東北北部エリアにおける電源接続案件募集プロセスと

平成29年3月9日
東北電力株式会社
東北北部エリアにおける電源接続案件募集プロセスと協調した
暫定的な対策による早期連系の取扱いについて
当社は,東北北部エリアの電源接続案件募集プロセス(以下「本プロセス」
という。)における入札対象工事(以下「本工事」という。)の工期が長期間
となることから,本プロセスと協調し,本工事完了前において,暫定的な対
策による早期連系(以下「暫定連系」という。)を図ることとしました。なお,
通常の考え方に加え,以下の条件を満足した場合,暫定連系が可能となりま
す。
次に示す条件を満足する場合,本工事完了前において暫定連系を検討します。
・連系可能量が確保できる系統増強工事が計画されていること。(本プロセ
スの完了をもって,系統増強工事が計画されていると見做します)
・系統増強前系統に連系した場合において,事故時に1線路あるいは1変圧
器が停止した場合に,当該事業者を含めた発電事業者の電源制御により,
過負荷が解消できること。
・作業停止時においても,発電設備が連系している線路以外の線路等の過負
荷が見込まれる場合,電源制御を適用すること。
暫定連系を希望する優先系統連系希望者の容量の合計が,暫定連系の連系可
能量を超過した場合は,本プロセスの系統連系順位の高い順に暫定連系を可能
とする予定です。ただし,応募・入札状況や国の方針等により見直される場合
もございます。詳細につきましては,別途お知らせいたします。
募集対象エリアがループ系統であることから,連系地点により系統増強対策
が異なること,および暫定連系を希望する優先系統連系希望者の容量の合計に
より対策工事内容が異なる可能性があることから,優先系統連系希望者決定
(平成30年3月頃)にあわせて,暫定連系可否を通知いたします。なお,暫
定的な対策の内容は別途通知いたします。
当該案件の事業者に,系統増強費用の負担に加え,暫定的な対策にかかる費
用を全て特定負担としてご負担頂きます。
《暫定的な対策の例》
例.遮断装置
中継装置
東北電力の
電気所
東北電力の
電気所
受信装置
中継装置
制御装置
東北電力の
指令所
または電気所
遮断信号
事業者の
発電設備
以
上