仕様書 - 大阪市・八尾市・松原市環境施設組合

平 成 29 年 度
北港処分地廃水処理施設改築基本設計業務委託
仕 様 書
委託期限:平成 29 年 10 月 31 日
大阪市・八尾市・松原市環境施設組合
施設部
建設企画課
委 託 概 要
1 業務概要
本業務は、大阪市・八尾市・松原市環境施設組合が運営、管理を行っている北港処分地内(夢洲)第 1
区の浸出水を処理するための廃水処理施設の改築にあたり、処理方法、フローシート、基本的な配置、構
造、形式、容量、機能、工事施工方法、維持管理方式及び事業の総合的効果等について確認及び検討を
行うものである。
2 業務目的
本業務は、北港処分地(夢洲)第 1 区内の埋立が進捗する中で、調整池が減少し、将来的な水質悪化
に対応すべく排水中の主要5項目について、法令に基づく基準を順守できるよう廃水処理施設の改築設
計を行うものである。また、既設の建物、設備は最大限利用すること。
3 業務名称
北港処分地廃水処理施設改築基本設計業務委託
4 対象施設位置
大阪市此花区夢洲東 1 丁目地先(北港処分地(夢洲)第1区)
1
特記仕様書
第1章 総
則
1 適用仕様書
本業務は、この仕様書のほか大阪市建設局作成による以下の各仕様書(「■」印について適用)に基
づいて履行しなければならない。なお、「業務委託共通仕様書」(平成 28 年9月)については、「Ⅰ 土木
設計等業務委託共通仕様書」のうち、「第1編 総則」及び「第3編 工事等に係る調査、計画、設計に類
する業務(下水道)」の「第1章 設計等業務一般」・「第5章 下水処理場・抽水所(ポンプ場)実施設計」、
「業務委託共通仕様書」(平成21年1月)については、「1 測量・地質調査及び設計等業務委託仕様書」
のうち、「第5編 工事等に係る調査、計画、設計に類する業務(下水道)」の「第6章 建設設計」に基づ
くものとする。また、各仕様書内の大阪市及び大阪市建設局の記載は、大阪市・八尾市・松原市環境施
設組合と読み替えるものとする。
■ 業務委託共通仕様書」(平成 28 年9月)
■ 業務委託共通仕様書」(平成 21 年1月)
なお、「各仕様書」は建設局ホームページ<設計図書(仕様書)等の入手方法等について>から入手す
ること。
ホームページアドレス http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000018864.html
2 設計与条件
・北港処分地廃水処理施設改築に伴う基本設計業務
詳細については、第5章 設計業務を参照すること。
(1)敷地について
・地域地区=市街化区域、準工業地域
(2)施設について
ア.埋立廃棄物の種類は、一般廃棄物と上下水汚泥等である。
イ.廃水処理場は、昭和 61 年に竣工し、第1区内の浸出水を凝集沈殿処理しており、処理水は、第2
区へ送水し、第2区の水と共に外海へ放流している。
(3)浸出水の水質について
水量
PH
3
(m /日)
BOD
COD
SS
T−N
(mg/L)
(mg/L)
(mg/L)
(mg/L)
流入水質
3,000
本組合検討事項
放流水質
3,000
5∼9
60 以下
90 以下
60 以下
60 以下
排水基準
-
5∼9
60
90
60
60
3 施設概要
北港処分地(夢洲)第 1 区 ※昭和 60 年度より埋立開始∼平成 37 年度(埋立免許)
・埋立面積
73.1 万 m 2 (埋立容量 1,169 万m 3)
・埋立施設の種類
一般廃棄物最終処分場・産業廃棄物管理型最終処分場
・最終残存池面積
約 4,000m 2
(1)廃水処理施設
ア.構造
鉄筋コンクリート造
イ.建築面積
約 422.28m 2
2
ウ.計画排水処理量
3,000m 3/日
エ.水質
『第1章 2 設計与条件(3)浸出水の水質について』のとおり
(2)変電設備室
・建築面積
約 20m2
(3)管理棟
・建築面積
約 417m 2
第2章 業務一般
1 一般的事項
(1) 優先順位
本仕様書の優先順位は次のとおりとする。なお、これにより難い場合または疑義を生じた場合は監
督職員と協議する。
1.質問回答書 2.現場説明書 3.特記仕様書 4.共通仕様書
(2) 本業務の実施にあたって、受注者は監督職員と密接な連絡を取り、その都度記録し、打合せの際、
