第48回(平成29年度) 日本看護学会-急性期看護-学術集会 企画 平成29年9月7日(木)・8日(金) 岐阜県/長良川国際会議場・岐阜都ホテル 命と尊厳を守る急性期看護~変化にきづき専門性を超えてつなぐために~ メインテーマ 今こそ、看護のチカラ~人が人生をよりよく生きるために~ メインテーマ 基調講演 9月7日(木) 10:00~11:00 急性期看護が見据える先 脳損傷を受けて自ら動けず、また言語障害もある意識障害のある患者に対しては、日常の関わり そのものが、その人の尊厳を守ることにつながります。長く脳神経看護に携わった開催地看護協 会会長より、メインテーマである「命と尊厳を守る急性期看護」の意義と急性期看護の未来につい て講演いたします。 石山光枝(岐阜県看護協会 会長) 座長:髙橋由起子(岐阜大学医学部看護学科教授) 特別講演Ⅰ 9月7日(木) 11:10~12:10 きづき・命をつなぐ救急医療連携 「いのちを守る」という視点から、地域での救急医療連携について考えます。さらには、急性期の 段階から在宅を視野に入れ支援することが、看護の本質であり患者の健康と生活を守ります。変 化により早くきづき、命を守り、その命をつなぐための体制を整え、院内外を問わず連携を強化す るための必要性を理解します。 小倉真治(岐阜大学医学部附属病院 病院長) 座長:黒江ゆり子(岐阜県立看護大学理事長兼学長) 特別講演Ⅱ 9月8日(金) 10:00~11:30 急性期看護における倫理的ジレンマと課題 急性期看護は命を救い、尊び、護る看護の実践であることから、看護実践は看護職の究極の倫 理的な振る舞いと言えます。命が切迫した状況の中で治療とケアの選択や意思決定が迫られ、 この意思決定支援、急性悲嘆や家族ケアなどに対してのジレンマを持ちやすい場面となります。こ のことから、臨床において「倫理的に振る舞うこと」の意味やアプローチ方法を探ります。 会田薫子(東京大学大学院人文社会系研究科特任准教授) 座長:石山光枝(岐阜県看護協会 会長) 第48回(平成29年度) 日本看護学会-急性期看護-学術集会 企画 シンポジウムⅠ 9月7日(木) 13:10~14:40 地域包括ケアシステムの活性化~地域と密着した組織づくり~ 地域包括ケアシステムは、療養する高齢者だけでなく、全ての人々の生活を地域で支えるもので あり、質の高い医療・介護などのサービスが切れ目なく提供されるためには、多(他)職種とチーム を組むことが求められます。保健・医療・福祉を統合する看護職の役割や、患者の生活の質の改 善のための連携の実際を理解します。 都竹淳也(飛騨市長) 吉村学(宮崎大学医学部地域医療・総合診療医学講座教授) 野崎加世子(岐阜県看護協会立訪問看護ステーション高山管理者) 座長:井伊久美子(日本看護協会専務理事) シンポジウムⅡ 看護の専門性を問う~特定行為研修を修了した看護師の活動と現状~ 9月8日(金) 13:30~15:30 特定行為研修を修了した看護師が、看護の専門性を発揮し、活動している実際を報告します。さ らには、看護師の活動の可能性を討議し、専門性を拡大することについて考える機会となります。 加藤美奈子(名古屋医療センター 特定看護師) 森 一直(愛知医科大学病院 特定看護師) 山岡恭子(ベルランド総合病院 特定看護師 救急看護認定看護師) 座長:洪愛子(日本看護協会常任理事) ※「特定行為研修を修了した看護師」を略して「特定看護師」と記載 交流集会 虐待!救急場面での対応とその対策 9月7日(木) 14:50~16:20 虐待を受けている子ども・妊婦・高齢者などに、どのような支援が必要かを考えることが、命と尊 厳を守ることにもつながります。そのために、早期発見・適切な対応を理解します。 松下年子(横浜市立大学医学部看護学科教授) 安藤美奈子(昭和大学横浜市北部病院 小児救急看護認定看護師) 和田聡子(大阪府立母子保健総合医療センター看護師長) 座長:中板育美(日本看護協会常任理事) アクセス 1. 会場までの所要時間・アクセス図 メイン会場: 長良川国際会議場 住所: 岐阜県岐阜市長良福光2695-2 2. 交通案内(時刻表等)
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