公募要領(PDF形式:226KB) - 資源エネルギー庁

平成29年度「省エネルギー設備投資に係る利子補給金助成事業費補助金」に係
る金融機関の公募要領
平成29年3月7日
経済産業省 資源エネルギー庁
省エネルギー課
・本公募は、平成29年度「省エネルギー設備投資促進に係る利子補給金助成
事業費補助金」において事業者に対して利子補給金の対象となる融資を行う
指定金融機関を公募するものです。
平成28年度「エネルギー使用特定設備等導入促進事業費補助金」の指定金
融機関(34行)も本公募による指定が必要です。
・省エネ設備導入を行う事業者を公募するものではありませんので、ご注意く
ださい。
・本補助金の実施スケジュール等の情報については、随時、資源エネルギー庁
ホームページにてお知らせ致します。
平成29年度「省エネルギー設備投資に係る利子補給金助成事業費補助金」に係る金融機
関を公募します。
1.事業の目的
産業分野においては、これまで、省エネルギー設備投資の推進、エネルギー管理の適正
化等により、世界的にも高い省エネルギー水準を達成しているところですが、産業部門の
エネルギー消費の全体に占める割合は依然として最大となっています。また、業務部門に
おけるエネルギー消費は近年増加しています。「長期エネルギー需給見通し」における2
030年度までに5,030万kl程度の省エネの実現のためには、こうした分野におい
て国を挙げてのエネルギー管理の強化、省エネルギーに資する技術、設備の導入等による
徹底的な省エネルギーの実施が必要となっています。
本事業では、省エネルギー設備の導入にあたり受けた融資に対して利子補給を行うこと
により、貸付金利を実質低利とし、省エネ設備の導入を促進することにより、2030年
度省エネ目標の達成に寄与することを目的とします。
2.事業・公募内容
本事業は、新設事業所や既設事業所における省エネ設備の新設・増設を促進するため、
金融機関から融資を受ける事業者に対し利子補給を行う事業です。
本公募では、民間事業者に対し、省エネルギー設備投資に係る利子補給金助成事業費補
助金による利子補給金の交付の対象となる融資を行う指定金融機関を公募致します。指定
金融機関は、本事業に関わる利子補給対象事業者の申請手続き等を行うものとします。事
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業の概要及び指定金融機関の詳細については、別紙1をご参照下さい。
<実施スキーム>
経済産業省
①公募・採択
①公募・指定
民間団体等
(金融機関)
民間団体等
(執行団体)
②申請
④融資
⑤返済
③採択
(利子補給)
民間企業等
(全業種)
※本公募の対象
3.評価項目・応募に必要な書類
(1)評価項目
次の①~③までの評価項目を満たすことのできる金融機関※を指定します。
①日本国内に拠点を有している金融機関であって、事業を円滑に遂行するために必要
な経営基盤を有し、かつ、本事業に係る業務を適正かつ確実に行える体制を有して
いること。(特に、新規融資予定案件の導入予定設備の内容及び省エネ効果の確認
ができる体制を構築していること。)
②省エネ設備投資に関する支援を行う窓口を広く公開し、企業の省エネ取組に対して
積極的な支援を行うための体制構築や他の省エネ支援制度との連携を行うことがで
きること。
③経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領(平成1
5・01・29会課第1号)別表第一及び第二の各号第一欄に掲げる措置要件のい
ずれにも該当しないこと。
※「金融機関」とは、沖縄振興開発金融公庫及び次に掲げるものをいいます。
銀行、信用金庫、労働金庫、信用協同組合、農業協同組合、漁業協同組合、農林中
央金庫、株式会社商工組合中央金庫、株式会社日本政策投資銀行、生命保険会社又
は外国生命保険会社等
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(2)応募に必要な書類
以下の資料を公募期間内に下記提出先まで持参又は郵送にて提出してください。
①平成29年度省エネルギー設備投資に係る利子補給金助成事業費補助金金融機関
指定申請書(指定様式)
<記載内容>
・基本情報(金融機関名、法人番号、本社所在地、拠点数、資本金又は出資金等の
額、貸出金残高、取引先数、自己資本比率、本事業についての担当窓口)
・事業実施体制(事業全体の管理、事業者からの申請受付~与信審査、対象要件該
当性の確認、交付申請書の作成~提出、資金使途確認、実績報告書の作成~利子
補給金請求、執行団体又は国等からの調査への対応)(体制図やフロー図(様式
自由)を用いて説明すること。)
・企業の省エネ取組に対する支援体制・方法、他の支援制度との連携方法
・本事業に関する窓口の掲載情報(金融機関名、担当部署、担当者、連絡先、備考)
※ここで記載された情報は執行団体HP等での公開を行います。
・過去の省エネ設備導入に対する融資実績(平成26年度~平成28年度)