相互に確認しなければならない。
(3) 本業務着手時及び業務の主要な区切りにおいて、監督職員と受注者は打合せを行うものとし、そ
の結果を記録し、相互に確認しなければならない。
(4) 監督職員
監督職員とは当該業務を担当する大阪市・八尾市・松原市環境施設組合施設部建設企画課の職
員をいう。
2 業務の資料
本業務の積算根拠、資料等はすべて明確にし、整理して提出しなければならない。
3 参考資料の貸与
本業務に必要な北港処分地に係る資料を所定の手続きにより貸与する。
4 参考文献の明記
本業務に文献、その他の資料を引用した場合は、その文献、資料名を明記しなければならない。
5 現地調査
受注者は、現地を踏査し、建物配置等の状況を把握すること。その他業務に必要な事項等を確認して
おくこと。
6 照査
3
(1)受注者は、業務を実施する上で技術資料等の諸情報を活用し、充分な比較検討を行うことにより、
業務の高い質を確保することに努めると共に、さらに照査を実施し、提出図書に誤りがないよう努めな
ければならない。
(2)照査技術者は、遺漏なき照査を実施するため、管理技術者と同様の資格を有する者とし業務の全
般にわたり、業務内容と技術上の照査を行わなければならない。
ただし、管理技術者が照査技術者を兼ねることはできない。
第3章 成果品
1 成果物、提出部数等
提出すべき成果物は次のとおりとする。
(1)基本設計検討書
A4判製本
3部と原稿
(2)基本設計原図
A3判
原図と 1 式
(3)基本設計図
A3折り畳み製本
3部
(4)電子成果品
1式
2 成果物の使用及び提出
(1)原則として設計業務遂行の結果得られた成果は、すべて発注者に帰属するものとする。
(2)電子媒体は CD-R を原則とし、必要な文字は、数値等の内容が判読できる制度を確保するものとす
る。
(3)数量計算書、報告文書に用いる電子データは、Word、Excelにより作成することを原則とし、かつ本
組合電子データ処理環境にて適正に動作確認ができなければならない。
(4)電子媒体には、「業務名称」、「作成年月」、「発注者名」、「受注者名」、「何枚目/全体毎数」、「ウイ
ルスチェックに関する情報」を明記しなければならない。なお、電子媒体を収納するケースの背表紙に
は、「業務名称」、「作成年月」を明記する。「ウイルスチェック定義年月日」又は「パターンファイル名」、
「チェック年月日」を明記するものとする。
(5)その他、電子納品の作成に係る詳細な要領及び仕様については、仕様書若しくは監督職員の指示
による。
(6)製本はすべて陽画焼とする。また、製本はすべて背表紙ともタイトルをつけ、直接印刷したものとす
る。
第4章 適用基準等
1 受注者は、設計業務の実施にあたっては、関連する関係諸法令及び条例等を遵守しなければならな
い。
4
2 受注者は、設計図書、最新の技術基準に示す図書等に基づいて業務を実施しなければならない。また、
技術基準により難い場合の措置についても、同様に承諾を得なければならない。
3 受注者は、設計の計算根拠、資料等はすべて明確にし、整理して提出しなければならない。
4 受注者は、業務に文献、その他の資料を引用した場合は、その文献、資料名を明記しなければならな
い。
第5章 設計業務
1 設計業務内容
基本設計業務は、次の事項の検討又は確認並びに基本設計図書の作成を行い、基本設計図書として、
まとめなければならない。
(1)基本条件の確認
ア.都市計画区域、市街化計画区域、市街化調整区域、用途地域、公害関係規制区域等
イ.環境基準、公害防止計画
ウ.地形、気象、地質、地下水等の自然的条件、地盤沈下の状況、浸水状況等
(2)浸出水の処理方法・フローシートの検討
処理方法・フローシートは、次の各事項を考慮して、排水中の窒素除去を主とした総合的な見地か
ら定めるものとする。
ア.放流水域の現在及び将来の利用状況
イ.処理場の立地条件、建設費、維持管理費、操作の難易
ウ.最適処理方法の検討(イニシャル、ランニングの費用比較含む)
エ.法令等に基づく規制
(3)維持管理基本構想の検討
ア.既設処理施設を含めた廃水処理施設、管理棟内管理制御方式の検討を行うこと。
イ.標準的維持管理体制及び、制御方式と維持管理体制の検討を行うものとする。
(4)配置計画の検討
