TM パワーと柔軟性を備えたディジタル・サーボ・ドライブ Ultraファミリー・サーボ・ドライブ Ultraファミリードライブ強力なパワーと柔軟性を提供新登場のUltraファミリーを利用すれば、単純なアナログコマンド制御から最新のインテリジェント1軸位置制御まで、さまざまなサーボドライブ製品を構築できます。Ultraファミリーには、このような機能を提供する次の3つのサーボドライブがあります。Ultra3000は、マスタ/ フォロワ動作、アナログコマンド制御、プリセット速度およびトルク制御を提供する、高性能なディジタル・サーボ・ド Ultraファミリーライブです。Ultra3000iインデックス付きディジタル・サーボ・ドライブは、基本的な位置制御機能をUltra3000の機能に追加します。Ultra5000ドライブは、柔軟かつパワフルで、Cによるプログラムが可能なインテリジェント位置決めドライブです。 Ultraファミリーはすべて、Ultrawareソフトウェアを使用して設定およびプログラムされます。Ultrawareは、先進のディジタル・ストレージ・スコープ機能、総合的な診断機能、および複数の設定ファイルとモーションプログラムの管理を支援するファイル管理システムなどを備え、機能性と操作性に優れたツールセットです。 Ultraファミリーをシステムに組み込むことにより、広範なアレン・ブラドリーの高性能ロータリ・サーボ・モータに対応できます。Ultraファミリーは、最も要求の厳しいリニア・モーション・アプリケーション用高性能リニアモータもトータルにサポートします。アプリケーションのニーズに応じて先進の機能を提供 Ultraファミリードライブでは、アプリケーションに最適な製品を使用できます。 Ultra5000インテリジェント位置決めドライブ • 非常に高いパフォーマンスと柔軟性が要求されるアプリケーションでは、Ultra5000を使用すれば、リーズナブルな価格で最高レベルのパフォーマンスが実現します。 • Ultra5000は、高速ディジタル信号プロセッサテクノロジを採用しているほか、Cによるプログラムが可能で、最も要求の厳しいアプリケーションに対応でき、モーションプログラムを超高速で実行できます。 • ラベラ、スマートベルト、およびフライング・カットオフ・システムなどの高速アプリケーションでは、Ultra5000の柔軟性とパフォーマンスが威力を発揮します。 • Ultra5000では標準のANSI C関数ライブラリを使用するので、インテリジェント位置決めドライブでは通常使用できない、多様な数式、文字列、および配列コマンドを提供できます。 2 Ultra3000ディジタル・サーボ・ドライブ • アナログトルクと速度コマンドを生成する、 PLC, PCベース、およびスタンドアロンのモーションコントローラにはUltra3000をご利用ください。Ultra3000のディジタル速度および電流ループにより、安定性の高い優れたパフォーマンスが実現するだけでなく、Ultrawareソフトウェアで容易に設定を行なうことができます。 • 正確な速度制御が要求されるアプリケーションの場合、Ultra3000は8つのプリセット速度を利用できるので、ドライブのディジタル入力を使って複数の速度を選択できます。 • Ultra3000の柔軟なマスタ/フォロワモードにより、ドライブのディジタル入力を使って、8種類のマスタ/フォロワ比を選択できます。 Ultra3000iインデックス付きディジタル・サーボ・ドライブ • Ultra3000iドライブは、単純な位置制御が必要なアプリケーションに最適なデバイスで、外部モーションコントローラやPLCカードが不要なため低価格を実現しました。Ultra3000iのディジタル入力またはDeviceNetを使用して、64のストアドインデックスを選択できます。インデックスにより、アブソリュート位置、インクリメンタル距離、レジストレーションセンサに基づく移動が可能です。また、複数のインデックスをリンクして複雑なモーションシーケンスを生成したり、インデックスを合成して複雑なプロファイルを作成することもできます。プラットフォームへの統合やスタンドアロンで使用可能多くのアプリケーションにおいて、モーションコントロールはサイクル時間を短縮するための最も重要な要素です。