何もないとは言わせない!・里山里地協力隊ニュース など

初めて福山を訪れたのは3年前の
3月でした。それから月に約一度の
ペースで福山に通い、早いものでこ
の連載も今回で 回目を迎えます。
福山に住む皆さんが見過ごしている
福山の魅力を再発見することをミッ
ションに、東京在住という視点を大
事 に こ れ ま で 取 材 し て き ま し た が、
その中で見えてきたのは、これから
魅力になり得る福山の可能性の存在
でした。すでにある魅力に光を当て
るだけでなく、その可能性をじっく
り育て、根気強く伸ばすこと。それ
こそがこれからの福山にとって最も
大切なことではないでしょうか。そ
れには、外からの視点に加え、中か
らの視点が重要になります。そこで
この連載もそれに最もふさわしい
方々に託したいと思います。私から
最後にご紹介するのは地域おこし協
力隊のお二人。福山に定住し、市の
活性化のために活動している中尾さ
んと羽田さんにお話を伺いました。
クルーズ客船「にっぽん丸」
福山港・鞆の浦沖寄港
1月12日、クルーズ客船「にっぽん丸」が
福山港に入港し、鞆の浦沖へ停泊しました。
約350人の乗客は小さな船に乗り換えて
鞆の浦へ上陸し、町並みの散策や瀬戸内海の
景色を楽しみました。
船内での歓迎式典では、地元の鞆こども園
園児による和太鼓演奏や記念盾贈呈を行い、
船の寄港を歓迎しました。
30
▲地域おこし協力隊
羽田俊介さん(左)、中尾 圭
さん(右)
―お二人はなぜ福山の協力隊に?
中尾さん:以前勤めていた会社の仕
事で福山には度々来ていました。そ
の中で多くの人や場所につながりを
もてたのですが、仕事をやり終えた
とき、その人たちとの関係がなくな
ることが考えられなくて、福山で仕
事がしたいと思うようになりました。
羽田さん:福山から上京し、写真家
として活動した後、4年間モロッコ
の旅行会社に勤めていました。帰国
する年に福山で協力隊の募集がある
と聞き、生まれた地域のために何か
したいという思いから応募しました。
―今後の目標と意気込みは?
羽田さん:観光はまちの活性法の一
つ。それを多くの方に理解してもら
い、福山、特に鞆を観光地として盛
り上げていきたいです。
中尾さん:市街地と郊外をつないで
いきたいです。日常生活に取り入れ
られるちょっとした体験イベントが
できたら市民の皆さんも自然と参加
してくれるんじゃないかなって。福
山だからできるライフスタイルを提
案したいです。―つづきは「ふくや
ま観光・魅力サイト」けへ―
くふくやま魅力発信課(☎ ・11
35)、 取材・文/堀川 静
928
101年目の
あたらしいふくやまへ。
▲鞆こども園園児
による和太鼓演奏
エフピコRiM
広島テレビ 毎週水曜日
午後6時 分∼7時
市ホームページからも見ることができます
レディオBINGO
▲福山の技術を生か
した歓迎記念盾
多くの人 が鞆の浦の町並みを
散策。対 潮楼では琴と尺八の
演奏で歓 迎しました!
広報テレビ
広報ラジオ
鞆の浦沖 では鯛網船によるお出迎え。
桟橋上陸 時には振り旗と横断幕で歓迎!
放送日
里山里地アウトドアレジャー
in 俄山を開催しました
にわかやま
リムムン のおすすめ
毎週月曜日 午前8時11分(30秒)
ホームページ
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/
Facebookページ「何もないとは言わせないプロジェクト」
https://www.facebook.com/fukuyama.city
メール配信サービス
https://service.sugumail.com/fukuyama-city/
広報「ふくやま」の記事内容に関する問い合わせFAX
秘書広報課 FAX:931−2056
編集室から
●少しずつ暖かくなり、運動するにはぴったりの季節ですね。
何か新しいことを始めたくなります●3月19日に開催する「ふ
くやまマラソン」に参加します。コースは2度目の挑戦となる
10㎞。前回よりも速いタイムと言いたいところで
すが、練習不足なので完走を目標に走り切りたいで
す●広報「ふくやま」は来月少しリニューアルします。
福山の魅力あふれる新しいコーナーなどを予定して
いるので、楽しみにしていてくださいね。…三田
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広報ふくやま 2017年3月号
▲良く晴れた空の下、里山散策
▲植え付け体験に夢中
1月22日に山手・津之郷里山里地地域で魅力発信イベント
「里山里地アウトドアレジャー in俄山」を開催しました。
今回のイベントでは、ガイド付き里山散策、原木シイタケ
の収穫、シイタケ菌やどんぐりの植え付け体験など、普段で
きない体験におとなも子どもも夢中になっていました。
今後も里山里地を活用したユニークな体験イベントを企
画していきます!
