春の防災訓練

市政情報3
介護保険制度に基づく新しい総合事業を開始
~介護予防・日常生活支援総合事業~
4月から介護保険制度に基づく新しい総合事業(介護予防・日常生活支援総
合事業)を開始しました。
昨年度まで要支援1・要支援2の人が利用していた介護予防給付のうち、
「訪問介護」と「通所介護」の2つのサービスが、全国一律の基準によるサー
ビスから、市が実施する総合事業の「訪問型サービス」と「通所型サービス」
に移行しました。
この新しい総合事業では、介護保険の認定の申請をしなくても基本チェック
リストの判定により生活機能の低下がみられた人も事業対象者となることがで
きるため、支援を必要とする人がより速やかにサービスを受けられるようにな
りました。もちろん、従来の介護保険の要支援認定者もサービスを受けること
ができます。
また、地域の特性を活かしたサービス類型を、市町村が考え、造り出してい
くことも可能となっておりますので、今後も、事業を進める中で、市民の皆様
の使い勝手が良い事業となるよう、検討・推進してまいります。
新しい総合事業のサービスなど
〇介護予防相当サービス(従来の介護予防給付相当のサービス)
〇人員や施設設置基準を緩和した新しい通所型・訪問型サービス
〇運動器等の生活機能の維持改善を集中的に実施する短期集中型の介護予防
サービス
〇リハビリテーション職が地域住民の通いの場を訪問して、介護予防に関す
る技術的助言を行う一般介護予防事業
問合先
焼津市健康福祉部
℡054-626-1219
など
地域包括ケア推進課
小野田
FAX054-621-0034
20170403
AM11:00
地域支援事業
問い合わせ先
地域包括ケア推進課 地域包括ケア推進担当 TEL.626-1219
自分らしい生活を続けるために(総合事業)
平成 29 年 4 月から介護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」
)がはじまりました。
※ 40 〜 64 歳の方(第 2 号被保険者)は、基本チェックリストではなく、要介護認定の申請を行います。
総合事業とは
総合事業は、高齢者の介護予防と自立した日常生活の支援を目的とした事業で、
介護予防・生活支援サービス事業 と
の二つからなります。
地域のニーズや実情に応じた多様なサービスが提供されることが期待されています。
一般介護予防事業
一般
高齢者
介護予防・生活支援
サービス事業対象者
(基本チェックリストによって
判断される)
要支援
1・2 の方
(要介護認定によって
認定される)
総合事業のポイント
介護予防・生活支援サービス事業 に移行します。
要支援1・2の方は、 介護予防・生活支援サービス事業 と「介護予防訪問介護」、「介護予防通
地域包括支援センターの職員とケアプラン(どのよう
なサービスをどのくらい利用するかを決めた計画書)
を相談しながら作成し、サービスを利用します。
平成 年 月から
介 護 予 防・生 活 支 援 サ ー ビ ス 事 業 に 移 行
4
要支援1・2の方は、介
護予防訪問介護と介護
予防通所介護以外の介
護予防サービスを引き
続き利用できます。
従来通りの
介護予防サービス
総合事業
介護予防・生活支援サービス事業
●訪問型サービス ●通所型サービス ●生活支援サービス
サービスの具体例
・調理や掃除などをホームヘルパーの
手助けを受けながら行う。
・デイサービスセンターなどで筋力ト
レーニングを受ける。
対象者
・要支援 1・2 の認定を受けた方
●介護予防教室など
で皆さまの暮らしを
支援します。
●介護予防
通所リハビリテーション
●介護予防
特定施設入居者生活介護
●地域密着型の
介護予防サービス
●介護予防福祉用具貸与
新しい総合事業
(介護予防・日常生活支援総合事業)
介護予防・生活支援サービス事業
①訪問型サービス ②通所型サービス
●特定介護予防福祉用具購入
●介護予防住宅改修
●介護予防訪問介護
●介護予防通所介護
一般介護予防事業
・基本チェックリストにより生活機能の低下がみられた方
一般介護予防事業
さまざまなサービス
●介護予防訪問看護
●介護予防短期入所療養介護
