カラフル第11号 (PDFファイル 1.3MB)

最終号
これ「から」の「ふる」さとを伝える復興情報紙!
11
Vol.
TANOHATA
IWAIZUMI
沿岸広域振興局
宮古地区情報紙
H29.3.1 発 行
MIYAKO
YAMADA
台風 10 号災害から約半年。
【タイトル写真:龍泉洞内】
復興へ向けてまい進する岩泉町では、皆さんが待ち
に待った“ドラゴンブルー”が復活します!
復旧・復興が加速!
昨年8月に台風10号が岩手県
に上陸し、岩泉町・宮古市・久慈
市など沿岸地域を中心に甚大な
被害をもたらしてから約6か月
が経過しました。
現在仮営業中の道の駅いわい
ずみでは、レストランや物販スペ
ースの復旧が進められており、4
月中旬には完全復旧する予定で
す。
また、「岩泉ヨーグルト」を製
造販売する岩泉乳業㈱では、被災
営
業
再
開
へ
!
龍
泉
洞
3
月
19
日
(日)
お
で
ん
せ
!
【写真:被災直後の龍泉洞】
日本三大鍾乳洞の一つであり、
岩手県有数の観光スポットであ
る龍泉洞。台風10号による豪雨で
洞内から水が溢れ、見学通路や照
明等の被害により閉鎖が続いて
いましたが、3月19日(日)に営
業を再開することとなりました。
2月18日(土)には龍泉洞内の
した工場が解体され、8月の製造
地底湖に照明を設置する作業が
再開を目標に、新工場建設のため
行われ、明かりが点されました。
の作業が進められています。
復旧工事は8割程が完了してい
現在も多くの方が仮設住宅で
るということです。
の生活を余儀なくされており、被
また、営業再開に合わせてセレ
災者一人ひとりの生活再建は始
モニーが開催されることとなっ
まったばかりですが、復旧・復興
ています。訪れたことがある方も
の弾みとなるような明るいニュ
ない方も、この機会に岩泉町の
ースが続々と聞こえています。
【写真:龍泉洞内の様子】
■龍泉洞再開へ向けての想いを伺いました!
目前に迫った龍泉洞の営業再開。現在の
心境を龍泉洞事務所(岩泉町経済観光交流
みかみ
かおる
“ドラゴンブルー”を見に出かけ
てみてはいかがでしょうか。
■岩泉よりそい・みらいネット活動中!
岩泉よりそい・みらいネット(町、町社協、岩手
課)の三上 薫 所長にお伺いしたところ、
弁護士会、NPO法人等で構成)では、台風被害か
「町内外の皆さんからのご支援と応援に
らの生活再建を中心に生活相談を受け付けていま
心から感謝しています。岩泉町の復旧はま
す。岩泉町民であれば台風被災者以外も利用するこ
だまだですが、ここから少しでも町を活気
とができ、直接窓口に来ることが困難な方には訪問
づけていきたいです。」とお話しいただき
相談も行っています。ぜひご利用ください。
ました。
【写真:龍泉洞事務所
みかみ
かおる
三上 薫 所長】
■龍泉洞(3/19 営業再開予定)
かんなり
住
所:岩泉町岩泉字神成 1 番地 1
営業時間:10 月~4月 8:30~17:00
5月~9月 8:30~18:00
問合せ先:龍泉洞事務所 ℡0194-22-2566
■相談窓口(岩泉町保健センター内)
まつはし
住
所:岩泉町岩泉字松橋 24 番地 11
受付日時:毎週金曜 10:00~16:00
問合せ先:岩泉よりそい・みらいネット事務局
℡019-654-3545
三陸ジオパークフォーラム初開催!
2月1日(水)~2日(木)の2日間、大船渡市を主
会場に「三陸ジオパークフォーラム」が開催され、
三陸ジオパークエリア(青森県八戸市~宮城県気仙
沼市までの沿岸 16 市町村) から観光関係者等 100
名を超える参加がありました。
1日目は大船渡・陸前高田・気仙沼の3コースに
分かれてエクスカーション(現地見学会)が行われ、
それぞれの地域で活動するガイドが案内し、体験を
【写真:気仙沼コース砂金採り体験】
【写真:大船渡コース記念写真】
通して地域の魅力を紹介しました。
2日目は大船渡プラザホテルで基調講演及び活動報告が行われまし
やすみ
た。岩泉町三陸ジオパーク推進協議会の佐々木保美会長は、自身がガ
イドを務める岩泉観光ガイド協会の活動について発表しました。昨年
の台風 10 号災害で全国からいただいた支援への感謝を述べた後、ガ
イド協会内の5つの部会の活動について報告しました。今後の活動に
ついては、
「3月 19 日に龍泉洞が営業再開します。また、昨年からツ
やすみ
リークライミングにも力を入れています。ぜひ岩泉町に来てジオの楽 【写真:佐々木保美さん(上)、
しさに触れていただきたい。」と力強く語っていました。
活動報告の様子(右)】
■宮古地域 NEWS
ほ たか
■宮古市:水揚量日本一「マダラ」を名物に!