日 時: 3
月 18 日㈯∼ 4 月 2 日㈰
午前10時∼午後6時
※受け付けは午前10時∼午後5時
m up!!
動物園
参加費: 無料※えほんの国入場料は必要
読み聞かせやリズム遊びなども随時開催中!
里山里地協力隊募集中!
実行委員
協力隊は1月末現在で280人。
会を立ち上げ、
里山里地の魅力発信に向け
たイベントの企画、
運営を行っています。
き く 里山里地交流促進等事
業実行委員会事務局
(農林水産課内☎928-
1033)
Zoo
ず∼むあっぷ
3/11 ㈯
25 ㈯
3/ 9 ㈭
17 ㈮ほか
14:00
14:45
14:00
14:30
※詳しくは
リ
ム
ム
ン
えいごでよみきかせ
うたって!おどって!
リトミック!
に掲載
えほんの国
えほんの国
(☎959-4192)
25
広報ふくやま 発行日/毎月1日 編集/
秘書広報課
福山市東桜町3番5号
発行/福山市 〒
印刷/㈱小山オフセット印刷所 ☎922-0280
ありがとう 100周年!
2017
2016
福山の美術 100 年展
1916
市役所代表 ☎
広報担当☎
未
来
市制施行100周年を記念して「福山の美術100年展」を開催します。本展は福山市100年の
歩みの中で美術の礎を築いた福山ゆかりの美術家たちの作品を紹介します。
へ
つ
3月17日〈金〉-26日〈日〉
※前期は20日㈪まで、
後期は22日㈬から開催
な
会場:ふくやま美術館
観覧料:無料
み ご
問い合わせ:福山文化連盟
(☎931-6753)
日本画や洋画、彫刻、工芸、書、写真、建築、デザインなど
んう
の各分野の美術家たちを広く知ってもらい、
福山の美術の
100年の歴史と現在、
そして新たな時代を展望するもので
な
す。福山にゆかりがある作家の作品が一堂に集まる展示
の
は初めてで、
市制施行100周年だからこそ実現した企画展
となっています。
1
福山ゆかりの美術家たち
関連イベント
0
ふくやま美術館の所蔵作品を中心に101点
記念講演会
「福山の美術100年展によせて」
を展示し、
福山の美術の100年の歩みを振り返り
0
あ 3月18日㈯午後2時~3時30分 ます。
お 60人※先着 年
福山文化連盟会員および地元美術家たち
ロビーコンサート「音楽でたどる100年」
福山文化連盟会員および関連団体をはじめと あ 3月25日㈯午後2時~3時 お 150人※先着
する福山で現在活躍中の美術家の作品を前期・ ギャラリートーク
あ 3月26日㈰午後2時~3時30分 後期合わせて217点展示します。
100周年、
感動をありがとう
①
[email protected]
HP http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/
②
③
④
1916年7月1日に市制を施行し誕
生 し た 福 山 市。2016年 の 市 制 施 行
100周年という大きな節目を子ども
からおとなまで多くの皆さんと喜び
祝えるよう、市制施行100周年記念事 問 100周年事業推進室
業推進委員会を設立しました。
「市民
(☎928-1107)
全員参加」と「100万本のばらのまち
福山の実現」を目標に、皆さんとともにこれまで多くの
事業を実施しました。
次の100年に向け、新たなスタートを切った福山市。先
人が私たちに思いをはせ育んでくれた「ふるさと福山」
を未来へつないでいけるよう、市の花「ばら」にその思い
を込めて次の100年に託していきたいですね。
⑤
⑥
⑦
⑧
①100周年おめでとう ②「心のプラカード」ミュージックビデオ ③ローズバトンリレーゴール ④福山とんど祭り
⑤100万本のばらのまち達成 ⑥市制施行100周年記念式典 ⑦100周年記念スペシャルパレード ⑧ルクシアタふくやま
公式ホームページ
福山市100周年
検索
公式フェイスブック
託されたばらプロジェクト 検索
人口と世帯数
100周年事務局から
広報「ふくやま」の100周年特集コーナーは今月号で最後となります。これまで多く
とてもうれしく思います。事務
の人とともに100周年記念事業を盛り上げられたこと、
局一同深く感謝します。
これまで本当に多くの感動をありがとうございました。
1月末現在
人 口:471,122人(対前月比-115人)
男:229,150人 女:241,972人
世帯数:204,729世帯(対前月比+38世帯)
※福山知っとる検定の答え ①
表紙の写真:友好の証し 劇「日東第一形勝物語」
日東第一形勝の舞台からユネスコ記憶遺産へ
日韓トップ囲碁対局・鞆
朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流福山大会
と き
ところ
3月11日(土)
・12日
(日)
鞆町
鞆公民館、福禅寺対潮楼(国史跡)ほか
3月12日の劇の発表に向けて練習をしている鞆
当時の朝鮮通信使団と
小学校6年生の皆さん。
日本との親善交流の様子を再現します。