オートメーションシステムの全体的なコストを低減し、より高いパフォーマンスを得るには、モーションコントロールやシーケンシャルコントロールなどの複数のコントロール機能を1つのプラットフォーム上に統合し、一ヶ所でプログラミングできるシステムが必要になります。 Ultraファミリーは、OEMマシン製造業者が、分散したスタンドアロンコンポーネントを統合化したり、多様なコンポーネントをアナログコマンド信号や直接SERCOSディジタルインターフェイスを介して、ControlLogixプラットフォームなどのマシンアーキテクチャに柔軟に統合できるよう設計されています。ControlLogixテクノロジを利用すれば、モーションコントロールとシーケンシャルコントロール機能を1つのマルチタスク・コントローラ・プラットフォームに統合できるので、システムパフォーマンスの向上、迅速なアプリケーションの開発、メンテナンスのしやすさ、システムコストの削減、システムインストールの単純化を図ることができます。 Ultra3000とControlLogix Ultra3000は、さまざまな方法でControlLogix PLC プラットフォームに組み込むことができます。最も強力な例として、1756-M08SEとUltra3000を SERCOSインターフェイスを介して統合すれば、高性能なシングル・ポイント・コミッショニング・システムが実現します。 SERCOS光ファイバーリング Ultra3000-SE ControlLogix 1756-M02AEアナログとUltra3000を使用すると、多軸アプリケーションに従来型のモーションソリューションを提供できます。アナログコマンド Ultra5000インテリジェント Ultra5000インテリジェント位置決めドライブは、高性能なモーションコントローラと1軸サーボドライブを経済的なパッケージに統合したものです。 DF1 インターフェイスディジタル入力ディジタル出力アナログ入力アナログ出力 PanelView Ultra3000 Ultra3000iインデックス・サーボ・ドライブおよびControlLogix Ultra3000iのインデックス機能を利用すれば、低価格パッケージでポイント・ツー・ポイントの位置決めが必要なアプリケーションの多くで、PLCモーションカードが不要になります。 Ultra5000 ディジタルI/O Ultra5000とDeviceNet Ultra5000とDeviceNetネットワークを組み合わせることにより、高性能なモーションコントロール機能と、広範なネットワーク通信機能を提供できます。 DeviceNet インターフェイスインデックスドライブ PanelView Ultra3000i ディジタル入力ディジタル出力アナログ入力アナログ出力 DeviceNet オプションも使用可能 Ultra5000-DN 3 Ultra5000インテリジェント・サーボ・ドライブの主な利点 ❖ モーションコントローラとドライブの統合が完全にプログラム可能であり、1軸アプリケーションに高度なモーションコントローラ機能を提供。 ❖ 軸パフォーマンスとコントロール機能を向上させる高速処理。 ❖ ドライブ、コントローラ、およびI/Oを統合したパッケージにより、システムコンポーネントおよび接続をなくし、コストを削減。 ❖ ANSI Cでモーションプログラムを作成でき、コードの高速実行、コードのコンパクト化、開発環境の標準化が可能。 Ultra5000の特徴インテリジェント位置決めドライブUltra5000の特徴は、以下の通りです。 ❖ AC100∼240V, 単相入力。 ❖ エンコーダフィードバック接続のための標準高密度D-Subコネクタ。 ❖ I/Oおよび補助フィードバック配線を容易にするプラグ接続可能なスプリングクランプ端子。 ❖ 16個の汎用ディジタル入力と8個の汎用ディジタル出力。 ❖ 2個の汎用アナログ入力と出力。 ❖ Stegmann Hiperfaceや正弦/余弦エンコーダなどのインクリメンタルで高分解能のマルチターン・アブソリュート・フィードバックをサポート。 ❖ 実証済み電源アーキテクチャの導入により、マシンの信頼性が向上。 ❖ スタンドアロンまたはコントロール・システム・トポロジへの経済的でシームレスな統合。 ❖ ❖ スタンドアロンアプリケーションには標準DF-1 インターフェイスを、監視制御通信には DeviceNet通信インターフェイスをオプションで用意。