<プレスリリース> 2017年3月1日 2017年アスタナ国際博覧会 日本館 2017年アスタナ国際博覧会 日本館 開幕100日前 記者発表会 エネルギー課題に対するオールジャパンの経験と挑戦について 日本館展示の見どころを発表 ■ 日本館サポーターに 石原良純さん、三船美佳さんが新たに就任 ■ ■ 「ジャパンデー」の出演者・プログラム 初公開 ■ カザフスタン共和国の首都アスタナで、2017年6月10日(土)から9月10日(日)の93日間にわたって開催される 「2017年アスタナ国際博覧会」では、「未来のエネルギー」をテーマに、115ヶ国・18国際機関※が参加し、魅力的な パビリオンを展開します。日本館の出展にあたっては、経済産業省を幹事省、文部科学省、国土交通省及び環境省 を副幹事省、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)を参加機関として準備を進めています。 ※2017年2月27日時点 【日本館出展テーマ】 Smart Mix with Technology ~ オールジャパンの経験と挑戦 ~ エネルギー資源に乏しい日本は、経済成長とともに増加するエネルギー消費量や環境問題の課題を解決するため、 国民を巻き込んだ省エネルギーの推進、新エネルギーの導入、CO2排出量の削減等に取り組んできました。 そして今も 3E+S* の同時達成に向けて更なる努力を積み重ねています。こうした取り組みを「オールジャパンの経験 と挑戦」として世界にアピールし、アスタナ国際博覧会のテーマである「未来のエネルギー」への提案として、我が国 の高い技術力と世界の課題解決に貢献できる日本の姿を世界に向けて発信します。 *3E+S:安全性(Safety)を前提とし、エネルギーの安定供給(Energy Security)を第一に、経済効率性の向上(Economic Efficiency)による 低コストでのエネルギー供給を実現し、同時に、環境への適合(Environment)を図るため、最大限の取組を行うこと。 本日、開幕まで約100日を前にして「2017年アスタナ国際博覧会 日本館 開幕100日前 記者発表会」を開催し、 以下の日本館最新情報を発表しました。 【日本館 発表内容】 ● 日本館展示の全体構成、各ZONEの詳細・見どころについて ● アテンダントユニフォーム ● ジャパンデー 出演者・プログラム内容について ● 日本館 新サポーターの就任、 および 日本館サポーターの紹介 <ご案内先の記者会> 経済産業記者会、資源記者クラブ、文部科学記者会、国土交通記者会、環境省記者クラブ、貿易記者会 ※他、記者会以外のメディアにもご案内しております <お問い合わせ先> 2017年アスタナ国際博覧会 日本館広報事務局 担当:島田・長谷川(TEL. 03-3221-1100 FAX. 03-3265-5135 MAIL. [email protected]) 日本貿易振興機構(JETRO)アスタナ博覧会チーム 担当:一瀬 (TEL. 03-3582-5640 MAIL. [email protected]) 【日本館展示】 日本館内の展示は、①ZONEⅠ、②ZONEⅡ、③ZONEⅢの3つのゾーンで構成されます。 日本の省エネやエネルギーミックスへの取り組み、LED・藻類バイオマス・水素等の最先端技術、またその 背景にある日本の文化や精神性等を、驚き、楽しさあふれる体験や体感を通じて伝え、日本への強い関心と 共感の獲得を目指します。 ~展示構成~ ZONEⅠ イントロダクション 日本の経験 APPROACH ようこそ日本館へ ZONEⅢ テクノロジーショーケース ZONEⅡ ジャパンプレゼンテーション ~展示詳細~ <APPROACH: ようこそ日本館へ> 日本館のファサードは、「太陽」「水」「風」 などの自然エネルギーを、日本の伝統的 な文様や絵画などの要素でリデザインし、 表現しています。 <ZONEⅠ: イントロダクション 日本の経験> 経済成長を続けながらも、資源に乏しい日本が直面してきたさまざまなエネルギー課題と、その課題解決に 向けてオールジャパンで取り組んできた、日本ならではの知恵と技術の経験を紹介します。ZONEⅠに設置 された3箇所のスクリーンに、省資源国の日本だからこその様々なエネルギー課題・環境問題に直面した 「日本の経験」、その経験によって貯蓄された「エネルギーをつくる技術」、「エネルギーをつかう技術」に 関する映像を上映。 また、「エネルギーをつくる技術」として火力・原子力・水力といった「在来型エネルギー」と、地熱や太陽光と いった「再生可能エネルギー」を展示パネルで説明します。