● 介護予防・生活支援サービス事業 のみを利用する場合は、基本チェックリストによる判定だ
けで利用できます。
(要介護認定は不要です)
29
●介護予防
訪問リハビリテーション
●介護予防短期入所生活介護
所介護」
以外の 介護予防サービス を利用できます。
●介護予防訪問介護
●介護予防通所介護
●介護予防訪問入浴介護
●介護予防居宅療養管理指導
● 介護予防サービス の「介護予防訪問介護」、
「介護予防通所介護」は、
介護予防サービス
従来の
介護予防サービス
対象者
・65 歳以上のすべての
高齢者が対象
選べるサービスが増えるか
もしれないね。
元気ならば、ボランティアと
してサービスの担い手にな
ることもできるんだね。
総合事業は、日常生活の支援の充実に
も力が入れられています。
地域の皆様
に参加していただくことで、より充実
したものになります。ぜひご協力をお
願いします。
地域支援事業
介護予防・生活支援サービス事業は、利用者のニーズにこたえられるよう、生活支援などの多
様なサービスが提供されることが期待されています。ニーズにあったさまざまなサービスを提
供するためには、既存の事業者だけでなく、住民によるボランティアやNPO、民間企業などが
参加することが必要になってきます。
対象者
①要支援1・2の方
②基本チェックリストにより介護予防・生活支援サービス事業対象者となった方
(要支援に相当する方を想定しています)
事業名
訪問型サービス
通所型サービス
介護予防
ケアマネジメント
内 容
掃除、洗濯等の日常生活上の支援。
事業者による従来の介護予防訪問介護に相当す
るサービスから、買い物やゴミ出しなど生活援
助に特化した、多様なサービスが想定されてい
ます。
機能訓練や集いの場など通所型のサービス。
事業者による従来の介護予防通所介護に相
当するサービスから、専門職による短期間
に集中して行うサービスなど、多様なサー
ビスが想定されています。
総合事業によるサービスが適切に提
供できるよう、ケアプランの作成を
行います。
訪問型サービス
介護予防・生活支援サービス事業
自立した生活を送るため、
日常生活の手助けをしてもらう
要支援
1・2
要支援
1・2
要支援1・2の方が利用できるサービス。
かい ご
よ ぼう ほう もん かい ご そう とう
介護予防訪問介護相当サービス
ホームヘルパーが訪問し、
生活援助(食事の準備や調理等)、
身体介護(食事や入浴、排せつの
介助等)を行います。
※生活援助は同居世帯員がいる場合は、
原則として利用できません。
●利用回数週 1 回〜(地域包括支援センターの作成するケアプランにより決まります)
●利 用 料 月額制で、利用回数により異なります。
1か月あたりの自己負担
(1割)
のめやす
週 1 回程度利用
1,193 円
週 2 回程度利用
2,384 円
週2回を超える程度の利用は、事業対象者・要支援2が対象です。
*介護予防訪問介護において認められている加算については、総合事業訪問介護においても
認められます。その分自己負担額が変動します。
要支援
1・2
事業
対象者
ほう もん がた
訪問型サービスA
生活支援員
(ヘルパー等)
が訪問し、入浴の見守り、買物、調理、掃除、洗濯、布団干し等の家
事や日常生活に対する支援を行い、生活習慣の改善を図ります。
家事は利用者と共に行い
ます。
●利用回数 最大週 2 回、1 回 2 時間まで利用可能。ただし、週 2 時間を上限とします。
(地域包括支援センターの作成するケアプランにより決まります)
●利 用 料 月額制で、利用回数により異なります。
1か月あたりの自己負担
(1割)
のめやす
月 4 時間利用の場合(1 回 1 時間、週 1 回利用)
756 円
月 8 時間利用の場合(1 回 1 時間、週 2 回利用)
1,511 円
要支援
1・2
マークについて
事業
対象者
事業
対象者
ほう もん がた
訪問型サービスC
栄養改善を図り、
要介護状態となることを予防します。
事業
対象者
介護予防・生活支援サービス事業対象者
が利用できるサービス。
●利用回数 3 カ月間で 8 回、1 回 2 時間の利用。