宮古港はマダラ(真鱈)の漁港
別水揚量が6年連続日本一(H22
~H27)
、実は宮古は「マダラの
まち」なのです。
このマダラを観光振興に活か
そうと、2月7日(火)、沿岸市
町村の宿泊業者等が組織する「陸
中海岸魚彩王国実行委員会」でマ
ダラを使った新メニュー試食会
が開催されました。今回出品され
たメニューは、実行委員会会員の
宿泊施設での提供を検討してい
ます。
ぶとう
【写真:店主の武藤 理穂さん】
山田町に低糖・低カロリース
イーツのお店がオープンしま
した。店主の武藤さんは専門学
校を卒業して地元山田に戻り、
アルバイトを経て念願の自分
の店をオープン。自身の入院経
験などから、身体にやさしいス
イーツを提供することを決意
しました。めまぐるしく変わっ
ていく山田町の復興の様子に
思いをはせながら、多くの人に
山田に来てもらえるよう日々
奮闘中です。
■Patisserie 穂茂(パティスリーほたか)
かわむかいちょう
〒山田町川向町 51-5
営業時間 10:30~19:00 不定休
※商品が無くなり次第閉店。
※駐車の際はお隣のスーパーびはん
駐車場をご利用ください。
【写真:魚彩王国試食会の様子】
また、2月 15 日(水)には「浜料
理交流会」が開催され、各漁協女性部
がマダラを使ったカレーやディップ
ソースなどそれぞれ工夫を凝らした
料理を出品し、試食・意見交換を行い
ました。
さらに、宮古水産振興センターで
は、宮古のマダラの知名度向上とブラ
ンド化を図るため、来年1月に「宮古
寒鱈まつり(仮称)」の開催を予定し
ています。2月 26 日に開催された宮
古毛ガニ祭りでは、マダラのPRブー
スを出展しました。鮭、毛ガニに次ぐ
名物「マダラ」に注目です。
■山田町:みんなに笑顔を!「Patisserie 穂茂」
■田野畑村:みちのく潮風トレイルコース開通!
【写真:浜料理交流会の様子】
1月 22 日(日)
、みちのく潮
風トレイル普代村南部-田野畑
村区間(約 34km)が開通しまし
た。「海のアルプス編」と名付け
られたこのコースでは、標高約
きたやまざき
うのす
200m の北山崎や鵜ノ巣断崖な
ど見どころが盛りだくさんです。
あけど
【写真:震災遺構「明戸海岸防潮堤」】 また、東日本大震災津波で甚大な
あけど
被害を受けた明戸地区(写真)な
■ガイドのお問い合わせはコチラ
ど、震災学習のフィールドとして
NPO 法人 体験村・たのはた
ネットワーク ℡0194-37-1211 も活用されていく予定です。
* カラフル発行終了のお知らせ *
平成 25 年9月から発行を続けてまいりました「宮古地区情報紙 カラフル」は、今号をもって発行を終了いたします。
ありがとうございました!
今後は岩手県観光ブログ「イーハトーブログ」や「三陸復興フェイスブック」等で復興情報・地域情報をお伝えします。
引き続きみなさまに分かりやすく旬の情報をお届けできるよう努めてまいります。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
■イーハトーブログ http://plaza.rakuten.co.jp/machi03iwate/ ■三陸復興フェイスブック https://www.facebook.com/iwate.sanrikufukkou/
発
行/岩手県沿岸広域振興局経営企画部宮古地域振興センター
さつきちょう
所 在
地/岩手県宮古市五月町 1-20 宮古地区合同庁舎2階
問い合わせ先/電話 0193-64-2211(代表)FAX 0193-63-4703
E-mail [email protected]