インテリジェント・フィードバック・デバイスを使用した自動モータ認識機能により、モータパラメータの設定不要。 ❖ CE準拠、UL認定済み。 Ultra5000ファミリー 0.5kWドライブ 4 1.0kWドライブ 2.0kWドライブ Ultra3000ディジタル・サーボ・モータの主な利点 ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ Ultra3000は、アレン・ブラドリーのマシンのコントロールアーキテクチャに容易に組み込むことができます。アナログ0∼10V, ステップ/方向およびマスタ追従コマンドソースに対応可能なだけでなく、Ultra3000ファミリー全体で、 SERCOSおよびDeviceNet接続をサポートしています。アプリケーションごとに最適なモータとドライブの組み合わせが可能です。Ultra3000は、リニアモータやサードパーティ製モータに加え、アレン・ブラドリーのY, LD, N, H, F, WおよびMP シリーズモータを始めとする広範なブラシレス・サーボ・モータに対応しています。 ❖ Ultra3000ではコストと部品数の削減を図ることができます。Ultra3000iの内蔵インデックス機能を使用すれば、ポイント・ツー・ポイントの位置決め移動のためのモーションコントローラや PLCカードが不要になります。 Ultra3000ドライブの機能 Ultra3000ディジタル・サーボ・ドライブの標準機能は以下の通りです。 ❖ AC100∼240V, 単相および3相入力。 ❖ 標準高密度D-Subコネクタ。 ❖ フィールドプログラムが可能なフラッシュ・メモリ・ファームウェア・ストレージ。コストと時間のかかるマシンの原点復帰サイクルをなくすために、Ultra3000はマルチターン・アブソリュート・エンコーダを内蔵しており、またオプションで電源損失時に位置を保持するための外部ロジック電源を供給します。 ❖ ステータスおよびエラーコード表示用の7セグメントLED。 ❖ 選択可能な8個の汎用入力。 ❖ 選択可能な4個の汎用出力と1個のリレー出力。 Ultrawareソフトウェアは、生産性を向上させ、システムのパフォーマンスを迅速かつ容易に最適化するために設計された、パワフルなコミッショニングおよび診断ツールです。 ❖ RS-232/RS-485通信用のシリアルポート。 ❖ 北米安全規格のCE準拠、UL認定済み Ultra3000は、アプリケーションで実証済みの設計を採用し、個別またはアーキテクチャ全体でテストすることにより、世界的レベルの信頼性を達成し、マシンの生産性を向上させます。 Ultra3000ファミリー 0.5kWドライブ 1.0kWドライブ 2.0kwドライブ 3kwドライブ (DeviceNet対応) 7.5kwドライブ (DeviceNet対応) 15kwドライブ (SERCOS対応) 5 Ultrawareソフトウェア-生産性の向上 Ultrawareを利用すると、Ultraファミリー・サーボ・ドライブを非常に容易に管理できます。Ultrawareは、オブジェクト指向のツリー構造で表示されるWindowsベースのインターフェイスです。オンラインヘルプとクイック・スタートアップ・ウィンドウにより、容易にセットアップを実行できます。また、Ultrawareは単なる設定ツールではなく、以下のような機能を備えたフィールド実証済みのパワフルな生産性向上ツールです。 • 高速チューニングおよび診断用のオンスクリーン・ディジタル・オシロスコープ。 • 迅速なデバッグおよび測定用のオンスクリーンメータおよびその他のソフトウェアツール群。 • 充実したオンラインヘルプにより必要な情報へのアクセスが容易。 • 診断ツールとセットアップツールによる簡便なシステム統合。 Ultraファミリードライブでは、エラーメッセージが不揮発性メッセージバッファに保存されるので、容易に問題を追跡できます。 Ultrawareソフトウェアは、すべてのUltraファミリーに共通なので、習得に要する時間を短縮でき、システムの統合とデバッグを簡単に行なうことができます。これにより、メンテナンスの効率化、ダウンタイムの短縮、およびすべてのドライブのライフ・サイクル・コストの節減が実現します。 