ア.経済性、維持管理の難易、環境条件等を考慮し、配置計画を確認するものとする。
イ.配置計画の比較検討に併行し、場内各種主配管、主配線ルートを立案するものとする。
ウ.平面計画、立面計画(機器の配置)、配管、ケーブル等の収容、機器の搬出入計画等により最適
スペースを検討するものとする。
(5)施設計画
ア.設計負荷、余裕、予備、初期投資の大小等を検討し、容量、出力を確認するものとする。
イ.維持管理の容易さ、経済性、機能等に関して比較検討するものとする。
5
ウ.主要機器の運転操作方式、計装制御方式を検討するものとする。
エ.換気脱臭、防音防振、排煙、危険物、高圧ガス等を検討するものとする。
(6)工事施工方法の比較検討
ア.工事施工方法については、周辺状況、その他関係資料を考慮し、施工方法ごとの概算コスト比較、
必要工期(工程表)、施工の難易度、工事公害の検討を行うものとする。
2 基本設計図書の作成に関する作業
建設事業計画の検討並びに土木、建築、機械及び電気の各部門とその相互関係を明らかにする基本
設計図書を作成すること。基本設計図は次に示す内容とし、縮尺1/100∼1/200 を標準とする。ただし、
一般平面図、その他これによって不都合の場合は、監督職員との協議によるものとする。
(1)事業計画の検討
ア.廃水処理施設の概算事業費の算出
イ.廃水処理施設の建設事業計画の検討
(2)基本設計図
ア.土木関係
(ァ)構造図(平面図、縦断面図)
(ィ)場内各種排水平面系統図
(ゥ)場内整備平面計画図(場内道路、場内造成等)
(ェ)既設撤去図
イ.建築関係
「4.建築設計」に記載のとおりとする。
ウ.機械関係
(ァ)基本フローシート(水処理、汚泥処理、用水、空気、ガス、油等)
(ィ)機器配置計画図(主要機器)
※全体配置平面図、施設毎配置平面図、施設毎配置断面図
(ゥ)主要配管系統図(ルート及びスペース)
(ェ)既設撤去図
エ.電気関係
(ァ)構内一般平面図
(ィ)主要配電系路図(ルート及びスペース)
(ゥ)単線結線図(受電∼低圧主幹)
(ェ)主要機器配置平面図(主として事務所、排水処理設備(電気室))
(ォ)計装設備図(主要計測および操作フローシート)
(ヵ)既設撤去図
3 基本設計図書(確認及び検討書、図面等)の作成
6
基本設計図書(確認及び検討書、図面等)は、「1 設計業務内容」で行った確認、検討事項及び「2 基
本設計図書の作成に関する作業」で作業した図面を下記の内容により構成し、まとめるものとする。
(1)共通事項
ア.基本条件確認書
イ.処理方式検討書(固形物収支図を含む)
ウ.維持管理方式検討書
エ.資源有効利用計画、最終処分計画検討書(再生水、熱、建設副産物、し渣、沈査、スカム、汚泥、
余剰ガス、脱離液、排水等)
オ.環境対策検討書
(ァ)換気、脱臭計画
(ィ)防音、防振計画
(ゥ)場内整備計画
カ.業務計画の検討書
(2)土木関係
ア.施設配置計画、水位関係の検討、容量計算、水理計算書等
イ.支持基礎形式の比較検討書
ウ.仮設計画検討書
(3)建築関係
「4.建築設計」に記載のとおりとする。
(4)機械関係
ア.主要機器構成計画(基本フロー含む。)
イ.設備容量計画
ウ.水利用計画
エ.油類利用計画
オ.主要機器搬出入計画(主要機器寸法含む。)
カ.主要機器重量表
(5)電気関係
ア.使用電力需要計画
イ.受変電及び負荷設備計画
ウ.制御電源設備計画
エ.監視制御設備計画
オ.計装設備計画
カ.主要機器構成計画
キ.主要機器重量表
ク.主要機器搬出入計画
7
4 建築設計
(1)設計業務の範囲
一般業務の内容は国土交通省告示第十五号に掲げるものとし、範囲は下記による。
対象施設
基
詳
本
細
(1)廃水処理施設
・建築面積 約 422.28m
備考
設計対象(総合・構造)
2
・廃水処理施設等の改築に伴う設計
・地上1階、地下1階
※屋上部設備有り
・構造:鉄筋コンクリート
(2)変電設備室
建築
・地上1階
設計
○
・建築面積 約 20m 2
【共通】
地域地区=市街化区域
準工業地域
注1:○印は、今回設計対象とする。
ア.概算総工事費を算定する。
・必要に応じて既存躯体開口部設置に伴う耐震診断、構造設計、実施設計費用を算出する。
・概算総工事費は、全工事とし、補強工事、解体除去を含むものとする。
イ.概算設計業務費(集計表、業務内容)を算定する。