さらに、「エネルギーをつかう技術」として家電や 車の「省エネ技術」と、省エネファッションや省エネイベントなどの「省エネライフスタイル」について展示 パネルで紹介します。各展示パネルでは、3つの映像で紹介した日本ならではの知恵や技を、より詳しい内容 で ご 覧 い た だ け ま す 。 ZONEⅡ の 入 場 3 分 前 に な る と ZONEⅠ の 空 間 が 暗 転 し 、 お 客 様 に ZONEⅡ の コンテンツをより理解していただくためのプレショー空間として演出。両サイドの展示パネルの背景には、日本 らしさを感じさせる竹林の造形、効果音、映像と連動する正面演出により、「日本の経験」「培った様々な技術 や取り組み」などを紹介する“メッセージ空間”として展開します。 <ZONEⅡ: ジャパンプレゼンテーション> 日本は未来へ向けて技術開発への挑戦を続けています 。日本人の知恵や心を持ち続け、さまざまな エネルギーを組み合わせて活用する「Smart Mix with Technology」をテーマにプレゼンテーションします。 日本館の展示のメインとなるZONEⅡには、約200名を収容できる空間に、高さ5m、幅20mの巨大スクリーン を設置。約8分に渡る迫力の映像とスマートフォンアプリを融合した臨場感溢れるプレゼンテーションで 、 楽しさ・驚き・ 感動の体験を世界の皆様に伝えます。 プレゼンテーションでは、日本で実用化が始まっている水素燃料電池車と水素エネルギーや、大量生産の 実現で ジェッ ト機を も 動かす藻類バイ オ 技術など 、日本ならで はの視点や発想で 未来につながる エネルギー技術を紹介します。 <スマートフォンアプリ> 日本館に来場されたお客様は入館前にアプリをダウンロードしていただき、 非可聴音(人の耳には聞こえない音波)を用いた、映像とスマートフォン アプリを連動させた演出を体験していただけます。 ※Android OS(動作検証の対応範囲は、4.4以降~2017年3月時点での 最新バーションとする)、iOS:iOS8以上 スマートフォンアプリの画面(イメージ) <ZONEⅢ: テクノロジーショーケース> 便利で豊かな暮らしを支える先端技術や、環境負荷を低減する未来の技術を、来場者が楽しく参加・体験 できる展示としてわかりやすく紹介します。日本人の暮らしを便利に快適にするテクノロジーとしてHEMS (Home Energy Management System)を中心とした映像を実物大の家型スクリーンに投影。目には見えない 快適な生活を支える先進のテクノロジーを披露することにより、先進の暮らしを見える化して展開します。 また、特別協力として、2005年 愛・地球博の基本理念「自然の叡智」を未来に継承し、持続可能な社会の 実現に向けて活動している一般財団法人地球産業文化研究所が出展します。 アスタナ国際博覧会では、愛・地球博のマスコットキャラクターのモリゾーとキッコロをナビゲーターとして、 CO2削減に向けた取り組みを、アニメーションやCO2削減ゲームを通じて楽しく紹介します。 ※CCUS (CO2削減技術)とは、工場や街などから排出されるCO2を集めて地中に埋める技術と集めたCO2を再生 可能燃料として再利用する技術です。 ©GISPRI 【アテンダントユニフォーム】 <アテンダントユニフォームについて> デザインのコンセプトは“Future Energy”です。アテンダントが、エネルギッシュに活動できるようなユニフォームを 目指しています。 基本スタイルは、エネルギーを表す赤を中心とした色を使っています。盛夏スタイルは、女性用のカットソー、 男性用の半袖シャツに日の丸をイメージしたデザインを用い、日本らしさとオリジナル性を高めました。 白やブルーの面積を多くすることにより、夏らしさや涼やかさを演出します。また、日本館のシンボルマークと シンボルカラーは、帽子のリボン、ポケットチーフ、バッグのプリントに使用しています。 アテンダントの可動性を考慮し、全てのユニフォームにはハイストレッチ素材を起用しています。 吸汗・速乾・透け防止機能を持たせた日本の高機能素材を使用しています。 基本スタイル 盛夏スタイル 【 Japan Day 】 (案) ジャパンデー アスタナ国際博覧会に参加する各国が、会期中の1日をナショナルデーとして参加国独自のイベントや レセプションを開催します。日本は2017年7月22日(土)を「ジャパンデー」とし、さまざまなイベントを行います。 ジャパンデーでは、日本の伝統と現代の多様な文化を通して、そこに込められた日本の魅力を、カザフスタンを はじめ広く世界の皆様に、楽しく体感していただきます。 ジャパンデーのメインとなるのは、日本の伝統と現代の多様な文化を特別ステージとパフォーマンスで表現する、 日本館公式催事の文化イベントです。