高精度質量分析による微量有機化合物の詳細構造分

有機物の不具合原因物質
有機物の不具合原因物質を迅速
原因物質を迅速に特定!
を迅速に特定!
~高精度質量分析による微量有機化合物の詳細構造分析~
有機材料での変色、割れの原因物質や微量付着物の構造を精密分子量
測定、かつ迅速に解析できる技術を確立しました。
迅速測定:特殊イオン化により前処理不要
● DART(Direct Analysis in Real Time)イオン源に
試料をかざすことにより、試料中の成分をイオン化す
ることができます。
● 抽出等の前処理が不要になり、迅速な分析が可
ニコチン
イオン強度
能となります。
m/z
タバコ直接分析結果
構造解析:
により精密質量測定が可能
構造解析:TOFMSにより精密質量測定が可能
●ポリエチレンペレットをそのままDARTイオン化に
より質量分析し、検出された最大イオンについて精
密質量分析を行いました。
イオン強度
●組成式より、酸化防止剤であるIrgafos168と断定
システムオイル比較
C42H63O3P:Irgafos168(+H)
できました。
m/z
C42H62O3P
ポリエチレンペレット分析結果
豊富な知見とデータベースで物質を同定します
事例:各種システムオイルの同定分析が迅速に可能
58マス毎:PPO(ポリプロピレンオキサイド)系
● 比較試料の分析により、ごく微量の付着物であっ
m/z
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エステル系(FTIR分析結果より)
72マス毎:PBO(ポリブチレンオキサイド)系
イオン強度
イオン強度
ても、前処理なく、特定が可能となります。
14マス毎:鉱油系(単環ナフテン)
イオン強度
明します。
イオン強度
● 高精度な質量分析により有機化合物の構造が判
m/z
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システムオイル比較
株式会社 KRI 解析研究センター tel:06-6466-4555
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