補助事業 - 資源エネルギー庁

平成29年度「低炭素技術を輸出するための人材育成支援事業費補助金(最新火力発電技術
の海外展開のための人材育成事業に係るもの)
」に係る補助事業者募集要領
平成29年2月20日
経済産業省
資源エネルギー庁
資源・燃料部石炭課
経済産業省では、平成29年度「低炭素技術を輸出するための人材育成支援事業費補助金
(最新火力発電技術の海外展開のための人材育成事業に係るもの)
」を実施する補助事業者を、
以下の要領で広く募集します。応募に際しては、交付要綱も併せてご確認ください。
※本事業は、平成29年度予算に係る事業であることから、予算の成立以前においては、採
択予定者の決定となり、平成29年度予算の成立等をもって採択者とすることとします。
1.事業の目的
この補助金は、海外でその国や地域における最新の火力発電技術の導入を検討してい
る国に対し、我が国の有する最新火力発電技術の運転等に係る招へい研修や我が国の専
門家を相手国へ派遣して研修等を行う事業(以下「補助事業」という。
)に要する経費を
補助することにより、海外で最新の火力発電技術の導入を促進し、温室効果ガスの削減
に貢献することを目的とします。
2.事業スキーム
経 済 産 業 省
(申請)↑
↓(補助)
補助率:定額(10/10)
民 間 団 体 等(補助事業者)
3.事業内容
(1)専門家派遣事業
海外でその国や地域における最新の火力発電技術の導入を検討している国に、我が
国の当該技術に係る専門家を派遣し、当該国の政府等関係者(政府機関、電力会社等)
の実務者に対し、当該技術や運転管理技術に係る技術セミナーや研修等を実施します。
(2)招へい研修事業
海外でその国や地域における最新の火力発電技術の導入を検討している国の政府等
関係者(政府機関、電力会社等)の実務者等を我が国へ招へいし、我が国の当該技術
インフラがあるサイト等において運転管理技術等に係る研修を行います。
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4.事業実施期間
交付決定日~平成30年3月30日
5.応募資格
応募資格:次の要件を満たす民間団体等とします。
※コンソーシアム形式による申請の場合は、幹事者を決めていただくとともに、幹事
者が事業提案書を提出して下さい。
(ただし、幹事者が業務の全てを他の者に再委託
することはできません。
)
①日本に拠点を有していること。
②本事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること。
③本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について十分
な管理能力を有していること。
④経済産業省からの補助金交付等停止措置又は指名停止措置が講じられている者では
ないこと。
6.補助金交付の要件
(1)採択予定件数:1件
(2)補助率・補助額
定額補助(10/10)とし、49,269千円を上限とします。なお、最終的な実
施内容、交付決定額については、経済産業省と調整した上で決定することとします。
(3)支払時期
補助金の支払いは、原則として、事業終了後の精算払となります。
※事業終了前の支払い(概算払)が認められる場合は制限されていますのでご注意く
ださい。
(4)支払額の確定方法
事業終了後、事業者より提出いただく実績報告書に基づき原則として現地調査を行い、
支払額を確定します。
支払額は、補助対象経費のうち交付決定額の範囲内であって実際に支出を要したと認
められる費用の合計となります。このため、全ての支出には、その収支を明らかにした
帳簿類及び領収書等の証拠書類が必要となります。また、支出額及び内容についても厳
格に審査し、これを満たさない経費については、支払額の対象外となる可能性もありま
す。
7.応募手続き
(1)募集期間
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募集開始日:平成29年2月20日(月)
締切日:平成29年3月15日(水)12時必着
(2)説明会の開催
開催日時:平成29年2月27日(月)13時30分~14時30分
場所:経済産業省
別館
5階
面談室1
説明会への参加を希望する方は、12.問い合わせ先へ2月24日(金)12時ま
でにご連絡ください。
連絡の際は、メールの件名(題名)を必ず「平成29年度低炭素技術を輸出するた
めの人材育成支援事業費補助金(最新火力発電技術の海外展開のための人材育成事業
に係るもの)説明会出席登録」とし、本文に「所属組織名」
「出席者の氏名(ふりがな)」
「所属(部署名)」
「電話番号」
「FAX番号」
「E-mail アドレス」を明記願います。
なお、会場の都合により、説明会への出席につきましては、応募単位毎に2名まで
でお願い致します。
(複数組織での共同応募を予定されている場合は共同で応募される
複数組織を一応募単位とし、その中から2名までの出席でお願い致します。
)説明会の
会場につきましてはご登録頂きました、「E-mail アドレス」までご連絡致します。ま
た、出席者多数の場合は説明会を複数回に分け、時間を調整させて頂くことがありま
すので、予めご了承下さい。
(3)応募書類
① 以下の書類を一つの封筒に入れてください。封筒の宛名面には、「平成29年度「低