日本の「伝統」を表現するのは、津軽三味線奏者の上妻宏光を中心として、 雅楽師の東儀秀樹や日本伝統音楽の和楽器アーティスト。この日限りのジャパンデーオリジナル特別ステージを 繰り広げます。そして、日本の「現代」を表現するのは、過去の国際博覧会でも例のない、日本館初となる館内で の特別コンテンツ、来館者参加型のインタラクティブ・オーディオビジュアルパフォーマンス。距離や時間を超え て点在する地域性の高い祭りの音楽や踊りを最新のデジタル技術で融合し、日本館展示スペースに新時代の 祝祭空間を紡ぎ出します。 〔 実 施 概 要 〕 (案) ◇ 開催日 : 2017年7月22日(土) 10:00 ~ 21:30 ◇ 開催場所: 2017年アスタナ国際博覧会 会場内 - ナショナルデー ステージ (エクスポプラザ) - 日本館 ◇ 基本構成内容: ① 国際博覧会公社 主催公式行事(式典) ・・・ ナショナルデー ステージにて開催 ② 日本館公式催事 1)文化イベント ▼日本伝統の和楽器アーティストによるオリジナル特別ステージ ・・・ ナショナルデー ステージにて開催 ▼日本の祭りの音楽や踊りを最新のデジタル技術で融合する オーディオビジュアルパフォーマンス ・・・ 日本館内にて開催 2)レセプション ③ 特別協力団体(一般財団法人地球産業文化研究所ほか) 主催イベント 〔 日本館 公式催事 〕 ●文化イベント● ナショナルデーステージにて開催 「日本の伝統を伝える・・・」 日本伝統の和楽器アーティストによる特別ステージ <コンセプト> 日本古来の音楽と大陸の音楽が融合し、自然と共生しながら育んできた日本の音楽。1,400年以上の昔から姿を 変えずに演奏されている雅楽からはじまり、三味線や琴、尺八、笛、など、悠久の時を超え、歴史とともに歩んできた 和楽器で、現代の日本の精神性とこころを伝えます。 <出演アーティスト> 【プロデューサー】 津軽三味線奏者 上妻 宏光 <特別ステージの企画内容> テーマ 「伝統は進化する」。 【スペシャルアドバイザー】 雅楽師 東儀 秀樹 日本の文化や伝統のさらなる革新をめざす津軽三味線 の第一人者、上妻宏光が本公演をプロデュース。 新進気鋭な和楽器ユニットが、西洋やカザフスタンの 音楽エッセンスをとりいれながら、いにしえの音色で 進化する日本の伝統音楽を披露します。さらに、世界 最古の音楽芸術、雅楽を奏でる雅楽師・東儀秀樹を 音楽交流のスペシャルアドバイザーに迎え、シルクロー ドでつながる日本とカザフスタン、日本の伝統音楽と 大陸音楽の文化交流の表現に挑みます。 ●文化イベント● ©Ayako Yamamoto ■辻本好美(尺八奏者) ■DAZZLE(ダンスカンパニー) ■日吉章吾(琴奏者) ■花柳寿楽(日本舞踊家) ■白藤ひかり、武田佳泉(津軽三味線奏者) ほか 日本館にて開催 「日本の現代を伝える・・・」 日本の祭りの音楽や踊りを最新のデジタル技術で融合する オーディオビジュアルパフォーマンス <特別コンテンツ 企画概要> 日本の地方にいまも伝わる盆踊り・祭りの音や踊りが織り成す空間 の中で、日本の文化をヴァーチャルに体験するインスタレーション。 日本の伝統文化である、全国各地の「盆踊り」や「祭り」を、アートと テクノロジーを駆使して再構築。また、来館者の参加によるインタラ クティブ演出などに加えて、カザフスタンの祭りや伝統楽器、舞踊 などを最新のデジタル技術で融合し、新たな異文化交流から生み 出される新時代の祝祭空間を紡ぎ出します。企画・制作は大阪を 拠点に活躍するクリエイティブ・プロダクション「COSMIC LAB (コズミックラブ)」。 オーディオビジュアルパフォーマンス 【日本館サポーター】 アスタナ国際博覧会日本館では、アスタナ国際博覧会や日本館の魅力を幅広く発信するため、各界でご活躍 されている方々を「アスタナ国際博覧会日本館サポーター」として、経済産業大臣より任命するプロジェクトを 進めています。就任いただいた日本館サポーターには、その知名度や情報発信力を活かして、様々な場面で アスタナ国際博覧会及び日本館の魅力発信にご協力いただきます。 ~新規就任サポーター~ 三船 美佳 (タレント) 石原 良純 (俳優・気象予報士) 1962年 神奈川県 逗子生 まれ 。1984年松 竹 富士映画「凶弾」で俳優デビュー。その後、舞 台、映画、テレビドラマなどに多数出演。湘南 の空と海を見て育ったことから気象に興味をも ち、気象予報士試験へ挑戦。1997年、見事合 格。日本の四季、気象だけではなく、地球の 自然環境問題にも力を入れている。また、官 公庁・地方自治体の環境講演会、シンポジウ ム多数。 桂 歌蔵 (落語家) 1982年生まれ。