幼児期環境学習のねらい 関西広域連合広域環境保全局 美しい自然の中での遊びやそこで発見した小さないのちの営みのすばらしさなど、幼い頃に日常 生活の中で感動した様々な体験。それらの体験を通じて、わたしたちは自然とその恵みの中で生き ていることを実感し、自然を大切にしなければという気持ちを持ち、行動を身につけてきました。 幼児期において、体験を通じて自然の循環や自然と人のくらしとのつながりを学び、周囲の様々 な環境に好奇心を持つことは、小学校の低学年において取り組まれる生活科等の体験学習への円滑 な継続につながります。そして、少年期の様々な学習を経て、青年期の行動の基盤につながります。 幼児期の環境学習 安心 不思議 自然に直接ふれる 楽しい 面白い 気づき ・いのちの尊さ ・自然とわたしたちとのつながり ・わたしたち人間も自然の一部であること 芽生え 地域の自然を大切にしようとする気持ち 身に付く 「自然」とは? ここでは、場所(田んぼ、 川、湖)、モノ(花、虫 たち、草木、落ち葉、石 ころ)、現象(おひさま の陽、風、雨)とそれを 取り巻く環境すべてを 「自然」としています。 自ら考え行動できる力 環境問題の 解決に向かう 次のステージへの基盤づくり 保護者 幼児期 兄姉 弟妹 保育者 近所の人 おじいさん おばあさん 気づく、分かる 青年期 少年期 考える 実践する 当事業の ターゲット 様々な世代の 関わり 幼児期環境学習事業の概要 ○ 滋賀県で平成 13年度より実施してきた「幼児自然体験型環境学習」を、関西広域連 合構成府県市でモデル的に実施します。 〔事業内容〕 ・幼児期の環境学習およびその指導者研修における意義や内容等の理解を広めるための 説明会を実施。 ・保育園・幼稚園等で、幼児期環境学習指導者の育成を目的とする研修会を実施。 幼児期の環境学習の指導者研修会の内容※ ※研修会の内容については、会場園と打合せの上、決定します。 指導者の皆さん (先生方) 自然の中でどうやって遊んだら いいの? 子ども達に自然の良さや大切さをどう 伝えたらいいのかな? 参加者 ・講師(受託者) ・会場園の園児 ・研修生(先生方) ただ自然の中で遊べばいいのかな? 講師が、会場園・所の周辺にある森や田んぼ などで、自然の中での遊びや学びについて、 公開保育します。五感で自然を感じ、目を輝 かせる子どもたちにご注目ください!! 参加者 ・研修生(先生方) ・講師(受託者) 公開保育後は、公開保育の研究協議、幼児期の環境 学習の理論等の座学を行います。環境学習の実施に おけるポイントや地域の自然の活かし方など、環境 学習を実施するためのノウハウが学べます!! 参加者 ・研修生(先生方) ・講師(受託者) 講師の指導の下、先生方自身が環境体験を行いま す。子どもが楽しむには、まず先生から。驚きと感 動の連続で、あそび・保育の幅が広がります!!
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