2017年2月の邦人犯罪被害事例

2017年2月の邦人犯罪被害事例
在フランス日本大使館領事部
2月中に大使館領事部に届けられた邦人の犯罪被害件数は36件で、2017の合計は、
計65件となりました。
今月のコメント!
◎話しかけ、集団で署名を求める、物を落としたりして注意をそらす、などを行った上で盗難
するケースが目立っています。知らない人が接触してきた際には常に盗難を疑い、貴重品の
管理を徹底してください。
◎渡航にあたっては、外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお勧めします。
【2017年2月の被害届分析表】
○被害手口
強盗
ひったくり
スリ
置引き
車上狙い
侵入盗(空き巣等)
偽警察官
その他の手口・不明
合計
当該月
0
3
23
9
1
0
0
0
36
累計
0
5
42
17
1
0
0
0
65
○事件発生時間帯
0時台~5時台
6時台~9時台
10時台~13時台
14時台~17時台
18時台~21時台
22時台~23時台
不明
合計
当該月
0
8
9
11
6
1
1
36
累計
2
10
16
23
9
2
3
65
○事件発生曜日
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
土曜日
日曜日
不明
合計
当該月
9
3
5
3
4
6
5
1
36
累計
9
11
11
6
11
10
6
1
65
○平日・ 休日の別
平日
週末・祝祭日
不明
合計
当該月
24
11
1
36
累計
46
18
1
65
○月別発生件数(2017年)
1月
2月
3月
4月
29
36
0
0
5月
0
6月
0
○発生場所
当該月
○パリ市内及び近郊
地下鉄車内・駅構内
12
RERのB線
1
上記以外の電車・駅構内
0
凱旋門・シャンゼリゼ通り界隈
3
エッフェル塔界隈
4
オペラ座界隈
3
ルーブル・オルセー美術館界隈
3
上記地区以外のレストラン・カフェ
1
上記地区以外のホテル
0
上記地区以外の路上
3
その他の場所・不明
3
○パリ市とその近郊以外
電車・駅等交通機関
2
レストラン・カフェ等
0
ホテル
0
路上
0
その他の場所・不明
1
合計
36
累計
○性別区分
男性
女性
合計
当該月
19
17
36
累計
35
30
65
○年齢
当該月
1
18
2
5
0
5
5
0
36
累計
5
24
9
11
4
7
5
0
65
20歳未満
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代
70歳以上
不明
合計
7月
0
8月
0
9月
0
10月
0
11月
0
12月
0
15
2
0
6
5
7
3
3
0
9
4
4
0
0
5
2
65
合計
65
【2月の被害例】
1.モンサンミッシェルの観光ツアーに参加中、モンサンミッシェルから集合場所までの
シャトルバス内にていつの間にか貴重品を盗まれていた。(男性旅行者)
2.RER乗車中、シテ駅付近で隣に座っていた男が小銭を落とし、拾おうとして屈んだ
りしていて体に触れていた。気づいたらポケットに入れていた財布が盗まれていた。
(男性出張者)
3.Maison de la Culture の駐車場に車を止めて、戻ってきたらカギが開いており、携帯
とリュックが盗まれていた。窓を少し開けていたので、そこからカギを開けられた可
能性がある。(男性旅行者)
4.ベルシー駅でメトロに乗った際、リュックを網棚の上に上げようとしたら、男性が手
伝うと言ってきた。その時にもう一人の男性がお金を落とし、拾うのを手伝っていた
ら、リュックを持って走り去ってしまった。
(女性旅行者)
5.エッフェル等前の橋の上を歩行中、男性から足をかけられ、その後、フランス語で何
かずっと話しかけられていたが、その間に貴重品を盗まれた。(男性旅行者)
6.凱旋門内のショップにて、2人組の男女に話しかけられ、コートの背面にペイントが
ついていることを指摘された。その隙に貴重品が盗まれていた。
(女性旅行者)
7.地下鉄3号線のガルニエ駅を降りる際に後ろから男性に押された。その後、ショルダ
ーバッグのチャックが開いており貴重品が盗まれていることに気づいた。
(女性旅行者)
8.地下鉄7号線で若い女の子の集団が乗車してきて押された。その時にショルダーバッ
グの紐を切られたようで、そのままバッグをひったくられ、集団は逃げ去った。
(女性
旅行者)
9.北駅のメトロ発券機付近にて男性からコートに何か着いていると話しかけられ、カバ
ンを置いて汚れを拭いている間にカバンを盗まれた。(男性旅行者)
10.ルーブル美術館内を散策中、気づいたらバッグが開けられており、貴重品を盗まれて
いた。
(男性旅行者)