6 UltrawareによるUltra5000用Cプログラミング環境 Ultra5000インテリジェント位置決めドライブのプログラムは、ANSI C形式のモーションコマンドを使用して作成されます。Ultra5000は、標準的なANSI C言語の機能と柔軟性を利用した、最初のインテリジェント位置決めドライブです。Ultra5000のプログラミング言語としてANSI Cを採用することにより、以下のような利点があります。 • 配列、文字列、数値変換、算術演算の優れた処理能力 • If-Then, While, Do-While, ForおよびSwitchなど、豊富な反復および選択構造を使用可能。 • 広く使用されている構文。 • 高速なコード処理とコンパクトなコード。 • rotay-knife, smart-beltなどのカスタム関数を容易に追加可能。 Ultra5000の設定に使用されるUltrawareソフトウェアには、Cプログラミング環境に容易にアクセスできる、フル機能のカラー構文エディタが含まれます。 Cモーションプログラムおよびエディタドライブ設定および診断制御モーション・プログラム・データベース UltrawareソフトウェアのCエディタ 7 インデックス機能を利用すると、ディジタルI/O, MMI, またはホストコマンド言語による無制限のインデックスを使用して開始させる台形移動を、最大64種類まで実行できます。インデックスを利用するメリットは、従来は電子モーション・コントロール・システムにコストがかかったアプリケーションにおいて、位置制御のパフォーマンスと柔軟性を向上できることです。インデックスドライブは、コスト削減に有効なだけでなく、通常はモーションコントローラ、ステッパコントローラ、PLCサーボおよびステッパカードによって供給されるコマンドソースが不要になるので、既存の多くのモーション・コントロール・システムを簡素化できます。インデックスドライブは、以下に示す4種類のインデックス移動をサポートします。 • インクリメンタル - 現在位置を基準に相対的に実行される距離移動。 • アブソリュート - 原点位置を基準に実行される位置移動。 • ジョグ - 入力が“H”の間実行される入力レベル感知移動。 • レジストレーション - レジストレーション・センサ・ディジタル入力を基準に相対的に実行される距離移動。 Ultra3000iインデックスドライブは、個々のインデックスプロファイルごとに次のパラメータを定義できるので、優れた柔軟性を提供できます。 • • • • • インデックスタイプ距離(位置) バッチカウント完了時の動作レジストレーション距離 Ultrawareによる Ultra3000i インデックス機能 • • • • • 速度加速減速ドウェルタイム次のインデックス移動のブレンド移動をブレンドすると、ゼロ以外の速度でインデックス移動を完了し、直ちに次の指定された移動を開始できるので、Ultra3000iの位置決め機能が拡張されます。下の図に示すように、1つのインデックスから次のインデックスに停止することなく移行することができます。速度 Ultra3000のインデックス機能-コスト削減とソリューションの簡素化インデックス1 インデックス2 位置この機能はさまざまな方法で活用できますが、上の図に示すように、インデックス1を指定したポイントに高速で移動してから、直ちにインデックス2 とブレンドし、より低い速度を使って希望の位置に移動する方法などが考えられます。これにより、サイクル時間を無駄にすることなく、徐々に位置を移動できます。アプリケーションによっては、位置決めにレジストレーションマークを使用する必要があります。この場合、レジストレーションマークが予測されるゼロまでインデックスを移動してから、直ちに位置決めのためにそのマークを使用する2番目のインデックス移動とブレンドすることにより、正確な位置レジストレーションが可能になります。インデックスのブレンドは、Ultrawareで容易に設定できます。原点復帰ルーチン Ultra3000iでは、ユーザ定義の原点復帰ルーチンによって、他のデバイスを使用せずに軸を原点復帰することができます。Ultrawareを使用して、モーションアプリケーションの条件に応じて以下の原点復帰ルーチンのいずれかを選択できます。 • 原点 - センサ - マーカ • 原点 - センサ • 原点 - 現在値 - マーカ • 原点 - マーカ • 原点 - 現在値 Ultrawareによる Ultra3000iの原点復帰 8 MPシリーズ - 新登場の低イナーシャ・ブラシレス・サーボ・モータ (アブソリュートフィードバック機能付き) MPシリーズは、非常に高いトルクを提供する一方で、モータサイズを縮小するために新たに開発されたデバイスです。さまざまな電子部品構成が使用できるだけでなく、分割コアステータ設計、熱管理の改善により、最適なモータを作成できます。モータのコネクタを容易に反転できるほか、アブソリュードおよび高分解能を含むいくつかのフィードバックオプションにより、MPシリーズモータの用途と機能が拡大されます。MPシリーズは、現在3種類のフレームサイズが用意されていますが、その他のフレームサイズにも対応する予定です。MPシリーズモータの連続トルク能力は0.79∼10.20Nm (7∼90Ib-in), 速度は最高5000rpmに達します。 MPシリーズモータの帰還オプションには、高精度な位置フィードバック用に1回転当たりご8,000カウントを供給する、2,000ラインの高性能エンコーダもあります。 Hシリーズ - 低イナーシャ・ブラシレス・サーボ・モータ Hシリーズモータは、低いイナーシャと高い加速度を提供します。Hシリーズは5 種類のフレームサイズを取り揃え、連続トルク能力0.5∼50Nm (5∼450lb-in), 速度は最高6000rpmに達します。Hシリーズモータは光学式2000ラインのインクリメンタルエンコーダを採用していますが、5000ラインのオプションもあり、Ultra ファミリーと併せて優れた低速性能を発揮します。 Fシリーズ - 中イナーシャ・ブラシレス・サーボ・モータ Fシリーズモータは機械的にHシリーズと相互交換が可能ですが、フェライトマグネットの採用によりHシリーズファミリーのおよそ4倍の大きなイナーシャを発揮するので、大きな負荷イナーシャと一致します。Fシリーズは2種類のフレームサイズを取り揃え、連続トルク能力3.5∼28Nm (31∼245lb-in), 速度は最高4000rpm に達します。Fシリーズモータは光学式2000ラインのインクリメンタルエンコーダを採用していますが、5000ラインのオプションもあり、Ultraファミリーと併せて優れた低速性能を発揮します。 Yシリーズ - 小型低イナーシャ・ブラシレス・サーボ・モータ Yシリーズモータは、115Vまたは230Vのどちらかの巻線を選ぶことができ、高エネルギーのネオジムマグネットを採用して、高速加速に適した低いイナーシャを発揮します。Yシリーズは一般的なメートル法による3種類のフレームサイズを取り揃え、連続トルク能力0.17∼2.5Nm (1.5∼22lb-in), 速度は最高4500rpmに達します。サイズに対するトルクの比率が優れているので、Ultraファミリードライブと強力な組み合わせを構成します。 Nシリーズ - NEMA型のブラシレス・サーボ・モータ Nシリーズモータは、サイズに対するトルク比の優れた高エネルギー・リング・マグネット・ロータ構造を採用しています。Nシリーズは一般的なNEMA型による 4種類のフレームサイズを取り揃え、Ultraファミリードライブと共に使用してステッパシステムの高性能な代替となります。連続トルク能力0.18∼5.0Nm (1.6∼ 47lb-in), 速度は最高7000rpmに達します。ケーブルとアクセサリモーション・コントロール・システムでは、各コンポーネントの相互接続と統合が単純で分かりやすいために、動作効率が向上し、起動時間が短縮されます。標準ケーブルと、Ultraファミリー専用のアクセサリを使用すれば、問題の発生を最小限に抑えることができ、効率的な動作、ダウンタイムの短縮、および迅速なトラブルシューティングが可能になります。Ultraファミリーアクセサリは、適切な接続、長い耐用期間、および優れたパフォーマンスを保証します。 