活動紹介 備前市地域おこし協力隊(三国地区)岸 優兵 これまでの活動実績(2016年6月~2017年1月) 1.耕作放棄地の再生 三国地区内には高齢化などにより耕作放棄地が増えており、 景観が悪化しているだけでなく、草の生い茂った耕作放棄地は 野生の鳥獣が身を隠すのに適しているため人の生活圏との 境界があいまいになってしまっています。 そこで耕作放棄地の草を刈り、土を耕し再び耕地として活用 できるように活動を行っています。 2.三国ファームステイ 耕作放棄地の再生田植え体験「三国ファームステイ」を行いました。 6月からの着任であったため残念ながら5月の田植えには参加できませんでしたが、 田植え後の田んぼの管理や収穫などにかかわらせていただきました。 796キロのお米を収穫することができ、そのうち106キロを小分け包装し、 「三国米おにうまい」として三国地区のPR商品として三国地区でのイベントの 際などに提供しています。 3.ミクにんにく 地域の方と協力して再生した耕作放棄地でにんにくの栽培を行っています。 6月からの着任であったため収穫からの参加となりました。 収穫したにんにくは「ミクにんにく」と命名されました。 そのままにんにくとして販売するだけでなく、 加工して黒にんにく(黒ミクにんにく)としても販売しています。 また、この活動を継続するべく、来年度の収穫に 向けて10月に植え付けを行っています。 にんにくの皮むきの様子 地域の方と 地域の方と収穫の様子 4.情報発信 岡山大学の学生さんにアルバイトとし て手伝っていただきました。 同じ地域の先輩地域おこし協力隊員と協力し、主に Facebook ページ「三国ちゃんねる」にて 三国地区のイベント情報や三国地区の地域おこし協力隊の活動に関する情報を発信しています。 また、地域のイベント情報などについては Facebook ページ「備前市地域おこし協力隊」にも 記事を投稿しています。 5.害獣駆除 三国地区は鹿や猪などに畑の作物を食べられたり田んぼを荒らされたりといった獣害が発生している 地域でもあります。 そのため耕地を柵やネットで囲う必要があるだけでなく、夜間の車での走行時には野生動物の飛び出 しにも注意が必要となっています。 地元の猟師さんの活躍により数は減っているとのことですが、まだまだ十分ではないため罠の狩猟 免許を取得し地元の猟師さんの指導の下で狩猟を行っています。 猟期に入ってから現在までに6頭の駆除を行っています。 新たな担い手となるべく技術を学び、今後も継続していきたいと考えています。 これからの活動目標 1.耕作放棄地の再生、活用 ・再生が完了していない耕作放棄地の再生 ・有機栽培講習会等で習得した知識を活かした作物の栽培 2.ミクにんにくの特産品化に向けた活動 ・にんにくの継続栽培 ・ミクにんにくのPR 3.三国地区の獣害被害の軽減 ・獣害被害減少に向けての狩猟の技術習得 4.情報発信 ・三国地区に関心を持ってもらうため三国地区のイベントや 自身の活動に関する情報の発信
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