仕様書 環境部 1.件 名 先進的な火力発電技術等の海外展開推進事業/先進的な火力発電技術等に係る導入促 進事業/先進火力発電等における相手国政府・関係機関等との交流を通じた海外展開 に関する検討 2.目 的 2016 年 5 月に改定された「インフラシステム輸出戦略」において、化石燃料に引き 続き大きく依存しなければならない新興国・途上国を中心に、エネルギーセキュリティ ーの向上や低炭素化の促進、環境負荷の低減に貢献する観点から、エネルギーインフラ の輸出を促進するための支援の実施が、先進的な低炭素技術の海外展開支援の具体的 施策として位置付けられている。 本事業では、我が国が有する先進火力発電等技術の導入可能性が高い国の政府・関係 機関等と連携し、当該国のエネルギー政策や関連規制、具体的ニーズを踏まえた上での 交流等を通じて、先進火力発電等技術に関する理解の深化と認知度の向上を図ること を目的とする。 3.内 容 先進火力発電等における我が国政府・関係機関等と相手国政府・関係機関等との交流 事業実施に際し、以下の内容を実施する。また、NEDOとの密接な連携のもとで事業 を実施するものとする。 (1)交流等の企画・実施 ①我が国の先進火力発電等技術の導入可能性が高い国を選定し、石炭やガス関連市 場における電源開発計画やエネルギーミックス等のエネルギー政策や、大気、水、石 炭灰等の環境に関する規制を踏まえて、エネルギーセキュリティーの向上や低炭素 化の促進、環境負荷の低減に向けた相手国の具体的ニーズを調査する。 ②相手国の政府・関係機関等と連携し、上記①で調査したエネルギー政策や関連規制、 具体的ニーズを踏まえ、効果的な交流等を企画し、実施する。 企画、実施にあたっては、関係者との連絡、調整を密に行い、関連業務に係る工程計 画案を策定する。 (2)今後の取組みの検討 (1)で実施した交流等の結果を踏まえ、相手国政府・関係機関等から得られたニー ズや課題を整理し、相手国政府・関係機関等とともに、課題解決に向けた方策を検 討する。さらに、その方策を踏まえ、我が国の先進的な火力発電等技術の海外展開 支援のあり方を検討する。 4.調査期間 NEDOの指定する日から平成 30 年 2 月 28 日まで 5.予算額 1,800 万円以下(税込) 6.報告書 提出期限:平成 30 年 2 月 28 日(水) 提出部数:電子媒体 CD-R (PDF ファイル形式) 1部 :電子媒体 CD-R (ワードファイル形式) 1 部 提出方法:「成果報告書・中間年報の電子ファイル提出の手引き」に従って 提出のこと。 http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/manual_tebiki_index.html 7.報告会等の開催 委託期間中あるいは委託期間終了後に、報告等をお願いすることがある。 8.フォローアップ調査 調査終了後、必要に応じて、普及状況等についてフォローアップ(事後・追跡)を行 うので御協力をお願いすることがある。 以 上
© Copyright 2024 ExpyDoc