炭素技術を輸出するための人材育成支援事業費補助金(最新火力発電技術の海外展開
のための人材育成事業に係るもの)
」申請書」と記載してください。
・申請書(様式1)<1部>
・提案書(様式2)<5部>
・会社概要票及び直近の過去3年分の財務諸表<1部>
② 提出された応募書類は本事業の採択に関する審査以外の目的には使用しません。
なお、応募書類は返却しません。機密保持には十分配慮いたしますが、採択された場
合には、「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」(平成11年5月14日法律
第42号)に基づき、不開示情報(個人情報、法人の正当な利益を害する情報等)を
除いて、情報公開の対象となりますのでご了承ください。
③ 応募書類等の作成費は経費に含まれません。また、選定の正否を問わず、提案書の作
成費用は支給されません。
④ 提案書に記載する内容については、今後の事業実施の基本方針となりますので、予算
額内で実現が確約されることのみ表明してください。なお、採択後であっても、申請
者の都合により記載された内容に大幅な変更があった場合には、不採択となることが
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あります。
(4)応募書類の提出先
応募書類は郵送・宅配便等により以下に提出してください。
〒100-8931
経済産業省
東京都千代田区霞が関1-3-1
資源エネルギー庁
資源・燃料部
石炭課
平成29年度「低炭素技術を輸出するための人材育成支援事業費補助金(最新火力
発電技術の海外展開のための人材育成事業に係るもの)
」担当あて
※ FAX及び電子メールによる提出は受け付ません。資料に不備がある場合は、審査
対象とならない場合がありますので、記入要領等を熟読の上、注意して記入してく
ださい。
※ 締切を過ぎての提出は受け付けられません。郵送等の場合、配達の都合で締切時刻
までに届かない場合もありますので、期限に余裕をもって送付ください。
8.審査・採択について
(1)審査方法
審査は原則として応募書類に基づいて行いますが、必要に応じてヒアリング及び現
地調査を実施するほか、追加資料の提出を求めることがあります。
(2)審査基準
以下の審査基準に基づいて総合的な評価を行います。ただし、審査基準①を満たし
ていない事業については、他項目の評価にかかわらず採択いたしません。
① 5.の応募資格を満たしているか。
② 提案内容が交付の対象となりうるか。
③ 提案内容が本事業の目的に合致しているか。
④ 事業の実施方法、実施スケジュールが現実的か。
⑤ 事業を遂行するための資力、資金調達能力を有しているか。
⑥ 事業の実施方法等について、本事業の成果を高めるための効果的な工夫が見ら
れるか。
⑦ 本事業を遂行するための専門性及び関連分野に関する知見を有しているか。
⑧ 本事業を円滑に遂行するために、事業規模等に適した実施体制をとっているか。
⑨ コストパフォーマンスが優れているか。また、必要となる経費・費目を過不足
無く考慮し、適正な積算が行われているか。
(3)採択結果の決定及び通知について
採択された申請者については、経済産業省のホームページで公表するとともに、当
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該申請者に対しその旨を通知します。
9.交付決定について
採択された申請者が、経済産業省に補助金交付申請書を提出し、それに対して経済産
業省が交付決定通知書を申請者に送付し、その後、事業開始となります。なお、採択決
定後から交付決定までの間に、経済産業省との協議を経て、事業内容・構成、事業規模、
金額などに変更が生じる可能性があります。また、交付条件が合致しない場合には、交
付決定ができない場合もありますのでご了承ください。
なお、交付決定後、補助事業者に対し、事業実施に必要な情報等を提供することがあ
りますが、情報の内容によっては、守秘義務の遵守をお願いすることがあります。
10.補助対象経費の計上
(1)補助対象経費の区分
本事業の対象とする経費は、事業の遂行に直接必要な経費及び事業成果の取りまとめ
に必要な経費であり、具体的には以下のとおりです。
経費項目
Ⅰ.人件費
内容
事業に直接従事する者の直接作業時間に対する人件費
Ⅱ.業務費
旅費・交通費
事業を行うために必要な国内出張及び海外出張に係る経費
外注費
補助事業者が直接実施することができないもの又は適当でない
ものについて、他の事業者に外注するために必要な経費(調査
等)
通信運搬費
事業を行うために必要な郵便代、運送代等
謝金
事業を行うために必要な謝金(外部専門家等に対する謝金等)
会議費
事業を行うために必要な会議、講演会、シンポジウム等に要す
る経費(会場借料、機材借料及び茶菓料(お茶代)等)
通訳・翻訳費
事業を行うために必要な通訳費、翻訳費
消耗品費
事業を行うために必要な物品の購入に要する経費(ただし当該
事業に使用される量が明確に確認できるものに限る)
資料購入費
事業を行うために必要な資料購入費
印刷製本費
事業で使用するパンフレット・リーフレット等の印刷製本に関
する経費
その他の経費
事業を行うために必要な経費であって、他のいずれの区分にも
属さないもの。原則として、当該事業のために使用されること