9 Ultra5000インテリジェント位置決めドライブの仕様全般ピーク出力電流(A) 連続出力電流(A) 連続出力電力(kW) 内部連続シャント電力内部ピークシャント電力連続シャント電力(外部キット付き) 外部ピークシャント電力入力連続入力電流入力電圧入力周波数 2098-IPD-010 2098-IPD-010-DN 15 5 1 適用しない適用しない 300 W 4 kW 2098-IPD-020 2098-IPD-020-DN 30 10 2 適用しない適用しない 300 W 4 kW 5 9 AC100∼240V単相 47∼63Hz 18 ユーザプログラミング言語プログラミング環境オペレーティングシステムユーザ・プログラム・メモリ容量ユーザ・プログラム・メモリ保存メディア不揮発性メモリ容量不揮発性メモリ保存メディアコンパイル済みANSI C(モーション・コマンド・ライブラリを含む) Ultrawareソフトウェアで統合されたフル機能のカラー構文エディタとCコンパイラリアルタイムマルチタスク、即時アップグレード可能 512KB フラッシュメモリ、100,000書込みサイクル 32KB (約8000の不揮発性ユーザ変数) nvSRAM(高速SRAM/EEPROM) コントローラプロセッサクロック速度整流電流ループ速度ループ位置ループ位置範囲速度範囲加速度範囲電子ギヤ Texas Instruments IMS320C32 32ビット浮動小数点ディジタル信号プロセッサ 60MHz 相正弦波スペースベクトル変調PWM ディジタルPl-125μsec更新速度ディジタルPI-250μsec更新速度ディジタルPI-500μsec更新速度 32ビット符号付き 32ビット浮動小数点 32ビット浮動小数点 64ビット符号付き入出力汎用ディジタル入力入力/出力-シンク/ソース選択汎用アナログ入力汎用アナログ出力 16個の光学絶縁12-24 V入力ソフトウェアで選択可能(アクティブ“H”, 電流シンクまたはアクティブ“L”, 電流ソース) 7個の光学絶縁12-24V出力-最大50mA 1個の通常開リレー - 最大電圧30V DC, 最大電流1A 100μsec <1μsec (入力1と2) <1μsec (入力1, 入力2, モータ・エンコーダ・インデックス、補助エンコーダインデックス) 2個の12ビット・アナログ-ディジタル・コンバータ(±10V, シングルエンド) 2個の12ビット・ディジタル-アナログ・コンバータ(±10V, ±2mA, シングルエンド) 通信シリアルネットワーク 2個の独立したRS-232/RS-422/RS-485ポート、1200∼38,400bps 標準DF-1ポイント・ツー・ポイント、オプションでDeviceNet 汎用ディジタル出力汎用リレー出力汎用I/O応答高速入力応答位置キャプチャ応答モータフィードバック入力モード最大入力周波数整流起動インデックスによるインクリメンタル、正弦/余弦高分解能アブソリュート(シングルおよびマルチターン) 2.5MHz (エンコーダライン)、100万以上のカウント/回転(高分解能) Hallセンサ補助フィードバック動作入力モード入力の種類最大入力周波数補助フィードバック入力 A quad B ラインレシーバ 2.5MHz (エンコーダライン) モーション加速度の種類補助エンコーダ・フォロワ・モード電子カム直線、Sカーブ(指数関数曲線) 双方向、一方向、バッファ(Ratchetモード) ユーザ生成のポイント・ペア・テーブル、多項式挿入ポイントペアコネクタディジタルI/OコネクタCN1A 補助フィードバック/アナログI/Oコネクタ CN1B モータ・フィードバック・コネクタCN2 シリアル・ポート・コネクタCN3Aおよび CN3B メインAC, モータ電源、DCバスコネクタ環境保存温度動作温度湿度高度振動衝撃重量 10 2098-IPD-005 2098-IPD-005-DN 7.5 2.5 0.5 適用しない適用しない 300 W 4 kW 28個のプラグ接続可能なスプリングクランプ端子台 14個のプラグ接続可能なスプリングクランプ端子台 15個の高密度メス型D-Subコネクタ 9個のメス型D-Subコネクタ 9個のスクリュー端子台 -40∼70ﾟC(-40∼158ﾟF) 0∼55ﾟC(32∼131ﾟF) 5∼90%(結露なきこと) 1500m/5000フィート(1500mを超えると300mごとに3%ディレーティング) 2gのときに10∼2000Hz 15g 11msec正弦波の半周期 2098-IPD-005 2098-IPD-005-DN 2098-IPD-010 2098-IPD-010-DN 2098-IPD-020 2098-IPD-020-DN 3.9lbs(1.77kg) 4.7lbs(2.11kg) 4.55lbs(2.07kg) 5.3lbs(2.41kg) 4.51lbs(2.05kg) 