あなたの声掛けが、大切な命を守ります あなたの声掛けが

2017 年(平成29年) 3 月 1 日(水)
3/1~7
春 の 火災予防運動
3月1日~7日の春の火災予防運動期間中、各消防署では消防フェアなどを開催
し、火災予防についての啓発活動を行います。
空気が乾燥し、火災が起きやすい時期を迎えています。皆さんも、火の取り扱いに
は十分注意して、大切な生命や財産を一瞬で奪ってしまう火災を予防しましょう。
火災はひとごとではありません!
市内の火災の発生状況
昨年、市内では265件の火災が発生し、7人の方が亡くなっています。火災の半数
以上を占めるのが建物火災で151件発生しており、そのうち住宅火災が83件におよ
んでいます。
火災の原因は?
市内で発生した昨年の出火原因ワースト3は【下表】のとおりで、これらを防止す
ることが重要です。
平成28年出火原因ワースト3
順 位
出火原因
件 数
1位
放火(疑いを含む)
58件
2位
たばこ
42件
3位
こんろ
30件
出火原因ワースト1位は、昭和57年以来35年連続で放火(疑いを含む)となって
います。放火を防ぐために、【右図】の点に気をつけましょう。
適切に管理しましょう
住宅用火災警報器
住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の寿命や電
池切れで正常に火災を感知しない可能性があるため、火
災を早期に発見できず、逃げ遅れることも考えられます。
住宅用火災警報器の本体の寿命は、10年が目安です
が、10年経っていなくても、電池切れや故障の場合は、
本体の交換が必要となります(電池を交換しても他部
品の劣化が考えられるため本体の交換をお勧めしてい
ます)。
定期的に点検や清掃を行い、いざという時にきちんと
作動するよう維持管理を行ってください。
4
消しましょう その火その時 その場所で
(平成28年度全国統一防火標語)
住宅防火 いのちを守る7つのポイント
1 寝たばこは、絶対やめる
3つの習慣 2 ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する
3 ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す
1 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する
2 寝具、衣類およびカーテンからの火災を防ぐために、防炎
品を使用する
4つの対策
3 火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器などを設置
する
4 お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力
体制をつくる
出火原因ワースト1位の放火を防ぐために気をつけよう!
家の周りに燃えやすい
ものを置かない
ごみは指定された
日時・場所に出す
物置や車庫に鍵をかける
ご存知ですか?住宅用火災警報器の捨て方
住宅用火災警報器に使用した電池は、本体と別にして捨てます。
本体は不燃ごみ、住宅用火災警報器に使用した電池は有害ごみとして捨て
てください。
不燃ごみ
住宅用火災警報器
本体
とりカエル
有害ごみ
住宅用火災警報器
に使用した電池
*住宅用火災警報器に使用した電池はリサイクルできません。
電器店やスーパーなどに設置されたリサイクルボックスや回収箱には入れ
ないでください。
FAX
問い合わせ 消防局予防課 ☎202‐1613 202‐1669
3月は自殺対策強化月間
あなたの声掛けが、大切な命を守ります
自殺は大きな社会問題です。厚生労働省の統計では、全国で2万人以上、本市
でも180人前後の方が毎年自殺で亡くなっています。全体の自殺者数は減少傾向
にあるものの、40歳未満の若い世代は減りが鈍く、若い世代の自殺が問題と
なっています。
自殺は、本人はもちろん、家族や周りの人々にも大きな悲劇をもたらします。
自殺を減らすためには、ゲートキーパーの支援が必要です。
悩みを抱えた人を支援するゲートキーパー
死にたいと考えている方は、生きたいという本
心との間で揺れ動き、何らかのサインを発してい
ると言われています。そのサインに気づき、支援
するのがゲートキーパーです。特別な資格は必要
なく、誰でもゲートキーパーになれます。
悩んでいる人は家族だけでなく、職場や学校な
ど私たちの周囲にもいるかもしれません。自殺を
防ぐためにはみんながゲートキーパーとなって、
「気づく」「傾聴する」「つなぐ」「見守る」な
どの支援を行うことが大切です。
気づく
身近な人の変化に気づく
身近な人の様子がいつもと違うと気づいたら、「何だか元気がなさそうだけど」
「何でも話して。いつでも相談にのるよ」と声をかけてみましょう。
傾聴する
相手の気持ちに寄り添い傾聴する
悩んでいる方がいたら、悩み事を聴いてあげましょう。そして、心
配していることを伝え、悩みを真剣に受けとめてください。話しやす
い雰囲気をつくって、相手の気持ちに寄り添うことが大切です。
つなぐ
適切な専門家につなぐ
悩んでいる方を、抱えている悩みに応じた各種相談窓口【右記】などにつない
であげましょう。
見守る
じっくりと見守る
悩みを抱えた方を専門家などにつないだ後も、あたたかく
見守りながら支えましょう。自分を気にかけてくれる存在
は、悩んでいる方に安心感を与え、大きな支えとなります。
各種相談窓口
こころの健康に関する悩み
•こころと命の相談室(面接相談) 中央区新町18‐12 第8東ビル501
月・金曜日(3月1日㈬・2日㈭・7日㈫~9日㈭は臨時開設)
18:00~21:00
予約専用電話 ☎216‐3618(平日9:30~16:30)
•こころの電話 ☎204‐1583
(平日10:00~12:00、13:00~17:00)
•千葉いのちの電話 ☎227‐3900(24時間)
毎月10日8:00~11日8:00は、☎0120‐783‐556も可(通話料無料)
学校生活に関する悩み
•教育相談ダイヤル24 ☎0120‐101‐830(24時間。通話料無料)
•市子ども・若者総合相談センター(Link[リンク])
☎050‐3775‐7007(平日、第3(4月からは第2)日曜日9:00
~17:00)
健康に関する悩み 保健福祉センター健康課
中央 ☎221‐2582 花見川 ☎275‐6296 稲毛 ☎284‐6494
若葉 ☎233‐8714 緑 ☎292‐2630 美浜 ☎270‐2221
借金問題に関する悩み 消費生活センター ☎207‐3000
(平日、土曜日(電話相談のみ)9:00~16:30)
労働条件に関する悩み 労働相談室 ☎300‐8282
(平日9:00~16:00、土・日曜日9:00~15:00)
経営・事業資金に関する悩み 市産業振興財団 ☎201‐9505(平日9:00~17:45)
FAX
問い合わせ 地域福祉課 ☎245‐5218 245‐5620
編集・発行 市民局市民自治推進部広報広聴課 ☎043‐245‐5014 FAX 043‐245‐5796