・設計業務費は、申請協議、確認申請までを含む(申請手数料含む)ものとする。
・設計業務費は、躯体安全確認構造検討(構造計算費用)を含むものとする。
ウ.概算工事監理費(業務内容)を算定する。
・工事監理業務算定は、重点管理とする。
エ.取得見積書(各種見積り)をまとめる。
オ.工程表を作成する。
カ.検討・協議内容をまとめる。
キ.別途、既存建屋が耐震性がない場合を想定して、およその耐震診断費用、実施設計、施工費用
の同等規模のデータを参考事例として成果品の文末に添付する。
(2)現場調査
8
受注者は、次の事項について調査、確認を行い、現場調査報告書(調査年月日、調査者氏名、調査
場所、調査内容、調査結果等を記したもの)を監督職員に提出しなければならない。
ア.敷地境界線、地盤高、ベンチマークの位置、対象施設周囲の状況、対象施設に至る場内外道路
の状況等
イ.関連する既存施設(設備配管等を含む)の位置、形状、高さ等
ウ.対象施設の劣化状況、建築機械電気設備機器(配管等を含む)状況
エ.貸与資料等と現地との整合性、相違点等
オ.その他、監督職員が指示する事項
(3)設計の実施
受注者は現場調査の実施、設計条件の整理、設計方針の策定、設計の実施、数量積算の実施等、
各設計段階において報告書、説明資料を作成し、監督職員と協議しなければならない。
(4)資料の貸与
建築設計を行う際、業務履行に必要な場合、資料を貸与する。ただし、貸与を保証するものではな
い。
(5)建築構造設計及び設備設計
建築構造設計及び設備設計にあたっては、平成 18 年法律第 92 号及び 114 号(新基準法・新建築士
法)による。
(6)架台及び基礎等の検討
ポンプ設備の補機・配管類の設置に伴い必要となる架台、基礎等の検討を含む。
(7)既設設備の撤去及び復旧等
設計上必要となる既設設備の撤去、支障移設、工事手順、指定仮設、復旧の設計も行う。なお、指
定仮設は、廃水処理施設の運転確保、施工中の安全確保、処理施設の安全確保が必要な場合に設
けるもので、設計・施工に必要となる強度計算や施工手順・工程等の検討を行う。
(8)参考見積書
建築設計において、工事設計の作成に当たり、新技術や特殊技術に関するもの、刊行物に記載がな
いもの、監督職員が指示するものについては、参考見積書を最低 3 社より徴取し監督職員に提出す
る。
5 打合せ回数
打合せは、初回・中間(2回)・最終の計4回とする。(初回・最終は1日、中間は半日)
現地調査は、2回とする。
6 業務委託提出書類一覧表について
契約後の提出書類については、「業務委託提出書類一覧表【共通指定様式】」(土木設計・測量等)を
参照のこと。
なお、様式については、本組合担当者またはホームページから入手すること。
9
本組合ホームページ⇒入札・契約情報⇒契約書(雛型)、提出書類等
⇒業務委託提出一覧・様式
ホームページアドレス http://www.osaka-env-paa.jp
7 夢洲地区の通行について
夢洲地区は、一部通行規制区域となるため、大阪市港湾局が発行する通行許可証が必要となり、許可
証を夢洲地区出入口で提示のうえ通行することとなる。通行許可証は、発注者が貸与する。
8 その他
応札に当たっては本仕様書を十分検討し、疑義ある場合は質問期間内に指定の方法によりよく質し、そ
の内容を熟知の上応札するものとする。質問受付期間経過後の疑義については受付しない。契約後にお
ける仕様書の疑義は、当組合の解釈によるものとする。
9 事業担当者
大阪市・八尾市・松原市環境施設組合
施設部 建設企画課
担当者:生嶋、古賀
電話:06‐6630‐3404
10
コンプライアンスに係る特記仕様書
(条例の遵守)
第 1 条 受注者及び受注者の役職員は、本契約の履行に際しては、
「職員等の公正な職務の
執行の確保に関する条例」
(平成 27 年大阪市・八尾市・松原市環境施設組合条例第 5 号)
(以下「条例」という。
)第 5 条に規定する責務を果たさなければならない。
(公益通報等の報告)
第 2 条 受注者は、本契約について、条例第 2 条第 1 項に規定する公益通報を受けたとき
は、速やかに、公益通報の内容を発注者(大阪市・八尾市・松原市環境施設組合総務部
総務課)へ報告しなければならない。