5.3lbs(2.39kg) Ultra3000およびUltra3000iディジタル・サーボ・ドライブ仕様電気的特性 2098-DSD-005 2098-DSD-005X ピーク出力電流(A) 連続出力電流(A) 連続出力電力(kW) 内部連続シャント電力内部ピークシャント電力連続シャント電力(外部キット付き) 外部ピークシャント電力 7.5 2.5 0.5 適用しない適用しない 300W 4 kW 入力連続入力電流(A RMS) 入力電圧入力周波数動作モードとコマンドソースアナログ速度/電流モードプリセット速度、電流、およびフォロワ比ステップと方向、ステップアップ/ステップダウンマスタエンコーダ追従ディジタル・シリアル・コマンドインデックス位置決めの種類原点復帰ルーチン入出力汎用ディジタル入力汎用入力選択 2098-DSD-010 2098-DSD-010X 2098-DSD-020 2098-DSD-020X 15 5 1 適用しない適用しない 300W 4 kW 30 10 2 適用しない適用しない 300W 4 kW 2098-DSD-030 2098-DSD-075 2098-DSD-150 30/75/150 15/35/65 3/7.5/15 50/180 4.5/10/18 2.4/4/8 6/10/19 5 9 18 28/30/46 AC100∼240V単相(-075および-150では3相)、ディジタルI/OにはDC12∼24Vが必要オプションでDC5Vの外部ロジック電源 47∼63Hz Ultra3000 ±10V入力ディジタル入力またはシリアルコマンド、電子ギヤによって選択される8個のバイナリ設定値最大周波数2.5MHz, ディファレンシャルまたはシングルエンド入力最大ライン周波数2.5MHz, ディファレンシャルまたはシングルエンド入力シリアルポート経由、7ビットASCIIプロトコル Ultra3000i 64個の設定可能なインデックス、ディジタル入力またはシリアルコマンドで選択可能ゼロ以外の速度での移動ブレンド、ジョグ、ディジタル入力、またはシリアルコマンドによるインデックスの停止アブソリュート、インクリメンタル、レジストレーション、ジョグ原点-センサ、原点-マーカ、原点-センサ/マーカ、または原点-現在値汎用リレー出力レジストレーション入力キャプチャ応答アナログコマンド入力汎用アナログ出力 8個の光学絶縁12∼24V入力、アクティブ“H”入力-1つまたは複数の選択に割当て可能ドライブ有効、シリアル通信無効、インデックスの停止、インデックスの中止、原点復帰の停止、原点復帰の中止、プリセット選択、プリセット位置指定、インテグレータ禁止、フォロワ有効、順方向有効、逆方向有効、動作モードの上書き、位置ストローブ、原点センサ、インデックスの開始、原点の定義、レジストレーションセンサ、コマンドオフセットの除去、原点復帰の開始、フォルトリセット 4個の光学絶縁12∼24V出力、最大50mA 位置到達、位置ウィンドウ内、ゼロ速度、速度ウィンドウ内、最大有効ドライブ速度、 DCバスチャージ、レディ、移動中、ドウェル中、トラッキング、シーケンスの終り、電流制限、レジストレーション、原点位置、原点復帰した軸、起動、通信終了、ブレーキフォルト無効、フォルト減速/無効、フォルト無視、フォルト表示、オーバトラベル超過 1個の通常開(NO)リレー、最大電圧DC30V, 最大電流1A <100μsec 1個の14ビット・アナログ・ディジタル・コンバータ(±10V, ディファレンシャル) 1個の8ビット・ディジタル・アナログ・コンバータ(±10V, ±2mA, シングルエンド) 通信シリアルネットワーク 1個のRS-232/RS-422/RS-485ポート、1200∼57,600bps DeviceNet, SERCOS 制御ループモード種類 PWM 速度ループ帯域幅電流、速度、位置制御すべてのループがディジタル 8 kHz, スペースベクトル変調 300Hz 汎用ディジタル出力汎用出力選択モータフィードバック入力モード最大入力周波数整流起動インデックスによるインクリメンタル、正弦/余弦高分解能アブソリュート(シングルおよびマルチターン) 2.5MHz (エンコーダライン)、100万以上のカウント/回転(高分解能) Hallセンサ補助フィードバック動作入力モード入力の種類最大入力周波数補助位置ループフィードバック入力 A