食育だより2月号

平成 29 年 2 月 21 日
大東市立住道中学校
栄養教諭 伊藤みどり
★エコクッキング的野菜の切り方★
にんじん
なす
~捨てる部分を少なくしましょう!~
しいたけ
しょうが
少しずつ春が近づいてくるのを感じるようになりました。インフルエンザにかかる人は少な
くなってきましたが、ノロウィルスなどの感染症には注意が必要です。外から帰った後、食事
の前、トイレの後などの手洗いを忘れないようにしましょう。3 年生は公立高校の一般選抜ま
であとわずかです。勉強だけではなく、健康管理にも気をつけましょう。
皮や葉も使えます。ヘ
ヘタ の 先だ け包 丁で
いしづきを薄く切り、
よく 洗 うと 皮ご と使
タは薄く切った後、ヘタ
切り、周りは手でむき取
軸は薄切り やみじん 切
え、香りも よくなり ま
の周りも使えます。
ると無駄なく使えます。
りにすると使えます。
す。
白ねぎ
キャベツ
ピーマン
大根
食材を育てたり、運んだり、調理したりするには、たくさんのエネルギーが使われています。
日本は食料自給率が低く、エネルギー資源も少ないため、どちらも輸入にたよっています。環
境のことを考えて「買い物」
「料理」
「片付け」をすることをエコクッキングといいます。一人
ひとりの心がけで、できることがたくさんあるので、環境のことを考えた買い物や調理につい
根だけ薄く切り、青い
ても考えてみてください。
部分も使えます。
食べ物を食べるために、たくさんのエネルギーが使われています。
料理
買い物
食事
片付け
芯を切り取り、みじん
縦半分に切り、ヘタの
切りや薄切 りにして 使
みもぎ取る と無駄な く
えます。
使えます。
和食のよさを見直そう!
よく 洗 うと 皮も 葉も
使えます。
~大豆~
大豆は煮豆や炒り大豆として食べる以外にも、豆腐、納豆、しょうゆ、みそ、油、もやし
など、様々な食品の原料となり、和食には欠かせない食材です。どのような食品に使われて
車などで買い物に行くと
きに使うエネルギー、レジ
袋や包装を作る時に使う
エネルギー
いるのかを見てみましょう。
料理をするときに使うエネ
残り物をゴミとして処理す
洗い物をするときに使う
ルギーや水
るときに使うエネルギー
エネルギーや水
★エコクッキングのポイント★
買い物
料理
片付け
地産地消を意識して必要な
食材とエネルギーの無駄を
水を大切に使う。
分だけ買う。
なくす。
生ゴミを上手に捨てる。
①油で汚れた食器は重ねない。
①地産地消を心がける。
②旬にあった献立を考える。
③買い物に行く前に冷蔵庫の食
材を確認する。
④買い物の際、マイバッグを持参
する。
①食材は丸ごと使い切る。
②食べられる量だけ盛り付ける。
③鍋底にあった火加減にする。
④コンロにかける前に、やかんや
鍋の水滴をふき取る。
②鍋や皿の汚れをゴムベラや古
布でふき取ってから洗う。
③ゆで汁を洗い物に使う。
④洗いおけを上手に活用する。
⑤生ゴミは水気を切ってから捨
てる