・平成29年度本事業に該当する省エネ設備導入に対する融資計画
②事業の実施体制に含まれる部署を含む金融機関の組織図(自由様式)
③直近の決算報告書(有価証券報告書等)
※直近の事業年度の決算状況が確認出来る書類を提出してください。
※有価証券報告書での提出の場合は、表紙、貸借対照表及び損益計算書の写し(い
ずれも金融機関単体分のみ)を提出してください。
④省エネ効果を検証する機関の概要が分かる資料(※省エネ効果の確認について外
部委託する場合)(自由様式)
※応募書類は2部(正1部、副1部)提出してください。
※応募書類や追加資料は、審査の際にのみ使用します。なお、提出いただいた書類等は返
却いたしませんのでご留意ください。機密保持には十分配慮いたしますが、指定された
場合には、
「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」
(平成11年5月14日法律
第42号)に基づき、不開示情報(個人情報、法人の正当な利益を害する情報等)を除
いて、情報公開の対象となりますのでご了承ください。
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5.応募受付期間
平成29年3月7日(火)~ 平成29年3月28日(火)11:00まで(郵送の場合は
必着)
6.審査・指定
審査は、評価項目を満たしているかどうか、原則として応募書類に基づいて行いますが、
必要に応じて追加資料の提出を求めるほか、ヒアリングを実施する場合があります。
また、指定された金融機関については、後日、資源エネルギー庁ホームページで公表す
ることとします。
7.その他
本補助金は、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律及び本補助金交付要綱等
の関係法令等に基づき実施します。
8.提出先及び問い合わせ先
〒100-8931 東京都千代田区霞が関一丁目3番1号
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 省エネルギー課
担当:佐竹、浅見
TEL:03-3501-9726
FAX:03-3501-8396
※郵送の場合は、封書の宛名面に「平成29年度指定金融機関 応募書類」と明記してく
ださい。
以上
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(別紙1)
事業の概要及び指定金融機関の詳細について(予定)
(1)利子補給対象事業者
日本国内において事業活動を営んでおり、利子補給対象事業を実施する民間事業者。
(2)利子補給対象事業
①新設事業所や既設事業所における省エネ設備の新設・増設を行う事業。なお、トップラ
ンナー制度対象機器を導入する場合は、当該導入機器の基準エネルギー消費効率を満た
す設備であること。
②上記事業を実施する事業者に対して資金を供給する事業。
(3)利子補給対象事業の対象経費
設計費、設備費、工事費、諸経費の一部
(4)利子補給対象融資期間
最長10年間
(5)利子補給率
利子補給金の額を算出するために利子補給対象融資の残高に乗ずる利子補給率は以下
のとおりとする。
融資利率の範囲
利子補給率
0.011(1.1%) ≦ 融資利率
利子補給率 ≦ 0.01(1%)
0.001(0.1%) ≦ 融資利率 < 0.011(1.1%)
利子補給率 ≦ 融資利率 - 0.001(0.1%)
融資利率 < 0.001(0.1%)
利子補給率 = 0
(6)利子補給金の額の算定方法
利子補給金の額は、次に掲げる算式をもって、単位期間ごとに計算した額を上限とし、
予算の範囲内において定めるものとする。
【算式】
B
利子補給金の額=A×
×X
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A:利子補給対象融資の単位期間における融資残高
B:利子補給対象融資の単位期間における融資残高の存する日数
X:利子補給率
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(7)指定金融機関の詳細
①事業実施体制の構築
【具体的な実施内容】
・事業全体の管理
・事業者からの申請受付~与信審査
・対象要件該当性の確認
・交付申請書の作成~提出
・資金使途確認
・実績報告書の作成~利子補給金請求
・執行団体又は国等からの調査への対応
②企業の省エネ取組に対する支援体制・方法、他の省エネ支援制度との連携
【具体的な実施内容】
・企業に対する、相談体制(支援制度の紹介、省エネ設備投資に関する適切なアドバイ
ス等)の構築。
・省エネ支援制度のPRやセミナー等の開催による、中小企業の省エネ設備投資の掘り
起こし。
・省エネ設備投資に関する支援を行う窓口を広く公開するとともに、他の省エネ支援制
度との連携を行う。
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