quad B ラインレシーバ 2.5MHz(エンコーダライン) コネクタコントロールコネクタCN1 モータ・フィードバック・コネクタCN2 シリアル・ポート・コネクタCN3 メインAC, モータ電源、DCバスコネクタ 44個の高密度メス型D-Subコネクタ 15個の高密度型D-Subコネクタ 9個のメス型D-Subコネクタ 9個のスクリュー端子台環境保存温度動作温度湿度高度振動衝撃重量 40∼70ﾟC(-40∼158ﾟF) 0∼55ﾟC(32∼131ﾟF) 5∼90%(結露なきこと) 1500m/5000フィート(1500mを超えると300mごとに3%ディレーティング) 2gのときに10∼2000Hz 15g 11msec正弦波の半周期 2098-DSD-005 2098-DSD-010 2098-DSD-020 2098-DSD-030 2098-DSD-005X 2098-DSD-010X 2098-DSD-020X 2098-DSD-075 2098-DSD-150 3.7 lbs (1.68 kg) 4.47 lbs (2.03 kg) 4.41 lbs (2.0 kg) (-030) 13.64 lbs (6.19 kg) (-075) 20.64 lbs (9.36 kg) (-150) 13.64 lbs (6.19 kg) 11 ロックウェル・オートメーションは、革新的なテクノロジの開発だけでなく、オートメーション・ソリューション・プロバイダとしての専門技術と世界に広がる販売網によって、常に業界をリードしてきました。ロックウェル・オートメーションは、世界的規模でカスタマサポートを提供いたします。さらに、関連部門とのパートナーシップにより、お客様のニーズに応じて、オートメーションのあらゆる分野のエキスパートスタッフが対応します。Ultraファミリーは、Complete Automation TMの一部として、優れた耐用期間と卓越したパフォーマンスを実現するために設計された、高い信頼性を誇る世界的レベルのモーションコントロール製品です。スタンドアロンのコントロールだけでなく、ControlLogixによる柔軟なプラットフォームの統合も可能です。この柔軟性により、単純なデバイスから最高水準の情報システムまで、ニーズに合わせて最も効率的なデータフローを実現できます。Complete Automationを活用して、生産性を向上させ、全体的なコストを削減することも可能です。 TM 世界的レベルのモーションコントロールとグローバルなサポートロックウェル・オートメーションでは、Ultraファミリーを始めとするモーションコントロール製品を快適にご利用いただくために、セールスエンジニア、サービスエンジニア、および認定システムインテグレータの世界的ネットワークを展開しています。また、モーション・コントロール・ソリューションの実装を支援する広範なサポートサービスも提供しています。ロックウェル・オートメーションのモーション・ソリューション・マネージャは、モーションコント Publication 2098-BROO1B-JA-P — June 2001 Supersedes Publication 2098-BROO1A-EN-P — August 2000 ロール、CNC, およびサーボ・ドライブ・テクノロジのスペシャリストであり、お客様のアプリケーションの条件を評価し、最適なソリューションの実現を支援します。ロックウェル・オートメーションのグローバル・マニュファクチャリング・ソリューションは、アプリケーション・エンジニアリング・サービス、システムのスタートアップ、トレーニング、フィールドサポート、および製品の運用サポートを提供します。また、緊急時のサポート用として、24時間対応フリーダイヤルの評価およびサービス専用回線も用意しております。さらに、認定モーション・コントロール・システム・インテグレータの世界的ネットワークにより、新規、改造、または再構築などの条件に応じて、トータルな統合サービスを提供しています。 Ultraファミリーまたはサポートサービスに関する詳細は、当社にお問い合わせいただくか、当社の Webサイトwww.ab.com/motionをご覧ください。 © 2001 Rockwell International Corporation. All rights reserved. Printed in USA.