(地域包括支援センターの作成するケアプランにより決まります)
●利 用 料 1 回 500 円
地域支援事業
通所型サービス
一般介護予防事業
通所介護施設で食事や入浴などのサービスを受ける
要支援
1・2
事業
対象者
かい ご
各種事業に参加する人を増やすとともに、通いの場が増えていくような地域づくりを進めます。
よ ぼう つう しょ かい ご そう とう
介護予防通所介護相当サービス
リハビリの専門職等が住民主体の通いの場などに関わることで介護予防のための人材を育てる
通所介護施設(デイサービスセンター)で、食事のサービスや生活機能の維持向上のた
めの体操や筋力トレーニングなどを日帰りで受けられます。
●利用回数 週 1 ~2 回(地域包括支援センターの作成するケアプランにより決まります)
●利 用 料 月額制で、利用回数により異なります。
1か月あたりの自己負担
(1割)
のめやす
週1回程度利用 事業対象者・要支援1
1,670 円
週2回程度利用 事業対象者・要支援2
3,425 円
*食費、日常生活費は別途負担になります。
*介護予防通所介護において認められている加算については、総合事業通所介護
においても認められます。
その分自己負担額が変動します。
通所介護施設で機能訓練や趣味の活動を行う
要支援
1・2
事業
対象者
つう しょ がた
通所型サービスA
比較的心身の状況が安定している方を対象として、心身機能の維持向上のための体操、
レクリエーション、趣味の活動などを行い、介護予防を図ります。
とともに、
活動内容を充実させます。
対象者
65歳以上
(第1号被保険者)
のすべての方、
およびその支援のための
活動に関わる方。
事業名
介護予防把握事業
地域から集めた情報を活用して、閉じ
こもりなど何らかの支援を必要とする
方を把握して、介護予防活動へつなげ
ます。
介護予防普及啓発事業
介護予防活動の普及や啓発を行います。
地域介護予防活動
支援事業
地域の住民が主体となった介護予防活動の育成や支援を行い
ます。
地域リハビリテーション
活動支援事業
住民運営の通いの場、地域ケア会議、サービス担当者会議な
どにリハビリの専門職等が積極的に関わり、地域の介護予防
の取り組みを支援します。
●利用回数 週 1 ~2 回(地域包括支援センターの作成するケアプランにより決まります)
●利 用 料 月額制で、利用回数により異なります。
その他の地域支援事業
1か月あたりの自己負担
(1割)
のめやす
週1回程度利用 事業対象者・要支援1
1,319 円
週2回程度利用 事業対象者・要支援2
2,637 円
*食費、
日常生活費は別途負担になります。
*利用するメニューによって別に費用が
加算されます。
運動器機能向上 225円/月
身近な場所に通って介護予防に取り組む
要支援
1・2
事業
対象者
通所型サービスC
体操、レクリエーションなどにより筋力の向上、脳の活性化、栄養改善、口腔機能
向上を図り、要介護状態になることを予防します。希望者には送迎があります。
●利 用 料 プログラムにより異なります
「高齢者の権利を守ります」
地域支援事業では、介護予防に関する支援のほかに、高齢者の権利
を擁護するための支援も行っています。
次のようなお悩みは、地域包括支援センターにご相談ください。
つう しょ がた
●利用回数 週 1 〜 2 回
(おおむね 3 か月間、1 回 2 時間の利用)
(地域包括支援センターの作成するケア
プランにより決まります)
内 容
1回あたりの自己負担のめやす
運動器の機能向上
500 円
栄養改善
490 円
口腔機能向上
490 円
預貯金通帳や財産の
管理が自分では不安に
なってきた
悪質な商法によって
高額な買い物を
させられた
介護サービス事業者の
対応に不満を訴えても
改善されない
など
マイナンバー制度に便乗した不正な電話や勧誘等にご注意ください!
マイナンバーの通知や利用などの手続きで、国の関係省庁や地方自治体などが、電話やメール、
手紙、訪問等で口座番号や暗証番号などの個人情報の取得を行うことや、金銭やキャッシュカー
ドを要求することは一切ありません。