【参考】URA シンポジウム「第 2 部 公開ワークショップ」の趣旨・背景について (1)「第 2 部 公開ワークショップ」でのディスカッション内容について 本シンポジウムの「第 2 部 公開ワークショップ」は、1 月に開催したワークショップ(以下、1 月 WS)での 議論を更に深めるため、1 月 WS 参加者に再度ご参集いただき、公開の場でのディスカッションを実施するもの です。具体的には、1 月 WS の内容を振り返りつつ、以下に関して議論する予定です。 各機関の URA システムの現状とあるべき姿。 URA のあるべき姿に対応したキャリアパスと、その実現に向けて実施すべき取り組み。 URA を一層活用するために、経営層が最優先で実施すべきアクションプラン。 ディスカッションは 4 つのグループに分かれて実施し、本シンポジウムに参加される皆様は自由に傍聴 が可能です。 (2)「1 月 WS」の開催概要について URA システムの維持・活用に様々な問題を抱えている大学等のマネジメント層による集中的なディス カッションや課題への取り組みを通じて、URA システムの確立・強化に向けた具体的な道筋を機関自身 に深く検討いただくことを目的として、本年 1 月にワークショップ(1 月 WS)を開催しました。 この 1 月 WS では、参加機関を以下の 3 つのタイプに分けてディスカッションを行いました。本シン ポジウム「第 2 部 公開ワークショップ」においては、グループ 1~2 が「経営管理・支援型」、グループ 3, 4 がそれぞれ「医療系特化型」「特定業務専門型」の参加機関によるディスカッションとなります。 タイプ 1:経営管理・支援型 将来的に URA の職務範囲を拡大・高度化し、機関経営を支える高度人材と位置 →グループ 1~2 に対応 づけることを検討している機関。 タイプ 2:医療系特化型 治験や医学研究のコーディネート、規制・倫理などを踏まえた医学研究成果の実 →グループ 3 に対応 用化などを担う「医療系 URA」の確保・活用に関心を持つ機関。 タイプ 3:特定業務専門型 特定の業務(例えば IR、研究広報、技術移転など)の専門性を有する事務系の →グループ 4 に対応 人材として URA を位置づけようと考えている機関。 1 月 WS においては、上記の各タイプでそれぞれ以下の 3 テーマについて活発なディスカッションが 行われました。本シンポジウム「第 2 部 公開ワークショップ」では、1 月 WS の内容を各機関へ持ち帰って検 討いただいた結果を踏まえて更に議論を行うものです。 テーマ 1:自機関の研究戦略と URA ミッション 自機関の経営・研究戦略における URA の役割とは何か? その役割を担う URA にはどのような人材が必要か? テーマ 2:自機関の URA キャリアパス確立と予算確保 URA の役割を担う人材を確保・育成するため、予算確保や人事制度はどうあるべきか? どのようにして予算を確保し、人事制度を変えていくのか? テーマ 3:URA と URA システムの将来像 URA の「あるべき姿(将来像) 」を実現したら、自機関にはどのような効果が得られるのか? URA の「あるべき姿(将来像) 」を実現するため、経営層は何をすべきか?
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