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が特定・確認できるもの。
(2)直接経費として計上できない経費
・建物等施設に関する経費
・事業内容に照らして当然備えているべき機器・備品等(机、椅子、書棚等の什器類、事
務機器等)
・事業実施中に発生した事故・災害の処理のための経費(ただし、補助事業者に帰責性の
ない事由に基づき生じたキャンセル料等は直接経費として計上できる場合がありますの
で、担当者に御相談ください。
)
・その他事業に関係ない経費
(3)補助対象経費からの消費税額の除外について
補助金額に消費税及び地方消費税額(以下、消費税等という。)が含まれている場合、
交付要綱に基づき、消費税額及び地方消費税額の確定に伴う報告書を求めることになり
ます。
これは、補助事業者が消費税等の確定申告時に、仕入控除とした消費税等額のうち補
助金充当額について報告をさせ返還を命じることにより、補助事業者に仕入控除とした
消費税等額のうち補助金充当額が滞留することを防止するため規定されています。
しかしながら、上記の報告書は、補助金精算後におこなった確定申告に基づく報告と
なり、失念等による報告漏れが散見されることや、補助事業者における煩雑な事務手続
回避の観点から、以下のとおり取り扱うものとします。
交付申請書の補助金申請額算定段階において、消費税等は補助対象経費から除外して
補助金額を算定し、交付申請書を提出してください。
ただし、以下に掲げる補助事業者にあっては、補助事業の遂行に支障を来すおそれが
あるため、消費税等を補助対象経費に含めて補助金額を算定できるものとします。
①消費税法における納税義務者とならない補助事業者
②免税事業者である補助事業者
③簡易課税事業者である補助事業者
④国若しくは地方公共団体(特別会計を設けて事業を行う場合に限る。)、消費税法別
表第 3 に掲げる法人の補助事業者
⑤国又は地方公共団体の一般会計である補助事業者
⑥課税事業者のうち課税売上割合が低い等の理由から、消費税仕入控除税額確定後の
返還を選択する補助事業者
11.その他
(1) 交付決定日以前に発生した経費(発注含む。)は補助対象にはなりません。
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(2) 物品の入手、費用の発生に係る売買、請負その他の契約をする場合は、経済性の観点
から、原則、一般の競争等に付してください。
(3) 補助事業者は、交付決定を受けた後、補助事業の経費の配分若しくは内容を変更しよ
うとする場合又は補助事業を中止若しくは廃止しようとする場合は、事前に承認を得な
ければなりません。
(4) 補助事業者は、経済産業大臣が補助事業の進ちょく状況の報告を求めた場合、速やか
に報告しなければなりません。
(5) 補助事業者は、補助事業が完了(廃止の承認を受けた場合を含む。)したときは、そ
の日から起算して30日を経過した日又は翌年度の4月10日のいずれか早い日まで
に実績報告書を経済産業大臣に提出しなければなりません。
(6) 補助事業者は、補助事業の経費については、帳簿及び全ての証拠書類を備え、他の経
理と明確に区分して経理し、常にその収支の状況を明らかにし、補助事業の完了(廃止
の承認を受けた場合を含む。)した日の属する会計年度の終了後5年間、経済産業大臣
の要求があったときは、いつでも閲覧に供せるよう保存しておかなければなりません。
(7) 補助事業者は、補助事業により取得し、又は効用の増加した財産(以下「取得財産等」
という。
)については、補助事業の終了後も善良なる管理者の注意をもって管理し、補助
金交付の目的に従って効果的運用を図らなければなりません。
なお、当該取得財産等については、取得財産管理台帳を備えて、別に定める財産処分
制限期間中、適切に管理しなければなりません。
(8) 補助事業者は、取得財産等のうち単価50万円以上(税抜き)のものについては、別
に定める期間においては、処分(補助金の交付の目的に反して使用し、譲渡し、貸付け
又は担保に供すること)はできません。
ただし、当該取得財産等を処分する必要があるときは、事前に承認を受けることによ
り、当該取得財産等の処分も可能ですが、その場合には、原則として、補助金の一部又
は全額を納付(納付額は当該処分財産に係る補助金額が限度です。
)しなければなりませ
ん。
(9) 補助事業終了後に会計検査院が実地検査に入ることがあります。
12.問い合わせ先
〒100-8931
経済産業省
東京都千代田区霞が関1-3-1
資源エネルギー庁
資源・燃料部
石炭課
担当:斎藤、渡邉、藤田
E-mail:[email protected]
お問い合わせは電子メールでお願いします。電話でのお問い合わせは受付できません。
なお、お問い合わせの際は、件名(題名)を必ず「平成29年度「低炭素技術を輸出
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するための人材育成支援事業費補助金(最新火力発電技術の海外展開のための人材育成
事業に係るもの)
」としてください。他の件名(題名)ではお問い合わせに回答できない
場合があります。
以上
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