こころの健康づくり ストレスに強くなるために ストレスが要因で心身の不調に結びつくまでには個人の要因(性別・年齢・性格など)や緩衝的要因(環境・ 人間関係など)が影響しています。 ストレスになる原因そのものを減らすとともにストレスを和らげる要因を増やすことで、ストレスからくる 心身の不調を防いだり、持続させないようにしたいですね。 ストレスに強くなる8つの習慣 1.気分本位をやめる 「今日は気分が乗らないからやめよう」 と気分で行動していませんか? 気分に関係なく「今日やるべきこと」に 取り組む姿勢を持ちましょう。 できるところまででいいと割り切る気持 ちが大切です。 2.完全主義にならない 「100 点満点でなければ 0 点も同然」と いった考え方をしていませんか? 人にも自分にも完璧を求めすぎると、こ ころの負担となります。 3.過去にこだわらない 現在の問題や困りごとをすべて過去ので きごとのせいにしていませんか? 過去は済んでしまったことです。未来へ 目を向けましょう。 自分の傾向を知って、 ストレスと上手に付き合いましょう! 5.休息をとる 「休日も仕事」と働きつづけていません か? 週に 1 日は必ず休みをとりましょう。 スポーツ・絵画・音楽など自分に合った 気分転換をしましょう。 6.目先にこだわらない 目の前のことだけに集中しすぎて、細か なことにこだわりすぎていませんか? 状況は時間とともに変わっていくもので す。あせらず時間の流れの中で解決してい きましょう。 7.腹を立てない 「腹を立てると自分が損をする」と思っ てできるだけ心穏やかに過ごしましょう。 8.不安を受け入れる 4.ひがみっぽくならない 「あのひとばっかりひいきしている。 」 ・・・ 実はこうしたひがみは自分の思い込みであ ることが多いです。 ひがむ気持ちが高じると、ちょっとした きっかけで人を攻撃したり、自分を傷つけ てしまい、ストレスの原因となります。 「失敗したら・・・」 「将来が・・・」と 人生には不安はつきものです。 不安に思うからこそ周囲にも配慮ができ ます。不安をあるがままに受け入れ、まず は自分のやるべきことに取り組む習慣を身 につけましょう。 (大野裕監修 働く人の快適メンタルヘルス抜粋) 知っていますか?「非定型うつ」 <非定型うつの特徴> ●好きなことはできるが、嫌なことにはからだが動かない。 ●感情が不安定(きまぐれ・わがまま・キレやすい) ●他人の言動に敏感(非難された・プライドを傷つけられた) ●疲労感(脳の活動も身体活動も低下) ●根拠のない自信(プライドが高いが実力とギャップがある) ●弱さ(病気・涙)を武器にする(周囲が気を使うべきだと考える) 「甘え」や「なまけ」と とらえられがちですが、実は 病気です。甘えではないこと を理解してサポートすること が大切です。 (平成 21 年度心の健康づくりシンポジウム抜粋) 広報ちの 2017.3 6
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