2 受注者は、公益通報をした者又は公益通報に係る通報対象事実に係る調査に協力した
者から、条例第 11 条第 1 項に規定する申出を受けたときは、直ちに、当該申出の内容を
発注者(大阪市・八尾市・松原市環境施設組合総務部総務課)へ報告しなければならな
い。
(調査の協力)
第3条 受注者及び受注者の役職員は、発注者が条例に基づき行う調査に協力しなければ
ならない。
(公益通報に係る情報の取扱い)
第4条 受注者の役職員又は受注者の役職員であった者は、正当な理由なく公益通報に係
る事務の処理に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
(発注者の解除権)
第5条 発注者は、受注者が、条例の規定に基づく調査に正当な理由なく協力しないとき
又は条例の規定に基づく勧告に正当な理由なく従わないときは、本契約を解除すること
ができる。
(不当要求の取扱い)
第6条 発注者と本契約を締結した受注者は、この契約の履行に関して、発注者の職員か
ら違法又は不適正な要求を受けたときは、その内容を記録し、直ちに発注者(大阪市・
八尾市・松原市環境施設組合総務部総務課)に報告しなければならない。
※大阪市・八尾市・松原市環境施設組合総務部総務課
(連絡先:06−6630−3185)
(発注者:大阪市・八尾市・松原市環境施設組合
受注者:請負者又は受託者)
【
1
再委託に係る特記仕様書
】
業務委託契約書(経常型、成果物型、長期継続契約用)第 16 条第1項に規定する「主たる部
分」とは次の各号に掲げるものをいい、受注者はこれを再委託することはできない。
(1)委託業務における総合的企画、業務遂行管理、業務の手法の決定及び技術的判断等
(2)解析業務における手法の決定及び技術的判断
(3)その他設計業務等に係る仕様書に定める事項
2
受注者は、コピー、ワープロ、印刷、製本、トレース、資料整理などの簡易な業務の再委託
にあたっては、発注者の承諾を必要としない。
3
受注者は、第1項及び第2項に規定する業務以外の再委託にあたっては、書面により発注者
の承諾を得なければならない。
4
地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第 2 号の規定に基づき、契約の性質又は目的が競争入
札に適さないとして、随意契約により契約を締結した委託業務においては、発注者は、前項に
規定する承諾の申請があったときは、原則として業務委託料の 3 分の 1 以内で申請がなされた
場合に限り、承諾を行うものとする。ただし、業務の性質上、これを超えることがやむを得な
いと発注者が認めたとき、又は、コンペ方式若しくはプロポーザル方式で受注者を選定したと
きは、この限りではない。
5
受注者は、業務を再委託に付する場合、書面により再委託の相手方との契約関係を明確にし
ておくとともに、再委託の相手方に対して適切な指導、管理の下に業務を実施しなければなら
ない。
なお、再委託の相手方は、大阪市・八尾市・松原市環境施設組合競争入札参加停止措置要綱
に基づく停止措置期間中の者、又は大阪市・八尾市・松原市環境施設組合契約関係暴力団排除
措置要綱に基づく入札等除外措置を受けている者であってはならない。
車両使用に係る特記仕様書
1
本契約に基づき輸送を行う際に使用する自動車(乗用車、軽自動車、二輪車を除く)
は車種規制適合車等※でなければならない。
※「車種規制適合車等」とは大阪府生活環境の保全等に関する条例(以下「府条例」
)
第40条の14第9項に定める排出基準に適合している自動車及び経過措置対象車を
いう。
2
荷物又は廃棄物等の輸送に際して、本組合職員が適合車等標章交付請求書のコピー※の
提示を求めた場合には、協力すること。
※「適合車等標章交付請求書のコピー」とは、府条例施行規則第16条の24に基づ
いて、大阪府に提出した適合車等標章の交付請求書のコピーをいう。
暴力団等の排除に関する特記仕様書
1 暴力団等の排除について
(1) 受注者(受注者が共同企業体であるときは、その構成員のいずれかの者。以下同じ。)は、
大阪市・八尾市・松原市環境施設組合契約関係暴力団排除措置要綱(平成 26 年 12 月制定。
以下「要綱」という。)第 2 条第 4 号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)又