俳優・三船敏郎、 女優・喜 多川美佳 との間に長女として生まれる。国際 的な俳優だった父の影響で、幼稚園から高 校までインターナショナルスクールに通学。 1997 年 、 CM 「 ブ ル ガ リ ア ヨ ー グ ル ト 」 で デ ビュー。白血病患者役でスキンヘッドになっ た映画「友情」では日本アカデミー賞 新人 俳優賞受賞。以降、映画・ドラマ・CM・バラエ ティーなど多方面に活躍。 嘉門 達夫 (シンガーソングライター) 1959年生まれ。日本で有名なシンガーソングラ イター。1970年日本万国博覧会(大阪万博)に 多大な影響を受けて育ち、以来、万博の熱烈 なファンとなる。2010年上海万博では日本産 業館応援団長、2015年イタリア・ミラノ万博では 日本館 サポーターを務め、現地でライブも 行った。 1964年 大阪 生ま れ 。日本の 落語家 。現 在 都内寄席の他、全国各地のホール落語会等 の高座を積極的に務めながら、雑誌の エッセイ、テレビのレポーターなど多方面でも 活動中。なお、海外公演にも積極的に務め、 2012 年 に は ア メ リ カ の ロ サ ン ジ ェ ル ス 、 シ ア ト ル に て 英 語 落 語 公 演 、 2014 年 ウズベキスタン・カザフスタン公演、2015年 エジプト・ケニア公演、2016年モンゴル公演 を行い、好評を博す。 米村 でんじろう (サイエンスプロデューサー) モリゾー・キッコロ (愛・地球博 公式マスコットキャラクター) 1955年生まれ。日本のサイエンスプロデュー サー。2005年、愛知万博では「エネルギー教 室」を開催し、好評を博す。現在、サイエンスプ ロデューサーとして、科学実験等の企画・開発、 各地でのサイエンスショーや実験教室、各種テ レビ番組・雑誌の企画・監修・出演など、さまざ まな分野、媒体で幅広く活躍中。 ©GISPRI モリゾーは、森のおじいちゃん。キッコロは、 森のこども。ふたりは、愛知県瀬戸市にある 海上の森に住んでいる森の精です。2005年 愛・地球博の開催中は会場で大活躍し、閉 幕とともに森に帰りましたが、今度はみんなの エコ活動を応援したり、環境問題を一緒に考 えたりするためにみんなの所に戻ってきまし た。その後に開催された国際博覧会にも積 極的に参加して活動しています。 ※2017年3月1日時点 ※50音順(キャラクター除く) 【協賛企業・団体】 日本館の出展には、多くの企業・団体の皆様にご支援をいただいております。 丸紅株式会社/国際石油開発帝石株式会社、トヨタ自動車株式会社、日本たばこ産業株式会社、三菱重工業株式会社/ 株式会社東芝/伊藤忠商事株式会社、住友商事株式会社、石油連盟、双日株式会社、豊田通商株式会社、 三井物産株式会社、三菱商事株式会社 特別協力: 一般財団法人地球産業文化研究所 ※2017年3月1日時点での見込み含む 《参考資料》 【日本館シンボルマーク】 日本を象徴する赤い丸からエネルギッシュに飛び出す3つの色は、在来型の エネルギー、再生可能エネルギー、未来のエネルギーを、そして、それぞれの色が 重なり合う部分はエネルギーミックスを意味し、一体となって未来に向けて上昇して いくことを表現しています。 【2017年アスタナ国際博覧会の概要】 2017年アスタナ国際博覧会は、2017年6月10日(土)から9月10日(日)までの93日間、カザフスタン共和国の 首都アスタナで開催されます。アスタナ国際博覧会は、国際博覧会条約に基づく認定博覧会で、2012年の 麗水(ヨス)国際博覧会に続く認定博となります。 ■会場面積 : 25ヘクタール ■想定入場者数 : 500万人以上 ■想定参加国等 : 115ヶ国・18国際機関 (2017年2月27日時点) 【2017年アスタナ国際博覧会のテーマ】 【2017年アスタナ国際博覧会ロゴ】 <テーマ> 未来のエネルギー (Future Energy) <サブテーマ> 1. CO2 排出削減 (Reducing CO2 Emissions) 2. 省エネルギーの活用 (Living Energy Efficiency) 3. すべての人類のためのエネルギー (Energy for All) ©EXPO2017 ©EXPO2017 アスタナ国際博覧会に関する情報は、下記ウェブサイトをご参照ください。 http://expo2017astana.com 日本館に関する情報は、下記の公式ウェブサイト・Facebookページをご参照ください。 http://expo2017-astana.go.jp/ Facebook ページ 『2017年アスタナ国際博覧会日本館広報事務局』
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