営農支援 (収穫作業支援) スマートデバイスの GPS、NFC(Near Field Communication)機能と、GeoMation 農業支援アプリケーションを組み 合わせ、一連の収穫作業(作物成熟度を確認しながらの収穫、収穫後の運送トラック配車、乾燥施設・保管施設への受 け入れ手配など)における、生産者の作業省力化を支援 お客さまの課題 ・品質の良い小麦を生産するためには、小麦が適度に乾燥している状態での刈り取り、脱穀が必要 このために定期的な現地確認が必須となり、多くの時間と労力が必要 ・収穫した生産物は、トラック積み込み→乾燥施設に輸送→荷受け施設に輸送を行うが手続きはすべて 手書き伝票となっており入力ミスが発生しやすく、ミス発生時は生産者の出荷量不明、異なる品種混入など 重大な金銭的被害に発展 ・小麦の収穫適期期間は 10 日間程度と短く、広大な範囲を大人数で効率的に収穫する必要があり、作業遅延により 収穫適期を逃してしまうと、収穫物の品質が低下し、売価が低下 データ価値化の流れ データ収集 OT: ・生産者、配送担当者のスマートデバイス 位置情報、[例]1 件/60 秒✕8h✕10 日✕160 名 (農業法人規模により異なる) ・スマートデバイスと NFC カードによるデータ連携 伝票データ (1K バイト、[例]20 件✕14 拠点✕10 日) IT: ・圃場 (圃場形状、作物、品種、ブランド : 農期毎) ・衛星画像 (NDVI(植生指数) : 収穫 2 週間前) データ分析 ・衛星画像解析による作物生育度マップ作成 成熟に従い水分量が減ることを利用。水分量は NDVI 値から推測 精度の高い圃場図と衛星画像を重ね合せ、精度の高いマップを作成。 ・衛星画像解析回数最適化 経験則により収穫 2 週間前の状況確認 ・NFC チップを使った情報伝達 スマートデバイスによる手書き伝票電子化(伝票受け渡し行為を NFC チップによるタッチ操作に変更) ・収穫作業進捗分析 スマートデバイスによる位置情報により、収穫作業の進捗を分析 位置情報と圃場図との位置関係により、作業の進捗率を算出 データ価値創出 ・小麦収穫順序決定作業の省力化 (定期的な現地確認が不要) ・収穫後乾燥コスト削減 (適期刈取りで乾燥時間削減) ・的確な収穫後の輸送実現による、ミスに伴う損失リスクの低減 ・収穫適期内での収穫実現 (作業状況共有による、遅延作業への即時応援指示) 本ユースケースを提供するソリューション・製品 ・Geomation 農業支援アプリケーション (株)日立ソリューションズ ・(関連するソリューション) 空間情報ソリューション GeoMation 導入実績のある業種 ・農業従事者(効果検証中)
© Copyright 2025 ExpyDoc