は同条第 5 号に規定する暴力団密接関係者(以下「暴力団密接関係者」という。)に該当す
ると認められる者と下請契約、資材・原材料の購入契約又はその他の契約をしてはならな
い。
(2) 受注者は、要綱第 2 条第 8 号に規定する下請負人等(以下「下請負人等」という。)に、
暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者と下請契約、資材・原材料の購
入契約又はその他の契約をさせてはならない。
また、受注者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる
者と下請契約、資材・原材料の購入契約又はその他の契約をした場合は当該契約を解除さ
せなければならない。
(3) 受注者は、この契約の履行にあたり暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認めら
れる者から要綱第 13 条に規定する不当介入(以下「不当介入」という。
)を受けたときは、
速やかに、この契約に係る本組合監督職員若しくは検査職員又は当該事務事業を所管する
担当課長(以下「監督職員等」という。)へ報告するとともに、警察への届出を行わなけれ
ばならない。
また受注者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者
から不当介入を受けたときは、当該下請負人等に対し、速やかに監督職員等へ報告すると
ともに警察への届出を行うよう、指導しなければならない。
(4) 受注者及び下請負人等が、正当な理由なく本組合に対し前号に規定する報告をしなかっ
たと認めるときは、大阪市・八尾市・松原市環境施設組合競争入札参加停止措置要綱によ
る停止措置を行うことがある。
(5) 受注者は第 3 号に定める報告及び届出により、本組合が行う調査並びに警察が行う捜査
に協力しなければならない。
(6) 発注者及び受注者は、暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者からの
不当介入により契約の適正な履行が阻害されるおそれがあるときは、双方協議の上、履行
日程の調整、履行期間の延長、履行内容の変更その他必要と認められる措置を講じること
とする。
2
誓約書の提出について
受注者及び下請負人等は、暴力団員又は暴力団密接関係者でないことをそれぞれが表明
した誓約書を提出しなければならない。ただし、発注者が必要でないと判断した場合はこ
の限りでない。
北港処分地廃水処理施設改築基本設計業務委託(明細書)
業 務 価 格¥
―
消 費 税 等 額¥
―
委 託 費 総 額¥
―
内訳書
工種
北港処分地廃水処理施設改築基本設計業務委託
種別
細別
規格
単位
数量
直接人件費
式
1
直接経費
式
1
その他原価
式
1
一般管理費等
式
1
業務価格
式
1
単価
金額
摘要
・管理棟
・廃水処理施設
・変電設備室
大 阪 市 ・ 八 尾 市 ・ 松 原 市 環 境 施 設 組 合
名 称
北港処分地廃水処理施設改築基本設計業務委託
図面名称
附近見取り図
縮尺
1/n
平成29年2月
図番
1
・変電設備室
・廃水処理施設
大 阪 市 ・ 八 尾 市 ・ 松 原 市 環 境 施 設 組 合
名 称
北港処分地廃水処理施設改築基本設計業務委託
図面名称
廃水処理施設及び変電設備室
縮尺
1/n
平成29年2月
図番
2
・管理棟
大 阪 市 ・ 八 尾 市 ・ 松 原 市 環 境 施 設 組 合
名 称
北港処分地廃水処理施設改築基本設計業務委託
図面名称
管理棟
縮尺
1/n
平成29年2月
図番
3
大 阪 市 ・ 八 尾 市 ・ 松 原 市 環 境 施 設 組 合
名 称
北港処分地廃水処理施設改築基本設計業務委託
図面名称
現状の廃水処理フロー
縮尺
1/n
平成29年2月
図番
4
左:変電設備室 右:廃水処理施設その1
廃水処理施設その2
廃水処理施設(上部)
調整池
大 阪 市 ・ 八 尾 市 ・ 松 原 市 環 境 施 設 組 合
名 称
北港処分地廃水処理施設改築基本設計業務委託
図面名称
現状の廃水処理施設及び変電設備室
縮尺
1/n
平成29年2月
図番
5