3月の政治・経済イベントと マーケットの振り返り

ご参考資料
3月の政治・経済イベントと
マーケットの振り返り
重要イベント①
2017年3月1日
米国の金融政策
3月14、15日に米国の金融政策の決定の場であるFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されます。昨年
12月のFOMCで利上げが行なわれた後、今年1月31日、2月1日のFOMCでは金融政策の変更が見送られました
が、今回は追加利上げが行なわれる可能性もあります。また、今回利上げが行なわれなくても、次回5月のFOMCで
の利上げの可能性についての言及があるかどうかが注目されます。3月10日に発表される2月分の雇用統計は、金
融政策の行方を探る上で重要であり、特に賃金動向が注目されます。
重要イベント②
米国の財政政策
トランプ大統領が打ち出す財政政策の内容や規模と共に、それに対する米国議会の反応が注目されます。米国で
は予算策定や税制改革など財政に関する事項は主に議会が決めることになっており、トランプ政権が打ち出した方
針に、そのまま議会が従うとは限りません。また、過去の税制改革の議会審議にはかなり長い期間を要しており、今
回、審議が迅速に進むかどうかもまだわかりません。
重要イベント③
オランダ下院選、英国のEU離脱交渉
3月15日に行なわれるオランダの下院選では、イスラム系移民排斥を掲げる極右の自由党が大きく議席を伸ばすと
見られています。英国ではEU(欧州連合)離脱交渉開始に関する議会承認を得られる目途がたち、3月には正
式に離脱を通知する見込みです。4、5月にはフランスの大統領選挙が行なわれるなど、欧州は「政治の季節」を迎
えています。EUが求心力を失って政治的混乱が生じると、金融市場にも影響する懸念があり、注意が必要です。
国・地域
予定
1日(水)
米国
個人所得、個人消費支出、個人消費支出デフレーター(1月)
5日(日)
中国
全国人民代表大会開幕
7日(火)
中国
外貨準備高(2月)
8日(水)
中国
貿易収支(2月)
9日(木)
ユーロ圏
10日(金)
米国
15日(水)
オランダ
15日(水)
米国
金融政策発表
16日(木)
日本
金融政策発表
22日(水)
日本
貿易収支(2月)
31日(金)
日本
失業率、有効求人倍率、消費者物価指数、全世帯家計調査、鉱工業生産指数(2月)
3月中
英国
EU離脱交渉正式開始に関する立法手続き終了の見込み
金融政策発表
雇用統計(2月)
下院選挙
上記は、すべて現地時間で作成しており、作成時点で利用可能な最新の情報を用いておりますが、発表日は変更される可能性があります。
(出所)Bloombergデータ等より野村アセットマネジメント作成
当資料は、投資環境に関する参考情報の提供を⽬的として野村アセットマネジメントが作成したご参考資料です。投資勧誘を⽬的とした
資料ではありません。当資料は市場全般の推奨や証券市場等の動向の上昇または下落を⽰唆するものではありません。当資料は信頼で
きると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。当資料に⽰された意⾒等は、
当資料作成⽇現在の当社の⾒解であり、事前の連絡なしに変更される事があります。なお、当資料中のいかなる内容も将来の投資収益
を⽰唆ないし保証するものではありません。投資に関する決定は、お客様ご⾃⾝でご判断なさるようお願いいたします。投資信託のお申込
みにあたっては、販売会社よりお渡しします投資信託説明書(交付⽬論⾒書)の内容を必ずご確認のうえ、ご⾃⾝でご判断ください。
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ご参考資料
○野村アセットマネジメントHP(http://www.nomura-am.co.jp/)からは、
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