶこと
7
・「輸出管理」における「基本と正道」
・元気の出る技術者倫理 -組織の中の-
8
・陽子線治療施設とその医療施設としての品質保証
・日立原子力の約束
:≪講演者≫牧 英夫氏(日立製作所 元技師長)
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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コノ資料ヲ複写、第三者ヘ開示マタハ公開シナイヨウオ願イ致シマス
ボトムアップ施策の実施例(企業倫理遵守カード,他)
企業倫理相談窓口(
企業倫理相談窓口(ポスター)
ポスター)
各現地事務所(
各現地事務所(気になる木箱
になる木箱)
木箱)
企業倫理遵守カード
企業倫理遵守カードの
カードの配布
保安規定および
保安規定および法令改正内容
および法令改正内容の
法令改正内容の周知徹底,
周知徹底,他(CPCP-net)
net)
企業倫理遵守カード
企業倫理遵守カード読合
カード読合わせ
読合わせ風景
わせ風景(
風景(現地)
現地)
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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コノ資料ヲ複写、第三者ヘ開示マタハ公開シナイヨウオ願イ致シマス
予防倫理学習の実施
予防倫理学習=
予防倫理学習=技術者倫理の
技術者倫理の予防的学習
(知っていることをいざという時
っていることをいざという時に正しく判断
しく判断できることを
判断できることを身
できることを身に付けておくための学習
けておくための学習)
学習)
≪実施要領≫
・調査頻度 : 1回/期
・調査期間 : 1週間
・調査対象者 : 原子力部門間接員全員
・隘路事例に関する設問 : 5問
≪実施例(第7回 07/07/26~08/03)≫
実施人数:1369人 成績:全5問の平均 4.8点 (5点満点)
トップ画面
トップ画面
問題と
問題と回答操作画面(
回答操作画面(5問/回)
正解と
正解と解説(
解説(学習完了後に
学習完了後に復習)
復習)
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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コノ資料ヲ複写、第三者ヘ開示マタハ公開シナイヨウオ願イ致シマス
調達先とのコミュニケーション活動
【ビジネスパートナー/
ビジネスパートナー/安全・
安全・QA・
QA・QC交流会
QC交流会】
交流会】
日常的な
日常的なコミニュケーション向上施策
コミニュケーション向上施策として
向上施策として従来
として従来、
従来、調
達先と
と定期的に
達先
定期的に実施していた
実施していた事業方針説明会
していた事業方針説明会に
事業方針説明会に品質
保証と
保証とコンプライアンス重視
コンプライアンス重視の
重視の観点から
観点から『
から『QA/
QA/QC交
QC交
流会』
マネジメントレベルでの意見交換会
での意見交換会を
意見交換会を実
流会』と題しマネジメントレベルでの
施し良好な
良好なビジネスパートーナーと
ビジネスパートーナーとコミュニケーション
向上を
向上を図ること。
ること。
・実施日:
実施日:2007年
2007年10月
10月10日
10日(頻度1
頻度1回/年)
・調達先:
調達先:150社
150社(180名
180名)
・内 容:幹部講演,
幹部講演,ポスターセッション,
スターセッション,意見交換,
意見交換,
アンケートの
アンケートの実施,
実施,他
【安全・
安全・QAキャンペーン
QAキャンペーン】
キャンペーン】
調達先の
調達先のQA審査時
QA審査時に
審査時に「安全・
安全・QAキャンペーン
QAキャンペーン」
キャンペーン」として、
として、以下の
以下の
内容について
について紹介
調達先の品質・
品質・安全・
安全・遵法意
内容
について紹介,
紹介,説明を
説明を行い、調達先の
識の高揚を
っている。
高揚を図っている。
・日立および
日立および他社
および他社の
他社の重大不適合・
重大不適合・トラブル事例
トラブル事例の
事例の紹介
・審査対象調達品に
審査対象調達品に関連する
関連する法省令
する法省令・
法省令・日立社内規準等の
日立社内規準等の解説
・意見・
意見・要望等の
要望等の情報交換
他
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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コンプライアンス連絡会
コンプライアンス連絡会議
背景
JNFL殿納め再処理事業所の機器耐震計算誤りを反省し、コンプライア
ンスに係る取組みとして、関係事業所,グループ会社に対し「基本と正
道」,「技術者倫理」の浸透を図るために実施。(1回/年開催)
内容
原子力事業に係る日立グループ会社、他事業所におけるコンプライア
ンス活動への指導、活動状況のフォローアップを行う
対象
他事業所4部門、グループ会社12社
主な審議概要
・全社活動推進フォロー
・日立が関与した反コンプ
ライアンス事例の紹介
・各部門のアンケート結果
の紹介と内容審議
・予防倫理学習の紹介
・倫理意識徹底カード紹介
・NS-net e-Learning紹介
・ECS2000紹介
アンケート項目
アンケート項目
・「しない」「させない」
ための活動
・言い出す仕組み
・活動推進継続の仕
組み
・活動成果の刈取
・調達先指導
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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コノ資料ヲ複写、第三者ヘ開示マタハ公開シナイヨウオ願イ致シマス
JANTI NSネット ピアレビュー/安全キャラバン
【安全キャラバン実績】
第98回 2007.10.12 日立GEニュークリア・エナジー(株) ≪臨時≫
第79回 2006.02.10 (株)日立製作所 日立事業所
第57回 2004.01.23 (株)日立製作所 日立事業所
第10回 2000.12.19 (株)日立製作所 日立事業所
【ピアレビュー実績】
第24回 2002.07.24~26
(株)日立製作所 日立事業所 プラント設計・製造
2007.10.12実施の安全キャラバン
2007.10.12実施の安全キャラバン
10月12日(金) 日本原子力技術協会(原技協)殿第98回安全キャラバンが開催された。冒頭に羽生社長から日立側のプレゼンテーションを行い、今回の安全キャラ
バンは「J再耐震計算誤り」を踏まえ、コンプライアンス意識、企業倫理の醸成を更に徹底すべく臨時の安全キャラバンをお願いしたと挨拶があった。
「安全講演会」には安全キャラバンとして過去最高の250名が参加し、安全文化に対する関心の高さが示された。講演会後に、魚住副社長,成瀬監査役,石橋本
部長,長澤本部長,関係部長等が参加し「安全情報交換会」が行われた。
参加者からは、「ヒューマンエラー撲滅のポイントが良く分かった」「今後の業務に活かしたい」等の感想があり、大変有意義なキャラバンとなった。
日立GE
日立GEニュークリア
GEニュークリア・
ニュークリア・エナジー株式会社
エナジー株式会社
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